08/08/10 20:52:09 /rKWPlLD
しかし少女はあきらめず、NASAが察知した隕石の落下地点へ赴くと
おもむろにショーツを下げ、大地に仰向けになるとM字開脚のまま腰を天へと向けた。
「ペインキラー最大!ラマーズエンジン臨界点突破!待ちに待った時が来たのよ!
多くの精子たちの死が、無駄死にだったことの証のために!生まれ来る命のために!
隕石よ!私は孕んできたぁッ!!」
その刹那打ち出される少女と部員達の間にできた赤子。まだ眼も開かぬ子供は
時速2万kmで成層圏を抜け、一直線に隕石へ。
大気圏を抜けた赤子はうっすらと眼を開ける。焦点が定まるとそこには巨大な岩が迫っていた。
あれが何なのか、それ以前に自分が何者かはわからなかったが何をすべきかはわかった。
また、やり遂げる自信があった。両手を合わせ、眼を閉じる。
「光あれ─」
赤子と衝突した隕石は表面に無数のヒビがはいった直後爆散した。
NASA職員いわく、その様子はまるで受精した卵子が細胞分裂をおこしたようだったと言う。