08/07/01 13:04:17 bSDBGug2
「そーんな話したって無駄。
偏見から価値観、自己言及へと話が遷移して不完全性の無限回廊に陥るだけ。」
童顔が幼い印象を強く与える少女から、そんな衒学的な言い方で非難をされた事に
俺は耐えられなかった。嘲笑が見て取れる口元、毅然とした態度を先導する瞳。
諸々の少女を飾る部分を、無常な快楽で崩してやりたい。そう強く思い、少女を見つめた。
刹那、少女の体が小さく震えた。うつむいた彼女の様子をうかがっていると、
苦しそうな、そして色のついた呼吸音が耳に入る。
異変の原因を俺に求めた彼女と、目が合う。一見して熱があるとわかる顔の赤さ。
徐々に潤み始めた眼。尿意を我慢するように、両足をすり合わせている。
「これ……っなに……?」 ―お前の体が欲情してるんだよ。
なんだ。つまらない事を言う癖に快楽も知らないのか。……じゃあ、俺が体に教えてやろう。
催淫効果を持つ右目に感謝しつつ、俺は少女へと襲い掛かった。