10/07/05 23:04:50 NRz+wy9V
何、してたんだ。私、こんなところで。こんな格好で。
(妙に思考はクリア、改めて我が身を省みると、随分と妙な格好だった)
(辺りはまさに山中、一糸纏わぬ姿で、全身ずぶぬれの姿でそこにいた)
(そこに至るまでの経緯は全く以って不明。こういうときはどうするか、一先ず振り返ってみた)
ええと、私は……霧原、朱音。でもって、私の力、それは……。
(べっとりと濡れた指先にそっと舌を這わせる)
(すると、全身を覆っていた液体がその掌に収束して、それを落として)
(ぱしゃりと音を立てて、その水球は砕け散る)
うん、ここまではいい。全く以って正常だ。
(訝しげな顔をして考える、考える。何故私はここにいる、そもここはどこなのだ)
(思考を打ち切ったのは、なんとも情けない声だった)
む、あんたは……見覚えあるな。同じ学校の生徒、だっけ?
(いまいち確証はないが、彼女の記憶の中になんとなく彼の顔があったような気がする)
(記憶、彼女が一学生であり、まだ人類の敵対者ではなかった頃の記憶)
(失われたはずの、記憶)
ああ、やっぱりそうだ。私を知ってるということはそういうことだろう。
(ほんの少しだけ安堵の表情を浮かべて、改めてこの状況を鑑みて)
それはそれとして、さ。
(不意に、全く何の前触れもなく、気配も殺気も一切なしに)
(―仮に、そんなものがあったとしても気取ることの出来ないような相手ではあろうが)
(少年の眼前にす、とその身を移すと手を伸ばした。人の体など容易に砕いてしまえるその手を伸ばして)
(がっしりと、少年の両目を覆って力を込めた。所謂アイアンクローとかいう奴をしながら)
なんで私はこんなところにいるんだね?おまけにこんな格好で?
何か、知ってるんだろ。もしくは何かしたのかね?吐いてみな?
(口調は穏やか、表情には喜色を浮かべてにやにやと、みしみしと音が聞こえてくるほどの強さで締め付けながら)
251:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/05 23:31:18 g+0+IjIC
あららー、記憶にないとは残念無念。
おんなじ2年の……2年なのに、寂しいにゃー。
(美少女の自己紹介に付き合わないなど本来あってはならない事だが)
(状況が状況なだけに、本名を含みなるべく情報を相手に渡したくなかった)
(なるべく裸を視界に入れないようにしながらも、動きがないか見張り)
(この美女を囮にした罠が仕掛けていられないかも可能な限り確かめる)
(決して女体の美しさに目を奪われてるなんてことはない、といいな!)
ひぎゃああああああああああああああ!?
痛い痛いギブギブギブアップ、タオルっ タオルー!
(ピュアとは言い切れない精神状態が看破されたか、はたまた本当に罠だったのか)
(気付けば拘束され……ているという一言では済まされない状態に陥って)
(痛みと恐怖でパニックを起こしそうな精神を立て直し、何が起こっているのか整理する)
(とりあえず、現時点で御木本正太郎は捕食されたり逆レイプされたりはしていない)
(それは先ほどまで感じていた、純度の高すぎる異形の欲求がこの場にはないことを意味する)
(また目の前に裸で現れた霧原さん、霧原朱音だっけか、も事態を飲み込めていないらしい)
(となれば、目の前を覆っている少女は自分を狩るためのものでは……そろそろ失明する!?)
知らない知らない、少なくとも僕はリアル美少女に乱暴なんてしないからっ
夜中に不審者に追いかけられて、必死で逃げて、撒いたかなと思ったら何かが光って
そんでそのピカピカするところに来たら君がいたってわけで眼球潰れるから離してー!
(順序立てた思考とは似つかない、じたばたしたアウトプットを吐き出すと)
(ぺんぺんと伸ばされている腕を叩いて、不穏当な腕力からの解放を要求する)
大丈夫だいじょーぶ、裸なんてみないからっ
むしろ土まみれになってるので良かったらTシャツ貸すからーっ
252:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/05 23:40:57 NRz+wy9V
【さて、大分面白くなってきたところではあるが、そろそろ私も限界のようだ】
【また明日以降にでも、付き合ってくれるとありがたいね】
【一応、ここで次の予定だけ決めてしまおうか】
253:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/05 23:47:24 g+0+IjIC
【りょーかい、燃え滾りたいって希望に少しでも応えられたなら良いけれど】
【今夜もありがとう。いやー押して良かったのかわからないスイッチを押しちゃったねん】
【んん、明日も9時から12時って予定に変更はないかなん?】
【それならまた、7月6日の21時からお相手させてもらいたいにゃ】
【その次になると金曜日まで飛んじゃうかもしれない】
【置きレスだけなら何往復かできるかもだけれど……】
254:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/05 23:49:29 NRz+wy9V
【なに、もともとやりたいネタだったのだから構うことなどあるまいよ】
【私は私のやりたいように、それでいてお互いが楽しめるようにやるだけだ】
【ではそのように、明日もまた、いよいよギャグパートに入るわけだけど】
【楽しいロールを、期待しているよ。ではね。おやすみ】
255:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/05 23:52:23 g+0+IjIC
【むふう、それなら何も心配する事はなさそうだ】
【二人とも楽しめてるなら何より何よりー】
【ぎゃ、ギャグですか!?つまり正ちゃんはまだまだ】
【締めあげられるということで……ひいいいいいっ】
【こほん、僕も明日を楽しみにして横になるねん】
【おやすみなさいませー】
【スレッドをお返しするよん】
256:名無しさん@ピンキー
10/07/06 12:06:05 hdIEVLIt
伊織って何がしたいの?
わざわざトリップつけて掛け持ち先に出向いて
「気にしないで関係続けてください」とか
どう見ても当て付けとしか思えない
中の人まで悲劇のヒロイン厨ですか?
257:名無しさん@ピンキー
10/07/06 12:39:55 7wE3MZKA
裏切り者にトドメ刺してるんだろ
迫水終わったな
あんなこと言われて続けられるはずない
結局一番痛いのは伊織
258:名無しさん@ピンキー
10/07/06 12:49:11 hdIEVLIt
トドメかどうかは分からんけど、伊織の性格が悪いのはガチだと思う
本当に相手を想ってるなら黙って見守るべき場面を
掛け持ち先見てますよー、弱み握ってますよー、
でも誰も悪くないから関係続行してくださいねーってマジで薄気味悪い
善人ヅラして圧力かけてるだけじゃないか
259:名無しさん@ピンキー
10/07/06 13:23:19 jPwvP7Qd
あれは酷いわ…
正直見損なった
260:名無しさん@ピンキー
10/07/06 15:06:21 8ojI4Tjt
あれをやらなきゃ悲劇のヒロインwでいられたのにな
しかし弱みなのかね?掛け持ちって。
261:名無しさん@ピンキー
10/07/06 15:30:30 8ojI4Tjt
ところでもし絵師があのスレに無断で画像を転載されたと言ったら
たぶんIP掘られるが、それでも天羽は別人だと言い切る自信があるんだろうか
262:名無しさん@ピンキー
10/07/06 16:22:09 hdIEVLIt
>>260
もちろん本来はルール違反じゃないよ
しかし掛け持ち先や避難所での発言から判るように、
迫水自身は恋愛脳で掛け持ちに負い目を感じていた
少なくとも迫水にとっては弱みだったんだよ
一番えげつないのはそこに付け込む伊織だが
263:兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M
10/07/06 22:11:50 cw3/rYMB
【名前】兵部 晶(ひょうぶ あきら)
【年齢】14歳
【性別】男
【身長】153cm 42kg
【容貌】全体的に髪はショートだがアホ毛があり、もみ上げが長い。童顔。
基本的に仏頂面でツンツンした様子。
【能力】接触した物体、及びそれに接触していた物体を『回転』させる。
また己の非力を補う為に、銃器の訓練を積んでいる。
能力と組み合わせ弾丸の貫通力の向上や、他に弾道を曲げたりできる。
【武器】深紅色のサックスケース型ガンケース『ハーミット』or
対異形用複合電磁兵器『ジムノペディ』+S&W M38
【希望】NG以外なんでも
【NG】スカグロ
【弱点】持久力や弾数の関係から長期戦が苦手で、またかなり打たれ弱い。
【備考】中等部二年に属する、鳶色の髪の少年。以前は家族を溺愛し、また家族に溺愛された純粋無垢な子供であった。
しかし去年の夏に、異形の襲撃により家も家族も失ってしまう。
それから警察官であった父のもう一つの仕事、異形狩りを知り
復讐のためそれを受け継ぎ、訓練を受け『ガンスリンガー』のコードネームを得た。
だが様々な出会いから、大切なのは復讐ではなく同じことを
繰り返させないこととし、また孤児院の似たような境遇の子供達に
会うことで、改めて誰かを守ることへの大切さを自己確認した。
そのおかげかほんの少しだけ、表情が大人びた。
紫 一久とは組織的に協力関係、紅裂 拓兎とは類似した過去を持ち、
その心を理解しながらも、罪は許せず、断罪をすると誓った。
自分の心の支えである久遠ゆりかを姉と慕い、恋心を抱いている。
アンジェラ・トルーマンとは同じ公僕として組織的に協力関係にあり、
須佐乃水琴は警察に雇われる立場であるため、間接的な同僚。
また媛名葵も組織的に協力関係であり、彼女個人に対しては強い信頼がある。
【プロフ投下をしていなかった事に気づきました…今更ですが、>>1さん乙でした】
【これのみにて失礼しますね。ノシ】
264:黒上 いろは ◆zPDVctO00E
10/07/06 23:37:44 JqxhVIfW
【名前】黒上 いろは(くろがみ -)
【性別】女
【年齢】15歳・中3
【身長】142cm
【3サイズ】つるぺた
【容貌】人間時:童顔、黒のショートボブ
異形時:↑+頭に、前に突き出た一対の白い角。背中の中ほどまで伸びた髪。
本来の姿(不完全):漆黒の巨大な四足獣、霧や影のような見た目。背に六枚の翼。
【能力】異形としての力と姿。任意のタイミングで異形化できる。
異形時には身体能力(特に五感と筋力)が大幅に強化される。
そこまで強力ではないが再生能力を持ち、一ヶ月ほどで片腕くらいなら再生可能。
因みに、角や翼にも痛覚があり、折ったり千切ったりできる。
異形故の嗅覚で、相手を「匂い」で覚えることができる。また、気配や妖気・霊力などを敏感に察知する。
【希望】雑談、戦闘 エロール可
【NG】スカ、ハードなSM
【弱点】中距離・遠距離戦(射程的に)、退魔武器(種族的に)
【備考】三年前から人間の少女「黒上いろは」の姿をとって学園に通う純正の異形。
三年前に起こった「ある事件」を境に記憶が一部欠落している。
日中は人として生活する一方で、夜では人・異形を襲い喰う。
無邪気な性格故に他者を殺すのも、たまに異能者を手助けしたりするのも、遊びの内。
人間は今のところ餌か玩具程度に考えているが、気に入っている人間には手を出さない。
「やりたいからする」というような思考回路で行動することが多い。
因みに、頭が弱く補修・再試常連。
水鏡恭弥との戦闘において著しく損傷した影響でリミッターが外れたため、一定の損傷を受けると不完全ながら本来の姿になるこ
とがある。
この際、いろはの意識は無く記憶も残らない。また、この姿に自由になれるわけでもない。
兵部晶との戦闘で、彼に『自分と本物の「黒上いろは」』が写った三年前の写真を拾われている。
【投下落ちー!>>1には乙!】
265:前山 馨 ◆KAORUResv.
