10/12/09 02:12:21 bMunn+Lf
徹底的に検閲された作品を読んで育つ子供が、果たして本当に「健全」な人間に育つのか?
犯罪を描かれている作品であっても、それが流通していても、それは社会的な肯定ではない。
従って、描かれている物を子供から遠ざけても、まったく教育上の意味をなさない。
子供もやはり表現の受け手であって、ときには表現者でさえある。
もちろん、自己能力の成長の途上ではあるだろう。
けれども、少年・少女らを、性や暴力が関わるという理由だけで、表現の価値市場から締め出して、
その表現についてアレコレ考えを巡られる機会を奪うことこそ、甚だ不健全な施策ではないか?