みつどもえ 十六卵性at ASCII2Dみつどもえ 十六卵性 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト147:ローカルルール・その他変更議論中@自治スレ 09/04/18 23:50:35 ip0JYSJW 「ちっ、嫌な予感がしやがるぜ。」 窓際の席の徳永君は窓の反射を利用してこちらを伺いながら、わざと聞こえるようにそう呟いた。 俺と角谷さんは顔を見合わせ、聞こえてないふりをした。 すると徳永君は先ほどより少し声のトーンをあげ、「ちっ!嫌な予感がしやがるぜ…。」と繰り返す。 俺と角谷さんは尚も聞こえていないふりをする。徳永君は声のトーンを上げ続ける。 徳永君が六回目の嫌な予感を感じたときだった。 「徳永君、どーしたの?」 前の席に座っていた内海先生が俺達を助けてくれた。「いや、独り言だよ。」そう徳永君は言った。 内海先生は徳永君が心霊系の話が大好きだということを知っていたのだろう。そしておそらくこの後の肝試しの前フリも兼ねて、徳永君にこう話した。 「今からいく少年自然の家は、昔たくさんの人が戦争で死んだところに建てられてるんだ。幽霊が出るって噂もあるよ。」 徳永君は「やはりな…。いわくつきの場所だったってわけか…。」と言い、窓の外を眺めていた。 その後、少年自然の家に到着するまで徳永君の「感じる…。」との呟きがやむことはなかった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch