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天然カキから麻痺性貝毒 小松島
小松島市和田島町沿岸で採れた天然カキから、基準値を超える1グラム当たり33・8MU(マウスユニット)の麻痺(まひ)性貝毒が検出されたと、県が20日発表した。
健康被害は起きていないが、食べると食中毒を起こし、死に至ることもあるという。
県は同日、松茂町から阿南市那賀川町にかけての沿岸で採れた二枚貝の出荷を自主規制するよう関係漁協に呼びけた。
県水産課によると、麻痺性貝毒は、「アレキサンドリウム・カテネラ」というプランクトンを食べたカキやアサリなどの二枚貝に生じる。
食べると30分で舌や唇がしびれ、重症の場合は体が動かなくなることも。致死量は体重60キロの人で3000~2万MU。
県の定期調査で、徳島市など3か所で16、17日、「アレキ―」の大量発生を確認。
付近のカキを調べた結果、20日になって和田島沿岸で採れたカキのむき身(1グラム)から、出荷の基準値(1グラム当たり4MU)を超す貝毒を検出した。
同課は「沿岸で採れた二枚貝を食べると食中毒を起こす恐れがある。
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