10/07/06 23:51:05 Wkt5hcNA
【名前】前山 馨(さきやま かおる)
【年齢】14歳(中等部三年/8月26日生まれ)
【性別】男
【身長/体重】168cm/58kg
【容姿】
茶色で髪の毛が長い。
サッカー部の副部長で、体つきはいい方。
右の肩胛骨に火傷の跡がある。(能力最大発動時は熱くなる)
微笑むと人懐っこく(犬っぽく?)なる。
【能力】
・火を操ることができる。[常時]
(火の大きさに比例して精神または体力を消耗する。
例えば、マッチやライターの火程度なら増幅するのは容易だが、大火事を抑えようとすると倒れてしまう。
現在、アンジェラ先輩によって一時的にパワーダウン中)
・着火[能力最大発動時]
(自分の両手から火を出すことが可能。
炎は数百度~数千度の火を出すことができる)
・耐火[能力最大発動時]
(炎の熱から身を守ることができる。自分のみに適用)
・無呼吸[能力最大発動時]
(呼吸をしなくても済むようになる。自分のみに適用)
[※能力最大発動時は長くて30分。その後は一日動けなくなる]
【希望】日常、エロール(要相談)、雑談
【NG】グロ(要相談)、スカ
【備考】
過去に自宅が火災にあい、その際に炎の精霊に見初められ、火傷跡と引き替えに力を得た。
その後、奇跡的に助け出されるも、しばらくは生死の境をさまよう。
そのときはまだ四歳で、当時の記憶はもう曖昧になっている。
なので、何故火傷跡がついているかと、何故泳げないかは、本人は知らない。
日課としてランニングを行っているので、たまに異形と遭遇することも。
【家族】母、義父、義妹:菫(実父、実弟は火事で他界。実父と実弟の面影は既にないため、本人は覚えていない。義妹も、実妹だと思って接している)
【性格】
人懐っこい性格で、どことなく頼られるところがある。
正義感がやや強く、平和のためなら犠牲になってもいいと思っている。
たまに頑固なところが見られる。
最近は自己を犠牲にするところが見られるが、奏先輩にキツく言われたので考え直し中。
【現在の状況】
・アンジェラ先輩に「修行」と称して異形と戦うことを課せられた。
その代わりに、アンジェラ先輩の力で少々パワーダウン中。(能力の最大発動は可能)
・いろはちゃんと同じクラスに在籍中。
・異能として、その手の人にはだんだん認知されはじめてきた。
・久遠先輩、葛森先輩と遭遇した時に大怪我をしたことをきっかけに、寮生活を満喫中
・異形の少女と出会い、奏先輩の支配下の人に保護してもらっている[new]
・最近風邪をひき、妹(菫)に看病してもらった[new]
【プロフを落とし忘れていたので、落とし落ちー】
266:媛名 葵 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 18:59:42 izKwmZ8X
【ロールに場所をお借りいたします】
【書き出しはゆっくり、で大丈夫でありますから―どうぞ、急がず焦らず、で】
【えっと、それでは宜しく、お願い致しますっ】
267:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 19:05:07 9bdyL3FC
【ロールにスレを借りるぜー】
(夕暮れも近づく、下校時。委員会の仕事もなく、特にやることもない彼は、
一人、繁華街を歩いていた。この辺りは、飲食店や娯楽施設が集中しており、
仕事や学業から解放された人々が思い思いに、時間を楽しんでいた)
やれやれ、今日もお勤めご苦労様っと。
…それにしても、やけに暑いな。今日は。
(ため息混じりに、西日を眩しそうに眺めやる。もう一学期も終わろうとしているこの時期、
気温はますます上がり、身体が火照っていた)
(しかし、これだけ人が多いと、知り合いに会ってもおかしくはなかった)
(このように人が多いと、警戒して異形も現れることはまずない。その為か、警戒を怠っていたということもある)
(嫌な予感はしていたのだ。けれど、それに注意できず、暑さの気だるさに参っていたのだった)
………まさか、な。
(敢えて嫌な予感を振り払った)
(こういうのは、考えないに限る。考えたところで何が出来るわけでもない。
自分の『勘』というものは、そういうものだった。避けることの出来ない悪運――ある意味諦めていた)
杞憂で終わればいいんだけど、な。
【それじゃ、こんな感じでよろしくお願いしますっ】
268:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 19:18:34 izKwmZ8X
(あれだけ高いヒールを履いているくせに、彼女はその音ひとつ立てなかった)
(ゆるくまいてある亜麻色はそれなりの長さ)
(唇に紅のルージュがひいてあるのは相変わらずで――、
今日の格好といえば、赤にちかいオレンジのティアードフリルキャミチュニック。
下には短いパンツをはいてはいるものの、健康的な足はかなりのところまで見えている)
(実年齢は置いておくとしても、見た目が若々しい彼女にはそれなりに似合っていた)
――こぉー、おーり、くぅーんっ!!
(そして彼女は獲物に狙いを定めると、高いヒールで器用に地面を蹴るのだ)
(ふわりとその亜麻色の髪をなびかせて、声以外の気配もなく音も無く、
それでも目立つ格好はまるで「音も無く飛ぶ蝶のように」―その背中に、とびつこうとした)
(彼が悪い予感がしたというのなら、その根源はこの女に違いない)
【じゃあ、こちらこそよろしくねぇ?】
【あたしっていうか剣糸ちゃんのワガママ聞いてくれて感謝してるわぁ。なにかあったら言って頂戴ね?】
269:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 19:25:42 9bdyL3FC
>>268
――ぬぁっ!?
(その予感を気にしないでいた彼には、回避することも叶わず、
その背中に抱きつかれ、前につんのめってしまう。)
(もちろん、予感に気を配っていたにしろ、音も気配も感じさせていなかったのだから、
どちらにしろ、彼女の『攻撃』からは逃げられなかっただろう)
いてて……な、何なんだ、一体!
……って、あ。ええと…朱羽さん、か?
(美貌もさることながら、衣装を着飾っている彼女の容姿に加え、あんな大声を出して
抱きつかれてしまえば、当然のことながら、周りの人々からの視線は注がれるわけで)
ちょ、ちょっと、離れてくれよっ! 恥ずかしいだろっ!
……つつ……、一体何だってんだよ?
いきなり飛び掛ってきてから……とってもビックリしたっての!
(そう抗議しながらも、この女性にはそんな言葉など通用しないだろうと思いつつ、苦渋の表情を浮かべる)
270:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 19:35:24 izKwmZ8X
>>269
Exactamente ! (その通り!)
よくあたしのこと覚えてくれてたわねぇ、コーリくん。
朱色の羽とかいて朱羽ちゃんとはあたしのことよぉ、あはっ、お久しぶりぃ。
(公衆の面前で後ろから抱きついたまま、後ろから彼の肩に顔をのせる)
(体の柔らかさが伝わるくらいにだきつきながらも、こちらに目を向けてくる外野の視線には「にこ」と笑って返す)
(そんな深凪十席兼諜報部隊長≪朱羽≫は、彼の言葉を聞くと
―葵に言わせれば実年齢的な意味で年甲斐も無く―ぷー、というように頬を膨らませる)
あらぁ、こんな美女に抱きつかれて胸あてられて良い思いしてるくせにぃ。
だいたい、ビックリさせようとおもってやってんだからぁ、いきなり飛びかかるにきまってんでしょぉ?
コーリくんって、あんまり頭よくないのねぇ。
(彼が頭いい悪い以前に彼女の行動の問題である)
(だが、その女は飄々とそんなことをのたまってから、しぶしぶというように体を離した)
これで噂になっちゃったりしてぇ
良かったわねぇ、美人の彼女ってみんなに自慢してもいいわよぉ、特別にぃ。
(どうしてか何故なのか、えらそうにそう告げた彼女は)
でねえ、こんな暑いところに朱羽ちゃんずっといたくないわけよぉ。アイスコーヒー飲みたいわぁ。
271:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 19:46:29 9bdyL3FC
>>270
あのな………、この痛い視線が突き刺さる俺の身にもなってくれないか?
ただでさえ、ここ、人が多いんだし……。
(はぁと大きくため息をつく。どんなことを言ったところで、彼女に効き目があるとは思えなかったからだ)
(ともあれ、次には背中から離れてくれた為、ほっと息を漏らして、立ち上がる)
自分でよく言うよ…まったく。
俺をビックリさせるメリットが、あんたにはないと思うんだけどなっ。
……頭が良いとはお世辞には言えないけど、常識はあると思うんだぜ?
(やれやれと、困ったようにかぶりを振りながら、ズボンの土ぼこりを払い)
なってたまるかっ!
……あんたは楽しめるだろうけど、こっちは毎日顔を合わせないといけないんだぜ?
からかわれてたまるかっつーのっ!
(それでもさんざん抗議しながら、それこそ渋々と言った様子で頭を掻いて)
…分かったよ。俺も、こんなところでずっと視線を注がれたくはないからな。
ちょうどそこに喫茶店がある。行こうぜ。
(ちょうどそこに喫茶店があったのが、果たして幸だったのか、それとも不幸だったのか)
(――結果はすぐに思い知らされることになる)
【と、ごめん。夕食に落ちてくるっ! 1時間以内には戻ってくると思うのでっ】
272:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 20:09:28 9bdyL3FC
【1時間もかからず戻って来れましたっ】
273:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 20:10:35 izKwmZ8X
【レスが消えたという大惨事中で今かきなおしてるところなのぉ……】
【っていうかぁ、もっとかかるとおもってたから本当にのんびり書いちゃってたじゃなぁい!】
【もちょっと待ってもらえるかしらぁ?すぐに書き直せるからぁ】
274:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 20:17:17 izKwmZ8X
>>271
ついでに剣糸ちゃんにもしれちゃったりしてねぇ?
あはっ、あのこ浮気性な男なんて大っきらいで、それはもう論外っていうかぁ。
そう言う感じだから、修羅場にでもなったらぁ、ごめんなさいねぇ?
(口ではごめんなさいといいながらも、どこかわくわくした様子で悪びれもなく言葉を吐く。
むしろ、この女としては最初からそれが目的だった、と言われてもあまり違和感がないかもしれない)
(彼がズボンの土ぼこりをはらったのを確認すると、れっつごーというようにさっさと歩きだした―)
(喫茶店の中は涼しく、そしていい匂いがした)
(シックな雰囲気のそこ。店員が人数を聞きに来れば「2」と手で示して――)
(二人用のテーブルに通されると、自分で椅子を引いて座る)
(はー、涼しいー、とでもいうように背もたれに背をもたれかければ、
次にはすっと姿勢をただして、その細い足を組み、どこか偉そうに座りなおしてから)
あー、あたしはアイスコーヒーひとつねぇ。
ついでにぃ、えっとねぇ……あ、このケーキももらえるかしらぁ。
コーリくんも遠慮なく頼んじゃっていいわよぉ。コーリくんの奢りなんだからねぇ。
遠慮しなぁい、遠慮しなぁい。
(細いベルトの腕時計をつけた右手をひらひらと振りながら、彼に注文を促す)
(メニューをひらくと彼の方がみやすいようにぐるりと回して、それをずいっと前に差し出したのだった)
【お早いお帰りで剣糸ちゃんが慌てつつも喜んでるわぁ。お待たせしてごめんなさいね】
【じゃあ、そういうことで。また何かあったら遠慮なくいってくれたらいいからねぇ】
275:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 20:33:41 9bdyL3FC
>>274
その時はその時で。
先輩が怒るなら、それには理由がちゃんとあるだろうから。
――とはいえ、あんたを楽しませたくはないけどな。
(呆れた様子でひらひらと手を振って、適当に受け流しておく)
(どうも、この女性はやり難い。まるで、水のように形を持たないようであり、
すべての事象をその形を変えてやり過ごしてしまいそうな、そんな印象がある)
(黙って、彼女の後をついて、店内へと入る)
(確かに、冷房は効いており入った瞬間、すっと涼しい空気が火照った身体を冷やしてくれた)
(案内された席に、彼女と向かい合わせに座った)
…学生にたかるなよ。
まぁ、災難次いでだ。コーヒーにケーキひとつなら奢るさ。
その代わり、これっきりだからなっ。俺だって、貧乏学生なんだからっ!
(くっと歯噛みしながらも、財布を取り出して一応中身を確認し、ため息をつく)
じゃ、オレンジジュースで。
(適当に注文すると、店員は立ち去っていった)
(怒涛の勢いで、ここまで流されてしまったが、ここでようやく話を切り出すことができた)
…んで?
わざわざ、あんたが先輩にではなく、俺に話しかけてきたのには理由があるんだろ?
そうでなきゃ、こんなところに誘い込まないだろ。
(内容は分からないが、話があることぐらいは容易に予想がついた)
(フレンドリーな態度を取りながらも、何かしらこの女性の行動には意味がある)
(身内である『彼女』に対してはどうかは知らないが、赤の他人である自身に対しては――)
これでも、学生も忙しいんだぜ? もうそろそろテストが近いしな。
(赤点を取ったら、あんたのせいだからなとぶっきらぼうに呟いて、窓の外をぼんやりと眺める)
【あ、いや、急がせたのなら、ごめんっ。そちらも何かあれば遠慮なくっ】
276:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 20:42:59 izKwmZ8X
>>275
(先輩が怒るなら、それには理由がちゃんとあるだろうから)
(その言葉に朱羽は小さく鼻で笑った。―アンタなんにも知らないのね、とでも言うように)
……これっきりぃ?
あらあらぁ、そんなセリフ聞こえないわねぇ。
男ならもっと甲斐性を見せたらどうなのぉ、まったく近頃の学生ときたらダメねぇ。
(やれやれというように首を振りながらも、目で店員が遠くにいったのを確認すると)
(バッグの中から携帯を取り出し、ぴこぴことボタンを弄り始める。
それから、彼の問いかけが聞こえればそちらの方に視線をやって、唇にひとつ指をおいた)
まあ、用があるちゃあ、あるわぁ。だーいじな用が、ねぇ。
でも忙しいところ付き合ってもらってるならぁ、せっかくだし無駄話でもしましょおかぁ。
べつにあたしはぁ、キミが赤点とったことをあたしの所為にされたって痛くもかゆくもないしぃ。
だいたい、日頃勉強してる人はぁ、いちにちくらい勉強しなくても赤点なんてとらないものよぉ。
(つまるところただの嫌がらせである)
(携帯を伏せて机におくと、手を組み、肘をテーブルにつけて、にやにやと彼を見つめている)
(紅のルージュを引いた唇が、非常に楽しそうに歪んでいたのだった)
このごろどうかしらぁ、夜とかぁ、剣糸ちゃ―葵ちゃんとは。
(そして、まるで品定めでもするようにすっとその瞳を細める)
【別に急いでないわよぉ。キミの方デショ、急いでくれたのはぁ】
【あたしは感謝してないけど剣糸ちゃんがとっても感謝してるとは伝えとくわねぇ】
277:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 20:52:41 9bdyL3FC
>>276
大人が年下の学生に食事をたかる方がどうかと思うぜ?
……というか、仮にもこっちが奢るんだから、
少しぐらいありがたみの一つでも言葉に滲ませてくれたらどうなんだ?
(グラスに入った氷水を喉に通しながら、面倒な人に絡まれたと表情にありありと表して)
無駄話なら、俺が奢る理由もないだろ?
……まぁ、本当に用事がないのなら、俺は別にいいけどな。
たまには、経験豊富な大人から勉強を教わるのも悪くないし。
(嫌がらせということに気づいているのかいないのか、おどけたように言葉を選んで、苦笑いして)
(そして、彼女のにやついた表情がどうにも引っかかって気になる…が、問うたところで、さらりとかわされてしまうだろう)
…おかげさまで、大きな怪我もなく、やり過ごせてるよ。
実際、俺が今までこうしてこれたのも、あの人のお陰だと思ってるさ。
(彼女の視線を何食わぬ顔で受け止めて、彼女の意図を測るように呟く)
でも、あんたなら、それくらいのこと、知ってるんじゃないのか?
