耐震強度偽装で801・その3.5at 801
耐震強度偽装で801・その3.5 - 暇つぶし2ch450:風と木の名無しさん
09/06/19 18:10:04 g2qPDfFGO
「おーい、まだかよ」
尾島さんが呼ぶ。
エレベーターの前には深夜君と麻雛君も待っていた。
夜須田さんは苦笑いしながら僕たちを見送ってくれた。
「なんの話だったんですか?」
蕎麦屋ののれんを潜りながら深夜君が心配そうに訊いて来た。
麻雛君も不安げにしている。
尾島さんはさっさと席についている。
「僕と夜須田さんの抱える闘争についてちょっとね」

ビルの切れ間から重く垂れ込めた雲が見えた。
肌にまとわりつく生ぬるい風に、これから降る豪雨を僕は覚悟した。




携帯から打って疲れますた('A`)
禿の規制はいつ解除になるんだろうか。

451:風と木の名無しさん
09/06/25 00:50:26 N1yq9VAsO
保守ついでに魔渕さんのメルマガ転載
やっぱりマッチョ肉体美を載せるはずだったのに…
空気読め、事務所

>トレーニング風景も取材させてください、ということでジムでのトレーニングに付き合ってもらったりした。
>カメラマンの接写も気にせず、ダンベルとバーベルと格闘。
>確かに、ダンベルベンチプレスは45キロのダンベル二つでやってるけどもっとハイレベルのビルダーがいるので、正直あまりたいそうに言われると恥ずかしい。
>トレーニングを終えてお疲れ様!というところで、上を取ってポーズをとの声もありいくつかのポーズをした。
>これを、今回の記事のメインの写真に!という強い編集からの希望を受けたのだが、事務所的には大ブーイング。
>まぁ、ヒ/ロ/コはじめ全員から激しく批判、抵抗が出てNG。せっかく入れ込んでくださった記者さんには申し訳なかったけど、ボディビルダーとしての写真はお蔵入りとなった。
>しかし、よっぽどインパクトあったんだろーなー...。

452:風と木の名無しさん
09/06/28 21:37:04 LKFoeVwQO
オジツル
URLリンク(p.pita.st)


453:風と木の名無しさん
09/07/04 03:03:57 RRRaGop3O
ほしゅ
  _-=ニv三ニヽ
 /イ////ミ\トト\
`/イイ//// \ヽトトト
{=イ//   \三トト
トイ三/ニミ ∠ニ \ト}
\L┌─-ュ_r-─┐」リ/
f|丶 ゚"ハ 丶"゚ノ|T
ト|  ̄ |   ̄ |ノ
`||  (!__!  ||
 ∥ _/_ _ヽ_ lリ
  \    ̄  /
   ` ー―´

454:風と木の名無しさん
09/07/09 09:10:51 pXahsRmuO
魔淵さんカワユス
URLリンク(www.mabuti.net)
アイス舐める姿はエロす

朝の街頭演説を朝立ちと言うのは狙ってるとしか…

455:風と木の名無しさん
09/07/13 23:31:29 a41HwRNrO
麻雛×深夜
URLリンク(p.pita.st)


456:風と木の名無しさん
09/07/21 04:49:12 QrWPHHIAO
トゴタン誕生日おめ


蔓深
URLリンク(p.pita.st)

457:風と木の名無しさん
09/07/21 07:46:00 7o/9VspUO
URLリンク(www.rapidshare-searcher.com)

458:風と木の名無しさん
09/07/21 07:50:15 7o/9VspUO
URLリンク(www.filecrop.com)

459:風と木の名無しさん
09/07/21 07:58:44 7o/9VspUO
URLリンク(www.pornbb.org)

460:風と木の名無しさん
09/07/23 00:42:45 W2A38NLF0
オジトゴ
URLリンク(p.pita.st)

つづく?

461:荒縄・1/7
09/07/23 01:44:41 v6MPxx340
「僕は、こういうことには首を突っ込むつもりはなかったんですけど」
蔓実の言い草に、ほう、と王口は声を上げる。
大学の別棟にある、粗い木造の部室の一角。
その言い訳めかした口調に可笑しみを感じたからだが、無論それは口には出さない。
その代りに、次をどうぞ、と目で促した。
王口の態度に居住まいを正しながら、蔓実は拗ねたように視線を逸らす。
「あなたは僕なんかより闘争の経験も長いし、僕がやろうとしてることなんか
 まるで駄目だ、チャンチャラおかしいって思ってるんでしょうけど」
王口の方をまともに見ることが出来ない蔓実の目はそこかしこをさ迷い、
今度こそ口の端に頬笑みを浮かべてしまった王口の表情を見逃してしまう。
「僕だって本気です。ただの酔狂でここまでやってきたわけじゃない」
開け放たれた窓の外からは夕日の光が差し込み、時折吹く秋風に黄金色の葉がざわめく。
少し伸びてきた前髪を風に揺らして俯く蔓実の顎を掴み、王口は無理やり上向かせた。
「……で、何が言いたい?俺にどうしろと」
真顔に戻って蔓実の目を鋭く射抜かんばかりに見詰める王口。
間近に迫った王口の顔に、蔓実は身体を固まらせ、そして真っ赤に頬を染めた。
次に口を開くまでの時間が、永遠に続くように感じられた時。
「…僕を、試して下さい」
震える唇がそう告げた。
「僕が、使い物になるかどうか」
今まで王口相手にこんなことを言えるようになるなんて、思ってもみなかった。
「僕が、あなたの好みに合うかどうか」
むっつりと黙ったままだった王口が、弾けるように笑い出した。
「…おいおい、どういう意味だよ。俺にそんなこと言っていいのか?
 使い物とか好みとか…そんなこと言ってると、本当に食っちまうぞ」
そう言ってぽんぽんと頭を叩きだした王口の身体に、蔓実はしがみついた。
「お願い…です…あなた、に、僕を…もう、あのことは思い出したく…ない…」
懸命に涙だけは堪えているようだが、言葉は充分湿っている。

462:荒縄・2/7
09/07/23 01:45:53 v6MPxx340
(こいつ、誰かに強姦られた後か)
(おい…それとも俺は当て馬かよ)
その足元を払って床に押し倒し、上から圧し掛かりながら王口はニヤリと笑った。
「可愛そうにな。俺は手加減知らずなのに。よく泣く奴が俺の好みなんだよ」
硬い床の上で仰向けにされた蔓実は、身ぐるみ剥がれていく我が身の様に小刻みに震えていた。
他人からのこんな扱いに慣れている訳ではない。
しかし「試せ」と言った手前、逃げるわけにもいかない。
いや寧ろこの場から逃げ出してしまいたい。
さっきのような発言をしてしまった自分が信じられない。
それでも自分をこの床の上に縫い留めておく何がしかの力が、王口にはあった。
もしかして…このまま自分の身を任せてしまっても案外何とかしてくれるのではないか。
(…馬鹿な。どこまで甘いんだ僕は)
この期に及んで、そう都合よく事が運ぶ訳はないではないか。
様々な思いに心が乱れたのか、蔓実の目は虚空をさ迷っていた。
ふん、と鼻息一つついた王口は、再び蔓実の顎を捉えてこちらを向かせる。
「おい、お前、初めてか?そんなわけないよな」
一瞬にして自我を取り戻した蔓実の生意気そうな表情にニヤリとする王口。
「強姦か、それとも…和姦…?」
その問いにはっとして目を伏せようとする蔓実を、しかし王口は許さない。
「う…ぐ」
がっちりとした指が頬に喰い込み、思わず呻いてしまう。
その目が悔しさと恐怖に彩られたのを見て、王口はその答えを察した。
「そうか、ヤられたのか」
納得したように言った王口は、部屋の隅に転がっていた瓶ビールを拾い上げ、王冠を歯で器用に外した。
不味そうに一口含むと、中身を右手に滴らせて充分に濡らす。瓶はごろりと床上に寝かせた。
その右手を蔓実の後ろにピタリと当てると、身体を固まらせてしまった蔓実の前を下から舐め上げた。
「心配するな、慣らしはしてやるよ。ただ」
濡れた人差し指が閉ざされた門を押し広げると、蔓実はぎりっと歯を鳴らして身悶えた。
「泣かせることには変わりないが、な」

463:荒縄・3/7
09/07/23 01:46:44 v6MPxx340
自分の後ろを他人の指が我が物顔に出入する。
節くれ立った指が、適当な感じで中で暴れまわり、左指は左指で乳首を交互に弄くり倒す。
つい顔を上げてしまうと、そこには王口の唇が降ってくる。
喘ぎそうになるのを堪えていると、歯の隙間から熱い舌が強引に侵入してくる。
そんなことがかれこれ30分以上も続いていた。
とにかく蔓実の反応は王口にはお見通しで、無意識に逃げ出そうと伸ばした指の先には
必ず王口の腕が待ち構えていてそれを抑え込んだ。
攻めてくる手が休むことはない。
しかし、それが核心の部分に触れることもない。
後孔の内襞を、感じやすい粘膜を、じわじわと突き、捻り、数を増やして捻じ込みながら、
それ以上の刺激をしてこない。
言わば『生殺し』だ。
もっと。もっと奥まで突き上げて欲しい。
もっと太いもので中を掻き乱して欲しい。蔓実は言葉に出来ないまま、腰を前後に揺らめかせていた。
それなのに、王口の指は全く同じ動きを繰り返すだけだ。
「早く、ぅ…ヤって下さい、も、我慢…出来な…」
「えー、今やっと指3本に増やしたとこだぜ。まだ奥の方も開発してないのに」
まだ…続くのか。
これだけ喘がされて、後孔が熱を持ちそうなほど弄られ続けてきたのにそれをまだ続けるつもりか。
王口の言葉に絶望を感じ、ならばと蔓実は自分が腰を動かすことでとにかく達してしまおうとした。
「お…っと。そうはいかんぞ」
湿った音を立てて王口は蔓実の中から指を引き抜き、蔓実はがくりと脱力して床に崩れ落ちる。
荒い息を吐いている蔓実の後ろに、今度は冷たく太いものがいきなり突き刺さった。
熱く火照らされていた身体が、きゅうっと冷えていく。
「おい、下手に動くな。中で折れちまったら大出血だ。死ぬぞ」
王口の鋭い声に、ぎょっとして目を上げる。
自分の中心へ、さっきのビール瓶が突き立てられている。
それを驚きの目で見つめることしか出来ない蔓実。
「ん~、まだ中身も入ってるかな?下から入っちまったら、急性アル中確実だな、こりゃ」

464:荒縄・4/7
09/07/23 01:47:31 v6MPxx340
がはは、と笑い飛ばす王口に、蔓実の顔色がさっと蒼ざめた。
このままでは死ぬ。殺されてしまう。
死は万人に共通のものだとしても、こんな…情事の上で殺されてしまうのか。
改めて自分をずっと上から押さえつけてくる男の顔を見ると、
そういうことを笑いながらでもやってのける人間だと思った。
そう、笑いながらも目はしっかりと据わっていて、命のやり取りをするにも躊躇しない男だ。
「蔓実、俺の試し方は、今はこうなんだよ。付いて来させてやるからな、覚悟しろ」
一時間近く喘がされ続けて酸欠になりかけた頭は、中に綿が詰まっているようで何かぼんやりとしている。
それでも、自分の後孔にガラス瓶が突っ込まれている現状を見せられたら
背筋が冷たく凍りついてしまうだろう。普通なら。
王口の体力は底なしで、左右の膝で蔓実の下半身に圧し掛かって固定し、
手指は蔓実自身を大きく包み込んでゆっくりと扱き上げ始めた。
綿のように真っ白だった脳髄に電気が走り、王口から始めて与えられた直接的な快感に
蔓実は涙を流して身を捩じらせた。
その時、後孔の中の冷たく無機質なガラス瓶がグリグリと動かされ、それがズボリズボリと抜き差しされる。
時に奥まで突き入れられ、そのまま放置されたかと思ったら、再び奥まで責め入れられる。
死の恐怖、射精へ向けての期待、無機質なものに身体の内側を掻き回される絶望と快感。
動けず拘束された身体に次々と降りかかる、理不尽な責め。
しかし、それも蔓実を絶頂へと高めてくれるものではなかった。
「イク」かも、という寸止めに終始していた。
ある程度の期待値を満たした快感を受け続けていれば、脳内麻薬が垂れ流しの状態になる。
その麻薬がもたらす、爛れた喜びに耐えていられる脳の保護機能は、まだない。
快感自体は悪いことではないで、それを長期に感じ続けるという想定外の設定から、
脳自身は身を守る機能を持たないのだ。
脳内麻薬を浴び続けて精神的に「逝って」しまったら、元に戻ることは困難だろう。
自己を崩壊させることになる性的な快感を無意識に王口に求めながら、
蔓実は「喘がないでいられたら欲望もコントロール出来るのだろうか」
などとぼんやり考えていた。

465:荒縄・5/7
09/07/23 01:49:20 v6MPxx340
「蔓実よ…俺を納得させられたら、イかせてやってもいい」
その声に蔓実は、恐怖と快感という相反した感情に麻痺した頭をゆっくりと持ち上げた。
「言えよ。どうして俺なんだ。何で俺を相手に選んだ?」
王口の目は鋭く蔓実を射抜き、逃げることを許さない。
「何故こんな、身体を売るような下衆な真似をする?」
しゃべろうとする蔓実の喉がカサついて不快な音を立てる。
「は、ぁ……げほっ」
咳き込む蔓実の身体が仰向けのまま仰け反った。
王口に、予告もなくビール瓶を後ろから引き抜かれたのだ。
「あ、んあぁっ!」
「喉が乾いたか?ならビール飲ましてやるよ」
瓶の飲み口を自分の唇にそっとかざされ、それを収めていた自らの放つ臭気に顔を顰める。
そのまま瓶の底を持ち上げられ、今から自分の顔に降ってくるであろう生暖かい液体を思い
蔓実は目をギュッと閉じて待った。
……何も、ない。
その代わりに、王口のがはは、と笑う声が降ってきた。
「アルコールをケツから飲ましたら、お前が死んじまうだろ。勿体ない、そんなことするかよ」
楽しそうに瓶を振り回してとん、と床に置いた王口に、蔓実は仰向いたまま掠れた声で言った。
「…納得って、どういうことですか。王口さんの気に入ることを言えば良いんですか」
熱と快感に浮かされ、無碍な仕打ちに怯え、それでも生来の気の強さを蔓実はまだ失ってはいない。
それを鼻で笑いながら、王口の目は再び蔓実を射抜いた。
「俺は、俺を納得させろって言ったんだ。おべんちゃら使えなんて言ってないぞ」
「…何をどう言ったって、あなたは納得するはずがない…
 俺にはとにかくあなたが必要なんです…理由なんかない…あなたが」
言葉の途中で王口に首を掴まれ、蔓実の喉はヒューヒューと甲高い音を鳴らした。
「ふざけるな。そんなことは聞いてない。どうして俺を選んだのかを聞いてるんだ」
息苦しさに喘ぐ蔓実の身体に、さっきのビール瓶が遠慮の欠片もなく突っ込まれた。

