08/11/02 19:07:01 OdQBCjoE
>>130
虐殺の限りを尽くすオートマトン…
少女の前にそびえ立つ『それ』もそのはずだった。
「………ぁ、ぁ」
少女なりに死を覚悟したのだろう……しかし!
そのオートマトンは振り返り同じ形をした仲間を攻撃し始めたのだ!
即座に敵と認識され仲間たちの集中砲火を浴びる『それ』…
だが半壊しながらも後ろにいる少女に危害が及ばないように立ち続ける………
降り立った深緑のMSが全てのオートマトンを掃討した後………
少女は恐る恐る『それ』に触れるが…『それ』は既に機能停止していた。
故に『それ』が単なる誤動作でそのような行動をしたのか否かは不明のままだ。
…しかし。
物言わぬ『それ』の行動が一人の少女を存命させたことだけは事実である。