08/06/04 23:20:45 1Wa9iKPd
>>708
残ったものは自分が1億人を殺したという事実、 その代償に失ったものはあまりにも多かった。
私は自分のガレージでうなだれている。
私の目の前にはセレンさんがいる、 とても悲しそうな顔をして私を見ている、 私に銃を向けている。
もうすぐ何もかもが終わる、私は抵抗しなかった。
「・・・馬鹿野郎。」
何でこうなるまで気が付かなかったんだろう、 ただの出来心のために私はなんてことをしてしまったんだろう。
幸い涙は枯れていた。悪人として逝き、悪人として後世に語り継いでもらえる、相応しい罰だ。
「残念だが、私の蒔いた種だ。 刈らせてもらうぞ。」
ガレージの中に発砲音が1つ。 でも私はまだ死んでいなかった。
セレンさんの撃った弾は私のうずくまっていた場所の隣に当たり、 そのまま跳ね返ってどこかへ飛んでいってしまった。
「あいつが憎いよ、よりにもよってお前を・・・」
セレンさんは涙をぽろぽろとえ、AMSから光が逆流する!? 真っ白だ!頭が焼け焦げてしまう!
私は奇声を発し地面に倒れこんだ。