466:荒縄・6/7
09/07/23 01:50:06 v6MPxx340
痛い。苦しい。息が出来ない。腹の奥に鈍痛が走る。
「もうちょっと力入れたらなぁ、これで簡単に内臓くらい突き破るぞ。大出血でショック死だ」
「や、ぁ…息が、う…」
喉と後ろからの多大なダメージに眼球を上転させ、蔓実は気を失った。王口は軽く舌打ちする。
「……やり過ぎたか」


鼻の穴をつままれる息苦しさに、蔓実は無意識に首を振って喘いだ。
「あぁ、ふ、うぅ…」
いきなり鼻柱をぴんと弾かれ、目の奥まで響く痛みに涙が滲む。
「痛っ…!」
「おい、いい加減に起きろ」
気を失っていたのはどれほどの時間だったか。
蔓実が目を開けてみると、すっかり日の暮れてしまった辺りは闇に溶け込み、
窓の外から入ってくる街灯の灯りで僅かに物が見える程度だった。
ぱちん、と王口が灯した裸電球の明るさに、一瞬眩暈を覚えてしまう。
「起きろよ」
仰向けに寝ていた蔓実は、王口に髪を掴まれ半身を起された。
目の前には、王口の逞しい陽根が勃ち上がっている。
「わかってるな。舐めろ」
のろのろと起き上がって四つん這いになり、蔓実は躊躇いがちにそれへと舌を伸ばす。
その動作に苛立ちを覚えたのか、王口は蔓実の頭を押さえて自分の陽根を口中へ叩きつけた。
「ぐはっ…ぐ、むぅ」
「早くしゃぶれ」
絶え間ない責めで神経はすり減り、身体は軋み、
代わりに快楽に対する感度だけが異様に高まっている。
感じる痛みも、喉を塞ぐ異物の刺激にさえも、それを喜びと捉える物質が分泌されているかのようだ。
拙い舌遣いで王口を扱き続ける蔓実の動きは、王口が「よし」というまで続けられた。
荒い息を吐きながら床に伏せっていると、いかつい手が蔓実の腰に伸びてきた。

467:荒縄・7/7
09/07/23 02:14:03 v6MPxx340
「尻をこっちに向けろ」
四つん這いのまま振り返り、腰を高く掲げて見せる。
獣のような恥ずかしいポーズ。
その腰を、更に自らの近くに抱えようとする王口に、蔓実は涙声になった。
「あなたしか、いない…僕の記憶を消してくれるのは、僕の傷を埋めてくれるのは」
すっと水のように流れ落ちる涙を、王口が初めて指で優しく拭った。
「こんなのがいいのか?とんだマゾだな…お前」
熱く猛る自分のモノを肛門に擦り付け、それを割り入らせようとしながら王口の言葉はまだ慎重だった。
「やっぱりまだわからんなぁ。何で俺じゃなきゃイカンのか…。
 記憶とか傷とか言ってるが、お前に一体何があったんだ。いつのことだよ」
それに促されるように開きかけた蔓実の唇は、
いきなり後孔に突っ込まれ拡げられた一対の親指によって、血を滴らせるほどに噛み締められた。
「ん、むぐうぅっっ!」
そのまま陽根を中に突き立て、まだこういうことに慣れているとは言い難い様子の蔓実の後ろにずるりと押し入る。
奥までガツガツと攻め、また入口まで引き抜き、更に内部を満たし突き入れる。
「ちゃんと答え考えとけよ」
言い放った王口は、それからは蔓実の中を楽しむことに専念することにした。
時間をかけて解されたとはいえ、初めてに近いような状態で巨根と言うべき王口のモノを受け入れるには
かなりの苦痛を伴っている。
それは王口とて同じだったが、時間が経つにつれてその締め付け感が堪らなくなってきている。
楽しんでしまえ。蔓実には悪いが。それが、お前の身体を『試す』ってことだろう。
片足を抱えてより深く捻じ込む。正面から抱え上げて何度も貫く。
胡坐の上に座らせ下から突き上げる。四つん這いにして何度も責め続ける。
自身の何度目かの吐精の後に、崩れ落ちるように床に伏せった蔓実を、王口は柔らかく抱きとめた。
「……答えは、明日になるかな」

とりあえず。

468:風と木の名無しさん
09/07/23 16:48:57 W2A38NLF0
>>462-468
ドSな王口先生モエス
早大の体育会系の2人はガチでヤヴァイ

美弥崎学の本に出てた王口先生
URLリンク(p.pita.st)
URLリンク(p.pita.st)

角刈りがポリシーとか、どんだけ兄貴なんだアッー!
URLリンク(www.youtube.com)


469:風と木の名無しさん
09/07/28 02:22:47 qdaWcp9oO
蔓実先生誕生日おめ!!
58か…

470:荒縄
09/07/29 01:27:51 iBN6Pz1n0
>>468続き

ゴン、と鈍い金属音が聞こえて目が開いた。
手をついて身体を起こそうとしたが、そこいら中の関節が悲鳴をあげ、その痛みに呻いてしまう。
剥き出しの杉板を張り巡らしただけの、砂埃まみれの床上に、蔓実は半裸のまま横たわっていた。
薄暗い中へと目を凝らすと、上下下着姿の男が立膝をついて座り込み、手酌で瓶からビールを注いでいた。
その蔓実の視線に気づき、王口はアルミのコップをしゃくって見せる。
「飲むか」
大丈夫か、とは聞かない。
痛むか、とも聞かない。
頷いた蔓実が小さく呻きながら這い進んでくると、王口はコップにビールを満たして差し出した。
「温いぞ」
僅かな距離を這う間に、錆びた刃物で傷口を抉られるような後ろの痛みに襲われ何度も顔を顰めてしまう。
四つん這いのまま震える右手を伸ばし、慎重にコップを口元へと運ぶ。
室温のままのビールは何とも言えず不味く感じたが、喉の渇いていた蔓実はそのまま一気に飲み干した。
蔓実の持ったコップにビールを継ぎ足しながら、王口は静かに言った。
「これで良かったんだな」
質問ではなく確認だった。
二杯目を口に含んだ蔓実は再び頷き、小声で『横にならして下さい』と詫びながら床に伏せった。
身体中が痛い。それは事実だ。
だが、失ったものの他に、確かに得たものがある。
蔓実の顔が意外に満足そうなのを見て、王口は無言で瓶からビールをラッパ飲みしていた。

…しばらくして蔓実は、暗闇の中に揺らめく裸電球の灯りを見詰めながら口を開いた。
「一年程前、僕、クラブの先輩と友達に…その、やられて…しばらく大学休んでたんです。
 それで、心配して見に来た別の…友達に相談したら……そいつに……
 最初の時より、二度目の時の方がショックだった。
 初めてのは、事故だったと思えば…でも次のは違う。

471:荒縄
09/07/29 01:28:22 iBN6Pz1n0
 僕がそいつに喋らなかったら…僕が気をつければやられなかったのかもしれないのに、
 僕は本当にそいつを信じて相談したのに…考えれば考えるほど辛くて、僕は何て馬鹿なんだろうって。
 夜が来て眠ろうとする度にその場面を思い出してしまって僕は…冷や汗で何度も目覚めて…
 でも、こんなこと誰にも言えなかった」
口をつむぐと、外の虫の音が殊更大きく響いてくる。
辺りはすっかり秋の景色だった。
肩肘をついて半身を起こし、蔓実は残ったビールを喉へ流し込んだ。苦い。
さっと差し出された瓶から注がれた液体が、コップの半分にも満たず消えてしまい、
『すまん』『すみません』と言う言葉が双方の口から同時に漏れた。
どちらからともなく吹き出して笑ってしまい、王口はクスクスと笑い声を上げながら三本目の瓶へと手を伸ばしたが、
「そうだな…もう潮時だな」
とその場から立ち上がった。
部屋の外へと消えた王口は、すぐに戻ってくると『もう遅いから酔い覚まし』と言って
瓶に詰めた水を注いだ。
部室入口にある水道の蛇口から汲んできたものらしい。
まだ幾分冷たいだけ、室温ビールよりはましかもしれなかった。
「…王口さん本当にすみません、僕の我儘に付き合ってもらって」
手の中のコップを握り締める蔓実に、王口はニヤリと笑った。
「お前の事情は大体はわかったけどな…だが、何で俺を選んだのかがやっぱりわからん。
 …おっと、それを言うなよ。今聞いちまったら面白くないな。お前への貸しにしといてやる」
え…っと肩透かしを食らった顔をしている蔓実に、王口は片目を瞑って見せた。
「俺の方が性質が悪いぞぉ。残念だったな、蔓実」
胸を抉る悪夢は消えるかもしれないが、今度は王口との濃密な日々が始まるのか?
一抹の不安が蔓実の脳裏に去来するのであった。

以上です。ハッピーバースデー

472:風と木の名無しさん
09/07/29 20:08:30 dcrtPzYM0
蔓オジと夜須末です
URLリンク(p.pita.st)

473:風と木の名無しさん
09/07/30 23:47:40 DiJRrzPi0
末井センセに業務停止一ヶ月の懲戒処分が下されました(´・ω・`)

末井センセのコメ「到底承服することはできない。戒められるべきは、東京高裁である。」

どこまでもきかん坊でちょっと萌えましたが、かわいそす。 


474:荒縄・ヤスマツ
09/07/31 00:06:27 hm8vKHTQ0
数件かかってきた「マスコミからの取材の電話」に受け答えしていた末井は、
受話器を充電器に置くとふうっと息を吐いて椅子に座り込んだ。
事務所にはまだ数人が残って仕事をしていたが、皆手を動かしながらも音を立てず
辺りはしん、と静まり返っていた。
俺は末井の様子が気になってちらちらと覗き見していたのだが、
ここからは末井の背中しか見えず、その表情まではわからない。
業務停止一ヶ月。
重い。重過ぎる。
本来ならば戒告処分で良かったはずだ。
あの事件の政治的な意味を、社会的な圧力を、末井がいかにそれに抗おうとしたかを、
そしてその時の俺がいかに無力であったかを、今更ながらに俺に見せつけてくる。
胸の中がどす黒いモヤモヤとしたもので満たされる。
末井。大丈夫か。
そう声をかけようとした時、一筋の紫煙が立ち昇った。
「おい、末井…」
自分の椅子から立ち上がった俺は、何故か上司としての言葉を口にしていた。
「ここでは煙草は止めぇや」
分煙化の進んだ現在の職場では、当然言わなければならないことなのだが、
どうしてこのタイミングで言ってしまったのかが今でもわからない。
俺に背を向けたままの末井は、まだ先の長い煙草を無言で指で折り曲げると、
だっと自分の部屋へ走って行った。
気まずい沈黙が流れる。
その場に突っ立っている俺を気の毒に思ったのか、同僚が
「ヤっさん、行ってあげなよ」
と促してくれた。
苦笑いを浮かべ頷くと、俺は末井の後を追った。

ここまで。

475:荒縄・ヤスマツ2
09/08/03 01:35:30 cwV9dM2b0
「おい、末井…」
部屋のドアを開けると、末井はペットボトルの茶をがぶ飲みしていた。
手が震えるのを、無理に抑えつけようとしているのがわかる。
明らかに目つきがおかしい。
それに、何故か俺の方を見ようとしない。
「末井」
「夜須田さん…俺、大丈夫だから。平気です。だから仕事行って下さい。俺、ここにいるから」
そうなのだ。俺は今から出かけなければならない。
ある事件の関係者から証言を得る必要があるのだが、その人は俺にしか心を開いてくれない。
数日前に時間をかけて説得して、漸く詳しい話をしてもらえる約束を取り付けたところだった。
約束は守らねば、人の信用を得ることは出来ない。
末井の様子が気になって出かける刻限を伸ばしていたが、もうそろそろ駅へ向かわねば。
「末井、薬飲んだんか?ほんまに大丈夫か」
机の上には、所々穴のあいた薬の包装が散らばっている。
元々真面目で正義感が強い性格の末井は、
時に被疑者や依頼人への思い入れが過ぎて、その意を超えて暴走してしまうことがあった。
末井の主張や行動は間違ってはいないのだが、なんというか…
俺は末井のことを理解しているつもりだが、それでもかなりハラハラさせられてきた。
それが、様々な場所から妨害や横やりが入ったりすると、こいつは更に燃え上ってしまう。
闘士さながらに闘い、活動を続け、その挙句に…俺が気の毒になるぐらい落ち込んでしまうのだ。
末井自身も、暴走した後に酷く滅入ってしまう自分のことを持て余していたのだろう。
実際、常に高かったテンションがガタっと落ちたり不安定だったりすると、
仕事どころか生活すらままならないだろうと思う。
末井はいつの頃からか薬を常用するようになっていた。
ただ、それで末井が精神的に安定したかと言えば、そうとも言い切れないのだ。
暴走した自分を抑えるため、と言うよりは、不安でたまらない気持ちから逃れるために薬を服んでいるのでは。
俺にはそうとしか思えなかった。

476:荒縄・ヤスマツ3
09/08/03 01:36:12 cwV9dM2b0
「大丈夫。大丈夫だから。大丈夫。本当に大丈夫」
「……末井…」
同じ言葉を繰り返し、形が変わるほどペットボトルを握り締めながら薄ら笑いを浮かべる末井。
床の一点を見つめて額に汗を浮かべ、唇をわななかせている。
全然大丈夫じゃない。こんな状態のお前を残してはいけない。
だが、今日の仕事は俺でなければ出来ない。
「じゃあ行くぞ。無理するなよ」
言っても虚しいことを口にし、俺は部屋を出た。
机に向かっていた同僚に「末井のことを頼む」と話していると、かすかに吐き戻すような音が聞こえてきた。
末井の部屋か。
さっと蒼ざめる俺の肩口を力強く押しとどめ、彼は頷いて見せた。
「ヤっさん、わかってますから。大丈夫ですよ」
「すまん」
軽く頭を下げ、俺は鞄を引っ掴むと事務所を走り出た。
どたどたと騒がしく足を運びながら、心に浮かぶ雑念を振り切る。
俺はもう仕事を選んだ。集中しろ。俺には仕事しかないんだ。
無理にでもそう思わないと、今からでも事務所に戻って行ってしまいそうだった。
大丈夫だ。大丈夫だから。大丈夫…
いつの間にか末井と同じ言葉を繰り返し、俺はホームに滑り込んできた電車へと足を踏み入れた。

