米国海兵隊 vs フェラチオザウルスat 801
米国海兵隊 vs フェラチオザウルス - 暇つぶし2ch550:風と木の名無しさん
11/02/15 08:09:10 3xw/sYLl0

 赤く照りつける南国の太陽。
時折南風が草原を吹き抜け、丘一面に生い茂る葦が涼しげな音を立てて靡いた。
赤道の秋は夕焼けのように赤い。
そこはアフリカ、ルワンダ共和国。
遥かな大自然に人々が暮らす、言うなれば"辺境の大地"(フロンティア)だ。

   RWANDA :-14.25335.0801.2_ ルワンダ共和国北西部・特定自然保護区

おびただしい木々、果て無き大地、太古の情景を留めた、赤い赤い地平線。
そこは異国、赤道直下の南国であった。
川の流れの尽きぬように、悠久の時が変わる事無く巡った。
その日までは・・・・・・

551:風と木の名無しさん
11/02/15 08:10:12 3xw/sYLl0
 陽光照らす小高い丘。その葦畑に幾つかの筋が走る。
「まて!まて!」
葦を掻き分け走る人影、先住民の子供たちだ。
「まて!逃げちゃうぞ!」
彼らは小さな喉を嗄らして、しきりに何かを叫んでいる。
彼らの片手に握られた棒、どうやら狩りをしているようだ。
 深緑の葦を力いっぱい掻き分けて、ひときわ声の大きい少年が先を走る。
「逃がしちゃダメだ!ぜったい捕まえる!」
その後ろに続く仲間の少年たち。よほど苦労したのだろう。よく焼けた肌が泥だらけだ。
「はやく!はやく!追いつける!」
叫ぶ声色に力がみなぎる。獲物は間近に居るようだ。
 先頭を走る少年の目には、既に「獲物」が映っていた。
チラリと出ては逃げ込み、またチラリと覗く、獲物のしっぽ。
間違いない。少年たちの探し求める"あの生物"のしっぽだ!
「もう少し!もう少し!」
少年は機を見計らい、片手の棒を投げ槍のように振り上げた。
「えいっ!」
少年の棒は宙に僅かな弧を描き、目前の茂みに飛び込んだ。
狙った通り、きっと仕留めた。

552:風と木の名無しさん
11/02/17 05:37:15 6ZoJoh0SO
門半の古古を想像してしまったフェラチオザウルス

553:風と木の名無しさん
11/02/21 12:08:04.22 DDoJ4k960
なんという…なんという大作の予告編を観てしまったんだ俺は!


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