08/10/18 20:37:56 ofPLAiA+
くっ……
(自分に合うことを誰かしらに告げた上での密会かもしれない、外に供が控えていないとも限らない。)
(どの道、男を殺すという選択肢は無かったのだが…
部屋の隅へ放られたナイフを熱に濁った瞳で追わずにはいられなかった。)
ハッ、帝国将校さんともあろうお方が…女日照り、っての…?
馬鹿言ってないで離、っんむぶぅ!?
(初めてのキスが、唾棄すべき男に奪われる。)
(未だ媚薬の支配下に下っていない脳は当然拒絶し、咄嗟に唇を引き結ぶ
だが身体のラインをなぞられてしまうと羽の如く軽いその動きだけで、結び目は簡単に緩まり)
アンタにはっ…、
…貴方、には、関係ないだろ…っ
(取り繕うも敬いなど元より無い身。敬語等簡単に崩れ)
(寝台へと導かれれば、半ばくずおれる様な形で横たわる。だが、流石に拙いと感じ)
や、っだ…!離せ、離せ…ぇ…っ
(何も知らない幼子ではないのだからこれから何をされるか位は容易に想像出来てしまえば、
闇雲に両腕を振るい上げ、脚もバタつかせた。)
(尤も、容赦なく薬の回ってゆく身では思った以上に身体が利かず、下手な抵抗は男を煽るに過ぎないだろうが)