もうちょっと。

477:荒縄・ヤスマツ4
09/08/06 01:34:56 UbC24ZX40
こんなに滅入ってしまったのも久しぶりだった。
仕事中に余計なことに気を取られるなんて、プロじゃない。
そう自らに言い聞かせ、何とか集中して証言を引き出したつもりだったが、ふとした拍子に末井のことを考えてしまう。
これでは駄目だ、第一相手に失礼ではないか。
何とかこちらのごたごたを知られないようにして話を終えると、俺は礼を言って証人と別れた。
電車の中で証言をパソコンに打ち込みながら、俺は焦る心と戦っていた。
速く走れ、電車よ。
末井は「ここにいる」って言ったんだ。
家族の待つ家ではなく、事務所の部屋に。
俺の事務所の部屋にいるからって言ったんだ。
今すぐとんでいってお前を抱き締めてやりたい、だが。
この証言の打ち込みと分析は急を要する。期日が迫っている。
汗で滑るキーボードを何度もタオルで拭い、駅に停車するぎりぎりまで俺は打ち込みを続けた。
それは事務所に戻ってからも一緒で…
この時間まで残っていてくれた同僚に謝りながら、俺は再びパソコンを立ち上げる。
「すまん、ありがとう。もう帰っていいぞ」
「はい…ヤっさん、あれから末井さん、何度か吐いて…僕、病院へ連れて行こうと思ったんですけど
 末井さんがどうしても嫌だって。俺はここにいるからって言って…
 机の上にあった薬を少し服んでから、今は寝てるんです。…いいんですか?」
「…また服んだんか。しょうがないやっちゃ…ああ、本当にすまん。恩に着る」
胸が締め付けられるような想いに捕らわれたが、俺はそれを振り切った。
仕事なんだ、末井、わかってくれるな。もう少し待ってくれ。
壁の向こうに一瞬目を走らせ、俺はまた文章作業に戻った。

478:荒縄・ヤスマツ4
09/08/06 01:35:58 UbC24ZX40
結局、俺が仕事を終えたのは夜中を過ぎてからだった。
足音を忍ばせ、俺は末井の部屋のドアをそっと開けた。
散らかった床の上にはマットレスが敷かれ、末井は横向きに寝かされていた。
肌が透き通るように白く、呼吸が浅い。
寝入っているのか。薬のせいか。
俺は自分の着衣を緩めて末井の隣に座り込んだ。
疲れた。
はあ、と息を吐き、末井を見詰める。
軽く頭を撫でてやると、お前はうっすらと目を開いた。
「あ……」
「帰ってきたで」
少しの間に頬がこけたか。見開いた目からすっと涙が流れる。
「遅ぅなってすまんかったな。俺がお前を守ってやる。
 もう大丈夫や。お前は自分が正しいと思ったことをしたんやから。
 もう、俺が守ってやるから…安心せい」
俺の言葉に、水のような涙を流し続けるお前がポツリ、と呟いた。
「怖かった」
そしてしゃくりあげながら腕を広げ、俺を求めてきた。
今度こそ、お前を抱き締めてやる、思う存分に。
命令書も何も関係あるか。お前の居場所はここだ。ここしかない。
朝まで一緒にいてやるから、少しは眠れ。
軽く唇を啄ばむと、お前は力なくそれに応え、身体を俺に預けたまま寝息を立て始めた。
せめて夢の中では嫌なことを見るなよ。
俺はそう祈らずにはいられなかった。

以上です。

479:荒縄・ヤスマツその後
09/08/08 22:49:16 v/bKKiRt0
「うあああああああっ!」
甲高い叫び声と、顎に喰らった突然の衝撃で目覚めさせられた。
「な、なんや、末井」
慌てて目を瞬くと、ぼやけた視界が徐々にはっきりしてくる。
朝の光がうっすらと差し込んでいる部屋の床の上を、末井が叫びながら転がっていた。
駄々っ子のように腕を振り回し地団太を踏み、時折り頭を掻き毟っては喚いている。
助けて、怖い、嫌だ、或いは大丈夫、まだ闘う、認めない、と。
俺は起き上がり、ゆっくりと眼鏡を外してから末井の後ろへにじり寄った。
上半身を抱き起こすと腕を回して羽交い絞めにし、耳元に口を付ける。
「末井、もうええから。心配するな、俺がおるから。もうええんや末井」
首を左右に振って俺から逃れようとしていた末井の目が、ふっと俯く。
噛まれる。
そう思った時には、もう腕に噛み付かれていた。
まあいい。今のお前に出来ることは、そんなこと位だ。
しばらくつき合ってやるか。
それほどまでにお前を追い込んでしまったのは、他ならぬ俺自身だ。
犬のように唸り声を上げて鼻の頭に皺を寄せている末井。
本当に、犬ころみたいなヤツだな。
「…なあ、末井…ひと月言うたら丁度夏休みやないか。ついでに家族孝行したったらええ。
 子供さんと嫁さん、喜ぶやろ。骨休めや」
そう呟くと末井の顎の力が抜け、次の瞬間、全身がぐったりと脱力した。
正気付いたか。
俺は腕に力を込めて末井を抱き締め直した。
「…そや、今度海を見に行こか。鎌倉の海はええぞ。綺麗やから」
そう言うと、末井は肩を震わせながら涙声を発した。
「……嘘つき………休みなんか取れないでしょ、夜須田さん」

以上です。

480:風と木の名無しさん
09/08/10 11:08:31 qbnRJSbD0
>>480
ヤスマツ切ない…


魔淵さんのメルマガより
>富雄駅で朝立ち。

>本人がいないので1区は取材しない、と言われていたけどここ
んとこ連日、夏祭りや朝の駅頭にまで各紙の「美人記者」さん
たちが現れる。
>冗談で、「追っかけ?」と聞くと、笑顔で「ハイ!」との返事。
こういうのには、弱いな...。
>いきなり照れて、ホウホウの体で逃げる。

その美人記者とやらは男性に違いない。
ウホウホの体で立ち向かったに違いない。
暑いので脳味噌が腐敗しきってます…

481:風と木の名無しさん
09/08/10 19:35:50 qbnRJSbD0
連投スマソ
浴衣深夜 URLリンク(p.pita.st)

482:荒縄・ツルアサシン1
09/08/12 01:39:17 zdeE96140
「うわ、真下だと音がでっかいねえ!」
「綺麗だなー、こんな近くで花火見たことないよ」
「はー、それにしても人が多すぎるなー」
団扇を片手にそぞろ歩くのもいいもんだね。
蔓実さんの呼び掛けで、僕と深夜くんの二人は河原沿いの花火大会を見に来ていた。
それも、浴衣着用で。
久しぶりに着てみたけど、僕の浴衣姿も中々だね、うん。
蔓実さんはがっしりしてるし、深夜くんはこう、むちむちと…
まあ、体型がどんなでも何となく似合っちゃうのが、和服のいい所だね。
そういうことにしておこう。
「ちょっと、まだまだ人が増えてきそうだね」
「何だか息苦しくなってきたな~」
「少し離れた所へ行こうよ。河原から見た方がいいんじゃない?」
「賛成。こっちの道から脱出しよう」
ここいら辺の道に詳しいのか、蔓実さんが先頭に立って歩き始めた。
カルガモのようにその後を付いていく僕ら。
程なくして、祭り会場やその周りのビル街や団地なんかを一望できる小高い河原の突堤の上に
僕らは立っていた。
「ふー、漸く一息ついたよ。…皆、蚊に刺されてない?」
「あ、虫よけスプレー持ってきましたよ」
「僕も。貸してあげましょうか?」
「いや、僕も持ってる」
「なーんだ」
馬鹿なことを言いながら、上がる花火に大声を出したり、
買ってきたビールで喉を潤したり。
楽しいなあ。夏休みって、こんなだったよなあ。
ぼくらはしばらく、花火をタネにしてふざけ合い、楽しんでいたんだ。

483:荒縄・ツルアサシン2
09/08/12 01:41:05 zdeE96140
「…っ、あ……ん、や…」
妙に色っぽい声を上げた深夜くんに気づき、僕が振り返ると、
蔓実さんは深夜くんの浴衣の襟足に口を寄せ、手を差し込んでいた。
…何やってるんですか。ちょっと、蔓実さん、こんな所で…
「僕のあげた浴衣、とても似合うよ…勿論下には何も着てないよね?よし、いい子だ」
蔓実さんが深夜くんの浴衣帯を手際よく外し、前をはだけると、
緩く勃ち上がった雄が月明かりを浴びて姿を現した。
二人とも、何やってるんだ。僕と言う人間が目の前にいるのに、お構いなしで。
いや、正確に言うと、深夜くんはずっと僕の方を見ている。
怯えてて、なのに碌に抵抗もしないで、僕に縋るような、でも気持ちよさそうな目をして。
僕ってどうしてここに呼ばれたんだ。蔓実さんがあげた浴衣って…どういうこと?
単に僕に見せつけたかっただけなのか。
冗談じゃない、もう帰ってやる。
僕が踵を返そうとしたその時、蔓実さんののんびりとした声が聞こえた。
「ねえ、麻雛くんはどうして欲しい?やりたい、それともやられたいの?」
深夜くんの乳首に噛みつきながら、蔓実さんは僕に一瞥をくれた。
浴衣をまくった左手は、深夜くんの尻穴を責めているんだろう、
彼は蔓実さんの肩に爪を喰い込ませ、膝をがくがくと揺らしていた。
今にも崩れ落ちそうになりながら、それでも僕から視線を外そうとしない。
いいよ。受けてやるよ。
僕は深夜くんのもう片方の乳首に喰らいついて、片手で彼を扱き上げた。
絶望的に甘い声が漏れる。
僕の雄も猛ってきた。蔓実さんがにやりと笑って、深夜くんの膝を割り四つん這いにさせる。
「じゃ、僕は後ろをもらうから」

484:荒縄・ツルアサシン3
09/08/12 01:41:57 zdeE96140
いつの間にか花火は終わっていた。人々が街の方に帰って行くのが遠くに見える。
河原は闇に包まれ、虫の音が凄まじく響き渡る。
遠く街の灯にぼんやりと照らされた深夜くんの顔が、酷く悩ましげに映る。
「ん…入った」
しばらく中の感触を楽しむようにしていた蔓実さんは、規則的に抽迭を繰り返し始め、
半開きの深夜くんの口からは涎と喘ぎが漏れ出る。
もう我慢出来なくなってきた。
「咥えて」
僕の雄をさらけ出すと、彼は躊躇せずにそれを口に含んだ。
いい。気持ちいい。もうどうだっていい。君を楽しんでやる。
君は仕舞いには泣き出し、許しを請い、僕らはそれを押さえつけて君の後ろを味わい
しゃぶり尽くした。
遂に腰の立たなくなった深夜くんを脇で支えながら事務所まで送り届け、
その上第二戦をおっ始めてしまった僕らは、とんでもない好きものなんだろう。
まあ、その、夏だからね。

以上です。

485:風と木の名無しさん
09/08/12 18:00:08 tMj01ysT0
夜須末
URLリンク(p.pita.st)

486:荒縄・更にその後
09/08/18 01:49:43 /xHggqp10
「これが今日から一ヶ月来てくれるバイトくんや。バイトやから文章打ち込むこと位しか出来んけど、
 みんなよろしく。あ、身体弱いからマスクしてるけど、外では外ささんといて、な」
俺が同僚の前でバイトの肩を持って紹介すると、皆の口からはニヤニヤとした笑みがこぼれた。
「随分トウの立ったバイトくんですね」
「かなりスレてるんじゃないですか?」
「すぐ弁護士になれそうじゃん」
「あー、弁護活動はいかんやろ、少なくとも一ヶ月は、な」
皆に肩口を小突かれたり頭を撫でられたりして、バイトはかなりむくれているようだ。
「…それからな、バイトくんは空いてる末井の部屋を使うから、そのつもりで」
堪らずに、皆は吹き出して笑ってしまっていた。
「あはははは、もういいでしょうこれ、業務停止って言っても有名無実だし」
「じゃあ、僕の宿題仕上げといて、ね」
部屋に入って行こうとするバイトに書類を渡そうとするのを、俺はやんわりと払い除ける。
「…しばらくは、俺の仕事を手伝ってもらって練習させるんやからな。あかんぞ」
「なーんだー。じゃあ、今までと変わらないじゃないですか。結局末井さんは夜須田さんの…」
おいおい。俺は大仰な仕草で「しーっ」と人差し指を立てて見せ、「頼むから黙っててくれ」と頭を下げた。
わかってます、ニヤニヤと笑う同僚に苦笑しながら、俺達は末井の部屋へと消えた。
「さて。こんな所だろ」
「本当にこんなんでいいんですか」
暑苦しいマスクを外し、末井は俺を見上げる。
お前が「承服できかねる」って言ったから手を貸してるんだろ。…おい、何泣いてるんだ?
「…泣いてるんじゃなくて…ここに来られて嬉しいだけですから」
そう言う顔のことを「泣いてる」って言うんだよ。な、俺が、俺達がお前のこと守ってやるって言うんだから。
くしゃくしゃに歪んだ末井の顔が、ほんの少し泣き笑いのようになった。

以上です。

487:荒縄・某所より転載1/3
09/08/22 01:40:51 S2V4wSbl0
顔が痛い。自分の顔の左半分が腫れ上がっていて、片目が開かない。
その理由を思い出そうとしたのだが、すぐには頭が働かなかった。
俺は今地面の上に仰向けに寝転がってて、その地面はやたら硬くて冷たく感じた。
痛い…俺は…そうだ、講演会の後の打ち上げの席で、俺は見知らぬ男に突っかかられて…それから…!
思い出した!末井…っ!俺を庇おうとして…どうなったんや末井!。
手をついて起き上がろうとした俺は、ぐらぐら揺れる脳味噌の重みと背中の軋みを感じて呻いた。
無理だ、今は動けない。
動けないなら、せめてここがどこだか確かめようと俺は右目を開けてみた。
ぺちゃり。
その時顔に何か生暖かいものが降ってきた。
手で拭うと、青臭い臭いが鼻腔をつく。
精液が…どうして?
薄暗い中で目を凝らしてみると、俺の上には誰かが四つん這いになって覆い被さるようにしていた。
そいつは半裸に剥かれて身体を前後に揺らし、その閉じられた唇の隙間からは微かな喘ぎが漏れてくる。
目を凝らしてみて、あまりのことに俺は愕然とした。
おい。末井。何やってるんだ。
お前、そんな所で、何故犯されて…?
「ま、末井、やめ…」
思わず俺が叫ぶと、それを聞いた末井は気が緩んだのか、くぐもった悲鳴をあげ俺の方に倒れ込んできた。

