10/04/21 14:09:21 NZlm76P9
>>649
数年後、タマオが財力に物を言わせて新薬を開発、ケンをネズミから人に戻す。
すっかり元に戻るどころか、むしろ元より明晰な頭脳となっていくケン。
カノンとも結婚を約束する仲となり、すべては順風満帆かと思われたが、ある時を境にケンの知能は衰え始める。
現実に抗うように、知恵を絞り必死に日記を書き綴るケンだったが、
残酷にもその連続した記録は、より否定し難い絶望を自らに突きつけることとなってしまう。
理性を失う恐怖に慄くケンは身近な人間を遠ざけはじめ、ついにはカノンにも別れを告げる。
一人ぼっちになったケンは「キルミン」と唱え、何処かへ去っていくのだった。
どこからか現れた一匹のピンク色の猫が、その後を追って・・・
みたいな展開したらこのアニメ一生忘れられなくなるところだった