08/06/21 20:12:38 jHaJSdYB
>>980
職業とは、生活を支えるために金銭を得る手段としての仕事をいう。
よって、ある人が反社会的活動を目的とする団体に所属し、
団体の犯罪収益から金銭を分配されることによって生活を支えている限り、
その人は「ヤクザを職業としている」というべきである。
この点、職業という語に何らかの価値判断を盛り込んで、
「職業である生計手段」と「職業でない生計手段」が区別できるとする見解がある。
しかし、その見解によると、どの職業も等しく尊いという宣言に対し
「『職業』は等しく尊い。しかし、『職業』と呼ばれない生計手段は尊くない」
という留保を付することとなる。とすると、「職業」の指す範囲を操作することで、
結局は「どの職業も等しく尊い」という趣旨が害されることとなり、妥当でない。