10/01/28 16:45:20 5jXMmYDd0
同じ孤独を共有する魔王と勇者、な電波を受信した。
魔王は「王」って時点で既に孤独だし、勇者は、特に「○○の血筋」
みたいな勇者だとそういうのが強いと思うんだけど、周囲から与えられ
るのは過度な期待と責任だけで、誰からも「特別」扱いされて、対等に
接してくれる者はない。
集団の中にいても1人ぼっちな魔王と勇者。
そんな2人が戦いの中で、互いが同じ孤独を抱えていることに気付いて、
ひかれあってもいいと思うんだ。
それも愛とか恋とかじゃなくて、「一度ゆっくりお話してみたいなぁ」
くらいの感情で。
このあとはお約束の展開だけど、
結局2人とも、魔王はあくまで魔王、勇者はあくまで勇者であらねばならない
っていう思いからどうしても抜け出せなくて、結局勇者が魔王を倒す。