10/02/17 19:02:30 BU6ZxZm2
>>126
冷えるとき以外は、だけどね?
うーん、あの時は眠気が一気に吹っ飛んだかなぁ…
べ、別にあたしはそれが原因で濡らしたわけじゃ…ない、こともない、けど…
あたし、ちゃんとイケナイ秘密を持った大人の女になれるのかなぁ?
…ふむふむ。
ちょっとハードかもしれないけど、あたし頑張るよ。
(次の指示はちょっとしたゲーム形式で、ルールを確認したあたしは早速準備に取りかかった)
うーん、取りあえず鍵はここで良いかなぁ。
あんまり距離があってもキツいし…
(次の日の夜。あたしはわざわざ学内施設―部室棟だけど―の利用許可を取って、鍵を置いておく場所を吟味していた)
よし、ここに決めた!
ここならすぐに隠れられるでしょ。
さぁて、これからが本番だね!
(あたしは部室棟の地下倉庫に鍵を隠すと、スタート地点に定めた部室棟の屋上へと急いだ)
……うう、やっぱ寒いぃ…
さ、さっさと終わらせて温かいもの飲もっと…
(屋上で裸になると、あたしはそのまま服と下着をカバンに詰めて南京錠をつけた)
(これからがゲームの始まりだ)
はぁ、誰もいないから安心して歩けるよ…
えへへ、誰も知らないあたしの秘密…♪
(非常灯だけで照らされた部室棟は昼間の喧噪が嘘のように静まりかえっていた)
(もっとも、それが原因で露出のドキドキより肝試し的な意味のドキドキが勝ってしまっていた)
さて、と。
ここを降りれば地下だけど、ちょっと遠回りしてみようかなぁ…
(あたしは何を思ったか全裸のまま部室棟の外へ出た)
…わぁ、雪だぁ…
うふふ、ホントに綺麗だなぁ…
(興奮していたからか、あまり寒さを感じていなかったためそのまま雪を見ていたが)
(流石に外は風もあるから寒くて)
くしゅん!
…さっさと終わらせて温かいもの飲むんだったっけ…
(くしゃみをしたところであたしは我に返り、そそくさと部室棟の中に戻ることにした)
………あ、あったあった。
これで後は服を着て帰るだけだぁ…
(あたしはさっき隠しておいた南京錠の鍵を手に倉庫を出た)
【長くなったから2つに分けるね】