10/04/15 18:14:01 Mbad3134
戦国時代、織田信長が鉄砲を用いた戦術で武田勝頼を破ったとされる長篠の戦い(1575年)などで、細川家
が信長側の重要な軍事的役割を果たしていたことを示す文書3点が、東京・上野の東京国立博物館・平成館
で20日から始まる展覧会「細川家の至宝」(朝日新聞社など主催)で初めて公開される。
初公開されるのは、細川家に伝わる文化財を管理・研究する永青文庫(東京都文京区)が所蔵する、
「織田信長黒印状 長岡兵部大輔宛 五月十五日」と「三月四日 織田信長朱印状」「九月十日 織田信長朱印状」だ。
文書は、熊本大文学部付属永青文庫研究センターなどが調査した。「黒印状」は天正3(1575)年、長篠の合戦
を前に信長が細川藤孝(幽斎)に出した手紙で、幽斎が鉄砲の射手、弾丸、火薬を送ると伝えたことへの返信だった。
「三月四日」は、丹波八上城の攻略を企図した信長が軍用道路を普請するよう命じた手紙。「九月十日」では、
丹後国を統治する権限の行使について明智光秀と幽斎に細かく指示している。
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