09/08/02 15:37:01 iok0Pzvj
朝起きたらとなりで大河が寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見た大河だ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、大河は「竜児はどこ?竜児どこにいるの?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。大河は竜児と幸せになるべきだって。
だから俺は一緒に竜児を探してあげた。
やっぱり大河の笑顔は俺に向ける笑顔より竜児に向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
竜児の抱き枕があった。
目から涙がこぼれた