488:荒縄・某所より転載2/3
09/08/22 01:41:55 S2V4wSbl0
「けっ、気が付きやがったか」
下衆な声が上から聞こえた。
こいつは…例の、俺と口論になった後で俺を待ち伏せていた男で、
それに気づいた末井が俺を守ろうとして男に突っかかり、蹴り飛ばされて…
俺が二人の間に割って入ろうとして逆に張り倒されて…後はわからなくなって。
俺が気が付いた時には既に末井は犯されていたのだろう。
気を失った俺を庇いながら、俺に自らの姿は見せたくなくて、声を漏らすまいとしていたのか。
ぎりぎりまで耐えていたのが、食い縛って血塗れになっている唇でわかる。
お前、末井…俺のこと、そんなに…お前の方がボロボロやないか、阿呆。
俺のことなんて放っておけばよかったんや。
俺を庇ったって、お前が汚されてしまったら何にもならんやないか。
自分の痛む身体を無視し、俺は末井を抱えて起き上がろうとした。
すぐ近くの闇の中で、ベルトのカチャつく音がしたと思ったら、男は走って逃げ出してしまった。
上体を起こして見ると、ここは打ち上げのあった店前の、ビルとビルの隙間の狭い路地だった。
宵の口もとっくに回ってしまった時間。人通りはあまりない。
くそっ。俺はお前をこんなことに巻き込みたくなかったのに。
「末井…歩けるか」
そう声をかけると、末井はこくんと頷いた。
お互いが身体を支え合い、よろよろしながら立ち上がる。
「ごめんなさい、俺、こんな」
涙混じりの、消え入りそうな声が耳元で聞こえる。
言うな末井。俺が悪いんや。全部俺が悪いんや。
悔しさを無理やり噛み下し、俺は末井に肩を貸すと歩き始めた。
事務所までは遠い。飲み屋街の裏手にはホテル街が隣接している。
今日の宿は、一番最初にたどり着けるホテル、にするぞ。それでいいか末井。




489:荒縄・某所より転載3/3
09/08/22 01:42:47 S2V4wSbl0
抱え込んでいた俺の腕をすり抜けて、末井はホテルの床の上に崩れ落ちた。
痛むのか。もう…限界だったのか。
見ると、さっきは慣らし抜きで捻じ込まれていたのだろう、ズボンの股の間がどす黒い色に染まっている。
血生臭さが漂う。
何も出来ずにその場に立ち尽くしている俺を見上げ、小さな子供のような声で末井は俺に詫び続ける。
ごめんなさいと、ただそれだけを。
俺はいつしか涙を流していた。
無様で無能な己自身に腹が立って仕方がなかった。
偉そうに人に説教しているくせにお前一人を守ることも出来ない。
自分はこれほどまでに阿呆だったか。
しかも…こんな状態の末井を見て欲情までしているのだ。
どうしようもない獣だ、俺は。
無言でお前の肌を露わにし、膝を割って抱え上げ、そのまま己自身を押し進める。
驚きと歓喜の声を上げ、お前はその身をくねらせる。
嬉しい、と笑った顔が一瞬にして苦痛に歪んだが、俺は既に自身を止められずにいた。
己の歯痒さを、情けなさを、間抜けさを欲望に変えて、肉襞の奥へと打ちつける。
俺も阿呆だ。こんな獣を好いたお前も阿呆だ。
突かれまくって気を失う寸前にお前が言った言葉を…
『俺、こんなだけどいいの?』と言ったのを丸ごと飲み込んでやる。
いいのか。こんな最低な男でもいいのか、末井。
力なく横たわるお前の身体を抱き締め、俺は自嘲の涙を流し続けた。

以上です。

490:荒縄
09/08/24 23:29:32 pAEg1Lyc0
「じゃ、これで」
机上の書類の束を掴み席を立とうとする蔓実に、王口は慌てて声をかけた。
「あ、ちょっと待って蔓ちゃん、今からまだ仕事あるの?」
せわしなく歩き出しかけていた蔓実は、片眉を上げて王口の方を振り返った。
「……いや、特にないですが」
「なら、ちょっと付き合ってよ。仕事じゃ出来ない話もしたいし。たまには来てくれてもいいだろ?」
蔓実はどちらかというと人見知りするタイプで…いや正確に言うと、他人にあまり深入りしない男だった。
付き合いの長い短いに関係なく、プライベートな事柄には、自分の気が向いた時にしか乗って来ない。
仕事以外の集まり然り、飲み会然り、個人的な逢引き然り。
全く慣れ合わない訳ではないが、どの程度の誘いになら乗って来るのかがわからない。
なまじ有能であるだけに、付き合っていきにくい相手ではあった。
「…いや、折角ですが」
「つれないなあ。俺の誘いに乗ってきたことないだろ。何で?」
そう口を尖らせる王口に、珍しく蔓実はたじたじとなる。
「いや、そんなことないです。別に、王口さんのことだけって訳じゃ」
「さっきからイヤイヤばっかり言って、駄々っ子じゃないんだから。どうして付き合ってくれないんだよ」
「う……」
「知り合いからビアガーデンの券もらったんだ、だから行こうよ、ねぇ」
これがかつての闘士の姿か。
合コンへ意中の相手を誘い出そうとするかのような熱心さ。
とっくに還暦を済ませた同僚からのアタックに、蔓実はつい首を縦に振ってしまう。
「わ、わかりました…でも明日も仕事があるからちょっとだけ」
「大丈夫。蔓ちゃん引っ越しただろ?そこの近くの店だから。さ、飲むぞ!」
にやりと笑う王口に、蔓実は顔を引き攣らせながら溜め息を漏らす。
「…王口さん…若いですね」
「当たり前だ。まだ現役だよ」

以上です。


491:風と木の名無しさん
09/08/24 23:48:37 ohY5IleA0
スレリンク(court板:144番)

久々にムショ関連スレ回ってたら姐タン情報発見した
意外と待遇良さそうで良かったね姐タン!
つか担当看守が力ある人って…色々妄想出来そうだハァハァ

492:風と木の名無しさん
09/08/26 22:01:19 Igsa5mBp0
>>491
続き楽しみにしてますw

>>492
やはり姐たんは看守もメロメロにしてましたか
魔性の受は健在ですね
涼しいところにいるならよかった

493:オジアサ1
09/08/26 22:28:13 Igsa5mBp0
「よっ、麻雛先生!お待たせ」
背後から軽自動車が近づいてきたと思ったら、中から尾島の明るい声がした。
「おはようございます、尾島さん。今日はドライブってどこへ?」
助手席に乗り込みながら麻雛は訪ねた。
いつもなら、ホテルで出会いホテルで別れ…という、むかし流行った歌の流れなのに。
尾島は少しすねた顔で言った。
「もう忘れたのかよ、先生。ヒント、山梨」
「山梨?なんですかそれ?」
尾島はハンドルにぐったりもたれかかる。
「やっぱり。俺にイタリア料理作ってくれるって約束したじゃねえかよ。それで…」
あっ、と大きな声をあげる麻雛。
「その時に飲むワイン…!」
「やっと思い出したか。ほら、買いに行くぜ」
グンとアクセルを踏み込み急発進させると、その勢いで中央自動車道、一路甲府へ。
風を切りながら、尾島が囁いた。


494:オジアサ2
09/08/26 22:28:44 Igsa5mBp0
「たった4年前はよ、運転手抱えてリムジン乗ってここをゴルフ行くので走ってたのにな…」
切なそうな尾島の横顔に、麻雛の心臓がきゅっとなった。
それに何も言えなかったが、尾島を精一杯慰めたかった。
「ね、尾島さん。ちょっと休憩しましょう。僕、のど渇いちゃった」
「お、おぅ」
サービスエリアに滑り込む。
エンジンを切るか切らないかの内に麻雛の舌が尾島の唇を割った。
「ん…っ…せん、せ…」
「…いますぐここで…」
「ばっか、ここじゃ人に見られるだろ」
「のど渇いたって言ったでしょ、僕」
「って、ちょ…!」
助手席側から屈むようにして尾島の下半身に噛み付く。
のどを奥まで開き、それを含んで勃たせていく。
「僕…体を使うことでしか、あなたを慰められないけど…でも…」
「本当に先生は馬鹿だなあ。ほら、俺、すっかり元気だろ」
そそり立つものを指差してにやける尾島。
「そういう意味じゃなくって…」
「分かってるよ。ありがとな、先生」
シートを倒すと、尾島は麻雛にゆっくりと覆い被さった。


495:風と木の名無しさん
09/08/27 18:36:29 MV4H1GmYO
ムショによったり、受刑者の等級や態度にもよると思いますが、長○はエロ本の差し入れおkでした。
葉書とかカバーがついてる本はそれらを外します。
懸賞送っちゃう人がいるとかでw

本がない人とかは「便所行ってくる」と告げて、
妄想だけの早業で抜いてるそうです。
皆も察していて、嗚呼、となるそうですよ。
姐たんはどうなんでしょ。
お相手には不自由なさそうですけど。

496:荒縄・オジアサパクリ1/2
09/08/28 00:52:10 u5xnSeU60
さわやかな陽気だった。
ついこの間まで、じりじりと肌を焦がすような太陽の光が降り注いでいたのに、
今はそれが、吹き抜ける風に冷やされた体を優しく温めてくれるように感じていた。
「気持ちいいなあ」
僕は自然とそう呟いてしまい、隣で同じことを口にしている尾島さんと目が合って笑ってしまった。
「おい、ちゃんと前見てくれよ先生」
「あ、はいはい」
僕らは山梨のワイナリーまでワインを買いに出かけていて、今は丁度帰り道の途中だった。
良い品物が手に入った、いや良い旅路を味わえた、いや良い空間を手に入れた。
僕と尾島さんだけの、二人だけの空間。
しかも、まだ日の充分に高いこの時間に、この好天の下、僕がハンドルを握る車の中に。
自分の余りの幸せぶりに、僕はドライブが始まる前から頭が沸騰しそうだった。
妙に高いテンションのまま、僕は思いつくこと全てを口にしまくっていた。
天気のこと、仕事のこと、次々と過ぎ去る看板に書かれた地名のことなんかを。
話題が途切れることが怖かったんだろう、多分。
何かを喋っていれば、この空間を…尾島さんが共にいる空間をずっと手にしたままでいられるかもしれない。
勿論そんな訳にはいかないってわかってる。
でもこの車中で、ずっと口を閉じていられる自信なんかない。
一度口をつぐんでしまったら、再び何かを話し出すことは出来ないかも。
半ば本気で僕はそう思い込んでいたんだと思う。
幸せなはずなのに、実は僕はぎりぎりの所まで追い詰められていたんだ。
尾島さんの存在と、浮かれて喋り続けている僕自身の存在そのものに。



497:荒縄・オジアサパクリ2/2
09/08/28 00:53:06 u5xnSeU60
「――おい、先生よ」
その声に、僕は心底びっくりした。
今自分が何を喋っていたのかも思い出せなくなってしまったくらいだ。
「ちょっと路肩へ止めて…って訳にもいかねえか。次のパーキングで休もうぜ」
低く抑えられた尾島さんの声。
少し目線を動かせば、その表情を窺い知れるはずだ。
でも僕には出来なかった。
怖かったから。
僕が調子に乗って喋りまくったせいで、あなたを怒らせてしまったと思ったから。
どうしよう。どうすればいいんだ。
震えそうになる指を何とか握り締め、僕は次のパーキングエリアまで運転を続けた。

白い線で囲われた中に車を止めると、僕はシートへ体を沈み込ませた。
恥ずかしくて、このまま消えてしまいたかった。
あなたのこと、何も考えずに勝手に喋り続けて。
僕はなんて馬鹿なんだ。今更気付いても遅いけど。
「なあ、先生、こっち向いてくれよ」
落ち込んでいる僕に、のんびりとした感じであなたは話しかけてきた。
僕は顔を上げられずに、ただ俯いていた。
「あんたぁ、いつも俺に気ぃ使ってくれてるってのは知ってるよ。
 今日もさ、俺の我が儘に付き合ってくれて有り難ぇって思うぜ。
 先生が何でそんなにテンパってるのか知らねえけどよ、もうちょっと力抜けよな。楽に行こうぜ」
― 僕は…また勝手に思い込んでて、一人で先走って…馬鹿だ、本当に馬鹿だ。
あなたにこんなに気を使わせてしまうなんて。
でも、あなたの言葉に僕は涙を止められずにいた。
嬉しい。素直にそう思う。
少し日の傾きかけたパーキングエリアの片隅で、僕はあなたの唇に唇を重ねた。
今日選んだ白ワインに合う白身魚が…脂の乗った鱈が手に入るまで、もう少し待っててください、ね。

以上です。

498:風と木の名無しさん
09/08/28 02:32:55 jqj4wXRaO
>>497-498
姐さん、続きをありがとう!
ポカポカしますた(*´∀`)

499:風と木の名無しさん
09/08/30 21:43:57 fDU8GPO/O
魔淵さん当確オメ
黄色のピタTで万歳するマッチョな姿に萌えました(*´Д`)ハァハァ

500:荒縄
09/09/01 00:19:57 Br/gj85O0
いきなり目の前に現れた僕の姿に、あなたは驚いて目を丸くする。
「あ…深夜くん?どうしてここに」
あなたはいつもそうだ。不意を突かれると、つい無防備な顔を晒してしまう。
あなたのそんな様を見て、僕は心の中で満足感を覚える。が、まだだ。こんなものではまだ足りない。
蔓実さん、事務員さんはもう帰られたみたいですね。
僕が言うと、あなたは少しく頬を引きつらせて頷く。
僕の纏った雰囲気が常と違うことに、漸くあなたも気づいたようだ。
ふうん。
僕はおもむろに自分のシャツのボタンに手をかけ、一つ一つ外していく。
熱く火照ってきた身体を外気に晒す。
あなたの目が、再び丸く広げられる。
「ちょ、深夜くん!何やって」
するすると服を脱いでしまいブリーフ姿になった僕は、あなたの肩を抱いて強引にその唇を奪う。
普段僕の都合も考えないで僕のことを散々に扱ってきたくせに、あなたは受け手になると
途端に弱腰になってしまうんだ。
いい気味だ。
僕はあなたの口の中で舌を暴れさせ、その間にもあなたの服をたくし上げて、
きゅっと芽吹いてきた乳首を弄ぶ。
あなたの喉からは甘い声が漏れそうになっているのに、あなたは口を結んで僕から顔を反らす。
僕に抵抗してるつもり、なんでしょう。
あなた自身は凄く反応してるけど。
あなたの熱い昂まり、僕の太腿に当たってきてて突き刺さりそうだ。
僕はそれを高速で扱き出す。
あなたが痛がろうがよがろうがお構いなしだ。

とりあえず。

501:風と木の名無しさん
09/09/01 01:18:15 0myjgCBLO
>>501
深鶴(*´Д`)/ヽァ/ヽァ


小ネタ
URLリンク(p.pita.st)

502:風と木の名無しさん
09/09/04 18:52:31 I2EwNJi30
オジトゴとツルアサシン
URLリンク(ux.getuploader.com)
pass1960

503:風と木の名無しさん
09/09/06 13:19:44 mORVsQPN0
魔淵さん
URLリンク(www.youtube.com)

504:風と木の名無しさん
09/09/14 08:19:17 psCJgQZ90
昨夜の糸色望先生に姐たんがやっと出ました!
URLリンク(ux.getuploader.com)

ツルオジはまだか…

505:風と木の名無しさん
09/09/15 19:04:48 Vw8QbWH/0
ツルシン、マブアネ
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス1951

506:風と木の名無しさん
09/09/20 19:51:41 +TWvv+3C0
ヤスマツ
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス1947

