【英雄】紋章水滸伝11【革命】at EROCHARA2
【英雄】紋章水滸伝11【革命】 - 暇つぶし2ch279:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/11 22:37:02 WTbRbKTJ
(あふ…と大きな欠伸をかみ殺す)
(もともとどちらかというと夜行性であったが、昨日は特に眠れなかった)
(理由は“楽しすぎて”。そんな子供のような理由を抱くほどに、昨夜
 ――人間大の猫、という存在に出会い一緒に過ごした一夜は楽しいものだった)

ミルクを貰えるかや?
食べ物は…えっと、今回はよい。実のところ起きぬけなのじゃ。
(席を探している間にすれ違った給仕に、注文を頼んで軽くまた欠伸)
(昼食にはまだ早い時間ということで、人のまばらな食堂を見回して…ふと目に付いた席)
(ブルネットのロングヘアの少女の座る席を見つけ―…そちらへ、自然と足を向けた)

ここ、座ってもよいかえ?
(小首をかしげて、小さく微笑を。)
(何を意図したわけでなく、自然と足の向いた席にいたその少女に彼女は話しかける)
(チリン、と昨日の夜と全く同じ鈴の音を鳴らしながら…)


【こちらこそ、何か矛盾点や問題点がありましたら、ズバッと仰ってくださいねっ】
【それでは、改めて今夜はよろしくお願いいたしますー!】

280:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/11 22:47:49 uHvg9j+l
(頭の上斜め45度くらいのところから、たおやかな声が落ちてきた)
はい、どうぞ。空いてるわ。
(そちらを見ようともせず、テンションの低い返事を返す)
(けれど、チリン、と聞き覚えのある鈴の音を耳にして、はっと振り返った)

・・・・・・。
(なぜそこに昨夜の”猫”がいると思っていたのだろうか)
(そこには、少しばかり年かさの少女が立ってこちらを見ていた)
(その耳に、見覚えのあるイヤーカフ)
(昨夜の”猫”も同じものをつっけていた)

(我に返ってあわてて席を立つ)
あ、ええと、よかったらどうぞ、かけてちょうだい?

(隣の席を勧め、再び腰掛けながら、まだ心臓がどきどきしていた)
(昨夜の”猫”に「似ている」)
・・・そんなワケないわよ。いくら似たような鈴をつけてても・・・
(小さく独り言)

(思い切って声をかけてみることにした)
ねえ、その耳の鈴、どこで買ったの?誰かにもらったの?

281:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:57:36 WTbRbKTJ
(振り返ったブルネットの少女。自分の何かで何かがざわついた)
(“何が?”と聞かれれば明確には答えられない。“何に対して?”という質問にも同じく)
(彼女のその綺麗なブルネットか。
 それとも、引き込まれそうになるような黒い瞳か―…何か、答えられない)

あ、うむ……失礼させてもらうよの。
(どこか少しだけぎくしゃくした返事を返し、勧められた席に座る)
(給仕の女性が持ってきたミルクに口をつけながら――…何故か脳裏に浮ぶ昨夜の出来事)
(そして狙ったようなタイミングで、こちらへ向かってくる少女の声)

これ、かや?これは親友というか…まあ、大切な者からの貰い物でな。
もう、随分と長いことつけておるが―…なかなかに丈夫な可愛いヤツなのじゃ。
(髪を耳にかけあげて、僅かな光を反射して光るそれを見せる)
(こうやって少女と話しながら、何故か昨夜の出来事がずっと頭から離れない)
(むしろ、ざわめきやら何やらが、ずっとずっと大きくなっている気がする)

282:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/11 22:59:33 WTbRbKTJ
【うわわぁっ!申し訳ありませんー!な、名前もメール欄も消えてる…orz】
【281のレスは私になります。本当に、本当にごめんなさいっ;】

283:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/11 23:06:37 uHvg9j+l
お友達からのプレゼント・・・いいわね。よくお似合いよ。
(古風なアクセントで答えを聞き、いよいよデジャヴにとらわれる)
それって、珍しいものなのかしら。
どこかで売ってるの?