(情報に関して言うのなら、今のところ自身が知るところで彼女以上のエキスパートはそうそういない)
(そんな彼女が、何も知らないということはないだろう)
278:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 21:10:50 izKwmZ8X
>>277
アンタには「葵ちゃん」っていう対価を長い年月貸してあげてるでしょお?
このくらいの請求じゃまったく足りないわよぉ。
アタシこそ、いままでの貸出料をアンタに請求してあげてもいいんだけど、どうするのぉ?
(面倒な人に絡まれたという顔などいざしらず、という様子で飄々と言葉を続けていく)
(やがて体をおこすと、巻髪の先を指でくるくるねじったりして指遊びをしながら)
(嫌がらせが通じていないと分かると、つまんない、というように口をとがらせるのだった)
……あらそう。
いっそ大きな怪我でもしてぽっくり逝ってくれればぁ、アタシとしても好都合なんだけどねぇ。
憎まれっ子世にはばかるっていうものねぇ、仕方ないっちゃあ、仕方ないことなのかしらぁ。
(だからきっとあたしも長生きしてるのねぇ、と愉快そうに一人で笑いながら)
そうね、調べればそりゃもちろん調べはつくわよぉ。
なんていったってあたし、これでもそういうことを職業にしてる人間なんだからねぇ。
(自分の指のマニキュアを眺めるようにしながら、「はあ」とひとつ溜息をついてみせて)
――じゃ、さっくり要件いきましょーか。
そろそろ、あの子のこと手放してほしいんだけど。
(にこやかに吐きだした言葉はしっかりとしていた。語尾も伸びていない)
(目の前にいる青年の顔をしっかりと見つめて―その精悍な顔がどのように変わるか見定めるように)
279:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 21:23:44 9bdyL3FC
>>278
そりゃ失礼した。
でも、だからってあんたがその対価を収集することはないんじゃないのか?
しかしまぁ、どちらにしろ請求されたところで、出せるものがないけどな。
(飄々とした彼女の態度に、そのペースに巻き込まれないようにつっけんどんに口にする)
(少しずつ言葉に棘を含ませてきている彼女に、警戒心を働かせつつ)
そいつは残念でした。どうも俺は悪運が強いみたいでな。
厄介ごとにはよく巻き込まれるけど、どうにかこうにか凌いできてるんだ。
そんな偶然に期待してても、俺はゴキブリ並みにしぶといからな。
(彼女の言葉に軽い調子で返して、おしぼりで手を拭って、汗をふき取る)
……なるほど。
色々とツッコみたいことは沢山あるけど、少し整理しようか。
まずはじめに、手放すもなにも、俺はあの人を強奪した覚えはないぜ?
次に、そうだとしても、決めるのは先輩だろ。
そして、先輩がそうと決めたことなら、俺は頷く。
―最後に、それらの理由が俺の納得できることだったら、っていう前提がつくけどな。
(冷水をぶっかけられるかのような言葉に、それこそ頭の中を冷やすように慎重に言葉を紡ぐ)
(うかつなことを言えば、この人はそれを武器にする。つとめて冷静に思考を働かせながら、ぐいっと氷水を飲み干し)
280:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 21:42:16 izKwmZ8X
>>279
あらぁ。あの子は≪深凪≫のものなんだからぁ、
≪深凪≫の一員であるあたしがその対価を収集したってバチはあたらないんじゃなぁい?
(思いのほか冷静ね―、などと内心思いながらも、言葉を続けていく)
(うかつなことを言わないところからして、どうにも分析力もそれなりにあるらしい、とあたりをつける。
なるほど、ただのオバカさんじゃないのねぇ、なんて失礼なことを考えつつ――)
……決めるのはあの子?
何いってんのかしらぁ。あの子は深凪よぉ、あの子の居場所はあの子じゃなくて≪深凪≫が決めるの。
(と、続きをいいかけたところで店員の気配に言葉を止めた)
(アイスコーヒーとケーキ、そしてオレンジジュースが各々の前に並べられていって)
―なのに、あの子は今現在、
ほっとんど無理矢理にこの街に居坐ってる……それってどういうことか分かるかしらぁ。
別にねぇ、この街を担当するのはもうあの子じゃなくてもいいわけよぉ。
(店員が去っていったのを確認すると話を再開)
(ふたたび自分の爪をみるようにしながら―この女の言葉はどこが誠でどこが嘘か)
……ねーえ、コーリくん。
あの子ねぇ、このまんまここに置いとくとぉ、いつかぶっこわれるわよぉ?
あたしはそれを危惧してるからぁ、再三あの子にちゃんと言いつけてるんだけどぉ、
どーっしても聞いてくれないのよねぇ。それはぁ、キミがいるからだわぁ。
もちろん、他にも色々あるでしょうねぇ。須佐乃の娘さんにぃ、あの警察の坊やにぃ、
――でも、キミだって大きな一因なのぉ。
…………嫌いになった、その一言で構わないわぁ。お礼もちゃぁんと弾ませるから、ね。
(目を細めてストローでくるくるとグラスの中の氷をかき混ぜる)
281:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 22:02:53 9bdyL3FC
>>280
ま、コーヒーとケーキひとつぐらいなら、確かにバチは当たらないだろうけどな。
……それとは別に、外から見て、大人が学生にたかるのはどうかと思うけど。
(テーブルに置かれたオレンジジュースを掴むと、
緊張でからからに乾いた喉を潤すように、一口口に含む)
先輩は、その深凪の備品でもないだろうに。
少なくとも、本人の意思ぐらい尊重出来るだろ?
それともあんたのところの組織はそれぐらいの度量もないのか?
(わざと挑発するような言葉を選び、様子を窺う。もっとも、これぐらいの挑発に乗るのなら苦労はしないのだが)
まあ、俺は深凪の内情なんて、知る由はないし、どうこう言えた立場でもないけどな。
それでも、先輩の気持ちを無視する理由にはならないだろ。
…壊れるとは穏やかじゃないな。
(彼女のその言葉に、ジュースのグラスを掴む力が若干強くなる)
(彼女に言われずとも、自身が危惧していたことだ。彼女はどこか精神的に危うい部分がある)
(それが自身のせいだと言われたなら、そうかもしれないと頷くしかない。だが――)
壊れるということはどういうことだ、とか、何であんたがそれを俺に伝えるんだとか、
聞きたいことはたくさんあるだろうけど――。
俺にしても、水琴さんにしても、兵部にしても、答えは一緒だろうさ。
『そんなこと知ったこっちゃない』――ってさ。
先輩が壊れるのだとしても、――俺はあの人が嫌いだなんて言えるわけ無いだろ?
あの人が俺のことを嫌うことがあったとしても、その逆なんてない。あるはずがない。
俺はバカだからな。嘘をつくのは苦手だし、嘘はつけないんだよ。
(だから、諦めてくれ、と呟いて、ジュースを啜る)
282:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 22:13:31 izKwmZ8X
>>281
(こちらを挑発するような言葉を吐きだしてきたのが分かると、「ほう」と思う)
(どうにも目の前の青年をあまりにも過小評価していたようだ、とでも言いたげに、
片方の腕で頬杖をつくと、どこかその瞳に愉快そうな色を滲ませて―ふ、と唇を笑わせた)
あの子は備品よ。あたしも備品だわ。≪深凪≫にとってはね。
壊れると言うのがどういうことかと聞かれたら。そのままよ、壊れるわ。あの子があの子じゃなくなる。
……これでもね、あたしだって同僚にはそれなりに愛着があるの。そんなの嫌なの。理解できる?
アンタにあたしが伝えてるのは、あの子じゃ絶対に言わないから。
……分かるでしょ?そのくらい。……ああ、所詮はアンタじゃあの子のことなんて分からないかしらねえ。
(今度は逆に。仰々しいほどに挑発的な言葉を並べ立てる)
ふっ、キミが他人の意見まで決めちゃうっていうのは、あまり褒められたことじゃないわねぇ。
(口調を戻してストローに口をつける)
(目の前の青年のグラスをつかむ手が少し強くなったのも、見逃さなかった。
それでも―、目の前の青年はまだ感情的になってはいない。駆け引きの仕方も心得ているらしい)
なるほどぉ。
それじゃあ、交渉決裂ってことでいいのかしらぁ、コーリくぅん?
はぁ、若いっていいわねぇ。
幸せなんてあっけなぁーいものだってまだまだ知らないんだからぁ。
特に夜なんか歩いてる以上ねぇ、一度幸せ手にいれても、スルッと誰かに奪われちゃうもんよぉ。
死に物狂いでつかんどかなきゃ、キミの手の指の隙間からさらさらっと零れおちちゃうってぇ、いうのにねぇ。
(何かを思い出すようにふ、と窓に目を向けた)
283:名無しさん@ピンキー
10/07/07 22:23:43 pU3gb7Q/
嘘はつけないけど同時進行はできるんですね
正義のヒーロー(笑)さんにとって、同時進行は相手を欺くことではないということですか
284:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 22:24:35 9bdyL3FC
>>282
先輩から話を聞く限りじゃ、深凪の当主様ってのは、
そこまで冷血な人間には聞こえないんだけどな。
……ま、あんたが心配していることは分かるさ。
(ふーと大きく体をリラックスさせるように、息を吐いて椅子の背もたれにかかる)
そうだな。
少なくとも、あんたよりはあの人との付き合いは短いしな。
あの人のすべてを知ってるなんて言わないし、言えないよ。
……でも、だからといって、それが先輩の為になる理由にはならない。
(あからさまな挑発。カチンと来ないわけでもなかったが、見え透いた挑発に流されるわけにいかず)
(つとめて冷静でいようと、自身に自制をかけながら)
決めてはないさ。俺の勝手な推測だけど―あながち外れでもないと思うぜ?
…そうだな。交渉決裂ってことで。
そもそも、本当にあんたに交渉するつもりがあったのなら、だけど。
(これが交渉だと目の前の彼女は本気で言っているわけではないだろう)
(まるで此方が断ると分かっていて、その結果さえ見越したような―そんな風に思えた)
そうだな。俺は、特別大きな不幸に巻き込まれたわけでもないし、
他の誰かに奪われた覚えもない……だから、知らないのかもしれない。
でも。
奪われたのなら、何度でも取り返してやるさ。
それこそ、死に物狂いでな。――もちろん、それは奪われるという前提だけど。
(そこで言葉を切り、再びジュースに口付ける。口腔内がからからに乾く。
少しでも油断すれば、そこにつけこまれそうなそんな危うさを感じつつ、ちらりと彼女の表情を覗き観察する)
285:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 22:34:45 izKwmZ8X
>>284
(交渉するつもりがあったのなら―と)
(その言葉に対して朱羽は「ふふん」と楽しそうに笑った。まるで面白い、とでもいうように)
……あらぁ、あたしに最初から交渉する気なんてなかったぁ、とでもいいたいのかしらぁ?
(そこまで隠そうと思っていたわけでもなかったが、こうも綺麗に内心を読まれるとは)
(本当に、ただのオバカさんじゃないらしい。そう思うと朱羽の唇がさらに弧を描く。唇の端がつりあがる)
ま、夜をあるいていればあの子のことに関わらずこの先とんでもない不幸なんて
いっくらでも襲いかかってくるわぁ。
数えるのもいやになるほどねぇ。そのときまでせいぜい今と同じ台詞が吐けるくらいにはぁ、
強くなった方がいいじゃないかしらぁ。
まぁ? いまのうちに幸せいっぱいの未来だけ見据えていくのもぉ、悪くないけどねぇ。
はーあ。
キミって確かに≪深凪≫にいたら絶対に葵ちゃんが一生会わないタイプだわねぇ。
……ほんっと、あの子があれだけ惚れてるからどんな男かと思ったらぁ―替え玉探すのも大変そうよぅ。
当主様以外であれだけ執着みせるんだからぁ、ほんっとよっぽど好きなのねぇ。一世一代レベルの恋ってヤツぅ?
(こちらを観察してくる彼に対して「もう虐めはおしまい」とでもいうようにフォークに手を伸ばすと、ケーキを一口)
286:名無しさん@ピンキー
10/07/07 22:35:45 pU3gb7Q/
あんたの存在そのものが同僚を不幸に巻き込んでますから
287:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 22:47:51 9bdyL3FC
>>285
本当にあんたが交渉するつもりなら、もっと上手くやれただろう?
それこそ、色んな手段を駆使し尽くすぐらいにな。
さっきのあんたは、俺をからかって楽しんでいるようにしか見えなかったし。
(内心ヒヤヒヤしていたのは口に出さなかった)
(出してしまえば、それこそ彼女を喜ばす結果になっただろうから。癪だったので、唇を一文字に引き結んだ)
そうだな。そうでありたいと思う。
…少なくとも、あんたに絡まれて凹まない程度には、強くなっておく。
(そう皮肉を返しながら、くっと小さく笑みを溢して)
この先、嫌なことがあるってのは、あんたの言うとおりだろうしな。
いつ何が起きるか分からない――それぐらいのことは、今までの経験から分かるさ。
先輩なら、引く手あまただろ?
その中に、先輩のお眼鏡に適うヤツだっていると思うけどね、俺は。
(照れくさそうに、ぷいっと顔を背けて、ジュースをごくりと飲み干して、中に残った氷をストローでつついて弄る)
………で?
今回、俺に話しかけてきた本当の理由はなんなんだ?
半分、俺を先輩から離したかったのはあるんだろうけど。……あんたの場合それだけじゃない気がする。
288:名無しさん@ピンキー
10/07/07 22:51:16 pU3gb7Q/
もっと上手くやってれば、同時進行も隠し通せたのにね
289:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 23:01:53 izKwmZ8X
>>287
あらあらぁ、十全な高評価をいただいているようでぇ、恐れ入るわぁ。
でもまあ、やっぱりかわいー子が目の前にいたらぁ、からかいたくなるのが常ってもんでしょお。
キミのことはあの子をたらしこんでるって言う点で嫌いだけどねぇ、からかう分には楽しくって好きよぉ。
(そして再びにやにやという笑いを浮かべながら、ケーキを口にはこんで)
あはっ。
踏まれても踏まれても育つ男の子ってあたしは鬱陶しくて暑苦しくて嫌いだけど、
あの子は好きだろうからぁ、まあ、せいぜい頑張るくらいしてみたらぁ?
