07/09/14 10:16:21.01 UEOsNk/U0
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340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:16:31.50 YSk4VHjF0
∩_ _∩
( ﾟ∀ﾟ) 乳房ァ！
ﾉ /
(つ ﾉ
(ノ
341:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:18:28.60 p776tTCI0
ケース・２【素直クールの場合】
342:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:20:32.34 p776tTCI0
( ﾟ∀ﾟ)「いやー、すっかり遅くなっちまったな」
川 ﾟ -ﾟ)「すまない、送ってももらって」
( ﾟ∀ﾟ)「きにすんなって。どうせ方向は一緒なんだし」
俺はそういってクーの隣を歩く。
( ﾟ∀ﾟ)（さて、これは久々に訪れたチャンスだし、何とかものにしなきゃイカンな）
そんな事を考えながら隣を歩くクーに目をやる。
月明かりに照らされたクーの横顔は酒が入ってるせいか、
ほんのりと桜色をしている。
( ﾟ∀ﾟ)（しかし、どう切り出せばいいんだ？ ）
物心ついた頃からの幼馴染。
そして、二十歳になったいまでも続く、長い長い初恋。
(；ﾟ∀ﾟ)（やべぇ、もう近所の公園まで来ちまった）
今日こそはきっちり言おうと思って飲みに誘ったのに
(；ﾟ∀ﾟ)（なんとか、時間を稼がなきゃ）
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:20:35.17 bmshLbTq0
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344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:20:49.54 YSk4VHjF0
∩_ _∩
( ﾟ∀ﾟ) 支援支援！！
ﾉ /
( つﾉ
(ノ(ノ
345:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:22:56.20 p776tTCI0
(；ﾟ∀ﾟ)「な、なぁクー。ちょっと公園に寄ってかね？ 」
川 ﾟ -ﾟ)「ん？ どうしたんだ急に」
(；ﾟ∀ﾟ)「いや、ほら、その、なんだ。……そう。月だ！ 満月が綺麗だしさ」
(；ﾟ∀ﾟ)（おお、出任せにしちゃ悪くない切り出しだ）
川 ﾟ -ﾟ)「ふむ。酔い覚ましに月夜の散歩も悪くないな」
そういってクーは公園に入っていく。
(；ﾟ∀ﾟ)（よし、後は雰囲気を作って……今日こそ、想いを伝える！ ）
川 ﾟ -ﾟ)「何してるんだ？ 」
いつまでも公園の入り口から動かない俺を不審に思ったのか、
クーが振り返りながら首を傾げる。
(；ﾟ∀ﾟ)「お、おお。今行く」
そういって俺も後を追って公園に足を踏み入れた。
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:24:21.57 TzJBkA/FO
支援支援
347:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:25:21.85 p776tTCI0
川 ﾟーﾟ)「秋の満月は綺麗だな」
二人並んで歩くこと１０分。俺たちは公園の池沿いの道を歩いていた。
( ﾟ∀ﾟ)（おお、これなら雰囲気は悪くねぇ）
池の水面にユラユラと揺れる月の虚像。空には満月と、満天の星空。
かすかに茂みから聞こえるスズムシの鳴き声。
( ﾟ∀ﾟ)（言うなら、今しかねぇ！！ ）
そう決意し、俺は足を止める。
川 ﾟ -ﾟ)「ん？ どうしたんだ」
俺が止まったことに気付いたクーは足を止めると振り返る。
そこで、深呼吸を一つ。
( ﾟ∀ﾟ)「あのな、クー。俺はずっと前から、お前のこt……」
そこに、狙い済ましたかのように割り込んでくる声。
『あうぅぅ！！ き、気持ちいいです……』
『このド変態！！ 』
川；ﾟ -ﾟ)「…………」
(；ﾟ∀ﾟ)「…………」
