耐震強度偽装でその801 その4at 801耐震強度偽装でその801 その4 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト65:風と木の名無しさん 11/01/07 03:01:33 SKkylLqH0 「……全く、あなたって人は…」 全然懲りて無いんですね、とは、流石に蔓実も言えなかった。 それにしてもあの麻雛が、尾島の首に絞め跡を残して行ったとは。 その上、疼かせた身体を見せつけて尾島を誘うなんて、中々やるじゃないか。 (僕が話した時には『もういいんです』なんて言ってたのに、やっぱり未練たっぷりだったんじゃん) あっさりしているように見えて、実は一番情が深いタイプだったのか。 まあ、なんにしても、そのまま麻雛が部屋を去ってしまったのは多少気になる所だ。 「…で、尾島さんは一体どうしたいんです?気になるんなら電話してみたらいいじゃないですか。 それとも僕に様子を見て来いって?いいんですか、僕が麻雛くんのとこに行っても?」 「え、それってどういう意味なんだよ先生。まさか」 「そんな状態の彼を見たら、頂いちゃいますね、多分」 それを聞いた電話口の尾島のがっかりとした溜め息。 「マジか…」 「ここまで来たら、3Pってのをやっちゃえばいいんですよ、いっそのこと」 ニヤニヤと楽しげにしている蔓実の声に、尾島は 『最後までやれなくて済まなかったって謝っといてくれよ』 と最後に言い添えた。 この助平が、と茶化すつもりだった蔓実は、尾島の声が案外真面目だったことに拍子抜けしたが (何だかんだ言って、結局あなたは彼のことに本気になってしまったってことですか) 本人の自覚なく、周囲の男を自分の方へ次々と引き込んでいっている麻雛は 大した魔性の男かもしれない、この意外な結論に蔓実は (これから彼に会うのが楽しみだな)と、目を輝かせる余裕を見せた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch