08/06/01 03:39:39 jFwDRoo00
「んぅ…も、もう抜けよ…っ、気…済んだだろ…」
「ぁ…ぬ、抜けない…のだ…っ」
「…へ？」
よく分からないけれど、普通は出したら終わりじゃないのだろうか？
確かに抜けるどころかガッシリと根元から固定されているようで、全く抜ける気配がしない。
こんな文字通り犬のような格好で、リーヤのが入ったまま抜けないだなんて考えたくない。
なのに事もあろう事かリーヤは動ける範囲で腰を揺らし始めた。
「や…動くなっ！動くな、よ…！」
「しいねちゃんっ…俺、足りない…っ！」
「ひっ！？」
僕の言葉なんて最初からなかったかのように、
リーヤは痛い程のバカ力で僕の腰を両手で掴んで欲望のままに身体を動かす。
さっきより中の痛みは減ったけどだからって良いってもんじゃない。
むしろさっきよりもリーヤの熱や形をリアルに感じて辛い。抜けるようになるまでずっとこのまま？
「や…やだっ、も、嫌だぁっ！」
「ごめん…しいねちゃ…ごめ、俺…俺…うあっ…」
謝るぐらいなら最初からするな！弱弱しい言葉とは裏腹に、打ち付けてくる力は強くなるばかりだ。
チャチャさんはもちろん、お師匠様やセラヴィーさんにもこんなところ見せられない。
だから誰の助けも借りられない。全ての原因はリーヤなのに、そのリーヤに縋って助けを求めるしか方法がない。
僕は恥も外聞も捨てて泣き叫ぶしかなかった。
「リーヤ…リーヤぁ！んあっ…も、やめ！…り…ああっ！」
「はっ…しいねちゃん…気持ちイ…！」
どうしてこんな事になったんだろう。
もうほとんど残ってない理性の裏側でぼんやり考えたが
リーヤによってその理性すら打ち消された。
以上。お粗末様でした。