348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:25:25.35 hhMV76XeO
支援支援
349:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:28:10.41 p776tTCI0
茂みから妙な声が聞こえてくる。畜生！ どこの変態カップルだ！
川；ﾟ -ﾟ)「……こっちから聞こえるな」
(；ﾟ∀ﾟ)「ああ」
クーが指差した方向には茂みがあり、確かに声はその奥から聞こえてきている。
『ち、ちが……変態なんかじゃ……』
『どこがだよ、もう何度もイッてるくせにこんなにビンビンにしやがって』
当人達はこちらに気付いていないようだ。そう思ったら腹立ってきた。
(＃ﾟ∀ﾟ)「覗いてみる？」
川；ﾟ -ﾟ)「正気か？」
(＃ﾟ∀ﾟ)「当たり前だ。こんな珍しいもんそうそう見れるモンじゃねーぞ」
ホントは、今夜のオカズにするだけだが。
川；ﾟ -ﾟ)「まぁ、確かに話の種に見てみるのも悪くないな」
(＃ﾟ∀ﾟ)「なら決まり。行くぞ」
川；ﾟ -ﾟ)「う、うむ」
なんだかんだでコイツも興味があるらしい。
俺はクーの手を引いて音を立てないように茂みに入っていった。
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:29:44.88 hhMV76XeO
支援支援
351:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:31:02.83 p776tTCI0
(；ﾟ∀ﾟ)「うわ、スゲ」
川；ﾟ -ﾟ)「…………」
目の前では変態的な男女の性行為が繰り広げられていた。
从*ﾟ∀从「おら！ もっと激しく突けよ！ テメーだけでオナニーしてんじゃねぇよ！」
木に縛られた男に跨り、恍惚の表情で激しく腰を振る女。
('A`*)「ﾊｧﾊｧ……くぅ、目の前にハインのオッパイがあるのに揉めねぇ！！
お願いだから、縄を解いて……オッパイ揉みたいよぅ！！ 」
手の自由を奪われ、女に罵られながらも、やはり恍惚の表情を浮かべる男。
(；ﾟ∀ﾟ)（さすがに、男の俺でもドン引きだわ）
これは、クーのフラグを叩き折る結果になったかもしれん。
そう思ってチラリとクーの様子を盗み見る。
川*ﾟ -ﾟ)「………」
(；ﾟ∀ﾟ)（あ、あれ？）
クーは引くどころか逆に頬を赤らめて二人の行為を凝視している。
(；ﾟ∀ﾟ)（うわー、俺でも引くようなのよく見てられんな）
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:32:56.51 hhMV76XeO
支援支援
353:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:33:32.73 p776tTCI0
(；ﾟ∀ﾟ)（いや、これはマズイ！）
こんなの見つづけてたら頭がおかしくなっちまう。
そう思いこの場を離れる決意をする。
(；ﾟ∀ﾟ)「おい、クーそろそろ行こうぜ？」
そういってクーの手を引くが動く気配が無い。
川*ﾟ -ﾟ)「……オイ、ジョルジュ。ちょっと、こっち来い」
クーはそういうと逆に俺の手を強引に引く。
(；ﾟ∀ﾟ)「ちょ、おま、何すんだ」
いきなり手を引かれた俺はそのまま、前のめりに倒れる。
(；ﾟ∀ﾟ)「いてぇ、何すんだよ。あいつらに気付かれ……うぐっ」
文句を言おうと体をひねって上半身を起こすと、急に口を塞がれた。
川* - )「……んっ」
(； ∀ )「……むぁ……んっ」
クーの舌がクチュクチュと音をたて口の中を蹂躙する。
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:34:04.42 6K+t2CAHO
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:34:53.49 hhMV76XeO
支援支援
356:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:36:15.28 p776tTCI0
(； ∀ )「……ぷはっ」
川* - )「……ふぁ」
離れた口を結ぶ唾液の糸が月光を浴びてキラキラと煌めく。
(；ﾟ∀ﾟ)「おい、クーいきなり何すんだよ」
川* - )「わからない。……ただ、あの二人を見ていたら体が熱くて」
そういいながらクーは俺の上に馬乗りになるとワンピースの裾をたくし上げる。
(；ﾟ∀ﾟ)「ば、馬鹿！お前何考えてる！」
俺は変態どもに気付かれるなんてことに気を回す余裕も無くし、声を上げる。
……幸い、変態どもは自分達の行為に夢中で気付かなかったが。
川* - )「もう何も考えられない。ジョルジュ、見てくれ。ほら、もう私のここはビショビショだ」
そういってクーは俺の手を取り、自分の秘所へと導く。
クーのそこは下着越しからでも分かるくらいに熱く、そして濡れそぼっていた。
川* - )「……ジョルジュ、君がベッドの下に巨乳物のＡＶと、
私の写真を隠してることくらい知っているぞ」
Σ(；ﾟ∀ﾟ)「げっ！！ 」
川* - )「……本当は私としたいんだろう？
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:38:28.69 hhMV76XeO
支援支援
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:38:44.47 TzJBkA/FO
これはいい支援
359:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:40:03.68 p776tTCI0
ゆっくりとカーディガンを脱ぎ、ワンピースを脱いだクーは徐々に俺に顔を近づけてくる。
その瞬間、俺の中で何かが弾けた。
(＃ﾟ∀ﾟ)「うおぉぉぉーー！！ 」
俺の中で弾けた野獣は本能の赴くままにクーを押し倒した。
( ﾟ∀ﾟ)o彡゜「おっぱい！ おっぱい！ 」
俺はクーのブラに手をかけると肩紐をずらし乳房を引きずり出す。
最早ホックをはずすのももどかしくそのまま乳首にしゃぶりついた。
(＃ﾟ∀ﾟ)o彡゜「おっぱい！ おっぱい！ クーのおっぱいＤカップ！！ 」
自分でもよくわからない言葉を発しながらジーパンのファスナーを下ろし
熱くそそり立つ肉棒を引きずり出すとクーの頭をつかんでの引き起こす。
(＃ﾟ∀ﾟ)「おらぁ！！！ 」
そのまま片手でクーの後頭部を押さえつけ、俺は肉棒を口に突っ込んだ。
川* Ｏ )「むぐぅ！！ 」
クーは突然の事に驚きながらも嫌がるそぶりを見せず、咥えた肉棒に舌を這わせる。
股間に走る快感にこのまま出してしまいたい衝動に駆られるが
ここは堪えて肉棒をクーの口から引きずり出す。
クーの口から亀頭に伸びる銀の糸がやけにいやらしい。
360:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:44:20.21 p776tTCI0
俺は肉棒がクーの唾液でしっかりと濡れていることを確認し、もう一度クーを押し倒す。
(＃ﾟ∀ﾟ)o彡゜「おっぱい！！ おっぱい！！ Ｄカップでパイズリ！！」
フロントホックのブラをホックが壊れそうな勢いで引き剥がすと
俺は両手でクーの乳房をよせて、谷間に肉棒をうずめる。
やわらかいクーの胸に挟まれた俺の欲棒を前後させると、新しい快感が全身を駆け巡る。
(＃ﾟ∀ﾟ)「おらおらおらおらおらーーー！！！ 」
快楽にすべてを委ね腰の動く限り前後させる。
(＃ﾟ∀ﾟ)「うおぉぉぉーー！！ 」
そして、限界に達した俺の快楽はすべてを解き放つ。
川*ﾟ -ﾟ)「ふぁ！！」
肉棒から放たれた俺の欲望はクーの顔に降りかかり、
その整った顔を白く汚し、きれいな黒髪をメッシュに染め上げる。
(＃ ∀ )「はぁ……はぁ……」
ピクピクと痙攣する肉棒同様、俺は肩を大きく上下させる。
俺の下では白い白濁液を顔に浴びて放心するクーが見える。
まるでレイプでもされたかのような表情が逆にそそられる。
しばらくそうしていた後、クーが口を開いた。
361:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:48:05.90 p776tTCI0
川* - )「君はずるい男だな…… 一人だけ満足するなんて」
そういいながら俺を押しのけるクー。
