09/02/04 01:08:42 +WEOI0D6
>>471つづき
ああ、何といじらしいのだろう。お前の姿に私の傷は心地よくうずく。
今、私は、いたいたしすぎるゆえに愛しい。
おまえのやわらかい心に刺し傷が増えるたび、
私の孤独はなぜだか少しだけ癒える。
この世のすべてから石を投げられ、罵声を浴びせられ。
それは私がこの世で味わってきたことそのものだから。
お前は気づかないうちに、私の孤独を共有している。
お前は知らず知らずのうちに、私を思って傷つき、
私の罪を肩代わりしていたのだ。
まるでおまえは、毒を持ち墓場に生える曼珠沙華。
その臈たきを知るのは、私だけだ。