10/04/11 01:05:40 xVgRQ+ZZ0
お偉いご立派なお家の三兄弟
次男と三男は正室の子だが、長男は平民との間の子であるため
継承権は次男、三男、長男の順
長男は、早くに実母を亡くし、屋敷に来て、父に「次男はやがてお前の主となる」と言われて以来
自分の立場と責任を弁えて、父の家臣、次男の守役として仕え、きつい任務もこなす
能力が高く、清廉で公明正大な人物で、部下や民に慕われている
次男は、愛されて天真爛漫に育ち、初対面から「兄がほしかった」と長男を慕い、尊敬し、憧れているが
権力や贅沢や貴族的生活に興味がなく、家を継ぎたがらず、立場を投げ捨てて出奔を繰り返す
「自分より兄の方が相応しいから、兄が家を継げばいい」と継ぎたくても継げない長男に言ってしまう
長男は、自分の役目を果たさない次男への苛立ちを隠して仕え
父の命令に従い、何度でも次男を探して迎えにいく
長男に向けられているように見えた父の愛情は、
実は長男の背後の次男にすべて向けられており
下働きも後継者で次期当主の次男のみを溺愛し過保護に扱う
三男は、表面上は愛らしいが、残酷な性格で、次男に対して変態っぽい愛情と妄想を抱いている
思ったことを迷いなく口に出し、遠慮なく兄に甘えたり、弱い者いじめをしたりする
「次男さえいれば他はどうでもいい」「次男は自分だけのもの」と考えており
家出をしては連れ帰される次男に「どこにもいかないで一緒に家にいようよ」と言う
長男は、次男の行動が理解できず、憎しみに近い感情を抱いている一方
三男のことは可愛い、愛しいと思っているが
感情表現が下手なため、三男には無愛想な兄だと思われている
元ネタは兄弟じゃないんだが、兄弟に変換すると萌える
長男と次男、次男と三男、長男と三男、どの組み合わせもおいしい