09/05/06 00:22:17 ueC4YmeI0
既出そうな気もするけど、今日読んだ新聞記事で萌えたので
人工衛星と宇宙探査機。どっちも主人にひたすら矢印を発し続ける健気受け。
創造主にものすごい愛情と手間をかけて育てられるけど、
一度その手を離れたら二度と直接顔を見ることは叶わない。
暗く冷たい空間から求められるデータをひたすら送り続けることだけが、
はるか遠く離れた主人との間に残された唯一の繋がり。
そしてその任務を終えた時は、ものによるけど大体の場合、
探査機は到達地点で燃料が切れてそのまま機能を停止する。
衛星なら地球の引力に引かれて大気圏で燃え尽きて終焉を迎えるという、
どっちもロボットものの死にネタ王道パターンを地で行くラスト。
探査機「もう、僕の声は届かないかもしれないけど…今まで、ありが、と…(砂嵐)」
衛星「これで…還れるんだ…あぁ、意識が真っ白に溶かされていく……(以下同)」
で、今日見たのは日本が上げたはやぶさって探査機の話。
これは地球まで戻ってくるんだが
そのときに「地球に衝突する恐れのある小惑星の軌道予測システムのテスト」
に使われるそうだ。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
つまり、最後のお勤めは自分が燃え尽きることそのものというわけで
「最後までお役に立てて…僕は幸せです」
ほんとに健気過ぎる。
目的地に到達するまでとその後のいろんなドジっ子っぷりも含めて
この探査機は特に萌えどころが多い。
長文失礼しました