10/07/04 11:06:09 nZ8nO3MN
>>172
あぁ……水鏡さんだったのか。
(その人影が、見知った人物だと判りほっと胸を撫で下ろす)
(安堵した為か、ごくりと生唾を飲み込み、小さく息を溢して、苦笑を浮かべる)
(彼がこんなところにいる理由としては、自分と同じ理由か、トレーニングだろう。
ボクシングに心を燃やしている彼なら、こんな時間でもトレーニングしていても不思議ではない)
ああ、取り分け急いでるわけじゃねーから、全然予定は空いてるぜ?
(何の用だろうと首をかしげながら、彼の言葉を聴くと不思議そうにして)
………先輩が?
(確かに未熟である自分が誰かに、鍛えてもらうのは効果的だろう)
(しかし、彼とはそこまで面識があるわけでもなかった。…と、そこで合点がいく)
(彼女の方が、彼と親睦が深いのだろう。そう考えれば自然だった。)
へへっ、そうだな。こういう機会は滅多にあるわけじゃねえしな。
ま、伸び白があるかどうかは分からないけど、いい機会だ。
水鏡さんが、そう言ってくれるなら、付き合ってもらおうか?
(右手で「オッケー」と輪を作りながら、快活に笑い承諾する)