(他人が身につけているものをあれこれ詮索するものではないと)
(かつては厳しく教えられたのだが、もとよりそんな遠慮のできる性格ではない)
あのね、知っている・・・人、が似たようなのをつけていて
今はやってるのかなって思って。
(取ってつけたように、にっこりしてみせる)
(もう眠気はどこかに吹っ飛んでいた)

今までお城の中で会ったことないわよね。
私もここへきて長いってわけじゃないから・・・
私はリュリュ・エレン。
良かったらお名前を聞いてもいい?
(いきなり自己紹介)
(何の証拠もないのに、友達になれると決めつけていた)

284:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/11 23:07:34 uHvg9j+l
>>282
【IDあるから大丈夫ですー】

285:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/11 23:24:28 WTbRbKTJ
ふふ、ありがとうなのじゃ。
(似合うと言われると嬉しかったのか、はにかんだような笑みを浮べ)
(続く質問に、ちょっとだけ過去を思い出すように目を細めて答える)

うーん……売ってはおらぬであろうや。
あやつ、誇らしげに旅の商人から買った一点ものだとか何とか言うておった。
(“かといって凄い価値があるわけでもないのじゃがのぅ?”と付け加えて、悪戯っぽく笑う)
(しかし、にっこりと微笑んだ少女の“似たようなのをつけていて”という発言に)
(自分の中でざわめいていた何かが、より激しくなって――…それから、はっとした)
(何となく、そのざわめきの正体がわかった気がしたのだ)

リュリュ・エレン…。
(脳裏に浮ぶのは、昨夜の人間大の猫と過ごした時間のこと)
(口の中で転がすようにしてその名を呟く。ひっかかっていた何かがとれた気がする)

妾はシャトレーゼ。シャトー、と呼んでると嬉しいのじゃ。
(うふふ、と傍から見れば何がそんなに嬉しいのかというような笑みを浮べて応える)
(そうして、頬杖をつくようにして隣の席の少女を覗き込みながら悪戯っぽい語調で尋ねた)
――御主は、昨夜の美しい月を見たかや?
(綺麗な繊月だった“昨夜”のほんの一端。それをちらつかせる)
(別に、勘違いだったらそれで構わないのだ。彼女は基本的に楽天的である)

286:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/11 23:36:16 uHvg9j+l
一点もの!
一つしかないのね?この世にたった一組だけなのね?
(まるでそれが皇帝の王冠についたダイヤモンドででもあるかのように)

(ドキドキする気持ちを押さえながら)
シャトレーゼさん・・・シャトーって呼んでいいのね?
私のこともリュリュって呼んで。
これから仲良く・・・
(気さくさを装って友達になろうとした矢先)

月、ですって?
(また心臓が・・・正確には、心臓の上のルーンが反応した)
だって、まさか、あなた、本当に・・・?
(シャトーのおっとりした笑顔を見ながら、昨夜の”猫”と同一”人”物なのかと)
(それこそ体中が総毛立つ思いがした)
(自分もまた獣に変化するにも関わらず、そんなまさかと思っている)

昨夜の白い子が、あなたなのね・・・?

287:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/11 23:48:10 WTbRbKTJ
(行儀悪く頬杖をついたままに、少女の表情の変化をじっと眺めて)
(楽しげに。それは楽しげに唇の端をちょっとだけつりあげて、猫のように目を細める)

リュリュ、であるな?
ふふっ、ならばそう呼ばせてもらおうぞ、昨夜の語り相手殿。
(そう言うことで、尋ねられた質問への答えを返す。昨夜のは、自分であると)
(それから、まるで抑えていた何かが外れたように、少し声をあげて笑い出した)

何と言うか、奇縁というやつであろうや?
わらわ、まさかこのようにして御主とまた出会えるとは思わなんだ!
して、昨夜は大きな猫であった御主の正体を聞いてみたいのじゃが…尋ねてもよきかえ?
(好奇心いっぱいに青い目を煌かせ、彼女はまた鈴を鳴らす)

288:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/11 23:55:33 uHvg9j+l
(こちらの心臓が本当に口から飛び出そうなほど驚いているというのに)
(シャトーは余裕ありげで楽しそうだった)
(娘は金魚のように口をパクパクさせて、その笑顔に見入る)

(なぜか笑うと昨夜の”猫”にそっくりだと思った)

正体・・・わたしの?
(質問されて我に帰る)
正体もなにも・・・見たとおり。
16歳で、女の子で・・・月が出ていれば動物になることができる。
あなたも?
そう言う人、他に会ったことないから・・・すごい、本当に仲間がいるなんて!
(今度は次第に興奮してきた)

あなたはどうして猫になるの?
他には別の何かになれる?
生まれたときからずっとそうなの?
どこで生まれたの?
(身を乗り出し、勢いこんで質問攻め)

289:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 00:04:47 WTbRbKTJ
月が出ていれば、動物になれることができる…?
(獣人、という存在は知っているが、ソレとは違い彼女の口ぶりからするに
 様々な動物になれるのだろう。初めて聞いた存在に、大きく目を瞠った)

う…え、あっと―…ちょ、ちょっと待つのじゃ!
(しかし、驚いている間に矢のように飛んでくる質問の数々)
(両手を胸の前でひらき、どうどうと馬にするような動作をして笑った)
妾が猫になれるのは、そういう種族。
コシュカというてな?人猫…つまりは猫に変化できる人間であるから。
猫以外にはなれぬし、生まれたときからずっとこうであるよの。
生まれは…此処から結構遠くな場所なのじゃ。

なら、次は妾の番じゃな?
御主も、そういう能力のある種族であるのかや?それとも―
(意味ありげに、いや…少々大仰に間を取ってみせてから、言葉を吐き出す)
やはり、この革命軍に身を寄せている不思議な能力持ちとなれば、ルーン所持者、かや?

290:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/12 00:18:10 iyo4+Gzr
コシュカ、という種族があるのね。
みんな猫になれるの?
・・・いいなあ。みんながそうなら
自分だけ人と違ってて不安だったり困ったりすることないわよね。
(大きく深呼吸)

ルーン、あるわよ。心臓の上。
(といって、左胸を押さえながら)
でも、これがルーンだってわかったのはつい最近。
痣そのものは生まれたときからあったみたいだけど・・・
今みたいな形になったのは大きくなってからなの。
初めて変身したのは10歳の時。
(そこで娘の表情が曇る)
狼になっちゃった私は近所総出で捕まえられて檻に入れられて、
それっきり家族とは会ってないわ。

(そこでもう一度深呼吸して長く息を吐く)
(溜息、というにはあまりにも健康的な動作)
昨夜、楽しかったわね。本物の猫たちと遊ぶのも面白いけど
ちゃんと話が通じる子と一緒なのは、すっごく面白かった!
(昨夜のちょっとした冒険の数々を思い出して、くすくす笑う)

あなたにもルーンがあるのね?
ルーンに気づいたのはいつなの?


291:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 00:31:00 LJWi1vIS
(リュリュの曇った表情をみると、ぎゅうっと胸が締めつけられる思いがした)
(“異なるものは、簡単に受け入れられない”。
 生きてきたその長い時間の中で、嫌と言うほどに知っている、その現実)
(けれど、次の瞬間には楽しげに昨夜のことを語りだしたリュリュに、ふっと小さく笑う)

(――…彼女は、強い娘だと思った)

ふふ、妾も人間大の猫とあのように遊ぶ体験など今までなきよってな。
少々とはしゃぎすぎた気もしたが、ほんにほんに楽しい夜であったのじゃ。
(彼女と同じようにくすくすと笑いながら、嬉しげにその表情を綻ばせる)

して、御主の言うとおり妾もそのルーン所持者という奴でな。
いつ頃になって浮き出てきたかはよく覚えておらぬが……まあ、十年ちょっと前くらいかや。
ルーンだということは、こちらに来てから知ったが―妾は、こやつに感謝しておる。
(自分の右脇腹あたりをゆっくりとさすりながら、ゆったりと言葉を紡いだ)

ルーンがなければ、きっと妾は御主に会えなんだ。
こうして御主と出会えたこと―…月に愛された娘、リュリュに会えたことが、妾は嬉しい。
(“きっと、辛いことに見合うくらいの嬉しい出会いが、これからいっぱいあるであろうや?”と。
 先ほど、ほんのわずかに表情を曇らせた彼女にかけられる、精一杯の遠まわしな言葉)

292:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/12 00:42:44 iyo4+Gzr
あなたのルーンはおなかにあるのね。
・・・それじゃお互い、今見せあうわけにはいかないわよね。
(秘密めかしてくすくす笑いながら)

家族と別れたことも、そのあと私が暮らしたところを出てきたことも
みんな辛いことなんだけど・・・でも、そういうの、私だけじゃないもの。
こんな時代に、私よりもっとひどい目に会った人がいっぱいいるでしょ?
私ばかり何でこんな目に!・・・なんて思わずにすんでるから
皇帝には感謝してもいいのかもね。
(キュッと肩をすくめて、大人ぶったことを言ったつもり)

このお城へ来てから、不幸な人ばかりじゃなくて
不幸を乗り越えて強く生きてる人たちにたくさん会えたのよ。
だからきっと私も、少しぐらいはそういう人たちに近づけるような気がする。

あなたには聞きたいことがいっぱいあるわ!
猫になっているときは何を食べるのかとか
やっぱりネズミを半殺しにしたくなるのか、とか。

293:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 00:55:56 LJWi1vIS
うふふ、部屋やら風呂やらなら
思う存分と見せ合いっこできるものを、よな?
(わざとらしく頬に手をあててみせ…つられたようにクスクスと笑った)

ふむ、あの帝国の主に感謝してしまうとは御主、大人じゃのう?
(肩をすくめたリュリュの様子が可笑しかったのか
 ちょっとばかり、からかったような語調でそう返して)
けれど、御主の言葉によると“良い出会い”はもう既に幾つかあったようじゃな。
近づけるような気がする、じゃなく。主が望めば、十分にそうなれる。
(此処に導いてくれた紫色の能吏とのいつかの会話を思い出して、
 この革命軍という場所は、人を変える出会いに富んでいると、心の中で笑う)

ネズミ……あれは、ならぬ。
人姿ではなるべく自制してはおるが、追いかけたくて追いかけたくてうずうずしてしもうてな…!
猫姿であったら、特に一目を憚る必要もないので思いっきり追いかけまわすがな?
食べ物は、どうにも人姿で舌が肥えたのか、あまり普通の人と変わらぬぞ?魚が好きじゃ。

【そろそろ1時ですね…眠気とか、大丈夫でしょうか?】
【いつでも〆に向かいますのでどうぞ遠慮なくですっ】

294:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/12 01:09:38 iyo4+Gzr
良い出会い?そりゃもう!いくつかどころじゃなくあるわ。
(出会い、という意味を少々誤解する)
何しろここは革命軍の本拠地ですもの
後から後からイキのいい男の子やカッコいいお兄さんや素敵なおじさま方が
いくらでもやってくるわ。
出あいのチャンスには事欠かないわよ。

・・・おなじくらい、別れを覚悟すれば、だけどね。
(一瞬脳裏を横切るある男の面影・・・師であり父であり”男”でもあった存在)
(だがすぐにその連想を打ち消す)
(彼と「別れた」わけではないと自分に言い聞かせて)