エロのスランプです…

507:荒縄
09/09/23 23:59:45 +3h46eev0
さっきまで俺の下で割と従順に抱かれていた末井が、急に抵抗しだした。
「や、やめ…いや、だ…」
「?どないしたんや」
「そんな、いい加減な理由で、なんて、い…いや」
何だと?今更そんな初心な小娘みたいなことを。
久しぶりに会えたのに、お前を求めてはいけないというのか。
お前が首を振れば振るほど、俺の欲望は大きく膨れ上がっていく。
「駄目や。あかん。俺がもう決めたんやから」
俺の身体を引き剥がそうとするお前を、俺の体重で抑え込む。
「待ち切れんかった。お前のこと」
尖った乳首を口に含み、舐め回す。
「お前がおらん間、俺はな、寂しぃて堪らんかったんや」
足の間に垂れ下がったモノを扱いてやる。
「今日は、今日だけはな」
唾を付けた指を、お前の尻孔に滑り込ませる。
「お前の言うことは聞いてやらん」
切なげに喘ぐお前の口を、俺の口で塞ぐ。
お前は、驚いた目付きのまま俺の行為を受け続ける。
抵抗することを忘れてしまったのか。
俺がこんな風に我儘を通すことがなかったからか。
お前を抱え上げて、俺自身を尻に突き立てると、お前はくぐもった悲鳴を上げて身を震わせた。
あかん。まだ許さへん。お前のおらんかった日々を埋めるまで、埋め尽くすまではお前を放さへん。
俺が口元を緩めるのを見て、お前は恐怖の表情を浮かべた。

以上です。

508:荒縄
09/09/25 23:36:15 rRFvhMcb0
「尾島さん、先に仕事の話をしちゃいましょう…これが最高裁の日程表です」
飾り気のない事務机の上に置かれたコピー用紙を、尾島はただ眺めていた。
何の感慨も湧かない。
そうか、としか思えない。
そんな尾島の様子に焦れたのか、蔓実は紙をトントンと指先で叩いた。
「…いいんですか?このまま進めても。何か言いたいことがあったら」
「何もねぇよ」
怒るでもなく悲しむでもなく、ただ淡々として尾島はソファに身を沈めていた。
「もういいんだよ。先生。もうどうだって。
 世間の奴らは俺のことなんざ覚えちゃいねぇ。
 政治家連中だってそうさ。俺が余計なことを言わねぇかが多少気になる位だろ。
 裁判所は端から俺のことをクロだと思ってかかってきやがる。
 マンションの客の奴らときたら、俺から一銭でも多くふんだくろうと手ぐすね引いて待ち構えてるしよお。
 俺の味方は、日本に、いや世界中で先生達6人しかいねぇんだ。
 6人だぜ、6人。もう今更何も出来やしねぇよ」
一息に喋り終えた尾島を見て、蔓実の顔が暗く陰った。
「尾島さん…」
「勘違いしねぇでくれよ。先生達はよくやってくれたさ。感謝してるぜ。
 俺だって負けたくなんかねぇし、無罪になりゃ万々歳さ。
 だけどよ…これだけ頑張ってやってきたのに、俺にはもう虚しい気持ちしか残ってねぇ。
 いいんだよ、もうどうなったって……ただ」
急に口を噤んでしまった尾島に、蔓実は片眉を上げる。
「その、何だ、最高裁が終わっちまったらよ、俺…先生とは会えなくなっちまうのか?」
60に手の届くような男が、しおらしい顔でそう口にするのを聞いて、蔓実は思わず微笑んでしまった。
「ねえ尾島さん、僕らの間には『裁判』しか存在しないんですか?」
「え、そ、そんなこと言ったってよ、先生にはもっと別の…相手が…沢山」
何故か顔を赤くして口籠る尾島を、蔓実は軽く抱き寄せて囁いた。
「僕はあなたのこと、気に入ったから付き合ってるんですよ。それじゃ理由になりませんか?」
耳まで熱くなった身体を蔓実の胸に預けてきたのが、どうやら尾島の答えだったらしい。

以上です。

509:風と木の名無しさん
09/10/02 22:35:35 5VkRLoHi0
hosyu

510:荒縄・麻深1/2
09/10/04 09:46:39 K7lEs7Ae0
僕らの先達、というか…同席したこともないような凄い存在の方が亡くなった。
直接にではないけれど仕事の上で関係したこともあって、
僕はその日その方の葬式に出ることになった。
式はとても盛大な規模で執り行われてて、入ってから出てくるまでに…何時間かかっただろう。
軽く眩暈を覚える位に業界関係者やその筋の人と顔を合わせ、挨拶を交わし…
流石に疲れてしまって、僕は外の塀垣にもたれて一息吐いていたんだ。
「あ、麻ちゃん!ここにいたんだー」
のんびりした声が聞こえて顔を上げると、深夜くんがにこにことして立っていた。
何故かほっとして、僕もつい口元を緩めてしまった。不謹慎かな。
「系ちゃんも来てたのか。まあ、槌屋さんも手広かったからね」
「人一杯で疲れちゃったよー。ねえ、どっかで休んで行こうよ」
深夜くんは、僕の腕をとって嬉しそうに歩きだす。
ぴったりと体に合った黒のスーツが、僕の隣に艶めかしく寄り添っている。
系ちゃん、それって誘ってるようにしか見えないんだけど。
そう感じるのは僕がいやらしい男だから?
そっち方面に飢えてるのかな。
厳かなはずのお香の残り香も、僕の妄想を焚きつける方にしか働かないみたいだ。
「…系ちゃん、じゃあウチに来る?」
そう言ってしまった僕もだけど、その言葉にぱーっと顔を輝かせた君も同罪だからね。同罪。



511:荒縄・麻深2/2
09/10/04 09:47:31 K7lEs7Ae0
…いつも思うんだけど、スーツって脱がせるのが超面倒くさいんだよね。
でもその途中が凄くいやらしい。
泣き顔で声を震わせる君は、そのことをわかってるのかな。
「や…あぁっ、こんな、つも…り…い、いやっ」
ボタンを外されシャツをたくし上げられ、君は顔を捻じ曲げながら床に爪を立てる。
僕は、何もしてないよ。
君の右の乳首を吸って、左の乳首を揉みしだいてるだけだ。
君は嫌だ何だって言いながら、指をそのまま前に回してズボンのチャックを外そうとしてる。
でも中々上手くいかない。
君は中で育ち切ってて、布をピンと押し上げてるから。
伸ばした手が金具に触り、力を入れられないまま、今度は身体がぐっと反りかえりガクガクと震え出す。
乳首だけでこんなに感じられるんだ。
「おねが…あぁ、よごれ、ちゃう、か…ら、あっ」
この期に及んでスーツを汚すことを心配してるの?
じゃあ君も、僕が君を汚すようなことをするのを期待してるってわけだね。
いいよ、僕も脱いじゃうから、その間に君も脱ぎなよ。
……て言ったのに、君は数分の間床にぐったりとして寝たまま動かない。
おい、いいのか?このままやっちゃうぞって言ったら、君は
「麻ちゃんに脱がせて欲しくなった」って、恐ろしく色っぽい目をして囁くんだ。
あーあ、どっちが主導権握ってるんだかわからなくなってきたよ。
まあ、この後君をたっぷりと頂いたからそれでいいんだけどね。

以上です。

512:風と木の名無しさん
09/10/05 17:36:24 updyxUr60
>>509
ネタお借りしました

ツルオジとヤスマツ
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス1951

513:風と木の名無しさん
09/10/10 22:47:00 WSjuDXj9O
ほしゅ

514:風と木の名無しさん
09/10/17 23:49:22 VcvWHcXx0
ほしゅ

515:風と木の名無しさん
09/10/18 09:01:34 TC04Vd0M0
爽やかな秋空の下、今日もここ霞ヶ関の裁判所では
どろどろとした人間模様が繰り広げられている。
そのどろどろとしたものを抱えた蔓実と深夜が地下鉄のホームにいた。
「参りましたね、向こうの代理人、手強すぎますよ」
「そうだねえ…ちょっと手法を変えないと長引きそうだし」
そこへ滑る様に入ってくる赤いラインの車両。
ホームドアが開き、二人は足を進めた。
「あ、席空いてる。すわっちゃおう」
深夜が無邪気な声を出した。
「おいおい、僕よりまだ若いんだから立ってろよ。
ほら、そこのおばあさんに席譲って…うちの子供だってやるぞ」
そう言うと、深夜の顔が急に曇った。
唇を軽く噛み、上目遣いで少し睨む。
「だって、鶴見さん激しくするから痛いんですよ」
「ちょっと…声でかいってば」
慌てる蔓実に追い討ちをかける。
「じゃあ優しくしてくれます?」
甘えるように畳み掛ける。が、付き合い始めて長くなると
この手の相手は付け上がって、何でも思い通りにしようとするから厄介だ。
蔓実は最近の深夜の我侭で怠惰な態度に苛立ちを覚えていた。
「…ふぅん…わーかったよ、そこまで言うなら今日は優しくするよ」
あくまでも優しく笑うが腹の中では…
「ほんとですかー!」
ぱっと明るさを取り戻す深夜だったが、
その後の責め苦をまだ知る由もなかった。


続きは漫画で描こうと思います。



516:荒縄
09/10/18 23:02:53 mlj7k/u00
>>516
「あ、ここ、前にも入ったことある部屋ですねー」
ホテルの調度品を眺めては無邪気に声を上げる深夜に、蔓実は余裕の表情を見せる。
「そうだよ?気に入ってただろ、この部屋のこと。予約しといたんだからね、君のために」
ぱっと笑顔を弾けさせた後で、深夜は蔓実の言葉に戸惑いを隠せなくなる。
「え…それって…今日はやるって、予め分かってたってことですか…?」
ふんふん、と鼻歌交じりに上着を脱ぎ捨てていた蔓実は、そんな深夜をぎゅっと抱き締めた。
「系ちゃん…」
耳元で囁かれ、かあっと頬が熱くなる。
「どうして欲しいんだっけ?今夜は」
答えようとした喉が、胸の高鳴りで詰まってしまいそうだ。
「あ…んっ、優しく、して…ほし…ぃあっ、」
「何だって?聞こえないよ」
シャツの下から潜り込まれた指に、我が物顔で暴れ回られる。
首筋を、乳首を、脇腹を、耳朶を、足の付け根を。
「お、願い、やさ、しく…今日は、ああっ」
自分の感じてしまう場所を刺激され続けて悲鳴を上げる深夜。
蔓実はこの上なく慈悲に満ちた顔で微笑んで見せる。
「分かったよ、優しくすればいいんだね…激しく、は嫌なんだね?」
上半身を弄られただけで涙目になってしまった深夜は、蔓実の発言にほっと息をついていた。
だが、蔓実が部屋のベッドの脇から取り出してきたグッズを見て、その表情は一瞬のうちに凍りついた。
鎖と手錠。ベタだ。ベタ過ぎる。
後ずさりしようと身構えた時にはもう遅かった。
カチリ、カチリ、と金属的な音に捕えられ、深夜の両手首は手錠と鎖でベッドの両脚へと縛り付けられていた。
上半身はベッドの上に縫い付けられ、身動き一つ取れない。
「や、嫌だっ!酷いじゃないですか、これじゃ」
「だってさ、優しくして欲しいんだろ?僕は優しくしようと思ってるのに、系ちゃんが途中で恥ずかしくなっちゃったら
 逃げ出そうとするかもしれないじゃん。それを止めようとして酷いことしちゃうかも…それよりいいでしょ」
頬をひくつかせる深夜に、あくまでも慈悲深そうに笑う蔓実。
「優しくしてあげるよ。系ちゃん。たっぷりとね」

517:風と木の名無しさん
09/10/19 06:18:26 jf8QbIw7O
オジー情報をミ○シーで拾いました。
軽に乗ってガソリン入れに来ていたそうです。
作業着すがたで。
目撃者によると「目は死んでなかったです」とありました。

これからそれに乗って蔓実先生と仕事帰りにしけこむのかと妄想しました。

518:荒縄・蔓深2
09/10/20 01:38:55 b25rwr2F0
「ねえ、冗談なんでしょ?本気じゃない、ですよね?」
半笑いで、それでも必死に蔓実の動きを目で追う深夜。
そんなことなどお構いなしに、サイドテーブルの上に何やら物を並べ始めた蔓実に
深夜の声は段々ヒステリックになっていく。
「蔓実さんっ!もういい加減にして下さいよ!これ外して下さい!いいでしょ、もう充分怖いですよ、だから許して…」
「駄目だね」
蔓実の答えはにべもない。
「約束は守るよ。優しくする。だけど、誘ったのは君だ。やり方は…僕が決める」
ビニール袋の中から、細長い割りばしのようなものを取り出した蔓実は、
それを萎えた深夜のモノにぴたりと押し当てた。
その冷たさに身体を震わせた深夜は、それに塗りつけられた透明なゼリーに目を見張らせた。
「そ、それって、いつも…後ろに」
「そう、後ろとかに使うものだよねぇ。これって滑りが良くなるから、ここにこんなものも入れられるんだってさ」
蔓実が言うのは、尿道の中に差し入れるカテーテルの類だった。
後にじんわりと粘液を火照らせるはずのゼリーも、今は冷たく尿道を刺激する。
カテーテルの太さが尿道を圧迫し、それが中を通過していく時の擦れが痛みを助長する。
「い、痛いっ!止めて、止めて下さい、お願い…だから」
手首を拘束する鎖をじゃらりと鳴らし、深夜は何とか上半身を起き上らそうとするのだが。
両足には既に蔓実の体重が圧し掛かっていて、どうにも今の責め苦から逃れられそうにない。
「前からやってみたかったんだよね。詰め物をして外に射精出来ないと、ずっと快感が続くんだって?
 面白そうじゃん」
そう言ってニコニコと笑う蔓実。
確かに、手技は激しくはないけど。とても優しく進めてくれてるけど。
中身は……拷問だ。
絶望的な表情を浮かべる深夜の顔を、蔓実の指がふわっと撫で回した。

519:風と木の名無しさん
09/10/22 22:19:15 o2IMckPw0
豚切りスマソ
某右派の人の日記に夜須田先生と王口先生の萌え話が出てたので転載


夜須田さんは○○法律事務所に所属している。ここには王口昭/彦弁護士もいる。
早大全/共/闘/議長だった。早大政経の同級だ。
学生時代は毎日、激突していた。でも今は仲がいい。
「昨日の敵は今日の友」ですよ。「あの頃はよくやられたよ」。
「いや、こっちこそ殴られてたよ」と過去の闘いを懐かしく振り返っている。
日露戦争後の乃木大将とステッセルのような感じかもしれない。
40年前、早大では毎日、左翼学生(全共闘や民青)と殴り合いをし、
論戦をやっていた。そんなミニ〈戦争〉を体験したからこそ、皆、たくましく成長したのだ。

そのあと新宿の居酒屋で打ち上げ。夜須田さん、○田さん、○賀さんたちとお話ししました。
「○木さんは太らないね。節制してるの?」と夜須田弁護士に言われました。
「いや、太ってますよ。メタボ○木と言われてますよ」「そんなことないですよ。運動してるんでしょう?」。
そうか。最近、バンドエイドを買った。違った。ブルワーカーを買った。8千円だ。
テレビを見ながら、やっている。そのせいかもしれない。
「そうですか。私はロデオ・ボーイで失敗しました」と言う。
あっ、そんなのあったな。馬の格好をした器具で、乗ると動く。
それだけで痩せる。手軽でいいじゃないか。
「と思って使ったら、さっぱり痩せない」と言う。
それどころか、馬(ロデオ)から落ちて怪我をした、と言う。


520:風と木の名無しさん
09/10/22 22:26:10 o2IMckPw0
「じゃ、ロデオ・ボーイをくれた人が犯人です。
相手側が裁判に勝とうとして、ロデオを贈ったんです。訴えたらいい」とアドバイスしました。
「いや、自分で買ったんです」。3万円で買った。
乗ってるだけなら楽だと思った。
酔っ払って家に帰り、ロデオに乗り、裁判調書を読んでいた。
そんなことをするからだ。もっと、真面目に取り組まなくちゃ。
ロデオもムッとしたんでしょうな。暴れた。それで振り落とされた。
落ちたら受け身をとればいいのに、板の間だ。
それに家が狭いから、落ちる前に壁に激突した。額を切った。
二次被害だ。じゃ、ロデオを訴えて、裁判闘争をやったらいいじゃないか。
でも、多分、「酒を飲んで乗らないで下さい」とか注意書きが書いてあるんだろうな。
訴えても、弁護士の敗訴だよ。困ったね。敏腕弁護士も太刀打ちできない。

でも、どうしてロデオ・ボーイなんか買ったんだろう。
「それで痩せた人がいたんです」「何人?」「1人です」。
1人じゃ「実証例」にならんよ。千人位、アンケート調査をして、
何割の人が、それで痩せたかを調べて、それから買えばいいんだ。
裁判官に大々的なアンケートを実施したんだから、その時、一緒にやってもよかった。
「ついでですが、ロデオ・ボーイを使ったことのある人は答えて下さい」とか。
裁判官は使わないか。じゃ、ネットで広く、訴えて、回答をもらってもいい。
それで、8割が痩せたという。よし、じゃ、買おうと思えばいい。
甘いよ。弁護士のくせに。それに「痩せた1人」は、そんな馬に乗らなくても、痩せたんだよ。
酒も飲まず、ストイックに生活してたんだよ。たまたま、馬に乗ったかもしれないが、覚悟が違う。
酒に酔って、ちょっと馬に乗って痩せようなんて甘いんだ。と、敏腕弁護士に説教してやった。


末井先生に乗ってもらって夜の運動したらすっきり痩せるんじゃね?と思いました(*´д`)
酔っ払って調書読みながらとか、どんだけお茶目さんなんだ!
王口先生とブログ主のどつき愛→現在ラブラブもたまらんし。
萌えオヤジ万歳。


521:荒縄・蔓深3
09/10/25 02:18:18 fbz8a/+q0
「ねえ、そんな顔するなよ。君も楽しめばいいのに」
「ん、あ、ああ、あああっ、やめ、ああああ、」
局所の痛みが脳天まで突き抜けていく。
勝手なことを言うな、その言葉が言えずにただ悲鳴だけが深夜の口から漏れる。
どれだけ身体を捩っても、手首に手錠が食い込むばかりで少しも動くことが出来ない。
自分を上から見下ろす蔓実の顔がいかにも優しげで、それが尚一層深夜の絶望の色を濃くする。
「いたい、いた、ぃあ、やあっ、いや…んぐっ」
蔓実は、深夜の反応を確かめるようにカテーテルを奥へ進め、途中で止め、また引き戻し、を繰り返していた。
どの場所で泣くのか、喘ぐのか、顔を歪めるのか、そして身も世もなく叫ぶのか。
執念すら感じられるほどのしつこさでその作業に没頭する。
「んー…そろそろ馴染んできた?」
しばらくして、深夜の上げる声に別の色見が加わってきたことに蔓実は気付いた。
自然と口の端が上がってしまう。
「尿道セクースってやつだね。気持ちいい?」
今や深夜の竿は、蔓実が手を添えずとも隆々として聳え立っていた。
その原因は明らかだろう。
深夜が口でいくら否定しても説得力、というものがない。
「ちが…ちがう、もう、やめ、つるみさ…あああぁ」
竿を扱くようにして管を手早く抜き差しされると、深夜は泣き叫びながら腰を動かし始めた。
経験したことのない快感に、身体中が支配されてしまっている。



522:荒縄・蔓深4
09/10/25 02:19:01 fbz8a/+q0
辛い。
気持ちいい。
止められない。
早く、早くイきたい。
擦れて、突かれて痛い。
己を解き放ってしまえば、この辛さから逃れられるのか…
「ひ、ぎ…んあっ!」
勢いよく、とは言い難い感じで白い液が飛び散る。
目にうっすらと涙を浮かべて息を荒げる深夜に、蔓実は相変わらず機嫌よく話しかけた。
「はい、出せるのはこれで最後だからね。もう蓋しちゃうから」
深夜がその言葉の意味を理解するより先に、蔓実はてきぱきと事を進めた。
手に持った注射器で、管の横の突起から内部に空気を送り込む。
そして管の先端を小さなクリップで止めてしまった。
「…これでこんな汁の垂れ流しは出来なくなったよ」
腹の上に吐き出してしまった白い液を指で拭われ、右の乳首に塗りつけられて、
深夜は必死で唇を噛み締めた。
異常だ。こんな蔓実は、おかしい。いつもの蔓実じゃない。
こんなことをされてまで、叫び過ぎで枯れ果ててしまった自分の声を聞かせる義理はない。
そうは思うのだが、手足が動かせない状態で右の乳首を捏ねくり回され、左の乳首に吸い付かれては、
漏れる喘ぎを止めることは出来ない。
「何で、こんな、酷いことするんですか…お願いです、もう止めて…」
眦から涙をぽろぽろとこぼしながら言葉を繋ぐ深夜に、
「酷くなんかしないよ。優しくするって。本当だよ。ただ…僕が満足するまで、ね」
蔓実のこの上なく優しい声が、氷のように冷たく響いた。

ちまちま投下します。

523:風と木の名無しさん
09/10/30 22:04:30 7KQW6nXQO
昨日の某裁判判決集会後の蔓実先生です
ちらっとですが
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス1951

笑顔かわゆいです(*´д`)ハアハア
このあと集会の最後までいなくて
途中でいつの間にか帰ってました


524:荒縄・1/3
09/11/07 02:13:51 vRirEmoM0
思い切り身体を床に叩きつけられて目が覚めた。
舞い立つ埃が鼻孔に入り、咳き込んでしまう。
「お。気付いたか?まだこれからだぜ」
「立てよ、おら、少しは楽しませろよ」
聞いたことのない男達数人の声に囲まれて襟元を掴まれ引きずり起こされ、
蔓実はそれを払いのけるのに腕を振り回そうとした。が、動けない。
既にあちこち殴られていたらしい蔓実の肩関節は外され、ぶら下がった腕の重さが腱にまともに響いた。
「ぁあああっ…!」
「ヤワなおっさんだな。こんなもんが痛いのかよ」
「…じゃあ、俺が入れてやるぜ」
予告なく引っ張られた肩関節を無理やり元の場所にはめ込まれ、激痛に意識が遠のく。
「おい、寝るなって。俺達を楽しませろって言ってるだろ」
ぱん、ぱんと頬を数回張られて、蔓実の鼻からは鮮血が伝い落ちる。
鼻を庇うように顔を下に向けながら、蔓実は今までのことを必死に思い出そうとしていた。
今日はある裁判の原告者集会が開かれ、自分も少し顔を出したのだが、
他の要件のために中座して最寄りの駅に向かい……駄目だ、それから先が思い出せない。
こいつらは一体誰だ?いつから自分のことをマークしていたのか?あの裁判の反対派か?
あれは様々な利権の絡み合う危ない裁判ではあったが、こうも露骨な妨害が入ってくるとは…警戒が甘かった。
その時ぼとっと血の塊が床に落ち、喉の奥に鉄臭さが拡がってきた。
「…どうする、つもりだ、俺のこと」
生温い血の塊の流れ落ちる感触に、遠のきかけた意識がふっと戻される。
俯いたまましわがれ声で男達に問いかける蔓実に、
「別にー。満足させてもらうだけさ。これからたっぷりと、な」
チンピラのような若い男の声。
それを合図に蔓実の服は一斉に剥ぎ取られ、身体を四つん這いにされ、鼻を摘まれて口を開かされた。
背中の方で辺りにくちゅ、くちゅと湿った音が響く。
程無くして、蔓実の後ろには冷たい肉棒が無遠慮に捻じ込まれてきた。

525:荒縄・2/3
09/11/07 02:14:58 vRirEmoM0
「や、め、…っぅうぐ」
「ちっ、入口硬ぇぜ、入らねぇ」
「おっさん、諦めなって」
腹部に蹴りを入れられ、思わず前のめりに崩れ落ちる蔓実を容赦なく顎を持って引き立たせる。
蹴られた痛みに喘ぐ蔓実の後ろに、再度肉棒を捻じ入れてくる。
慣らしもなく、メリメリと肉を割かれるように割り入れられ、純粋に悲鳴を漏らしてしまうのだが。
鼻腔を塞がれて口呼吸をさせられている蔓実の頬を摘み、曝け出した自らのモノを口に咥えさせる。
痛い、嫌だ、止めてくれ、その言葉を出せずに、喉の奥を、尻の奥を、いいように突かれまくってしまう。
股の間で縮こまった蔓実のモノを取り出し、自分のモノと並べて、蔓実の掌に包ませて扱かせる。
掌を外そうとしても、両側から挟み込まれて逃げることが出来ない。
(何故…何か目的があるのか、それともただの遊び…なのか)
考えても詮無いことだが、今のところ男達に反撃しようがない蔓実は
この疑問と自らの行動を分析することで、受けている凌辱から目を逸らそうとしていた。
口を結び、喘ぎを堪えて、奴らの与えてくる刺激をやり過ごせばいい……
こんな奴ら相手に興奮してみせることなどない。
それなのに、わかっているのに…畜生!
「いい声で泣くようになってきたぜ、おっさん」
「へへっ、嫌がってるやつを落とすのって最高だな」
目の裏が真っ赤に染まり、イきそうになっているのを意地で踏み止まっている蔓実。
それを後ろからリズミカルに突き上げられ、口の中をぽってりと舐め上げられ、
モノは優しく扱き上げられ、もう限界を超えそうになっていた。
そこへ、妙に細いベルトが一本取り出された。
「あ~残念だったね~、これが来る前に中身出しちゃえば良かったのに。間に合わなかったね~」
全然残念そうな口調でないチンピラの声。
蔓実は、手際良くさっとモノの根元を縛られて締めつけられてしまった。
「吐き出しといた方が良かったって思うよ、これから…もう遅いけど」
相変わらず蔓実の後ろを攻め立て続ける者、柔らかな脇腹を舐め回す者、隆々と立った性器を興味深げに眺める者。

526:荒縄・3/3
09/11/07 02:16:06 vRirEmoM0
「あんたも、楽しめよ」
声を噛み殺し顔を歪める蔓実に、男の一人が嬉しそうに声をかけた。
「じゃなきゃ、終わってやんねぇから、な」
こいつらは、成りはチンピラだが体力は底なしだった。
蔓実の後ろを突き上げ、腹の中に汁を吐き出し終えると、
物の数分で回復し再び蔓実を責め立てる。
乳首を扱き、耳朶をかじり、怒張しっ放しのモノを握り、指で弾いては揶揄し、ずぶりと己を蔓実の中へと埋め込む。
「い、いやだ、ぁ…止めて、くれたら、奴らの倍、払う…頼む」
この男の肉棒は殊の外大きく、内部からの圧力に蔓実は屈しそうになりながらも何とか交渉を試みようとした。
誰か外部から、こいつらに自分を殴って犯すように命令した人物がいるはずだ。
この巨根の男がどうやらこの面子の中のリーダー格らしかった。立ち居振る舞いが一番堂に入っている。
蔓実は苦しい息の下から、リーダーの顔色を窺った。
「頼む…3倍払ってもいい…そちらの雇い主を襲ってくれたら…」
その言葉に、男達の視線がリーダー格の男に集中する。
しかし、男はにやりと笑って首を横に振った。
「駄目だね。あんな奴、張り倒したくもねぇよ。それに俺はあんたの泣きが、気に入っちまったし、よ」
てんでに頷き、またも蔓実の身体を弄り出す男達。
モノの根元を縛り付けたベルトを外され、蔓実は甲高い声を上げて達してしまった。
「ほら、声もいい。まだ犯し足りねぇな」
「無理やりは止めて、じっくり責め直してやるよ。感謝しな」
蔓実の下半身は正面から抱え上げられ、巨大なモノをそろそろと進められる。
他は、袋を揉みほぐし会陰を撫で擦り、手指を舐め取り、竿の先端から溢れる汁を乳首に塗りつける。
縛られた苦痛から解放された分、与えられる快楽にダイレクトに反応してしまう。
「もう…おかしくなっ…やめ、て…」
目を上転させて身体を痙攣させる蔓実に、男達の凌辱はまだ止みそうにない。
秋の夜長は始まったばかりだった。

以上です。

527:風と木の名無しさん
09/11/11 20:02:45 x0ida1+7O
>>525-527
たまらーーーーんヽ(`Д´)ノ

蔓深です
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス0728


528:荒縄・ヤスマツ
09/11/13 00:58:05 +seagbyX0
「寒い」
おい。ドアを開けるなり言う言葉がそれか。
「寒い寒い寒い寒い寒い」
わかったよ、そう何度も言うなよ。確かに今日は寒かった。
しばらく暖かい日が続いていたのに、それが急に木枯らしが吹き荒れて冷たい雨が降り、
流石に『そろそろ暖房を入れなきゃならんか』とは思っていた。
でもな、それは俺のせいじゃないだろう。
何でお前は、そう俺の方を睨みつけているんだ。
俺に文句言ったってこの寒さがどうにかなるわけじゃ……
その時、俺の部屋の入り口でドアを握りしめていた末井は、目にも止まらぬ速さで動いて俺の膝の間に潜り込んできた。
「わっ!」
揺れるパソコンの画面を思わず手で抑えてしまった俺に、末井はむくれた顔をしてみせる。
「だって寒いし」
…いい年のおっさんが何やってるんだ。
犬や猫じゃあるまいし、全く。
「おい、ええ加減にせぇよ。ハードディスクは衝撃に弱いんやからな、データが飛んでしまうやろ」
取り敢えず嗜めてみるが、パソコンの排気と俺の肉の暖かさに満足したのか
末井はごろごろと居心地良さげに座り込んでしまった。
そんな所におられると打ち込みが出来ないんだがなぁ。
穏便にどいてもらおうと思案する俺の股ぐらに、末井がじゃれついてくる。
おい、チャックを開けるな、止めろって!
「もっと熱いもの、欲しい」
だからってお前仕事中に…ぅあっ!止めろ扱くな…ああっ…阿呆、出て…まう…!
「んぐっ!」
末井に咥えられて危うく吐き出しそうになった俺は、何とか末井の首根っこを掴んで難を逃れた。
「えー、何で止めたんですかー!もう少しだったのにー」
口を尖らせる末井をそのまま四つん這いにさせると、俺は素早く自身を末井の後ろにあてがった。
「やるよ。たっぷりと、この中に、な」
にやりと笑ってみせると、少し戸惑っていた末井は、直ぐにこぼれんばかりの笑みを浮かべていた。

529:風と木の名無しさん
09/11/14 21:30:32 4h6cqoPaO
麻雛×深夜
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス1016


530:風と木の名無しさん
09/11/23 00:26:11 kebC3ttk0
夜須末
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス0203

531:風と木の名無しさん
09/11/25 00:36:26 e40kehzD0
来年1月からのサラ金に体震ネタがもりこまれるみたいです
URLリンク(www.tv-asahi.co.jp)

姐たん、氏の塚さん、トゴタン、オジーと勢揃いして欲しいです
役者が気になります

532:風と木の名無しさん
09/11/30 05:26:45 4AAhwZoTO
弁護士バー
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

オジー弁護団なら毎日通う(*´д`)
深夜先生のピアノ演奏、麻雛先生のイタリア料理
番犬の末井先生
客と店の酒をひたすら飲む蔓実先生
それに呆れかえる夜須田先生
ネットで店内を実況する耶麻下先生
オプションでオジーに怒鳴って貰えたり
たまにセクハラされる


533:オジトゴ
09/11/30 18:23:59 v4mZcagZ0
「なあ、富士田。俺ちょっと金に困ってるんだけどさ…」
尾島さんはベッドから半身を起こしながら、服を着始めた僕に言った。
またか、そうしてため息をつく。
「この社長の所まで行ってきてくれないか。報酬弾むって言ってたしよ」
薄ら笑いを浮かべながらメモを渡してくる。
僕は少し躊躇いつつもメモを受け取った。
いつからこんな関係になっちゃったんだっけ?
思い出せない。
尾島さんが何処からか金持ちや有力者を見つけてきては、僕を抱かせて金を受け取る…
嫌なはずなのに、僕はあなたに嫌われたくないからとそれに従ってしまう。
もちろん僕も困ってるから報酬を受け取るけれど。

その日は土砂降りの雨だった。
ホテルの割には瀟洒な建物に僕は駆け込んだ。
「客」は大手航空会社の取締役だという。
シャワーを浴びようと脱ぎ始めると、そんなことはいいからと僕を押し倒し、縄で縛り上げた。
後はただひたすら、痛みを伴う責め苦に長時間喘がされる破目になった。
最後に僕に咥えさせて口の中で出そうとしたので、思いっきり噛んでやった。
…それからのことは余りよく覚えていない。


534:オジトゴ2
09/11/30 18:25:21 v4mZcagZ0
気がついたら顔を真っ赤にしてる尾島さんが目の前にいて、僕はベッドに寝せられていた。
右の頬に激痛が走る。誰かに殴られたのか。
尾島さんに話しかけようとするが腫れているので上手く喋れない。
「とんでもないことしてくれたな」
僕を見下ろしながら尾島さんが叫んだ。
それを聞いて、ちょうど4年前、あなたと初めて会った時を僕は思い出していた。
あの日も雨が降っていて、あなたの会社の会議室の外の下界は霞んで見えなかった。
最初に会った日もあなたはずっと怒鳴っていた。
でも僕にはいつしかそれが心地よく感じられたんだ。
「お前には失望したよ」
吐き捨てるように尾島さんが言う。
僕は…
「…最初から僕に何も期待してなかったのに?」
あ、言っちゃ駄目だ。何でこんなこと言ってしまうんだ。
「僕はいつだって尾島さんの都合のいい道具に過ぎなかったんですよね。
この4年間、ずっと」
「だからなんだよ」
口角を上げて残酷に笑う。
「それで俺から離れたいとでも?離れられるのかよ、今更」
そう言われた僕に所詮勝ち目はなかった。
僕の体に染み付いた尾島さんの煙草のにおい、体に刻まれた記憶。
罵詈雑言…何もかもが心地よくなっていた。
消せる訳がないし、逃げられる訳もなかった。
それが僕の居場所になってしまっていたから。
絶望であったとしても。

気の抜けた僕の顔に安堵したのか、あなたは縄跡の残る僕の体に触れ、覆い被さってきた。

おわり

535:荒縄・続き
09/12/02 02:58:54 YibppNCv0
そう、こいつはただの道具だ。時々キャンキャンとやかましく吠えやがるが、別にどうってこたぁねえ。
上手く使ってやれば、まだまだ役に立つ代物だ。俺にとっては。
刃向かってくるなら、思うさま痛めつけてやればいい。
身の程を知らしめるために。
ちょっとしおらしくなったら、頭を撫でて口でもぺろりと舐めてやる。
それで終わりだ。
それで、『困った時の便利な道具』に逆戻りだ。
お、こいつさめざめと泣きだし始めやがったぞ。俺の目の前で。
正直、こんな愁嘆場は御免だ。
こいつがまたやる気になったのがわかったから、もう俺はここには用がねぇ。
上着を引っ掴んで立ち上がろうとする俺に、奴はひしと縋りついて離れようとしない。
「ま、待って、尾島さん!あの…」
「なんだよ、用なら早く言えよ」
「もう、一度、して…お願い」
いい年のおっさんが、目から涙を流して俺を求めてくる。
あまり気色の良い話ではないが、据え膳食わぬのも恥、というか勿体ねぇ。
奴の口で俺のをおっ勃たせて、そのまま奴の後ろに捻じ込んでやった。
「いい」「もっと」と、女みたいに身体をくねらせ、奴は啼き続ける。
どれだけ淫乱なんだ、お前は。
長時間ヤられまくっているくせに、どこにそんな体力が残ってたんだ。
……まあ、それもどうでもいいことだ、俺が楽しめればそれでいい。
俺が再び吐き出し終えると、奴はまたぐったりとシーツに沈む。
俺はその耳元に『愛してる』と囁いてやった。
なあに、ほんの気まぐれさ。
奴は顔だけを俺に向けて潤んだ目で俺を睨みつけてきた。
わかってやがるな。でも、それでいいんだろ、お前はよ。
俺はカラカラと笑いながら、その部屋を後にした。また新しい金蔓見つけねぇとな…。

以上です。

536:夜須末@ヤスオメ!
09/12/04 18:34:07 NSrwQ5Wm0
「夜須田さん…?」
数回ノックしても返事がないので、俺は勝手に部屋に入った。
「あっ」
夜須田さんはキーボードの上に突っ伏していびきをかいて眠っていた。
俺は羽織っていたジャンパーを夜須田さんにそっとかけた。
いつもなら俺が眠りこけてかけてもらってるのに。
雑然とした机の隅に大きめの湯飲みを見つけた。
きっと中身は焼酎だろう。
呑まないとやってられないもんな、この仕事は。
俺は「用事」を明日に回そうと夜須田さんに背を向けて、部屋を出ようとした。
「…なんや、お前」
セーターの裾を引っ張られた。
「起きてたんですか?」
「いや、お前のにおいがしたから目が覚めた」
「いつも俺にかけてくれるし…」
「おおきに。で、どうした?」
体を起こして、腕組みをして微笑む。
そんな顔をされると、もう、俺は恥ずかしくて
口ごもりながら答えた。
「あ…あのっ、夜須田さん今日誕生日だから…っ…ケーキ買って…」
「ははっ、そんなことか。何照れてるんだよ、末井」
「だって夜須田さんが笑うから…」
「なんや普段もっと恥ずかしいことしても平気なのに。変な奴っちゃな」


537:夜須末@ヤスオメ! 2
09/12/04 18:34:40 NSrwQ5Wm0
夜須田さんのごつい指が俺の頬に触れる。
俺は爪先まで真っ赤になってると思う。
「疲れてるならこのまま寝て、明日にしましょうか」
「ん?ちゃんと戴くよ。お前がそんなことしてくれるの珍しいからな」
「じゃあ、皿に乗せて持ってきます」
と、背を向けるとまた裾を引っ張られた。
振り返る間も無く俺は抱きすくめられた。
「…先にお前を戴くよ。…おおきに。好きや、末井…」
熱い唇が迫る。
塞がれる瞬間。
「夜須田さん、おめでとう」
それから先はもう声にならなかった。

おわり

538:風と木の名無しさん
09/12/06 12:31:21 AQGD8uwq0
オジ弁護団の耶麻下先生がtwitterやってる
ワロタ
URLリンク(p.pita.st)

しかし「w」とか多用してるあたり、ねらーっぽいので
ちょっとガクブル
四方板とかに書き込んでるんだろうな

539:風と木の名無しさん
09/12/08 21:17:16 s6R5Oe/00
らくがき
URLリンク(p.pita.st)

540:風と木の名無しさん
09/12/09 21:16:25 spPQxqSi0
マブアネ
URLリンク(p.pita.st)

541:荒縄・アサシン1
09/12/10 01:28:01 9LnMsBS20
びっくりだよ。びっくり、なんてもんじゃないけど。
僕のこと、こんなに求めてくる人間って、今まで見たことなかった。
「お、お願い、麻ちゃん、もう我慢出来ないんだ……して、欲しい、お願い」
君は目に涙を浮かべ、僕の首に腕を回して縋りついてくる。
息が熱い。触れてくる唇も熱い。
ここが出先の研修会場のトイレの中じゃなかったら、今すぐ押し倒してるところだ。
「麻ちゃん…麻ちゃん、お願い…っ」
切羽詰まった口調で繰り返し、君は僕の身体中を弄り続ける。
これって、喜んでいいこと、なのか?
何でこの場所で?どうして、僕なの?
というよりも…そもそもこのシチュエーション自体がおかしいよ。
君が無理やりに口付けようとしてくるのを、僕は半ば冷静に押しとどめてみせた。
「ねえ、系ちゃん…君が欲しいのって、本当に僕なの?」
僕の言葉に、君の動きが止まった。
青ざめた顔で僕の方に向き直る。
「誰でもいいんでしょ?突っ込んでくれるんなら。僕じゃなくてもいいんじゃないの?」
唇を震わせ、君は必死になって僕に首を振って見せる。
「ちが…そんなこと、ない…」
「はっきり言いなよ。本当は蔓実さんが欲しいんだって。僕は蔓実さんの代わりなんだろ?」

542:荒縄・アサシン2
09/12/10 01:28:41 9LnMsBS20
君の頬につうっと涙が伝う。
泣かせちゃった。ごめん。
でもこれは言わざるを得ないことだった。
口にした僕の胸をもどす黒く焼き付ける言葉だったけど、君の想い人はずっと蔓実さんだったはず。
この答えを聞かなければ、僕は君も、僕自身も欺いたまま君を抱くことになってしまう。
「………」
君は瞳を揺らめかせ、苦しげに眉を顰める。
いいよ、答えたくないなら。そのままでも。
その沈黙が答えだ。
動きを止めてその場に立ち尽くす君を肩越しに抱き締めると、耳元で消え入るような声がした。
「…気が、狂いそうなんだ、疼いて…我慢、出来ない…麻ちゃん、助けてよ…っ」
ふぅん。つまり、そういうことなんだ。
さっきまでへの字に曲がってた僕の唇が、最大限に吊り上げられた。

続きます。

543:風と木の名無しさん
09/12/11 21:14:01 N3Gt9O0N0
>>527
ネタお借りします

ヤられ蔓実先生+慰めるオジー
URLリンク(ux.getuploader.com)
パス0728

544:風と木の名無しさん
09/12/15 17:26:35 KM4Z8ixv0
オジトゴ
URLリンク(p.pita.st)

545:風と木の名無しさん
09/12/21 21:36:55 y7+VI02lO
オジー最高裁は棄却も審理もまだ動きなしだそうです
オジーは元気だそうです
よかった~
しかし、オジー元気と聞くと、つい下半身が元気なのかと思ってしまうw

クリスマス辺りに何か漫画投下出来たらします

546:風と木の名無しさん
09/12/26 23:30:00 vCXjss4P0
投下できなかった orz

ツルオジ?
URLリンク(p.pita.st)

547:風と木の名無しさん
09/12/31 01:13:31 ZwkFkHbfO
今は揺れるwのが具合悪いので
六尺や越中やったりフツーにパンツはくそうです
六尺とかエロ過ぎる(*´д`)

スレのみなさま、関係者と良いお年を
明日は祭に参加してきます

548:風と木の名無しさん
10/01/02 19:24:30 KBdHLnLP0
あけおめです

蔓深(えろなし)
URLリンク(ux.getuploader.com)
pass 2010

549:風と木の名無しさん
10/01/04 19:58:34 3p22zrshO
姐たんは大丈夫なんだろうか?

【福島】刑務所で男性受刑者に性的な行為を強要…60歳看守を再逮捕
URLリンク(orz.2ch.io)

550:荒縄・アサシン3
10/01/08 00:18:00 ru7E+VXS0
「あ、麻ちゃんっ、も…だ、駄目…」
その時間はとても混んでいて、電車の中には人が溢れていた。
つり革に掴まりながら、君は助けを求めるように僕の方を見る。
何?何が駄目なんだい?立ちっぱなしで疲れたの?でも座ろうったって無理だよ、こんな混み方じゃ。
「ち、ちが…疼いて、我慢、出来ない…」
顔を赤らめて、それでも恥ずかしい言葉を口走らざるを得ない君は、今にも泣き出しそうだ。
普段なら絶対そんなこと言わないだろうに。
余程切羽詰まっているのか。
それとも、それだけ長く放置されてて、恋しくて堪らないのか?
罪作りだよ、蔓実さん。でも案外、蔓実さんは系ちゃんのことなんか忘れてたりして、ね。
いいよ。僕だってもう、尾島さんに忘れられてるかもしれないんだ。
僕が系ちゃんの肩を抱くと、君はびくっと身を震わせる。
「大丈夫?」
反対の手をコートの中に滑り込ませると、僕はするっと体をかわして腰の辺りを撫で擦った。
君は俯いて、微かに頷く。
「お願い…」
酷く艶めいた声で言うから、背筋がぞくっとしちゃったよ。責任とってもらうからね。
ズボンの隙間に手を差し込んで、そこをぐりぐりと刺激すると、
君は空いた手で自分の口元を抑えた。喜びの喘ぎを噛み殺すために。
そう、君は気分の悪くなった電車客、僕はそれを介抱する友達。
周りには、そう見えるようにやってもらわないとね?
じゃないと、僕は協力してあげないから。それでいいんだね?
後二駅位あるから、もうちょっと楽しめる…かな。

551:荒縄・アサシン4
10/01/09 01:57:37 hZ5NyWjy0
危なかった、君の反応を見てたら最寄りの駅を乗り過ごしちゃうところだった。
まあ、そうなったらそうなったで、一駅分歩いて戻るつもりだったんだけどね。
勿論その間も君の相手はするつもりだったよ。
ホームに降り立った君は、よろよろと足をよろめかせて
『ごめん、ちょっと休ませて』って顔を青くして……マズイ、やり過ぎちゃったかな。
僕は君を脇に抱えて、一緒にベンチに腰をかけた。
「系ちゃん、どう?休んだら歩ける?」
「……うん…」
口元を抑えたまま、喘息の発作みたいに息を荒げる君を見て、
流石に僕にも罪悪感が芽生えてきた。
だったらこんなこと公衆の面前でやるなって話だよね。
でも、元々は誘ってきたのは君なんだから。一応意思確認はするけど、さ。
「ねえ、まだ続けて欲しい?辛いなら止めるけど」
「…麻ちゃん、僕、確かに蔓実さんには最近、してもらってなかったよ…」
涙で潤んだ目で、じっと僕を見る君。
その目が、反則なんだよ。分かってる?系ちゃん。
その目で見詰められると、あんなことやこんなことをしてあげたくなっちゃうんだ。
無防備で真っ直ぐで、なのに艶っぽくて、保護欲やらなにやらを掻き立てられる。
僕だけなのかなあ、そう思うのって。
君はそんなこと、考えもしないんだろうけどね。
罪だよ。
「…蔓実さんに、してもらいたいって、思ってはいたよ。でも僕は麻ちゃんが…欲しい」
…え?…本気で言ってるの?確信犯?
「こんな人前で本当は恥ずかしいんだけど、でも僕のこと、ちゃんと…相手してくれて、嬉しいんだ」
麻ちゃん、僕なんか持ち上げたって何も出ないよ?知ってるだろうけど貧乏所帯なんだから。
だけど…てことは、両想いなわけだね?僕らって。じゃあ遠慮しないでいただいちゃうからねー?