さぁ? あのこみたいなのが好きだっていうのも身内愛以外じゃキミくらいだとおもうけどぉ?
それにあの子がキミじゃなきゃヤだっていってるんだからぁ、あたしに変えようはないわよぉ。
どーしてもキミじゃなきゃダメなんでしょうよぉ。
そうなっちゃったらぁ、他の誰かに代わりなんてつとまらないのよぉ。そういうモンだわぁ。
…………どーしても、ねぇ。ホンット、あの子ってキミのこと病的なくらい好いてるわよぉ?
あはは、だから気をつけないと案外キミの不幸はあの子がもってくるかもしれないわねぇ。
(ショートケーキのイチゴにザクッとフォークを突き刺してから、ルージュを引いた唇をつりあげて)
本当の理由ぅ?
あらあらぁ。あたしのことそこまで過大評価してもらっても困っちゃうわよぉう。
――逆に、キミにあたしから聞きたいことってないのぉ?
あたしが≪深凪≫の人間だって分かったらぁ、ミカガミくんって子はもっとあたしから情報を聞き出そうとしたけどぉ。
(その点じゃキミはまだまだねぇ、と目を細める)
290:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 23:12:40 9bdyL3FC
>>289
低評価しておいて、足元を掬われるのも嫌だからな。
……そりゃまた、悪趣味だな。そして、難儀な性格だな。
(やれやれとかぶりを振り、言葉のやりとりで彼女には勝てないなと内心溜息をついて)
それは上等。
俺も、あんたみたいなタイプは苦手だ。
……言われなくても。まぁ、せいぜいあんたにからかわれない程度には頑張るさ。
そうかな。
いや…そうだな。先輩がそう言ってくれてるなら、素直に受け止めておく。
俺がどうあれ、あの人が幸せであるならそれに越したことはないしな。
――それに、それが本当だったら、俺も幸せだし。
(照れくさげに、敢えて淡々とした口調でそう呟き、氷を口の中に含み、転がして)
そうならないように、気をつけるさ。
先輩が持ってくる不幸なんて、そうあまり多くは思い浮かばないけどな。
でも、それが惚れた弱みなのかもしれない。
素人が深入りして火傷負うよりは、よっぽど良いだろ。
自分がどこまで踏み込めるかぐらいは、分かってるつもりさ。
こういうことは慎重に越したことはないだろ。……それとも、あんたは俺が聞いて素直に教えてくれるのかよ?
(肩を竦めて、小さく苦笑を漏らし、口腔内の氷を噛み砕く)
291:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 23:22:42 izKwmZ8X
>>290
なにそれぇ、可愛くない子だわぁ。
(彼の言葉に対してそう返す。可愛くないのはお互い様だろうに、そんなことは気にしない)
……そーそー。
幸せなんてあっけなぁーいものなんだからぁ、今のうちに噛みしめときなさぁい。
あらぁ、嬉しそうな気持ちに水差しちゃったかしらぁ。あはは、ほんっと若いってムカつくわねぇ。
(惚気やがって、とでも言いたげに。甘いものをご馳走様とでもいいたげに、コーヒーを啜って)
まっ、そういうキミの判断は懸命。
自分の器量を分かってるっていってもいいけど、勇気のない意気地なしと称してもいいわぁ。
解説すればぁ、あたしはキミをとりあえず一言貶さないと気が済まないってことかしらねぇ。
(まったく関係ない総括を履きだしながら、ケーキの最後を一口ぱくり、として)
……すなおーにぃ、かわいらぁーしく、聞いてくれたら、そうねぇ。
ひとっつくらいでいいのならぁ、キミの質問にこたえてあげないでもないわよぉ。
ひとつだけねぇ。アイスコーヒーとケーキとキミのからかわれっぷりじゃあ、
それくらいが正当な対価よぉ。
もちろん、どこまで踏み込めるか分かってるような分をわきまえてるキミがひとつ以上を望むとはぁ、
あたしだってぇ、思ったりはしてないけどねぇ……無呼吸状態になればすごい早く動けるらしーコーリくぅん?
(そして最後のコーヒーを飲み干すと、からん、と氷が音をたてた)
(彼女は足を組みかえると―再び、見定めるような品定めするような目で彼を見る)
(どんな質問をしてくるの?とでもいいたげに、だ)
292:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/07 23:34:52 9bdyL3FC
>>291
そうさせてもらうさ。言われなくてもな。
幸せと思えること自体が、幸せのひとつなんだろうし、な。
…知ってるか? 「若い」だとか気にしたり口にしてる時点で、
年老いてるっていう証拠だぜ?
(じっとりと嫌な汗を掻いた手のひらを、既に水気を失っているおしぼりで拭いながら、言葉を返して)
ま、どちらでもいいさ。
勇気と無謀は違うって、どこかの誰かも言ってたことだし、
無謀と意気地なしだったら、俺は後者を取るぜ。
その水鏡さんから言われたんだよ。勝つことより、生き延びることを優先しろってな。
(年上の人の忠告は素直に聞くタイプなんだ、と苦笑交じりに話して、再度視線を窓の外に向ける)
(夕暮れも暗くなりはじめて、通行人の姿も若干少なくなっているようだった)
……本当に、悪趣味で、難儀な性格だな。あんたって人は。
なら、お言葉に甘えて、ひとつ聞かせてもらおうか。
それ以上のことは、また機会を作らせて貰うさ。意気地なしだけど、諦めは悪いんだ。
(そう前置きすると、テーブルの上で手を組み、その上に顎を乗せて、じっと目の前の彼女を見据える)
じゃあ、聞かせてもらうが、あんたがそこまで先輩を危惧する理由はなんだ?
まさか、本当に俺の存在だけで、そこまで茶々をいれるあんたでもないだろう?
先輩が『壊れる』って言ったな?そこまで確信めいて話すんだから、列記とした根拠があるんだろ?
たとえば、そう――、先輩が危ないことに足を突っ込んでいる、とか。
(たとえば、と言ったが逆にこれしか思い浮かず、そのまま尋ねてみた)
293:朱羽 ◆YJKujNK4t6
10/07/07 23:47:46 izKwmZ8X
>>292
あははっ、誰が年老いてるですってぇ?
――毒盛ってからそこらへんにブチ転がすぞ、ガキ。
(表情は変わらずに、ニコニコニヤニヤしたものではあったのだが声だけはドスが効いていた)
……ま、確かに死んじゃったらもとも子もないからそうねぇ。
正しいわぁ。……死んだらぜーんぶおしまいよぉ。辛いこともぉ、楽しいこともねぇ。
(つられるように窓の外を見る。それからゆっくりと腕時計に視線を戻して時間を確認して)
……あらあらぁ。良い趣味してて素直な性格だなんてぇ、褒めても何も出ないわよぉ?
(そう笑ってから向けられてくる真っすぐな瞳を見つめ返す)
(なるほど、あの子はどうせこういう目に弱いのねぇ、なんてそんなことを考えていたが、
しばらくは静かに彼の「質問」を聞いて――ふ、と唇を笑わせた)
「あたしがあの子を危惧する理由」が質問内容でいいのかしらぁ?
……あたしがあの子を危惧する理由は、あの子が『式持ち』だからよぉ。
うちの深凪にはねぇ、四つの武器が存在するわぁ。零、壱、弐、参―四つの式よぉ。
だから、あたしはあの子のことを危惧してる―で、いいかしらぁ。
それであの子が危ないことに足をつっこんでいると言われたら、深凪なんだからいつでもつっこんでるわよぉ。
(そういうと近くにあった伝票をすっととってから)
これ以上は機密事項だからぁ、少なくともあたしの口からは答えられないわぁ。
せいぜい、葵ちゃんのまわりの人間か、あたしじゃない深凪の人間に聞いて情報を集めることねぇ。
じゃあ、おねーさんそろそろお仕事の時間なのぉ。とおっても楽しかったわよぉ、郡くん?
(席をたつと、唇の端をつりあげて微笑してみせて)
294:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/08 00:00:56 /ob6cK+E
>>293
別に誰がどうとは俺は言ってないつもりだけどな?
……死んでから分かった、なんてことがないように気をつけるさ。
死ぬってことは、全部がゼロになっちまうわけだしな。
(そうだな、と小さく頷いて同意し、頬杖をついたまま、窓の外を眺めたままで)
…ほめ言葉と受け取って貰えたのなら、何より。
それだけ、アレが危ないものだってことか?
(正直な話、弐式については何も知らない。ただの刀ではないことぐらいは分かるが――)
(―機密事項だと言われてしまえば彼女はそれ以上のことを話さないだろう)
(情報を取り扱う者で、此処まで話したのなら随分とサービスしている方だろう)
………分かったよ。あとは、自力で情報を集めてみせる。
あんたの危惧していることも、回避できるようにな。
……おいおい、対価の収集はいいのかよ?
まぁ、奢ってくれるっていうのなら、お言葉に甘えるけどな。
(伝票を取った彼女を見上げて、ずけずけとそう言い退けて、自身も立ち上がる)
俺はあまり楽しくなかったけどな。
出来ることなら、あんたとはあまり話したくないくらいだ。
(そう言うと、肩を竦ませて)
【ごめん、先輩。そろそろ、時間なんで、凍結なり締めるなりして頂けたらと思いたくっ!】
【凍結するなら、明日の22時頃から空いているけどっ】
295:媛名 葵 ◆YJKujNK4t6
10/07/08 00:06:28 VIuwPSBM
【いえ、こちらもそろそろでしたから……流れ的には〆でも十全だとは思うのですが】
【我侭を申していいのなら、予定通りに続きもというか、えっとあっちの方もお願いできたら
嬉しいのですけれど、と先輩はこのさい思いきってとんでもない我侭を申してみます、十全と】
【……し、したいですっ】
【明日の22時からなら、こちらも大丈夫ですが】
【今日だけでも本当にめいっぱい付き合ってもらったから遠慮はなさらないでください。
その場合は次で〆を投下しておくので、後日確認していただければと。
【付き合ってくださってありがとうございました。今日も、すっごく楽しませていただきました】
296:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/08 00:14:25 /ob6cK+E
【それじゃ明日の22時からでいいかな?】
【此方こそ本当に付き合ってもらって、申し訳ないけど、
楽しんでいただけたら…というか、こちらもかなり楽しませていただいてるのでっ】
【どうぞよろしくお願いしますっ】
297:媛名 葵 ◆YJKujNK4t6
10/07/08 00:17:45 VIuwPSBM
【はい。それでは明日の22時に避難所でお会いできましたら、嬉しいです】
【こちらとしても振りまわしてしまっているばかりでしたので、
楽しんでいるとそう言って下さったなら、朱羽としてというか私としてはもう、それ以上はない、です】
【もし予定変更などありましたら、遠慮なく】
【また明日、宜しくお願いします……こんな時間までお付き合いに感謝を。
たのしかった、です。どうぞ、ゆっくりとお休みになってください、太一朗さん(一礼)】
298:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/08 00:21:08 /ob6cK+E
【こちらこそ、本当にお相手してくれてありがとうございましたっ】
【それじゃお休みなさい、葵さん。いい夢をっ】
299:媛名 葵 ◆YJKujNK4t6
10/07/08 00:21:57 VIuwPSBM
【はい、太一朗さんこそ良い夢を―それでは、これでスレッドをお返しいたします】
【ありがとうございました。失礼いたします】
300:兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M
10/07/08 21:16:17 TBa9sWzt
【待機しますね。プロフは>>263に】
【どなたでも、お気軽に声をおかけ下さい】
301:名無しさん@ピンキー
10/07/08 21:43:04 K2+6lWxg
避難所に立候補あり
302:兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M
10/07/08 21:45:06 TBa9sWzt
>>301
あ、ありがとうございます、名無しさん。
それではお言葉に甘えて、早速行ってきますね。ノシ
【避難所へ移動します、失礼しました】
303:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/08 22:10:13 zv7SSRBH
【"投手"さんとのロールに、お借りしますね♪(マテ】
【今夜もよろしくお願いいたします(一礼)】
304:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/08 22:12:37 Ulp264wJ
【お邪魔しますっ以下の続きとなりますっ】
【スレリンク(erochara2板:234番)】
(浮かび上がってくる違和感の正体
"水谷"という名前―そもそもこのご時勢、そう簡単に海難事故などおきるはずがないのだ。
海に身を投げた年端もない女の子が前後不覚になるだけですむはずがないのだ。)
(戦慄する永久の視界の隅で、その動揺を沈めるように半透明の四速歩行の獣が戯れている。
優奈の手にじゃれ付くその姿はとても愛らしく、とても心が落ち着いていくのがわかる。)
詳細は知りません、けど………"龍に護られた巫女"ということで文献に残っていた気がします。
確か―私が"奏鬼眼"のことを学ぶ時に引き合いに出されたいくつかの事例のうちの一つ……
(その家が護ってきたもの、護ってきたが故にその家として成り立ってきたもの。
≪奏≫が鬼として世を生きるために"奏鬼眼"を受け継いでいったように
他の家にも代々後世に残して言ったものがある―その中にそんな名前のものがあったような気がして)
(家を無くして尚受け継がなければならなかったもの――)
……………………
(じっとビジョンを見入る―津波だろうか?それとも河川の氾濫?
そのどちらとも言い難い不自然な水害、それから逃げる人々、そして対応する集団
―何が原因でこんなことが起きているのかじっと見極める。)
………愛華ちゃんの"力"はただ水を操ることではないんでしょうか?
