10/10/03 23:24:33 /bwMhM8FO
初夏の匂い
オリジナル。
電車待ちの人ら。
ずっとイチャイチャしてるだけ。
真枝視点
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマス。
「ケイ」
ベッドの中心を陣取り、ブランケットを頭から被って丸まって眠る圭介の肩を揺する。
小さく呻いて、余計に丸くなる様子は本当に猫そっくり。
違うところは大きさくらいか。
セミダブルのベッドを独り占めして、幸せそうに寛ぎ始めた身体を再度揺する。
「圭介、遅刻する」
『風呂明日。帰って着替えたりしたいし、7時に起こして』
いつも予定より30分以上前から起こしてはいるが、毎度時間通りに起きれた試しはない。
「ケイ、10時から仕事だろ。着替えに帰るじか…」
ブランケットの中から伸びてきた手が腕を掴めば、有無を言わさず腕の中へと引きずり込まれる。
抱きしめられるのを慌てて胸板へと手をつき、辛うじて逃れて距離をとる。
ベッドへと座り込んだ際、ギシリと軋んだスプリングの音に、昨夜の情事がフラッシュバックする。
『そう、もっと見せて。見られんの、…大好きでしょ?』
背中をなぞる舌、尿道へと見えなくなる寸前まで回されながら入れられる綿棒、身じろげばリンと高い音を立てる鈴付き