旋光の輪舞at ASCII2D旋光の輪舞 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト506:名無したん(;´Д`)ハァハァ 08/04/27 09:10:05 ZbfhMjuA >>505 200点をあげたい 507:名無したん(;´Д`)ハァハァ 08/04/28 08:03:05 K48r13U7 それは俺が原稿を進めている時だった。 仕事部屋のドアが小さな音を立てて開いたのだ。彼女と二人ぐらしの俺、部屋に入ってくるのは彼女しかいないだろうと背を向けたまま声を掛けた 「今仕事中」 俺の愛する彼女の翠藍は仕事の邪魔をするつもりはなかったのだろう、静かに近づいてくる。ちょうどきりのいい所だったので手を止め、振り返った。 「あっ」 翠藍が声を上げる。振り向いた拍子に、俺の肩が翠藍の身体に触れてしまったのだ。いきなり振り向いた俺に驚いてバランスを崩した翠藍を抱き留めると、翠藍が手に持っていたカップの中身の紅茶が俺の脚にかかってしまった。 508:名無したん(;´Д`)ハァハァ 08/04/28 08:14:54 K48r13U7 「熱」 「あっ大丈夫…ですか?」とても熱い。あきらかに俺の自業自得なのだが。 「何か拭く物…」 と辺りに目を向ける翠藍 「あっ待てそれは」 時既に遅し、翠藍が手に取った原稿は俺のズボンに宛がわれており、少しづつその色を変化させていた。 「俺の……原稿…」 俺の呟きが聞こえたのだろう、自分が何をしてしまったのか気付いた翠藍は手の中の原稿に目を落とすと 「しわくちゃでにじんでしまいました…字も読めません…」 と、とても申し訳なさそうに言った。既に紅茶は冷えはじめ、俺は落ち着きを取り戻していた。 使われた原稿は一番上の一枚だけだったようだし、元々自業自得なのだ、怒る必要はなかった。しかしそれでは大人しい彼女が気を病んでしまうかもしれない。そう思った俺は、ある事をすることにした 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch