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プーチン首相の車パンク、一瞬だけテロ騒動 原因は鉄片
2010年6月4日14時8分
【モスクワ=副島英樹】ロシアのプーチン首相が乗ったメルセデスのリムジンが3日、
モスクワの大通りを通行中に突然パンクし、ちょっとした騒ぎになった。けが人はなかった。
現地メディアによると、鉄片を踏んだのが原因らしい。
破裂音に一瞬、目撃者はテロかと驚いたという。
目撃者の話によると、いつもプーチン首相の車列が通る首相府そばのクトゥーゾフスキー大通りで
午後3時ごろ、突然破裂音が響き、時速140キロほどで走っていた車列は突然減速。
テロかと驚いたという。タイヤからは黒い煙が上がっていたという。
別の目撃者は、3台の同伴車から警護員が瞬時に飛び出てメルセデスを取り囲む間、
プーチン首相が別の車に乗り移ったと証言。「映画を見ているようだった」と語る。
瞬時にタイヤを交換して走り去ったという目撃証言もある。
ロシアでは大統領や首相の車列が猛スピードで走るのは有名。
2000年から8年間の大統領時代、プーチン氏の車列は少なくとも5件の事故を起こしているという。
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