08/04/17 02:55:00 cK56MGxT0
長文ですが三行半、行かせていただきます。
飯島様
もう10年以上経つのですね。
あんなにも繰り返し繰り返しプレイしたゲームは、他にありません。
聞き手の一年生男子も
話によってはガチホモ眼鏡な先輩男子も
笑うとプロポーズしてくれた高貴でペテンで守護霊で宇宙人名先輩男子も
自分にそっくりな設定の人形を「中世的で美しい」と言ってのけた根暗系先輩男子も
トイレツアーに誘ってくれた粘着先輩男子も大好きでした。
ガラは少し悪いけれど、実は純愛路線な先輩男子にいたっては、
トランプは好きかと尋寝られた時、あなたが好きですという選択肢が
どうしてないのかと本気で思うほどに好きでした。
後にリメイク版でプレイヤーとして女の子が選べるようになった時
彼女もプレイヤーとして十分楽しめました。
猟奇的な恋愛話を教えてくれる女の先輩からかわいいと言われたり
けったいな先輩にときめいてみたり、不良っぽい先輩といい感じになったり
キャラクター達は皆、話によって万華鏡のように印象が変わるのに
それでも彼ららしさをけして損なわず、本当に、本当に魅力的でした。
聞き手の一年生が男だろうと女だろうと、
純愛路線な先輩男子とのやりとりに、ずっと胸をときめかせていました。
当時他媒体からも作品は出ていると知らず、
ドラマCDこそ入手し損ねましたが、なんとか小説版は手に入れることができ、
より一層猟奇さと病気さを増した内容を、何度も何度も読み返しました。
語り部たちはいつも一年生の傍にいるのだと、奇妙な嬉しさを抱きました。
時を経て同人ソフトで復活の情報を手にしたのは、偶然でした。
本当に驚き、発売直前でそれを知ることができたことに、運命すら感じたほどです。