552:荒縄・アサシン5
10/01/11 02:59:29 819BD4N/0
…とは言ったものの。
衆人監視の下で出来ることでもなく、僕らは結局僕の事務所まで歩いて移動することにした。
寸止めの状態で、辛そうに足を引きずっている君も大変だと思うけど、
その君の切ない声や吐息を聞かされ続ける僕も、かなり辛い。
ともすれば足を止めて蹲りそうになる君の腕をとって歩きだすのには
相当体力が必要だった。
衝動的行為に及ぼうとするのを抑える理性も、ね。
でも、ビルのエレベーターに乗り込んだ瞬間、それは見事に吹き飛ばされてしまった。
我慢出来なかった。
僕の耳を蕩かし、思考を麻痺させる喘ぎを発する君の唇を
僕の唇で塞ぎたかった。その吐息を奪いたかった。
不安げに震えるその身体を抱き締めたかった。
ぽってりとした唇に吸い付き、割り入り、舌を絡め、歯列をなぞる。
君はそれに応えようとするのか、僕の身体に縋りついてくる。
僕らは互いに絡み合いながら廊下を通り抜け、ドアを開けて床に倒れ込んだ。
誰かに見られるかもしれない、なんて考えもしなかった。
もうそんなことどうでも良かったんだ。
君が必要だ。欲しい。愛してる。離さない。
組み敷いた君の喉から嬉しげな歓声が上がり、
今度は君の方から僕の口を塞いできた。
そのまま君の指は自分のスーツの前を寛げようとしているけど、
ちょっと違うんじゃない?
お互いに脱がしっこでしょ、って言ったら、君の目が初めて悪戯っぽく笑った。

553:荒縄・アサシン6
10/01/12 01:01:09 TQLi2Bpr0
人の服を脱がすなんて面倒くさいことだと思ってたけど、
君が相手となると、何故だかとても楽しい。つい口元がほころんでしまう。
「麻ちゃん、そんなに嬉しいの?」
そういう君の顔も楽しげで、僕は幸せな気分に浸った。
ここには僕ら二人しかいないんだ。
今は純粋に二人だけの時間を楽しもう、そう思った。
君の柔らかい耳朶を噛み耳裏を下でなぞると、
短く悲鳴を上げた君は身体を捩らせ、それでも懸命に僕のシャツに指を伸ばしてくる。
僕はそれには構わず、再び君の唇を奪い息を強く吸った。
一瞬、息を乱した君のシャツの前をがばっと拡げ、アンダーを撒くし上げる。
君の滑らかな白い肌。久し振りだ。
既に硬く尖った乳首をきゅっと摘むと、君は絡め合った僕の舌に吸い付いて応えた。
ベルトを緩めてジッパーに手を伸ばすと、君は歓喜に震えた。
ブリーフの中で育ち切ったそれを開放すると、君は喉の奥から絞り出すように喘いだ。
「あ、麻、ちゃん、お願…い…して、早く、もう…」
うん、君もそうだろうけど、僕も正直限界だと思う。もっと焦らしておきたかったんだけど。
僕自身が耐えられないよ。
デスクの引き出しに忍ばせておいたジェルで君の後ろに指を滑らすと、
慣らしもそこそこに僕は自身を君の中へと突き立てた。

554:荒縄・アサシン7
10/01/16 02:11:00 rNLcbBjr0
「あぅっ………んんっ!!」
ヤバい。君の中、気持ち良過ぎる。
もっと焦らして楽しもう、なんて思っていた僕の考えは甘かった。
何よりも、僕自身が、実はお預けを喰らって耐えられなくなっていたんだ。
一度溜まった熱を吐き出さないと、マズい。
僕の身体がそれを欲している。
君の膝を抱え上げその奥まで割り入り、引き抜いてはまた突き入れる。
この単純な作業を止めることが出来ない。
まるで犬のようにがっついてしまう。
君はと言えば、僕の首に腕を回してしがみつき、離そうとしない。
「ああ、あん、あんっ、いい、も…っと」
僕ら二人、盛りのついた犬同士だ。
もう我慢しないよ。君のこと、犯しまくってやる。系ちゃんはそれで本望かい?
ずん、と突き上げる僕にしがみついて喘ぐ君。
それは僕が二度目の精を吐き出し終えるまで続けられた。


555:荒縄・アサシン8
10/01/16 02:11:44 rNLcbBjr0
息を荒くした君の腕がぺたりと床に落ち、流れる汗がカーペットを湿らす。
「はぁ…麻ちゃん、嬉しい、でも…もっと、欲しい…」
えー、まだ?疲れてないの?欲張りだなあ、系ちゃんは。
上から覆い被さっていた僕が離れてみると、系ちゃんはぐったりとはしているけど、
自身はまだまだ元気に聳え立ってるみたい。
これは…頂いちゃうしかないよねえ。勿体ない。
「麻ちゃん、これは僕がもらうからね。そしたら、また君に欲しいものあげるよ」
その言葉の意味、多分系ちゃんはまだぼーっとしてて理解してないみたい。
ま、いいや。もらっちゃえ。
冷たいジェルを系ちゃん自身に塗りたくり、怯んだところをシコッて勃たせて
僕の後ろに引き込んじゃったよ。
慣らし無しで入れるのってちょっと怖かったけど、たまにはいいかな?
仰向けに寝たままの君の上に跨って…そのまま腰を落とすと。
「あああん、あぅ…くぅ、う…」
僕の狭さに、君自身も少し痛みを感じてる?僕もちょっと痛い…いやかなり。
ここしばらく御無沙汰だったしな…年末年始のお誘いも何もなかったから。寂しかったよ。
自重のままに腰をしゃがませていくと、張りつめた痛みが互いを襲っているようで。
意外に系ちゃんのってでかいからなあ。入れられる僕もだけど、君も顔を歪めて耐えているみたい。
でも。手加減しないよ。僕だって犯されたい。思うさまに。
無理矢理に腰を上下させ、裏筋を撫で擦り、君の後ろに指を突っ込んで抜き差しする。
痛みに萎えかけた君自身が、その刺激で僕の中で再びむくむくと力を取り戻してくるのがわかる。
「あ、麻ちゃん、こんなの…嫌、だよ。酷いよ」
そういう君の声、だけどどこか気持ち良さそうなんだけど。
ねえ、一度でいいから、僕のこと後ろから思い切り犯してよ。じゃないと言うこと聞かないから。
その言葉に、おずおずと身体を持ち上げる君。何故か泣き顔だ。
やけくそのように僕の尻に自身を打ちつけてくる。その責めで僕は三回くらい逝ってしまった。
そして四回目、長く尾を引く声を発し君が果てると、僕も意識を飛ばしてカーペットへと身を沈めた。

556:風と木の名無しさん
10/01/17 08:01:54 UWIt6H3D0
豚義理すまそ

>>556
wktk

昨日は麻雛先生の誕生日
おめっ!!

今日はツルオジ喚問でした
あの超接近した二人への萌えは色褪せない…

ツルオジ URLリンク(ux.getuploader.com)
パス0117

557:風と木の名無しさん
10/01/21 11:19:09 iSTm639uO
サラリー金ちゃん、今週は体震ネタが来ます

558:風と木の名無しさん
10/01/31 18:05:17 JF6VZzqpO
魔淵さんがマッサージを受けてアッー!とかなんとか。メルマガ転載。
痛いのはヤダとかもうね(*´Д`)ハァハァ

> あまりにもヒドイ疲労感に、県連常任幹事会で地元に戻ったスキにマッサージを受ける。
いっぺんだまされたと思って行ってみて、と無理やり連れて行かれたのが気功マッサージ。
ほとんど、揉むでもなく、整体のように引いたり押したりするでもなく、ジンワリと親指を押し当て、「ッッハァーッー!」と「気」を入れていく。
最初は、痛いのヤダと思ってたんだけど、なんともないし、だんだんポカポカしてくる。何か胡散臭いなぁ、と施術院に入った瞬間半信半疑だったんだけど、アレレ?、不思議なことにコリと痛みが取れていく。
狐につままれたような気分。1時間15分で全身終了。
痛くて回らなかった首の右付け根と僧坊筋のハリが完全に取れた。視界も広くなった。
先生に、明日はツライよ、と脅されたけど確かに朝起きたら、関節の周りの筋肉が弛みきってベッドから起き上がれない。
やべぇ、とチョット焦ったが、だんだん目が覚めてくると何とか動き出せた。
トレーニングは、今日は休もう。
気功の先生からも、「こんなに筋肉つけたら、そら身体に悪いわ」と指摘された。
時間と労力、めちゃくちゃかけてきたんだけどな。     

559:風と木の名無しさん
10/02/05 22:36:08 54HoVpVH0
ブンツンの夜須田先生記事
URLリンク(ux.getuploader.com)
pass:buntun

560:風と木の名無しさん
10/02/22 16:59:39 iVsaGMW0O
ほしゅ

561:風と木の名無しさん
10/03/02 18:45:15 +u/EnIKr0
ほしゅ

562:風と木の名無しさん
10/03/03 23:43:20 0pi0MF+F0
某シンポジウムでの夜須田先生ほか
1 URLリンク(www.youtube.com)
2 URLリンク(www.youtube.com)
3 URLリンク(www.youtube.com)
4 URLリンク(www.youtube.com)

あと2つ、うp中です。

563:オジアサ1/2
10/03/08 00:18:19 syUEfMEg0
尾島、さん、もう腰が立たな、い…」
後ろからの激しい突き上げがどれだけ続いていたのか。
そもそもそれがいつから始まっていたのか、もう僕にはわからなくなってしまっていた。
激しいけれど決して痛くはない。
腰骨が蕩けそうってのは、こういう時に使う言葉なのかな。
僕の身体の隅々までを尾島さんに弄られてる感じがして、僕はとても幸せだった。
自分の好きな相手に自分を好きなだけ弄ってもらえるのって、ありがたいことだと思えた。
僕がベッドに沈み、尾島さんが精を放ち終えてしばらくして。
事後の気だるい雰囲気の中、尾島さんは静かに言った。
「…おい、あんたとは、これで終わりだ」

え。
今、何て言ったんですか。
「もう仕舞ぇだ、裁判のことが片ぁ付いたら、俺は田舎に帰る」
「あんたとだけじゃねぇ。蔓実先生とも終わりにする。もう面倒臭ぇんだよ何もかも」
「つくづく都会ってやつが嫌になっちまった。この年になると田舎が懐かしくて仕方がねぇんだ」
「誰にも言わねぇで引き上げるつもりだ。あんたにだけは言っといてやるよ、これが最後だって」
尾島さんは咥え煙草の灯を指先でくるくる回し、ちらつかせて、そして灰皿に押し付けた。
僕は…僕は。
頭がガンガン鳴り響いて、胸の中をミキサーで掻き回されたみたいで、
何か言わなきゃいけないのに気持ちが付いていかなくて。
あなたの言っていることが理解出来ないし、理解したくない。
「尾島さん!そんな…ここを離れるなんて、所在地を勝手に…」
「ああ、もうそんな小難しいことはそっちにまかせるからよ、俺が田舎に引っ込んでもいいような時期を
 教えてくれるだけでいいんだ。……長ぇこと世話になったな。ありがとよ、じゃあな」

564:オジアサ2/2
10/03/08 00:19:32 syUEfMEg0
あなたが服を着て、僕をちらっと振り返り、ドアの向こうに消えるまで
僕は動くことが出来なかった。瞬きも出来なかった。
理由。それがわからない。一体何故。
僕が何かしでかしたのか。他の誰かが。尾島さんの勘違いか。
悪い冗談か。明日には覚める夢か。
わからない、わからない、どうして…こんなことに…。
いつかは終わる仲だとは思っていたけど、突然過ぎる。
僕は…僕はいいけど、でも、まさか蔓実さんとまで。
泣き叫びたいのに涙も出ない。
所詮それだけの付き合いだったのか。そうさ、終わる時はこんなものだ。
僕は俯きながら服を着てホテルを出た。
まだ風は冷たい。むしろほっとした。刺すような冷気が心を沈めてくれる。
一歩一歩踏み締めて街中を歩く。
歩くごとに忘れてしまえ。未練など捨てろ。そうすれば傷つかずに済む。自分を守れ。
目を伏せた僕の前に、見知った革靴が現れ、のんびりとした声が響いた。
「あれー?麻ちゃん、今頃どうしたの?」
だ、駄目だ、折角一人で耐えようと…我慢しようと、ここまで…なのに知った顔を見てしまったら、
それが甘えられる相手だったら…
「え、え、な、何、何で泣いてるの、僕何か言った?!」
「馬鹿…どうして出てくるんだよ、どうして…深ちゃんの馬鹿…」
僕は深夜くんの肩にもたれて泣いた。しゃくり上げて鼻水が流れるまで泣いた。泣き尽した。
深夜くんは不安げに『僕が悪いの?』って言うから、
『違う、ただの言い掛かり。誰にも言えないけど』って言ったら、黙って僕のこと抱いてくれた。ごめん。
僕、あなたのこと好きでした。深夜くんありがとう。それ以上考えられない今は。だから、さよなら尾島さん。

以上です。


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