08/11/24 00:29:56 6ZhmsKAR0
亮は、家庭教師であり3歳年上の幸人に恋をしていた
いかにも勉学にしか取り柄がなさそうな幸人は、伯爵家の跡取りとして常にちやほやされ集団の中心にいた亮にとって
はじめて見るタイプであり彼の興味を引く存在だった
その興味のままに話しかけ、その人となりを知る内に亮は幸人を好きになってしまったのだ
「亮君、何を考えているんですか?」
息がかかるほど近くで幸人が囁く
「幸人さんのことですよ、俺、幸人さんのこと大好きですから」
「また、嘘ばっかり」
おっとりと微笑む幸人に、亮は泣きたくなる
幸人は亮が何を言っても本気にとらない
それどころか、どんな美女にもまったく興味を示さない
その原因を知ってしまったのはいつのことだったか・・・亮の恨みがましい視線が幸人の携帯についているストラップに向けられる
そのストラップには、幸人を虜にしてやまない愛らしい少女の人形がくくりつけられていた
お言葉に甘えてここまで捻り出しましたが設定がまるでいかせていない上に中途半端なことを深くお詫びいたします