*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart19at 801
*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart19 - 暇つぶし2ch392:2/2
10/08/06 10:44:10 X9naLqTp0
サッカーをやっていた純也には結構な痛手で、それで俺はスポーツ整体を仕事にするようになったのだ。
「マッサージもしてやろうか、ついでに」
「ええ? マジ? ラッキー、すまないねえ、彰司も疲れてるのに」
「ま、あとで身体で返してもらいますけど」
「お前が言うとエロいわね」
「マネしないでくれる?」
軽口を叩きながら、ラグに俯せにさせ、仕事の三割程度の軽さでマッサージをしていく。
肩、背中、腰。
引き締まった固い筋肉の中のコリを見つけ、ほぐす。
この仕事をするようになって、わざわざ理由付けする必要なく純也に触れられることに気が付いた。
無防備に俺の前に横たわる純也。
俺が純也を好きなように、純也も俺を特別な目で見てくれているといい、と思うことがある。
90%ない、とわかっているけども、時々、もしかして、と思うことはある。
うぬぼれ、あるいは妄想。たぶんそうだ。わかってる。
だから、こうやって純也に触れる男は俺一人。そう思うことで十分だ。
「おー、気持ちいいー。彰司、サイコー」
半分寝ているような声で、純也が囁く。
寝ろ。寝てしまえ。
「バカ、寝るなよ。シャワー浴びたら祭りの打ち上げ行くんだろうが。皆待ってんぞ」
心とは裏腹の言葉をかける。
いいよ、寝ちゃえよ。
そのまま朝までここにいろよ。そうしたら、俺はお前をひとりじめ出来るから。
「ん~…」
純也の息が穏やかになり、規則正しくなったのを見計らって、俺は立ち上がり、打ち上げに行けなくなった旨のメールを一本打つと、部屋の電気を消した。


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