犬でも猫でもヘビでも、肉食動物になるとどうしても生き物が食べたくなっちゃうのよね。
でも、あとで人間にもどったときにその食べ心地を思い出したりするのは、本当に最悪。
食べるだけならまだいいの。リスをなぶり殺しにしたのを思い出したりしたら、もう・・・
(思いきり顔をしかめて)
朝になって、自分が死なせたリスやネズミを泣きながらお墓に埋めるのを何度やったか知れないわ。
だからなるべく動物になったら何も食べないことにしてるのよ。
そういうことってない?

こういう話ができる相手って今までいなかったから、あなたにあえて本当にうれしい!

【お気づかいありがとうございます!こちらはまだ大丈夫です】
【でもいつでも締めはお申し出くださいませー】





295:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 01:27:33 LJWi1vIS
あ、いや……そういうのでなくて!
――…いや。まあ、そういうのでも良いのじゃ。
(青春よのぅ、なんて年寄りじみた言葉をしみじみと呟くその姿はまだ若々しく)
(ただ、その後に続く“別れ”という言葉に、ちょっとだけ苦く笑った)

まあ、どうしても出会いには別れがつきものであるからな。
どんな感情を共有したにしろ、どうしても命に限りはあり、一生ではない。
御主はそれをちゃんと知っておるなら、会えるうちに言いたいこと言っておいた方がよいぞ?
(リュリュに意中の相手でもいるのかと思ったのだろう。小さく笑って提案して
 まるで恋話を楽しむような口調で、人がいつ死んでもおかしくないこの時世を皮肉った)

うー…なるほどのぅ。そういえば御主、もとは根っからの人間であったよな。
(彼女の話を聞きながら、いろいろと納得したようにうんうんと頷いて)
妾たちコシュカにとって、生き物を捕らえるは生きるための狩りじゃ。
どうしても、“調理を加えた方”が美味しいことを知っておるがゆえに、そちらを好むが
結局のところは、猫姿で生き物を狩ったとしても、妾にとってそれは弓などを用いての“狩猟”と変わらぬ。
(ほんの僅かに青い瞳に宿る、捕食者側の鋭い光)
――…けれど確かに、人間の感覚のままでそのようになるのは、不快であろうや。
(困ったように肩を竦めながらもくすくすと笑って、“妾も話せて嬉しい”と付け加える)

まあ、やっぱりあの感触は知らぬがよいに越したことはない。
なるべく動物になったら何も食べないことにする、という御主の判断が一番賢明よな。

【はいっ!了解ですー!】

296:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/12 01:42:08 iyo4+Gzr
会えるうちに・・・
(相手の言ったことをオウム返しにして)
今までは、思ったことを何でも言っていいと思ってたし
どんなことでもしたいと思えば、そうしよう、って相手に言うのは何ともなかった。
それを嫌だって言われれば、そりゃ多少は傷つくけど
次のチャンスはいくらでもある・・・って思ってたの。

でもチャンスはないかも知れないのね。
その人の気持ちを確かめたかったら、その時にそう言わないとだめなのね。
(また少し、隻脚の男を思い出す)
(もう取り返しのつかないことになってしまったかのような焦燥感)
そうか・・・
(シャトーの言葉に少しの間物思いにとらわれる)

(動物になって食べたものの話を聞いたシャトーが、狩り、と口にしたとき)
(優しくたおやかな表情に、情け容赦のない野生が宿ったのを見る)
ああ、あなたは生まれたときから人だけど猫なんだものね。
私が生のリンゴも焼きリンゴもおいしいと思うのと同じよね。
リンゴは泣いたり騒いだりしないから、なんて私が人間だから感じるんだわ。

