08/01/06 13:50:49 ye+I0vtt
>56-60あたり
標準語制定以前には、らぬき方言とら抜きでない方言が併存した。
というか、むしろ、ら抜きの方が優勢だった。
方言復権的な動きという側面だってあるし、
尊敬語と「可能」で同一「ら付き」表現にすることによる近藤・混乱を避けたいとする実用上の要求もある。
俺は「ら抜き」推進派だぜ。
全然って語句が否定表現に限定されたのも標準語制定時の話で、
それ以前に、肯定表現でも使われる例はあった。
標準語の制定後にも、文学作品では肯定表現で使われる例が途切れることはなく、
「決めてはみたけど普及しなかった事例」にすぎない。
いずれの例も、標準語を制定する係官の見識不足が露呈しただけであって、「日本語の乱れ」なんてシロモノではない。