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中国新聞GJ
前代未聞の反則劇 メッキはがれた亀田大 '07/10/11
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最後はボクシングではなかった。12回は度重なるレスリング行為で何と減点3を受けた。
前代未聞の反則劇。最大で10点差が開く大差の判定で亀田大が敗れた。
昨年2月のデビュー以来、豪快に左右フックを振り回し、早い回でのKO勝ちを量産してきた。
ただ対戦相手は実力が不明な外国人選手ばかり。
試合より、終了後のカラオケの時間が長いことは度々で「日本人と試合をすべきだ」という批判の声は根強かった。
「日本人とはいつでもやってもええ。今回はチャンピオンベルトを持ってるから、やってやる」。
威勢は良かったが、自分より3倍以上の試合数をこなしてきた王者の前に経験不足を露呈した。
ガードを固めて、左フックを振り回す単調な攻撃に終始。途中からは頭から突っ込むだけだった。
長男の興毅を含め、亀田兄弟にとっては初めての敗戦。試合前は内藤をののしり続け
「負けたら切腹」とまで断言していた。メディアの演出でスター扱いされてきた18歳のメッキが無残にはがれた。
ここからどうはい上がるだろうか。(戸田)
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