【そろそろ、次のレスをいただいたら、その次でこちらは締めさせていただいてよろしいでしょうか】


297:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 01:55:34 LJWi1vIS
今から、独り言をいうよの?
(物思いに捕らわれている様子のリュリュを見て、
 彼女は髪を結うための紐を取り出すと、自分の長い髪をゆっくりと結い始めた)

コシュカは長命種。人よりもずっとずっと長く生きる。
妾から見れば、御主らの一生は、御主らが思っているよりも儚くて尊くて、短い。
だから、わらわはヒトに伝えたいことはなるべくすぐに伝えるようにしている。
寿命の違う御主らがおらぬようになってから、一人で悔やむなど真っ平ごめんなのじゃ。
(高い位置でゆるやかなプナチナブロンドを括り終えて、長い独り言を終える)
(この時世となると、その寿命なども関係無しに唐突に別れはくるのだろうけれど)

まあ、こればかりはコシュカとヒトとの感覚の違いじゃな?
けれど、その御主のリンゴの例えは素敵じゃ。まさに、という感じよな。
(ぱちぱち、とこれはからかいでなく心から思った拍手を送り、彼女はゆっくりと席を立った)
(どこまでもゆるやかなコシュカはぐーっと伸びをすると、美しいブルネットの友人に笑いかける)

さて、妾はそろそろ失礼させてもらうよな。
ちょっと、今から気持ちよく汗を流して働かねばならぬ。
(定職がないかわりの手伝い。それが今からあるのであろう、髪を結ったのもその為だ)
また、今度は満月の夜にでも散歩しようの?リュリュ。
(握手を求めるように手を差し出して、彼女は今まで一番子供っぽく笑ったのだった)

【それでは、こちらはこれで〆になります】
【随分と遅いレスの連発、申し訳ありませんでした…っ;】
【けれど、本当に本当に楽しかったです!お付き合い、本当にありがとうございました!】

298:リュリュ ◆LuLuSocss6
08/04/12 02:13:56 iyo4+Gzr
(髪を編みながらシャトーが独り言を言う)
(その思いがけない独白に胸を衝かれた)
命の・・・長さが違う・・・。そんなことが・・・。

(まだ16年しか生きていない娘にとって、寿命などというものは全く考慮の埒外だった)
(まして、寿命の違う生物がいるなどとは、想像すら及ばない)
(ほんの少し年かさなのだろうと思っていたこの猫娘は)
(実は自分が知っている誰よりも長く生きているのだと、そこで初めて気づいた)
(それは、まったく彼女の言葉通り、たくさんのヒトと別れてきたことを意味することも)

すごい・・・なんてすごいことなんでしょう。
ここにいるといろんな人に会うけれど、もともとの命の長さにも違いがあるなんて
考えたことなかった。
(まったく新しい物の見方に触れて、娘の頭がフル回転する)
(だが、当のコシュカはおっとりと笑い、ぱちぱちと拍手を送ってくれた)

(髪を結いあげたシャトーを見上げて笑顔を向けた)
お散歩はいつでもまってるわ。月のない夜なら、人間のままだって楽しいわよ?
行く先は猫の時とは違ってくるけど。
暗くたって大丈夫。私、暗闇でも目が見えるから。

いってらっしゃい。がんぱってね。
私は・・・宿題やらなきゃ。
(楽しくも厳しい学者との”授業”を思い、彼を失望させたくないばかりに取り組む宿題の山に溜息)
(しなやかな動きでテーブルの間を縫っていく人猫を見送りながら、冷めた飲み物を口にする)
(苦いばかりの、微妙な味がした)

【こちらもこれにて締めさせていただきます】
【今日はお相手本当にありがとうございました!】
【楽しかったですー。またぜひぜひよろしくおねがいします】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】



299:シャトー ◆8vXIuzabZc
08/04/12 02:17:00 LJWi1vIS
【本当にこちらこそ!です♪】
【お疲れ様でした。私もこれで失礼しますね。おやすみなさいませ】


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