10/07/03 00:39:06 K2LxWxNA
>>157
(あまり近づかないようにと制され、車椅子を止める)
(その代わり、少し前のめりになって目線をあわせてくれた水鏡の顔をまっすぐのぞき込む)
……先輩。
(確かに、都だって料理できるようになるまで色んなことがあった)
(霧原朱音の言葉、兵部晶の言葉、二人だけでなく、多くの人の言葉があって)
(同じように言葉が解決したりヒントになったりするとは限らない)
(それでも、言った本人は意識しない何気ない言葉がヒントになったりして)
わかりました。
たぶん、わたしが男子だったら、もっと先輩の力になれたのかな。
(きっと、何よりもまず、今は大泣きしたい時期なのだろう)
(都だってそうゆう時期はあって、男子だとそうゆうとこは見られたくないのだろう)
(そんなデリケートなところは、本人の言うとおり自分自身でどうにかしないといけないのかも)
待ってますから、だから、大丈夫になったら声をかけてくださいね。
約束です、不知火が大変になっちゃうかもだけど、そこは我慢してもらって。
(都は手をあげて小指を立てる)
(万が一、このまま悩みに押しつぶされそうになった時、少しでも助けになるように)
(約束を思い出して、立ち上がって帰ってこられるように)