私の勘ですけれど――本当の"力"は「水谷の守護神の加護を行使する」。
(話を統合してみる、推理してみる、そして―自分なりの答えを出し、伺う。
何度かぶれる視界を正そうとゆっくりと金色の瞳、"奏鬼眼"をひらき
額とあわせて三つの眼で優奈をじっと見つめて)
そして、その力を安定させるための何かが今なくなっている?
【というわけで本日もよろしくお願いしますっ】
【カーブ投げますよ?!】
305:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/08 22:44:47 zv7SSRBH
>>304
ええ、水谷家はその"水の龍"の化身を代々身に宿してきた者の家系なのです
ただ………現代に近づいていくにつれて、
その力を発覚させられるかどうかはわからなくなってきていたのですが………
実際に、わたしの父母は力を発揮する事は出来なかったと聞いた事があります………、
でも………、その反動か、わたしは力の最大限を使う事が可能だった………
(表情が陰る、水で出来た子犬はそんな気持ちを察したのか肩に駆け寄り頬を舐める)
原因は………、わたしの意思に反して暴れだした力が、周りの水分を糧に増大していった事にあるのです………、
そして、力がようやく収まって、わたしは故郷から逃げて………とある人と出会ったんです
(若き優奈が自分の故郷から逃げ、彷徨っている途中倒れこむシーンが映る)
(そしてそれから一分後、とある男性の姿が優奈を起こし、救命行為を行う)
彼……、"愛華"の父となる雅也さんと出会う事になったんです
(正にその通りであると表情に浮かべて、頷く)
(そして子犬を確認して首をかしげると、その子犬は奏に駆け寄っていく)
愛華には………その力を制御するのに必要な物を与える事ができなかった………、
そして………、それが何かを…私たちは突き止める事ができなかったのです………
(子犬は奏にじゃれつく、話の邪魔にならぬ様そーっと)
306:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/08 23:05:26 Ulp264wJ
ん………
(目の前で起こっていたのは力の暴走で水が氾濫した集落。
そこから逃げた優奈―
そこには何があったのだろう………罪の意識に苛まれた女性がいて、ソレを咎めることなく
受け入れた男性がいたのだろうか?)
(憶測でそうであって欲しいと思うのは、自分が罪を背負った人間を慕ってやまないからだろうか。)
貴方は……雅也さんと出会い、愛華ちゃんを生みそして―
(―力を制御するためのモノがあるらしい………数百年の間に廃れてしまったソレを
娘に与えるために自身の過酷な過去を打ち明けることができる人物とともに
ソレを探して………?)
………ぅんっ
(水でできたその子の手触りはすべすべしていて、夢だというのにひんやりと心地よい冷たさを持っていた。
思わず肩を跳ねさせて、小さく声を出して、首の後ろ辺りを揉み解すように撫でてから
背中をなで、尻尾の付け根をくすぐっていき―)
―………突き止められずに海難事故にあった。
ひょっとして、制御できない貴方の力が暴走して?
(遠慮がちに、大量虐殺の原因として言うことを躊躇いつつ言葉を紡ぐ。
失礼だと思ったが、否定してもらえるならそれに越したことはない。肯定だったら―
ますます愛華から目が離せなくなってしまう。)
307:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/08 23:35:36 zv7SSRBH
>>306
雅也さんは………表向きは単なる医療大学の教授だったのですが………、
実際は、異能・異形の類の歴史研究を行っていた人だったんです、
彼に介抱されている内に………、わかったんですけどー♪
(ただただ運の良さで出会ったらしい、笑顔で少し、気を紛らわせてみる)
そしてわたし達は…、追っ手から逃げるように、"この町"へとやってきたのです………
それから愛華も生まれて………、不安ながらもしばらくは平穏な日々を送ってきたのですが………、
(目線をさっき作り出した福引券に移す)
考えてみれば………全ては仕組まれていた事だったのかもしれませんね…、
いえ………私たちの存在を快く思わない何者かに………、狙われてしまったのです………
(福引券が旅行目録へと変化していく)
あの日、"愛華"が………商店街で特賞を当てたんです………
(奏が具現化していた金のプラスチックの玉を見る)
愛華と……雅也さんは、喜んでいたのですが………、わたしは嫌な予感がしたのです
ただ喜んでいる二人に………"その時"それを言う事が、出来ませんでした………
(初等部6年の頃の愛華がビジョンの中で特賞をあて、持ち帰り父と喜ぶ姿が映る)
(しかし……優奈の表情は笑顔であっても、どこか暗い)
いつか…いつかと、結局言えぬまま、旅行の日を向かえ………、
わたし達の乗った船は………沈められてしまいました………、
(ビジョンの片隅………、若き優奈を追っていた忍者装束の何者かが映って消える)
(彼がいる目の前で、"力"は扱えず……そしてその時はやってくる)
ただ、愛華だけは……雅也さんの友人に預けていたので………無事ですんだのです
308:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/09 00:00:20 TbtWTc9f
―ふふっ、運がいいんですね。優奈さんは……
けど………いえ、何でもありません。
(少しだけ不可解だ……都合が良すぎる。
たまたま異形や異能に理解のある者とであって、たまたま追い込まれるように
この町にやってきたような気さえする。)
(―「全て」。自分もそう思った自分も「全て」仕組まれているもののように思える。)
あの………生活している中で何か雅也さんに不審な点はありませんでしたか?
連絡もなく帰りが遅くなるとか、時々どこかの部屋に篭っているときがあったとか
(雅也さんは雅也さんで別の意思で行動していた可能性
ソレを愛する人に告げられない戦いを強いられていたとか―)
………そうですか。
(掌からプラスチック製のそれが零れ落ちる。夢のなか、音も立てずに机を打ったソレは
水の犬の前までで転がり、そのままおもちゃとなった。)
(大量虐殺者の娘として後ろ指を指されるような事態は避けることができた―ほっと胸をなでおろす。)
それが今………愛華ちゃんが孤独に震え、今尚何かを知ろうとしなければならない理由。
言えることがあります。
(真剣な顔でテーブルの上に肘をつき、手を組み合わせる。
その手の上に顎を乗せて、眉間に力を入れて優奈を見て……)
多分、水龍の制御方法は誰も掴んでいない。そして、彼ら―貴方の命を奪った方々に至っては
「水谷の守護者」が愛華ちゃんを護っていることを知らない。
憶測の域は出ませんし、その方々が何者なのかわからないのでなんともいいがたいのですけれど………
(そう言ってから眼を閉じて、再び奏鬼眼を閉じた漆黒の瞳で優奈を見る。)
………結論は出ませんね。一度起きてちゃんと調べたほうがいいかもしれないです。
海難事故にあった日付、船の名前なんかわかりますか?
309:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/09 00:20:23 LuZq6T+q
>>308
………?
(彼のことについてはありのままを言ったが………、何か腑に落ちなさそうな表情を浮かべている)
(やはり………雅也さんも………?)
それは………わたしといる限りでは、ありませんでしたけど………、
(実際にそうなのだ、婚約して以来は一言も異形・異能に関しては言わなかった)
(優奈自身はそれに関わっているのを知っているにも関らず、である)
(まあ、自分がそれを聞かなかったという事もあるのだが―)
(子犬はプラスチック製の玉をころころと転がして遊びだし………しばらくしたら消えていった)
わたしも恐らく………そう思っています、
愛華が能力に飲み込まれるのも貴方に頼んだ一つの理由、ですが…、
わたしを追っていた何者かが………、いつか、愛華に危害を加える事になるのではないかと………、
(そう考えると死んでも死に切れない…、だから、奏家の当主に会いに来た)
そうですね………、あれは、数ヶ月前の……愛華が、中等部に編入する4ヶ月前の出来事だったと思います
船の名前は……………"海流丸"だったかと………?
(あまり詳しくは覚えていない、が、今ここで提供できる情報は出来る限り提供しておきたい)
310:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/09 00:44:02 TbtWTc9f
……偶然なら良いんですけれど
(実際どの程度の距離が彼らの間にあったのかもわからない
実際に生活していたのは自分ではなく瑞谷一家なのだから―)
となると、スピード勝負………になってしまいますね。
愛華ちゃんの安全を確保しつつ、彼女の"加護"を安定させる………
(できるのか?―自らの未熟さを省みてその言葉が胸のうちで反芻される
やらなければならないことはいくつある?
兄を連れ戻し、拓兎や前山くんの力になり、≪深凪≫としてではなく葵と流してくれた情報の整合―
郡 太一朗についても調べなければならない。)
(12月から1月の間に沈んだ船、その原因を把握して
愛華の生家で雅也が何か残していないか調べる――後は本人の力を探る。)
(やるんだ、全て。≪奏≫の名を継ぐ為に。奏鬼眼に恥じぬように。)
愛華ちゃんのことは任せておいてください。
こちらのほうで調べて、必ずや"水谷の守護神"の正体を暴いて制御させて見せますから。
―後は起きて行動しようと思います。
(気がつけば二人とも立っていて、立ったまま色のない空間で対峙する事になっていて―)
【すみません、またもや眠気がっ】
【えっと、凍結なり置きで〆なり使用かと思うんですがよろしいでしょうかっ?】
311:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/09 00:51:07 LuZq6T+q
>>310
【では、プロローグとして一旦区切りにしましょうか】
【わたしがまた置きレスをしておきますので、それにもう一つ〆としてお返事いただければ幸いです】
【また別な日にロール上で調査なり何なりした方が楽しみが増えます、わたしもその為の準備が出来ますし♪】
【今夜はお付き合いありがとうございました(一礼)】
【また縁が御座いましたらいずれ………】
312:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/09 00:58:47 TbtWTc9f
【はいな~。
えっと、主に調べることは
・海難事故の原因、船の損傷の仕方。コレは大雑把でいいです
なんなら人為的な痕跡が巧妙に隠されてた―程度とか。
・愛華ちゃんの生家に何か「雅也さんが残した手記」とか隠し部屋とか
・忍び装束を纏う組織についてですね。コレもいくつか候補に挙がっていただいてもかまわないくらいですっ
こんなところでしょーか。】
【同じく、色々考えさせてくれてありがとうございましたっ!】
【今夜も楽しませてくれてありがとうですっ!お付き合いにも感謝ッ!!】
【それでは失礼します。お疲れ様でした~】
313:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/09 01:01:52 LuZq6T+q
>>312
【それではまた、置きレスにて】
【お休みなさいませー♪】
【スレをお返しいたしますっ】
314:瑞谷 優奈 ◆kO59iqwB7g
10/07/09 20:12:01 hLE9vUWP
【置きレスにお借りいたしますね、】
>>310
………大変かとは思いますが、どうか、よろしくお願します、
(まだ、本当の当主ではないにしろ、今の彼女を置いて頼れるものはいない)
(優奈自身はもう現世に存在していない身分、歯がゆい思いをしながらも、その責務を押し付ける事になってしまった)
(葛藤しつつも、頭を下げる)
どうか………、愛華の事を………守ってあげてください、
本当に……、本当に、よろしくお願い致します、"未来の"当主様…
(改めて愛華の事を託し、今一度頭を下げる)
きっと………、貴方にもいつか………報われる日がくるでしょう、
『奏家当主』として……、『一人の奏さん』として……――
(そして………人影の姿から光源となり……いつの間にか、その姿を消していった)
(一人の女子高校生に背負わされた運命に、明るい希望の光として言葉を残して――)
【わたしはこれで、〆にいたしますね】
【また縁があれば………、よろしくお願いいたしますー♪】
315:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 21:02:53 jjH179oy
【Namelessさんとのロールにスレッドをお借りしますー】
【>>251からだったねん。今日もよろしくーだ】
316:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/09 21:14:45 F33tiOEv
同じ、二年。……ふむ、道理で何処かでみた顔だと思ったよ。
だがね、私は気に入った人間の顔しか覚えるつもりはない、のさ。
(ぎりぎりと頭を締め付けながら、考える)
(何故自分がここにいるのか、なんでこんな姿なのか、こんなところで何をしていたのか)
(いつものように学校に行って、それなりに面白く、でもちょっと退屈な一日を過ごす)
(それからはもう夜、深夜の街を往き、時に戦い時に遊び、この世にあらん限りの自由を謳歌していた自分)
(そんな自分の姿には、記憶には、今一切のブレはない)
(だけれども、こんな状況になっている理由だけは、全く以って覚えがないのであった)
ってゆーか。ちょっとは落ち着け。
(そんなぐるぐる回る思考を妨げる、どうにも耳障りな声)
(その声の主が今、自分の掌の中にあると分かれば、掴んだその手を開放して)
(腕組みしながら呆れた様子でジロ、と睨んで)
なんだかよく分からんが……要するに、あんたを追ってた不審者ってのが
まだこのあたりにもいるかもしれなくて、そいつが私にも関係があるかもしれない、と。
(よく分からない言葉の羅列から、なんとかそれだけ情報を引き出して)
なるほど、それはそれで面白い。引きずり出して面ぁ拝んでみるかね。
(そして、好戦的な笑みを浮かべる)
(それは大凡人のそれではなく、血に飢えた獣のそれに近いもの)
……の、前に。この格好は何かと困る。着るもの、寄越しな。
(ずい、と手を突き出した)
【では、今日もよろしく頼むよ】
317:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 21:32:15 jjH179oy
ますますもって残念だー。
今この瞬間から気に入ってもらえるよー努力しようか。
というわけで痛いのやめてえええええっ
(落ち着けと言われても、眼球や脳漿をぶちまけるのは勘弁願いたい)
(本気でそんなことを思わされてしまうほど、強い力が籠められていた)
(それとも、手加減するほどの興味すら持ってもらえていないのだろうか)
(そりゃあわけもわからず裸で山に放置されていたら、混乱はするだろうが)
ひゃぐうっ!?
