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●「これ以上何をすればいいのか」
会見では記者から、「業界の自主規制が不十分だったのでは」という質問が何度もあり、業界団体を通じて自主規制を行ってきたという小学館・講談社の幹部は、
「これまで十分な自主規制を行ってきた」と説明を繰り返ていたが、都による説明とは一部食い違いもあったようで、記者たちは、納得し切ってはいない様子だった。
業界の自主規制の例として、18禁ではないがグレーゾーンの書籍について、上下2カ所をシールで止めて簡単には中身を見られないようにしたり、
第三者機関「出版ゾーニング委員会」を設置するなどの取り組みを挙げ、「これ以上何をすればいいのか」と思えるほど努力してきたという。
それでも不十分という指摘にも耳を傾ける方針で、さらなる自主規制に向けた検討も行っているという。
前回の改正案では反対に回った民主党が、今回の改正案では賛成に回る可能性があるとみられている。
出版幹部と漫画家が会見に先立ち、都議会民主党と意見交換会を開いたが、「意見交換というより、一方的に説明しただけ」で終わったという。
都議会民主党の態度が変わったのは、PTAなどが各議員の地元で行った会合などが影響しているのでは―と出版幹部らは推測。
都の青少年課には昨年9月から警察庁からの出向者が増えたといい、治安対策の一環として条例改正案が出たのでは、と見る向きもある。
【岡田有花,ITmedia】
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