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エジプトのムバラク大統領退陣を求める反政府デモは、28日も全国の少なくとも4都市で発生した。
首都カイロには数万人が集結し、催涙弾や放水で鎮圧に当たる治安部隊と激しく衝突。
衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によると、少なくとも1人が死亡し、数十人が負傷した。
25日から連日起きているデモでは最大規模になる見通しで、約30年間続くムバラク体制は最大の危機に直面している。
デモは28日午後(日本時間同日夜)、イスラム教の金曜礼拝が終わった後で拡大。
カイロ大学構内では、数百人が「ムバラク出ていけ」と叫び声を上げた。警察は催涙弾を連射し、
その刺激臭は数百メートル離れた場所まで届いた。デモ現場に近づこうとする人には、
私服警官が「出ていけ」「逮捕するぞ」と叫んでいた。デモはカイロ市内の少なくとも6か所で発生し、
ヘルメットや盾で完全防備した警官隊がデモ隊をこん棒を振り回して追いかける姿が市内各地でみられた。
ただ、ロイター通信は目撃者の話として、一部の警官はデモ参加者と握手するなど、協調する動きを見せていると報じた。
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