10/10/20 01:51:16 YVzXaENT
>>786
>>786
いや。
河原で追いかけっことかボール遊びなんかをしているとき、無造作に打ち捨てられている
エロ本を見つける。
一人の男子がおそるおそる近寄ってページを繰り出すと、全員今までの遊びそっちのけで
後ろや横から覗き込む。
みんな声も出せずに見入っているけど、ドぎついシーンに差し掛かったところで、素性を
隠して男子グループに混ざっている朝おんっ子が思わず「うわぁ…」と小さい声を上げて
しまう。
まだ二次性徴前とはいえ、明らかに男子の声とは異なる声色に場の空気が一変。
誰からとも無くその場を離れ出し、ものの数十秒でみんな元の遊び場へ帰っていく。
一見いつもの風景に戻っただけの様だが、皆多かれ少なかれ様子が変だ。中でも
数人の男子は、朝おんっ子にチラチラと視線をやり、目が合うと逸らすなど、
明らかにドギマギした態度を取っている。
そんないつもとはちょっと異なるみんなの態度を見て
「ああ、やっぱりボクは皆とは異質な存在なんだな」
と、一抹の寂しさを感じるんです。