ううん、でも相手の……気配みたいなのはもうないんだ。
霧原さんが見てないなら、探しても無駄なんじゃないかにゃ。
こっちの方向だって自信はあったのに見失っちゃって。
(ようやく離されたが、平常状態をすぐに回復するには至らず)
(戦闘で受けた傷とアイアンクローで受けた痛みに悶えつつ)
(這いつくばって、ひしゃげた蛙のような声で答える)
うん、まーなんにせよ服は貸すよ。
汚れてるけど、これしかないんでちょっと我慢してねー?
(もはや女王様に命令された農奴のごとく、逆らうという発想すらなく)
(掴まれて咄嗟に発した言葉をきっちりと守ってシャツを脱ぎだす)
(肉のない貧相な身体には、できたばかりの擦り傷が所々見られた)
(土埃もついていて、思ったより酷いなと渡す前にばたばた振ってみる)
お待たせ……「なんで」て質問には答えられなかったけど。
とりあえずこの状況をどう打破するか考えよーか。
上半身裸の男と、シャツ一枚の美少女なんて状況はひじょーにまずいと思うんだ。
(痛みと恥じらいと疲労で、もはや罠かもしれないと疑う余裕もなかった)
(ぐるりと貧弱な背中を話相手に向け、覗いてませんよーと全身でアピールする)
318:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/09 22:02:07 F33tiOEv
ん、ありがと。流石に助かったよ。いくら何でも夜は冷える。
こんななりじゃあちょっと寒くてね。……ま、汚れてるのはこの際だ、気にしないことにしよう。
(いそいそとシャツに袖を通す。思うことは多々あれど、今は一先ずこちらに専念)
確かに、そうみたいだけど……。ふむ。
(ぐるりとあたりを見回してみる。やはり誰もいない)
(誰かがいるような気配すらしない、逃げたか、それとも……)
やっぱり、私としてはあんたの仕込み、って線を疑いたいよ。
その様子見てると、どうにもそんな感じはしないけど……ねぇ?
(貧相な背中に軽薄そうな声。どこをとっても脅威を感じる要素などは皆無)
(きっと、何処かの街中で出会ったのなら、それこそ一顧だにしないような存在)
……とりあえず街に戻る。そこでなら着るものくらいいくらでも用意できるだろうさ。
(多分に真っ黒で、あまり道徳的によくない方法を使うことは目に見えているのだが)
(今のところ、他に術がないというのだからどうしようもないのである)
その後、ゆっくりあんたを問い詰めたいところだけど……む。
(そこまで話して、小さく音がした。ぐぅ、と言う音。さっくりといってしまえば腹の音)
(彼女は飢えていた。それは今の姿になる前からのことで、今尚引き摺っているようだった)
腹も減ったね。……むぅ。
(そして、実に困ったことだがこの目の前のなんとも冴えない少年)
(それが、妙に美味そうに見えてきてしまうのだった。主に食事的な意味で)
私、そこまで堕ちたつもりはないんだけどね。……ふむ。
(とはいえ、喰らおうと思うのならばこの距離、位置は理想的と言えるだろう)
(実際、ちょっと心は揺れていた)
319:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 22:23:04 jjH179oy
―へ。ああ、うん。どーいたしまして。
やージャストフィットじゃないのもついでに勘弁してねん。
(肉食獣か吸血鬼のような表情を見た後だっただけに)
(素直にお礼を言われるとは予期できず、面食らった)
(間の抜けた声を表に返しつつ、認識を改めることにする)
(とりあえず、理性0%ではない。よーし)
えええ、もう衣料品売ってるよーなとこは閉まってない?
ちょっとこの事情を飲み込んでくれそうな友達はいないねえ。さすがに。
(理性を過信しすぎたせいで、目の前の少女の思考を読めなかったのだが)
(彼女の奔放すぎる性格を把握するには、まだ痛い目に遭い足りないようだ)
んん、ほんとに何も覚えてないの?
……けっこう登校してなかったみたいだけれど。
正ちゃん自身も、霧原さんの顔見たの久しぶりなんだ。
(本人の元の性格、というのも少なからずあるかもしれないが)
(理性の残っている人間がああいう行動をとるなら、やはり)
(いきなり山中にいたという事実に混乱しているのではないか)
(罠かもしれない刺激してはならないと慎重になっていたが)
(少しずつ、とろ火のように記憶を温めてあげたほうが良さそうだ)
(―死んでいた、というのはもう少し後にしよう。火力が強すぎる)
ああ、そーだ! とりあえず僕ん家こない?
そしたら服の替えもあるよっ
正ちゃん自身この汚れをなんとかしたくってさー。
(ことことお鍋を煮込む映像が脳内に浮かんだ際、聞こえてきた音)
(自分のものではないとなると、と視線を外したまま提案してみる)
(168cmの御木本が着ていたシャツにぴちぴちに押し込まれた)
(170cm後半代であろう霧原さんのボディーはいささか目の毒だった)
(着替えを渡して、さりげなーくお腹の虫にも静まってもらうとしよう)
(そうすれば、もう少しソフトでマイルドな話し合いができるかもしれない)
320:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/09 22:38:37 F33tiOEv
………ちょっと、待て。
(困惑する思考も、微妙に身体をさいなむ飢えも、二つまとめて吹き飛んだ)
結構登校してなかった、って。どういうことだね。
私は今日も普通に学校には行ってたはずだ。覚えてるぞ。
(あくまでも彼女の記憶のなかではそうだった、そこまでしか彼女の記憶はなかったのだ)
………まさか。
(自分ですら気付かぬうちに、あの妙なところに、繭の中へと閉じ込められて)
(想像するだけで怖気が走る。一体自分に何が起こっていたというのか)
冗談じゃあないっ!……おい、私は一体どれだけここにいた。
一体どれだけの間、学校にいなかった?
(背を向けた御木本の肩をつかんで無理やりこちらに身体を向けて、鬼気迫る表情で詰め寄った)
場所変えて落ち着いて話がしたい、ってのならまあ歓迎するさ。
なんだかわけが分からないしね、頭おかしくなりそうだ。
(大きく息を吐き出して、何とか心を落ち着けて)
面白い状況は好きだよ、それはそれでいいのさ。だけど、理解できないってのは気味が悪いんだ。
……案内しな。あんたの家までね。
(情報収集、衣類の確保。食料の確保)
(やるべきことは色々あるが、とりあえずまとめて果たせそうだ、と考えて)
321:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 22:58:34 jjH179oy
今日もって、そんなに綺麗さっぱり記憶が飛んでるの!?
ええっと―月ぐらいから見なくなったからねえ。
(背後に続いて来る少女を落ち着かせようと、努めて穏やかに話す)
(超常現象が起こったのは間違いないのだから、せめて冷静にと)
おお落ちついて落ちついて!
毎日顔合わせてるわけじゃないから、細かくは言えないよっ
ただ、少なくとも数週間って単位じゃーないにゃ。
それにずっとここにいたわけじゃないみたいだー。
何人かは、学校に来なくなった後も君の姿を見てたみたいだから。
(その一人は自分が霧原朱音を殺した、などと告白してきたのだが)
(今そんなことを言ったら、アイアンクロー以上の技をかけられそうだ)
(裸でずっといたわけじゃないんだ、とややずれた方向で心配して)
そーゆーこと、とりあえず衣食住揃えてから話さない?
こんな恰好じゃ一つ一つ確認するなんて無理だよー。
(さすがに色気より怒気が気にかかり、ぽんぽんと同級生の肩を叩く)
(再び前を向いて歩きだし、人の少ないルートを選んで案内すると)
(シャツ一枚の美少女……とついでに自分の貧相な身体を隠すように)
(アパートへ手招きして、空き巣にでもなったかのようにこそこそ鍵を開けた)
あー、えー、まずはシャワーを勧めるべきかなん。
その間に着替えを用意しとくよ。
正ちゃんも後で泥を落……ああ自己紹介忘れてた。
御木本正太郎です、以後お見知りおきを。
(少々会話しただけでも、"女王様"という印象を抱かせる霧原さん)
(そんな相手に同調したのが半分、和ませたいのが残り半分で)
(ぱっと手を奥に伸ばして、いまだ視線のきつさが残る彼女を迎える)
(相手の入浴中、時間を潰してしまうのももったいない)
(土を払って髪を簡単に洗ったら、夜食でも作って待っていよう)
(じっとしていたら、いたるところを打ちつけた痛みも再発しそうだ)
322:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 23:00:19 jjH179oy
【む、ごめん。最後の3行がちょっとばかり抜けてたねー】
【"向こうがすんなりお風呂を選ぶようなら"と補完しといてもらえると嬉しい】
【失礼致しました】
323:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/09 23:18:45 F33tiOEv
……色々と、不可解なことが多すぎる。徹底的に確かめさせてもらうよ。
一体、私はどれだけ行方不明になってたというんだ。
おまけに、私の姿が見られてる?偽者でもいるってこと?それこそ随分気分が悪い。
私は一人でたくさんだ、でもって何より、自分の行動を自分で把握しきれないってのは、気分が悪くて仕方がない。
(ひとしきりずらずらと台詞を並べて、胸の奥にたまって淀んだイライラを吐き出して)
(腹立ち紛れに、手近な樹を蹴飛ばした。既に人間のそれではなくなっている力)
(それを全力に込めて。もちろんその樹は粉砕されて、蹴られた場所から折れて倒れた)
(アパートまでへの道は、どうにもこうにも大変だった)
(山道を越える最中では随分と寄ってくる虫に悩まされもしたし)
(水を操る彼女にとっては、そんなものは脅威にもならないだろうけど)
(多分、上半身裸の少年にはそれはそれは堪えたことだろう)
(更に災難は続く、街に出ればそれなりに人はいる。至極当然に見つかることもある)
(面倒ごとは嫌いだ、と。言葉より先に拳が飛んだ。死人は出ていない、多分)
(はてさてかくして、何とか場面は移り変わって)
ああ、頼むよ。……ええと、じゃ、正太郎でいいね。一応よろしくしとくよ。
(あまり着心地のよくないシャツを、まずは一気に脱ぎ捨てて)
(その後ろ姿を存分に見せつけながら、浴室へと入っていった)
(と思ったら、ひょいと顔を出して)
……命が惜しくなかったら、あんたも入っておいでなさいな。
(とりあえずは少しだけ、いつもの余裕を取り戻せたようだ)
(挑発するような口調で言ってのけ、髪をかきあげ再びその姿が浴室に消えた)
324:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/09 23:42:37 jjH179oy
んまあそのへんの不整合性は、僕も気になってるとこなんだ。
家で万全になってから一つ一つ……ひぃっ!?
(まったりと、と言いかけたところで嫌な地響きに思わず振り返る)
(太い胴を消し飛ばされ倒れた樹木は、先ほどの戦闘を思い起こさせ)
(彼女本人が"不審者"なんじゃないだろうかという疑問をすぐに抱かせた)
(むしろ、状況的にもっと早くに疑ってかかるべきだったのかもしれないが)
(なんでもかんでも解放的な霧原さんが、嘘をついているようにも見えない)
わああああああああ死ぬ、死ぬからダメ!?
(そんな怪力を目の当たりにしただけに、殴りかかる姿を見れば)
(虫による痒みすらそっちのけでそれはもう必死に止めに入った)
(ある時は腕にぶら下がって威力を軽減させる代わりに張り倒され)
(またある時は幻術で彼女の筋肉を2%ほどおねむにさせてと)
(戦いの最中に負けないくらい、身体と能力を酷使する事になる)
(通報する暇も介抱する暇も与えられることはなく、犬の如く従い)
(吹き飛ばされた罪なき人々の息があるのを確かめるだけで一杯だった)
い、いや。本能だけじゃなく良心も惜しいからね。
あ……ははははははは。
(おかげで、いつもなら赤面して頭を打ち付けるような艶っぽい冗談を言われようと)
(今の御木本に反応する力はなく、空洞に風が通ったかのような平板な返事をする)
(美しいウエストのくびれやゴージャスなヒップラインも霞んだ視界でよく見えず)
(浴室のドアがばたんと閉まるなり、心身ともに疲労困憊して廊下に倒れ込んだ)
(わかった。彼女は理性をきちんと保った上で本能に忠実な選択を常にしてるんだ)
(い っ ち ば ん こ ま る パ タ ー ン で す よ ね ! ?)
あたた……これは覗きじゃないよ。
洗面所で手を洗うだけだよー?
(音をよく聞き、本人が脱衣所から去るまで身体を起こさず。いや起せず)
(シャワーの音が聞こえ始めると、ようやく指から肘にかけ手を石鹸に包む)
(料理の最中に埃が落ちてこないように、毛髪も勢いの良い水流に突っ込むと)
(タオルで適度に水気を払い、冷蔵庫へと中身を確認しに全身を引き摺る)
柔らかいのがいいよね。夜だしお腹減ってるみたいだしー。
(一番困るタイプに遭遇して尚、御木本正太郎は夜食を作るという約束を忠実に守った)
(身体的にはひ弱かもしれないし現実の女性にも免疫は全くと言って良いほどない)
(が、ここまで破天荒だとかえってギャルゲで鍛えた精神力を発揮できる気がしたのだ)
(そうだ90年代の突飛な娘とかこの前でた魔族の王女とか、そのへんを思い浮かべよう)
(回復と現実逃避の狭間にある中、両手は煮物と汁物をてきぱき準備して行く)
325:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/10 00:09:54 89VNObMS
(蛇口を捻ると、熱いシャワーがあふれ出た)
(どちらかといえば熱いほうが好きだから、大分設定温度は上げてある)
(そんなお湯を全身に被って、僅かに皮膚がひりつくような感覚を感じながら)
……ま、なかなか悪くもないか。
(さほど広くもない浴室で、それでも悠々自適に寝そべって彼女はそう呟いた)
(液体を操るその力で、浴槽まで巻き込んで水のベッドを作り上げ、その上で優雅に身体を伸ばしていたのだった)
ま、本当に入ってきたら来たで面白い、かと思ったんだがねぇ。
(どうにも反応が薄くて、それはそれでちょっと不満を感じていたりもするのであったが)
……記憶の欠損、空白の時間。でもって、私自身知らない私の行動、と。
一体どういうことなんだか、さっぱり飲み込めないね。
(もはや何も呟くことなく、静かに、静かに水の流れる音だけが響いて)
あぁ、面倒だ!とりあえず事情知ってそうな奴を見つけて、片っ端から話を聞こう。
で、これが誰かの仕業だってのなら……ぶっ潰してやろうじゃないか、そいつ。
(一気に身体を起こしてそのまま立ち上がる、そうするとそれまで寝ていた水のベッドはたちまち形を失って)
(排水溝へと消えていく)
(そしててきぱきと着替えを済ませ、湯上り姿で2、3言しょうもないことを喋って)
いただきます。
(まずは、食欲を満たすところから始めたようだった)
(けれども、だけれども。もはや彼女にとって、この身体にとっての食事の意味は)
(大凡の生き物の指すそれとは、全く別のものへと変わっていた、だから)
………。
(煮物に手を伸ばした。それほど時間もなかったろうに、よく味も染みていそうだ)
…………。
(サラダにだってドレッシングをかけて、ぱくりと一口行ってみた)
これは、減塩食か何かかね?
