10/04/19 21:39:49 fin0W23O
Aは引き出しから、黒々とした棒状の張型を取り出した。根本には革のベルトが巻かれて
おり、その用途が窺い知れる。しゅる、と革同士の擦れる音を立て、張型の帯が解かれる
と、Bは短い悲鳴を上げた。愛撫され続け、半ばぼうっとした頭でも、それが何を模した
ものであるのかが一目瞭然だった。
「ごめんね……私は、こんな愛し方しか知らないの」
「その証を、私に頂戴……?」」
「そん、な……んんっ!」
「んふぅ……! はっ……」
Aはゆっくりと、キスを落とした。愛撫の時とはまるで違う、求めるだけの
めんどくせ。
きっとこんな前置きがあれば道具でも(ry