11/02/09 01:47:12 62+IvmtL
>>567
すべからく 【▼須く】
動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった。
ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「
すべきであること」という名詞句になるが、副詞的に用いられて「当然」「是非とも」の意
味になった。
元々は、「須・応」を「すべからく○○べし」と再読した漢文訓読に由来する。
近年、「すべて」の意味で使用される例が多く見られるが、「すべて」といった意味は含
まれておらず誤用である。