(まず最初に変わったものは、恐らく味覚と呼ばれる何か)
(それでもなければ、その概念そのもの。要するに、何も感じなかったのだ)
(塩気も辛味も、甘味も酸味も何一つ)
326:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/10 00:26:50 sBhLZ1Oy
やーやー、ごはんできてるよん。
お腹を悪くするといけないからいっぱいになったら残しちゃって。
しっかり正ちゃんが朝食として活用するからさー。
(一応シャツを着ていたが、まだ完全に清潔になったわけでもないので)
(食卓に招いた後は入れ替わりに熱いシャワーをたっぷり浴びるつもりだった)
(ゲストのお箸も用意してさあ立ち上がろう、とした時に意外な反応を返されて)
(浮かせかけた腰をすとん、と下ろして首を傾げる)
特別濃くはしてないけど、おかしいな。
少し失礼させてね?
(夜であることに加え、激しい運動から間もないとあってあまり食欲はないのだが)
(甘く煮込んだはずのカボチャにも、たっぷりかかったドレッシングにも反応がなく)
(断ってから、別の端でキャベツを摘み上げると自らの口に放り込む)
ん、ぐ。むしろドレッシング多目ってくらいだよー。
もしかして霧原さんも、歩き疲れて舌が鈍ってるとか?
(液状になるまで顎を動かして嚥下し、味を確かめてから問いかける)
(まずは表面的な、誰にでも当てはまるありきたりな仮説を示して)
それとも―ほら、お互い夜に出歩くような人間だからさ。
なにか特殊な事情でもあるのかにゃ。
(それから、1ステップ踏み込んだ質問を笑顔のまま投げかけてみた)
(一糸纏わぬ姿で山中いたという状況だけが異常なのではない)
(巨木を倒し、通行人を吹き飛ばした彼女は常人出ないと確信して)
(頭の中に留めておいた会話の一部をアンロックすることにしたのだ)
他にも、心当たりのあることあったら話してみてよー。
原因がわかれば、何かできるかもしれないし。
僕としても、さっきまで追いかけられてた不審者さんの行方が知りたいからねん。
山か街か……それとも、魑魅魍魎の住まう異界かーってね。
とりあえず僕からは、そうだね。
伊織津綺子さんが君を探してたってことを、伝えておかないとーだ。
327:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/10 00:39:26 89VNObMS
【すまないが、今日はここいらが限界のようだ】
【明日ならそれなりに遅くまで付き合うこともできると思うが、どうだろうか?】
328:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/10 00:42:25 sBhLZ1Oy
【あららごめん、無理させちゃったかな】
【了解、ならまた明日避難所でー】
【開始時刻はいつも通りにする?】
【土日だし、ある程度は早められるけど】
【今日も楽しい時間をありがとうだよー】
【正ちゃんがこんなに追い詰められたのは初めてかも(←)】
329:霧原朱音? ◆FdHN5Mb0fw
10/07/10 00:45:09 89VNObMS
【はっはっは、これからもっともっと追い詰めて行こうじゃあないか】
【では、明日も同じ時間ということにしようか】
【よろしく頼むよ、では今日のところはおやすみ、だ】
330:御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc
10/07/10 00:47:25 sBhLZ1Oy
【ぎゃああしまった、綺麗に墓穴を掘った!?】
【ううう……ぜひよろしくお願いします女王様】
【それじゃー明日を楽しみにしてるねん、おやすみい】
【スレッドをお返ししますー】
331:奏 永久 ◆ONICNlGmhA
10/07/10 06:37:51 PFQ/BFgW
【お借りします~】
>314
………―。
(目覚めは最悪だった。頭が痛いし耳鳴りがする、ついでに何か肩やら指先やらが痛かった
言うまでもなく、眠っているのにもかかわらず脳を休ませなかったからだろうと思う。)
(軽く頭を振って見やる時計が表示する時刻は4:44―起き抜けにいやな数字をも見たものだ。)
―『どうか………、愛華の事を………守ってあげてください』
―『よろしくお願い致します、"未来の"当主様… 』
(夢のなかでの出来事はこれ以上ないくらいにはっきり覚えている。
やるべきことも頭の中にたたきこまれたままだ
髪留めのゴムを取り、軽く両サイドで括ってある髪を解く。)
("瑞谷 優奈"の言葉、子を思う母としての顔を思う。
何度も頭を下げて、本来ならば自分でやりたいことだというのに手を伸ばすことすら許されず
子の行く末を見ていることしかできない―哀しき母の姿)
重いなぁ………
(気だるい体を引きずるように身を起こして呟く。
肩のあたりの筋肉が妙に張ってる感覚を感じながら、寝巻きのボタンをひとつずつ外していき)
(胸のうちか、背中か………何かを背負うということが確かな重みを伝え、自身の心を押しつぶそうとしているのがわかる。)
………ありがとうございます。
(報われたいわけではない―と思っていた。
見知った人全員の努力が報われて欲しいとは思ったことがあるが自身が報われたいなどと思ったことはない―と思っていた。
けれど、あの優しげな瞳でささげられた言葉に「自分は報われたいんだな」ということを自覚する。)
(―そんな自分の未熟を感じつつ携帯に手を伸ばし電話帳を開く選択するのは『実家』)
(週末。久しぶりに実家である≪奏宗家≫に足を運ぶことにした――)
【それではこちらも〆を置かせていただきました。】
【数日間+αに渡ってのお付き合い、本当にありがとうございましたっ
アドリブにも付き合っていただきましたし感謝しても仕切れないであります】
【改めましてお疲れ様でしたっ、またよろしくお願いしますっ】
【置きにお借りしました~】
332:竜胆 凍 ◆5komEqYA0I
10/07/10 13:09:17 dkPtMSei
【名前】竜胆 凍(りんどう こおる)
【年齢】18
【性別】女
【身長】176cm
【3サイズ】計ったこと無い。身長相応。
【容貌】肩まで伸びた白髪、濁った灰色の眼。薄汚れた白基調のセーラー服着用。
身長相応に胸もあるし腰もしまっているが肩幅が広いため
グラマーと言うよりガタイがいい印象を受ける。
中性的な顔立ち。
【能力】
魔刃:全長200cm、幅20cmほどの大剣。見た目通りの重量をもつが竜胆にとっては重くないらしい。
霊的武器で触れた相手の存在を吸収するという特性を持つ。外傷はつかない。
存在を喰らい尽くされたものは跡形も残らず消滅する
自我を持ち、他者の存在を喰らうために竜胆をあやつる。
呪い:「他者を助けてはならない」という呪いをかけられており
破った場合、魔刃の標的になってしまう。助かるためには他の存在を差し出さなければならない。
時間凍結:触れたものの時間を凍結させる竜胆本来の能力。
空間そのものを対象にはできず、必ず人なり物なり対象が必要。
永久的に対象の時を凍結させることも可能だが外部からの衝撃に脆く
「打ち破る意思」を持った衝撃を受けると容易く凍結状態が解除される。
主な用途は魔刃の封印。呪いの発現条件を満たしても凍結状態は解除される。
対象に触れている時間が長ければ長いほど長く時間を凍結させることができる。
【希望】戦闘、交流、エロ、長考遅レスの許容
【NG】特に無しだけどよくわからないものはわからない
【弱点】
・典型的なパワーファイターであるため、動きが鈍重で攻撃後の隙が大きい。
・凍結の対象にできるのは1つだけ。
・その為魔刃を封印している間は実質無能力。
・対象の時間を完全に凍結させるのには時間がかかる。(短時間なら一瞬触れるだけでも可能)
【備考】
・高等部三年生。魔刃遣い。
・他者を助けると呪いの条件を満たすため、それなりに頭も切れ、運動神経もいいが
成績は下の上。誰かと一緒にいるとたびたび足を引っ張る無能を演じている。
・容姿こそ変わっているが、他人の興味を引くに至らない人間。
・幼少の頃、魔刃と契約関係になり両親を殺める。その事件がきっかけで能力に目覚める。
・両親の死体は残っておらず、失踪扱いになっている。
・魔刃に封印されている存在の
「存在を一兆吸わせれば本来の姿を取り戻せるので、他者との契約は必要なくなる」
という言葉を信じて犯罪者や異形の存在を奪い、殺している。
・口数が少なく、物静かで冷静そうに見えるが
感情を表に出すのが苦手なだけ。実際は直情的で浅慮。
【プロフ投下……】
【ついでに30分くらい待機する。】
333:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 17:29:02 yMS8l1mP
【ロールにスレを借りますよっ】
そいつは上等。
……でも、先輩と一緒にお風呂に入ったら、匂いをかき消されるだけじゃ満足しないぜ?
先輩の匂いをしっかりと俺に刷り込んで貰わないと。
(いきなりの言葉に顔を赤くして、勤めて淡々とした口調で、ぷいっと視線を逸らし)
…思春期ってやつか?
でも、思考そのものは今の先輩なんだから、それもちょっと違うか。
………んー、俺は、葵さんより上の視線で見れることがないからな。
ちょっとお得な感じがするぜー?
(そう言うと、ひょいっと彼女の身体を抱き上げて、にっと笑い彼女と視線を合わせる)
…しかし、どうすりゃ、元に戻れるんだろうな。
異形の仕業ってんなら、何かしら対処方法はあるんじゃないのか?
(特に深凪のような機関であれば、研究をしているんじゃないのだろうかと首を傾げて見せて)
…ずっとそのままでっていうわけにはいかないだろうしなぁ。
(じぃっと抱きかかえたままの彼女を眺めながら)
334:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 17:38:15 eLabXfBw
【時間と待機宣言リミットから判断して、もう落ちられているものと判断して……
失礼して、ロールに場所をお借りいたします。もし、問題があれば遠慮なく、です】
>>333
……この格好でもそのような事を仰いますか?
―お風呂、というのは物理的にも洗い流す、という意味でっ、
私も、汗と土ぼこりを流したいと思っているだけですから。そこで頬を赤らめないでください。
(その言葉にしっかりと意図をくみ取ったのか、恥ずかしそうに顔を赤らめて、彼の頬を指先でひっぱる)
私がかがんでいるか、貴方が物理的に高い場所にいるか、でないと
2㎝の差はどうしても埋まるものではありませッ―……ん、から。致し方ないかと。
(ひょい、と抱きあげられて目の前に視線がくると、びっくりしたような表情をしたが、
彼の顔が笑っているのを見つけるとすぐにいつもの表情にもどって、ジッと見返す)
……朱羽が大人しく来てくれていれば、すぐどうにかなりましょうが、
貴方の言葉通りならばどんなに呼び出しても来ないでしょう。
実際、さきから電源は言っていない見たいですから―意図的に切っているのでしょうけれど。
(と、抱きかかえられたまま足をぶらぶらさせて溜息をついて)
可能性としては数日経てば戻る、と言う可能性もございますが―、
他は、何らかの刺激を与える、とかでしょうか……ショック療法、ではありませんけれど。
ほかは基本的に朱羽の分野です。まあ、私の状態等を聞いて危険ではないと判断したから、の
―あえての放置プレイ、なのかとは存じますが。
【というわけで。中断などなどもばっちこーい、というやつなのでいつも通りで】
【それでは、今日もどうぞ宜しくお願い致します、後輩さん(一礼)】
335:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 17:56:47 yMS8l1mP
>>334
格好は関係ないだろ?
先輩であることには間違いないわけだし――違うか?
(指で頬を引っ張られながら、むぅと唸って)
つまり朱羽さんなら、何か方法を知っているかもしれない。
けど、意図的に、連絡を絶っているかもしれないっていうのなら……、
何かしら方法はあって、そんなに心配することでもない…ってことか?
(そう言えば、喫茶店で話をしていたとき、携帯を弄ってたなとふと思い出して)
……ショック療法か。
でも、この場合のショック療法って、何なんだろうな。
普通、荒治療ってことになるんだろうけど……。
(まさか頭を殴って、元の姿に戻ると言うわけでもあるまい。うぅん、と首を捻って)
…まあ、数日経てば戻れるなら、それはそれでいいのかもしれないけど、
その間学校には行けないよな……ただでさえ、葵さん、出席が危ないんだろ?