川* - )「私も満足させてもらうぞ」
そういって今度はクーが下着を全部脱ぐと
俺を押し倒し上にまたがる。
川*ﾟーﾟ)「二回戦くらいですむと思うなよ」
クーが顔についた白濁液を拭うことなく微笑んだ。
その表情は、俺を欲情させるには十分なものだったのは言うまでもなく、
すぐに肉棒が天を仰ぐ。
川*ﾟ -ﾟ)「まだまだ、元気なムスコだな」
そういってクーは自らの蜜壷に俺の亀頭をあてがうと一気に腰を下ろした。
362:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:50:12.72 p776tTCI0
（ ＾ω＾）「以上がサンプルの結果ですお」
再生の終わったビデオを巻き戻しながら助手の内藤が報告する。
(´･ω･`)「ふむ、やはりこれは酒に混入させると効果が大きいようだね。
君を知り合いのバーにバイトとして、送り込んだ甲斐があったというものだ」
内藤から受け取った資料に目を通しながら机に並べたビンを眺める。
（；＾ω＾）「しかし、これは危険すぎませんかお？
一歩間違えばレイプを推奨する代物ですお」
(´･ω･`)「かまわんさ、政府からは『どんな手を使ってでも少子化を食い止めろ』と言われている」
私は資料を机に放り投げ、椅子の背もたれに体を預ける。
(´･ω･`)「しかし、内藤君。これは君の趣味かね？」
そういってモニターを指差す。
(´･ω･`)「どう見ても、Ｓ気質のありそうなサンプルを選んでいるように見えるのだが」
（；＾ω＾）「いえ、そんなつもりはありませんお」
(´･ω･`)「大方、女の方から襲い掛かるように仕向ければ
レイプにならないだろうと思ってそうしたんだろう？」
Σ（；＾ω＾）「……！ 」
363:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:54:21.78 p776tTCI0
(´･ω･`)「男女平等が騒がれているこのご時世に妙な話だが、男から襲ってはレイプになる。
レイプ犯から薬物の反応が出ればそれを混入した自分が疑われてしまう。
それを恐れたんじゃないかい？ ……君は小心者だな。
あれほど薬物反応が出ないようになっているといっただろう？ 」
（；＾ω＾）「……申し訳ありませんお」
(´･ω･`)「まぁ、最後のケースを見て少しは理解できたかな？
この薬品は体内に入るとすべて汗に溶け込み、汗と共に排出され、
体内には残らない。そして排出されたとき強力な催淫効果を発揮する。
つまり、乱交パーティをしようものなら大変なことになるというわけさ」
巻き戻しの終わったテープを取り出し机の上に放り投げる。
(´･ω･`)「まぁ、それが証明できたし、満月の夜のほうが効果が高いこともわかった。
それに免じて、軽い処罰で済ませてあげよう」
そういって、内藤に机の上の瓶を一本渡す。
(´･ω･`)「君には被験者になってもらう」
（；＾ω＾）「えー！実験は終わったんじゃないんですかお？ 」
(´･ω･`)「何を言ってるんだ。Ｍ気質の女性にはどのような効果があるのか実験しなければなるまい」
そういってリモコンを手に取りモニターを切り替える。
(´･ω･`)「ちょうど今日は満月だ。女性の被験者も用意してある。これからすぐに実験を行う」
モニターにはベッドに手足を拘束された全裸の女性が映っている。
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 10:54:23.70 yE/lKtOC0
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365:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 10:56:10.55 p776tTCI0
（；＾ω＾）「こ、この子は？！」
まぁ、内藤が驚くのも無理はない。
顔見知りなのだから。
(´･ω･`)「ああ、助手のペニサスだ。
君は彼女にご執心のようだったから、処罰というより実験の褒賞だと思いたまえ」
（＊＾ω＾）「ありがとうございますお！！」
(´･ω･`)（普通ならこんな形で想い人と結ばれるのは断りそうなものだが……
欲望の強い男だ。まぁ、だからこの実験に向いてるわけだが）
