10/01/08 23:39:44 lc+lGe8v
【今からこの場所をお借りします】
282 名前:鴇音 優希 ◆IWm30LFhayxp [sage] 投稿日:2010/01/08(金) 23:03:26 ID:lc+lGe8v
(豊かな山間と自然に囲まれた、現代の日本では珍しい土地)
(近くの町まで自転車で数十分といったところか、
少し開けた大地にこれまた小さな畑と古民家を改装した平屋が一つ)
んん…やっぱ、これだけ自然に囲まれて生活するのって楽しいな。
高校代わりに通信教育を受けなきゃならないのは難だけど、
こんな良い場所に住んで土地の管理をするだけで父さんの手伝いになるんだから。
(首に巻いた手ぬぐいで、畑仕事を終え流れ出る汗を拭い)
ほんと…恵まれてる、よなぁ。
(のんびりとした口調で地面に座り込み、辺りの景色を見回す)
……あれ?なんだ、人……?
(時折宅配便で生活費と最低限の生活用品が届けられる以外、あまり人が来ない場所)
(それなのに道の脇、草の生い茂る場所に倒れこむ人影を発見する)
ま、まさか山で遭難して迷い込んだとか、かな?大変だ!
(急ぎその元へ駆け寄る、しかし近づくにつれはっきりと見える姿は何やら違和感が)
女の子…!で、でも…変だな。
なんで山の中でこんな…薄着……?しかも…
(彼の知る女性の中で一番、彼女の肌は白い)
(それに髪の色も常人とは違う、だがそんな彼女の頬に手で触れながら…)
―綺麗。
(ぼそっと、彼の率直な感想が漏れた)
【これで大丈夫かな…、あの、これからは少し砕けた感じで話すね】
【ではこれからよろしくね、シアラ】
283 名前:シアラ ◆AjvUISsPUc [sage] 投稿日:2010/01/08(金) 23:14:46 ID:PGMhIMdk
(空気の汚れた都会から逃げるようにさまよい歩いてきて)
(力尽きて倒れていた、そんな中)
(ぼんやりとした意識の中、人の気配を感じた)
…ニンゲン……?
(その影に向かって、うっすらと目を開いて)
(消え入るような声で、ぽつりと呟き)
………みず……おねがい…
(少年の自分に対する容姿への感想に反応するよりも先に)
(なりふりかまわず、差し迫った欲求だけを小さく告げる)
【わかった。こちらこそよろしく、優希】
【これでむこうに書いた文は全部だね、それじゃあ返事を書くからまた待っててくれるかな?】
【あと回線が不安定みたいで…もし返事が遅くなるようだったら、きっと回線が切れてるときだと思う】
【あまりにも長いようだったら、先に落ちてくれて大丈夫だよ】
【そしたら直り次第、楽屋スレに次回会えそうな日を伝言しておくから】