09/03/13 10:10:01 LiRSIbywO
魔王城・深夜
「じゃあ大天使さんは部屋はたくさんあるから
勝手に使って寝ていーよ、ワタシももう寝るからさーフワァ~」
「ありがとう。おやすみエトナ、君は優しい子だね」
「はいはい、わかったから」
あくびをしながらラミントンの笑顔を
軽く流してエトナは自分の部屋に入っていった
酔い潰れて寝てしまったフロンを部屋に運び、
他のゴードンやプリニー達もちゃんと放置して、
ようやくエトナとラミントンは寝ることになった時はすでに深夜だった
誰もいない廊下をコツ・・コツ・・と歩きながら
ラミントンは窓の外を見上げて思う
(魔界にもこんなに明るくて暖かい一時がある・・
天界の者もそれに触れれば私のように
もっと交流したいと活発になれるだろうね・・そうでしょう?クリチェフスコイさん?)