08/01/21 20:33:32 REgCcIyr
ロシアの神経細胞学者リュドミラ・ニコラエブナ・トルットは、ロシア科学アカデミーの遺伝学者ベリャーエフと共に、
キツネの人為選択による訓馳化実験を行った。
100頭あまりのキツネを掛け合わせ、もっとも人間になつく個体を選択して配合を繰り返すことで、
わずか40世代でイヌのようにしっぽを振り、人間になつく個体を生み出すことに成功した。
同時に、耳が丸くなるなど飼い犬のような形質を発現することも観察された。
これはなつきやすさという性質が、(自然、あるいは人為的に)選択されうることを示している。