(深凪に帰っていた時の事を思い出し、この街へ帰ってきたときもそんなことを言っていたことを思い出して)
………うーん、どうするかな。
個人的には、今の葵さんも可愛いから、俺としては困らないけどさ。
(抱きかかえていた彼女をすとんと地面に下ろして、再び悩み始めて)
【了解です、っと。そちらも何かあれば、言ってくださいなっ】
【】
336:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 18:05:34 eLabXfBw
>>335
(違くはない、のだけれど―と、こちらもむぅと唸りながら手を離して)
そう、問題はそこであるの―です。
出席があやういというか、そこの部分はきちんと補習を行うことで補完していただいたのですが
テスト前でもありましょう? やはり、長い欠席はわたしとしても避けたいところです。
(ただでさえ危ないのだだから戻れるものなら早く戻りたい)
(それに学校だけでなくこの体では狩りにも支障をきたすかもしれない。それは問題だった)
……こういう場合は、
とりあえず脳に刺激を与えてみたり、ですとか、電流を軽く流してみたり、ですとか
なんかそういうことをやっていたようないなかったような気が、するの、ですけれど、
― 一番は術師に頼むこと、です。
呪術てきなものであれば一発で治していただけます。何か科学的なあれならばそういう機関の方が強いですけれど。
他に……―あ、……と、ないこともないのですけれど、
昔、朱羽に教えてもらったことですので、これは信憑性が薄い、というか。
(すとん、と地面に下ろされたときに何かを思い出したようでハッとした表情をするが)
(む、と唇を結んでどこか言いにくそうに目をそらして)
337:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 18:16:26 yMS8l1mP
>>336
………んー、本当に、難儀だな。
まさか、そのままの姿で登校するってわけにもいかないし…。
他にも色々と不便がありそうだよな。
どうしたもんだか………。
(残念ながら、こういうケースに遭遇するのは初めてで、何の知識もない)
(役に立てないことを、悔しく思いながらも、何とか解決策はないかと頭を捻り)
電流、か。
(あの少女ならあるいはとも思ったが、実際連絡が取れたとしても、
それが成功するかどうかは、定かではない)
術師か……俺の知り合いにはいないんだよな。
深凪にはそういう人はいないのか? ……機関といっても、いきなり知らない他人を、
『子どもの姿になったので、治してください』と言って、対処してくれるとは思えないしなー…。
しばらくは、このままで過ごすしかないのかな…?
(うーんと首を傾げてみるものの、やはり、解決策が出てくるわけでもなく、時間だけが過ぎていく)
(と、その時彼女が言葉を漏らして)
……うん? なんだか、含んだ物言いだな。
何かあるのかよ? 試せるものなら、試してみればいいじゃねえか。
もし、ダメなら他の方法を探してみればいいんだし――。
338:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 18:24:53 eLabXfBw
>>337
体ぜんたいに、多くは脳に強い刺激を与えてみる、ということです。
あとは精神系の能力者の方―とか、とはいえ私も精神系の能力者は存じ上げませんし、
特に精神系の能力者は鬼門でもあるので、知り合いにいたとしても借りをつくるのは―
(躊躇われる、というようにわずかに眉をさげてから)
―ですから、≪深凪≫のそう言う人が、簡単に言えば朱羽なのです。
……あの女、私が困るとしっていてわざわざ腰を浮かすことをためらっているのでしょう。
(ただの意地悪だと分かっているから口を尖らせる。むう、と息をはいたあとに)
あ、あ……う、ん。
(言いにくそうに黒い瞳を右に左にせわしなく動かし、ようやくというように目をむける。
彼の近くへいくとその服の裾をぎゅっ、と握ってから精一杯に背伸びをして、
普段ならすぐにでも届く彼の耳元―の近くまで足をぷるぷるさせながら、口を近づけると)
…………せ、せ、――性的な、交渉を、……す、ると、か――。
339:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 18:42:34 yMS8l1mP
>>338
………まぁ、確かに自然に治るかもしれないものを、
わざわざ借りを作ってまで……というのも、面倒だな。
(参った、と言わんばかりにがりがりと頭を掻いて)
(彼女がそういう分野において苦手としていることは分かる。
特にそういう仕事をしていたのなら、その借りがどういうツケで回ってくるかわからない)
(難しいな、と小さく溜息をついて)
…なるほどな。朱羽さんなら、考えられるな。
俺も今日、あの人にさんざんからかわれたばかりだし――。
(もし、彼女と連絡がついたところで、協力を頼んだとしても、断られるか、
もしくは、それ以上の厄介ごとを招いてしまいそうだ。それは自分としても避けたいところだった)
……どうしたんだよ?
(妙に言いよどむ彼女の様子を怪訝に思ったのか、彼女の顔を覗き込んで尋ねる)
(軽く腰を曲げて、耳を傾けると――合点がいった)
っっ……なるほどな。
もし、本当にそれが効果があるとするのなら――。
(あの女、わざと仕組んだのかもしれない、と内心呟きながら、赤面して溜息をつく)
……俺はそういうことには疎いから、効果が保証されるかどうかは、知らないけど。
どうするんだ? ……このまま、治るのを待つか。それとも……。
(次の句を口にするのを躊躇った。確かに、それをするのはやぶさかではないが、
こういう形でするのは、なんだか彼女の隙に付け込んだようで微妙な気分だった)
(当然のことながら、そんな理屈っぽいことを差し引いても、彼女の魅力を知り尽くしている自身としては、
それを聞いただけで、ごくりと生唾を飲み込んでしまったのだが)
340:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 18:49:45 eLabXfBw
>>339
私とて、これに効果があるかどうかなど分かりません。
昔に朱羽がいっていたことです―、もしかすれば冗談、なのかもしれません。あの女ですから。
(仲間ながら土壇場と仕事関係以外で信頼をおかないところが、深凪の有りようを如実に表していた。
こちらもこちらで表情は変わらないものの僅かに頬は赤らんでおり、
視線を彼をあわせないようにするところからしても、恥ずかしがっているのは間違いなく)
―ただ、もしも、仮に、仮に本当だとしたら
この場合にその手段が有効であるとしたら……、私できれば明後日までには戻りたいのです。
来週には個人で受けている狩りの仕事もあります。
それに、明後日には現代文の、―現代文の、小テストが……か、漢字なら私も出来ますから。
(つまり、その小テストで点数稼いでおかないと期末がヤバイとそういうことらしく)
(彼女も彼女で逡巡する様子を見せたあと、彼の服をいつもより小さい両手でぎゅっと
握ったままに……ぐ、と彼の体に顔を押し付ける)
…………効果はないかもしれませんが、
つ、きあって―いただけますか? 朱羽の匂いも消えて、一石二鳥でしょう?
(後半は自分に言い聞かせるかのようだったが、それでも顔を埋めたままくぐもった声で尋ねて)
341:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 19:04:07 yMS8l1mP
>>340
……まったく、葵さんも災難だな。
まあ、仕事も学業も葵さんは大変だろうから、手段を選んでる場合でもないんだろうけど…。
(しかしまあ、本当にあの女はとことん人を引っ掻き回すタイプだな、と苦笑を溢し)
冗談で終わったら、また、その時は別の方法を探してみようぜ。
…最悪、諦めて、自然に待つか、朱羽さんから聞き出すって方法がないわけでもないけど。
(そんな方法は取らないよな?と苦笑交じりに尋ねて)
俺は、効果が有る無しに関わらず、
葵さんとなら、幾らでも引き受けるぜ?そりゃもちろん、下心がないってわけじゃないけどさ。
(気恥ずかしそうに視線を逸らしながら、ぽり、と頬を指先で掻いて)
(しばらく逡巡して、視線を彷徨わせると、意を決したかのように彼女の顎を持ち上げて、咄嗟に唇を奪う)
(そのまま、舌先でその唇をノックし、またぬるりと舌先で舐めて)
……此処でする? それとも、少し歩いて…その、俺の家に来る?
(流石に人の気配のしない裏路地とは言え、この間のことを思い出し、ためらいがちに苦笑して尋ねる)
342:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 19:11:51 eLabXfBw
>>341
私とて、このような姿でこのようなことを頼むのはいくらか気がひけますが、
―このようなことを頼めるのは、貴方以外にもおりませんし、
朱羽の匂いも、掻き消すってお約束いたしましたから……これは半分ぐらいついで、ですが。
(彼の様子を窺うように顔を離すと視線を上に向ける)
(迷っている様子をしばらく眺めていれば、―彼の指先が自分の顎に触れ、持ち上げられて)
ん……。
(ノックするように舌先が触れると僅かにぴくっと震え、反射的に唇を開きかけたが
「此処で」と言われたことで今現在自分がどこに要るのかと言うことを認識し、ばっと顔を離す)
後者に、決まっているでしょう?
ど、どうやってどうしたら「此処で」なんていう発想になるのですか――ッ!!
……太一朗さんが構わない、なら……貴方の、家が、……いいと思います。
(躊躇いがちに苦笑したその顔を控えめに睨みつけつつ、赤くなった顔で溜息をつく)
貴方の家で大丈夫なら、ですけれど―大丈夫なら、つれていって、いただけますか?
【あれでしたら次で後輩さんの部屋―とかでも大丈夫、ですから。ばびゅんと飛ばしていただいても十全です】
343:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 19:29:18 yMS8l1mP
【それじゃ、ばびゅんと飛ばしてっ】
(家までの距離はそう遠くはなかったが、その間、どうもぎくしゃくとした空気が流れていた)
(もちろん、気まずいというわけではないが、改めるとどうも緊張感が支配して、ぎこちなくなってしまう)
(だが、それも部屋に辿り着くまでの話)
(部屋に辿り着くと、ベッドに腰掛けて、彼女の身体を自分の足の間に座らせる)
うん―、やっぱり、この身体の葵さんもいいな。
すっぽりと俺の中に入れるし、さ。
(ぎゅっと背後から彼女の身体を抱きしめる。そのまま、軽く彼女の顔を後ろへと向かせて、
先ほどのキスの続きをした)
(いつもより、より小さく感じられるその唇は柔らかくも程よい弾力があり、思わず貪りたくなってしまう)
(啄ばむように彼女の唇を食み、その小さな唇に舌先を捻じ込んでいく)
………んっ、ふ……っ。
(唇を貪りつつ、その間、手を伸ばし背後から、彼女の細い足を撫でて、ゆっくりと内腿へと忍ばせていく)
(柔らかい肌を手指で感じ取りながら、内腿を軽く揉んで)
【それじゃこんな感じでっ】
344:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 19:34:35 yMS8l1mP
【っと、ごめんっ。夕食を取って来ますっ。
1時間以内には戻れると思うのでっ……!】
345:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 19:39:32 eLabXfBw
>>343
(何となく気まずかったその時間が終わり、彼の部屋につくとホッと息をついた。
そういえば彼の部屋に来るのは三度目だっただろうか。基本、自分の家のことが多いので、
あまり彼の家にお邪魔することがないのだ―ベッドの下にまだ何かあるかな、なんて不謹慎なことを考えていたら)
ん……。
(ベッドの上に、というよりも彼の足の間につれてこられ、抱きしめられる。
背中に感じる彼の存在がいつもよりずっと大きく感じて、自分が小さくなったことを実感した)
このように貴方の腕のなかにすっぽりと収まるのが悪い気分だとは申しませんが、
……やはり、なんとなく癪と言うか、なんとい――んっ……ん、ぅ……ふ。
(最後の言葉を紡ぎ終わる前に、先ほどの続きを浴びせられる)
(啄ばむような甘いキスに幸福感と体がじんわり熱くなっていくようなそんな感覚を感じ取りつつ、
舌先が入り込んでくれば、自分から頼んだこと―と、いつもより大胆に彼の舌を招き入れた)
んっ―、は……ぁ……、ちゅ……。
っ、ご家族は―……ん、ふ……大丈夫、なのですか……?
(キスの合間にそんなことを尋ねるのは、内股をさする彼の手に敏感に反応している自分が恥ずかしいからか。
気を紛らわせるためにも何か喋っていたいかったのだ。
それでも、自分の小さな体に手を滑らせて、いつもの体と同じように刺激されていることが、
恥ずかしく―そして、なんだかとても背徳的なことをしているような気がするのは、変わりなくて)
……貴方は、この体にも興奮するの、ですか?
(と、キスの合間にそんな意地悪な台詞も吐いて、今度は自分から彼の唇をぺろりと舐めた)
【有難うございます。十全と重畳っ、であります】
346:媛名あおい ◆YJKujNK4t6
10/07/10 19:41:38 eLabXfBw
>>344
【全力のリロードミス。であります】
【了解いたしました。一応、こちらは返しておこうと思います】
【もしこちらが空いているようならそのままこちらにレスをいただければ。空いていないようなら避難所に、と】
【ふふ。ゆっくり食べてきてくださいませ。それでは、一旦スレをお返しいたします】
347:郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ
10/07/10 20:40:17 yMS8l1mP
【誰も使ってないようなので…遠慮なく使わせてもらいますっ】
>>345
そんなこと言うなって。
こんなこと、そうそうないんだから――、その分楽しませてくれよ。
(彼女の抱き心地が良いのか、ぎゅっと抱きしめて、唇を交わす)
(あっさりと受け入れる彼女の唇に、小さく驚きながらも、舌の進入は緩めず、彼女のそれと絡めあう)
……つっ…、は、ん……くっ…。
んー……、父さんたちは、仕事だからいないだろうけど…姉さんはどうかな。
まあ、自分の部屋で勉強してるから、気にしないで大丈夫だって。
(敢えて、家族の存在を強調するように、そう囁きながら、唾液を口腔へと送り込んで)
ああ、興奮するぜ。
………いつもの身体だろうと、この身体だろうと、葵さんだからな。
(意地悪な台詞に、おどけた様子で言葉を返しながら)
(彼女から、唇を舐められると、予想外の行動だったのかびくっと身体を震わせて)
(今度はお返しにと言わんばかりに、軽く彼女の唇を舐めて)
(その間にも、手を伸ばして彼女の足の間に、手を伸ばして、潜り込ませる)
(下着の上から、そこをさすっては、指先を押し込んで刺激を送り)
【ごめんっ、ちょっと遅れたけどっ、またよろしくお願いします】