08/09/11 08:48:58 SN1BsrSS0
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夜叉の里に戻った見部少年に影労少年が目ざとく気が
ついて「どうしましたか? あのロザリオ」「な、なんでも
ない! 気に入らないから捨てただけだ!」みたいな
やりとりをしつつ、あの時じっとこっちを見ていた琥珀色の
瞳が忘れられない見部。
月日は流れ、傭兵無刺を雇うかどうか決めるために
偵察に行ったとき、胸のロザリオを見て「はっ」とか
言って樹の上でどぎまぎしてる見部、まで電波受信しました。
もちろん無刺は「だれよりも切れる剣の男と自負している」と
手を伸ばしてきた見部の輝くような笑みにあの天使の
面影を重ねて、どうしていいかわからず棒立ちになるのだ。