ケース・３【ペニサス伊藤の場合】
366:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:01:20.36 p776tTCI0
('、`*川「……ここは？」
ペニサスが目を覚ますと吹き抜けの天井にある大きな窓から満月が見えた。
('、`*川「たしか、ショボン教授の入れてくれたコーヒーを飲んで……」
思い出そうと頭をめぐらせるがどうも思い出せない。
('、`*川「それに何で私こんな格好で寝てるの？」
状況を確認するため体を起こそうとするが手足が拘束されていることに気づく。
『やぁ、お目覚めかね？ ペニサス君』
そこにショボンの声が響いた。
('、`*川「ショボン教授いったいこれは何ですか？ 」
『なにも知る必要は無い。君はこれから起こる事に身を委ねるだけでいい』
ショボンの一方的な言葉を最後にスピーカーから音が消える。
それを合図にしたように周囲の壁がシャッターのように開き
ここが屋外であることをペニサスに教えた。それと同時に拘束具がはずれペニサスは体の自由をとりもどす。
('、`*川「ここは、特別実験室？ 」
ベッドから起き上がったペニサスはシーツで体を包み周りを見渡す。
周りが森に囲まれた壁がシャッター式の離れの実験室といえばそれしか思い当たらない。
('、`*川「なんでこんなところにいるんだろう？ 」
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:03:30.14 BatvkMEJ0
支援
368:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:03:52.80 p776tTCI0
（ ＾ω＾）「それはこれから僕と君で最終実験を行うからだお」
ペニサスの背後から僕は近づき声をかける。
ペニサスの雪のように白い肌が月光を受けて輝いているのは
僕の性欲を掻き立てるには十分な姿だった。
('、`；川「な、内藤君！！ なんでそんな格好で！！ 」
僕の声に振り向いた彼女はすぐに顔を背ける。
当然といえば当然だ。
僕は全裸で仁王立ちし、股間では僕のジュニアも仁王立ちしているのだから。
（＊＾ω＾）「で は 、 い た だ き ま す ！ ！ ！ ！ 」
('、`；川「い、いやぁぁぁぁぁぁーーーー！！！！！ 」
僕の言葉に悲鳴を上げるペニサス。
この、状況で勃起しない男がいるものか。
森に向かって駆け出すペニサスを僕はチンコをギンギンにさせて追う。
⊂二二二（＊＾ω＾）二二⊃「ブーーーーーーーン！！！ 」
昔から足には自信がある。
そんな格好で逃げて追いつけないはずが無い。
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:05:34.65 hhMV76XeO
支援支援
370:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:06:16.97 p776tTCI0
（＊＾ω＾）「捕まえたお！ 」
('、`；川「い、いや！！ 離して！ 」
（＊＾ω＾）「断る！ これも実験のためだお！ 」
僕は強引にペニサスを草むらに押し倒した。
(；、；*川「こんなのいやだよ！ やめて、内藤君！ 」
草むらに押し倒されたペニサスは涙を流しながら懇願する。
だが、男心がわかってない。
（＊＾ω＾）「その言葉は逆効果ってもんだお」
さらに興奮した僕のジュニアはまるで１０代のころのように
お腹に付きそうなくらい反り返っている。
これも薬の効果だろうか？
（＊＾ω＾）「大丈夫、もう薬が効いてくるお」
そういって僕がペニサスの秘所に指を這わせるとすでに湿っているのがわかる。
（＊＾ω＾）「お？すでに効いてるみたいだおね。ここが濡れてるお」
(；、；*川「そ、そんなこと無い！ 」
（＊＾ω＾）「まぁ、いいわけなんかどうでもいいお。早速、挿れるお」
371:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:09:02.43 p776tTCI0
ペニサスの言葉を無視して僕は柔肉にジュニアをあてがうと一気に腰を突き出した。
( 、 *川「くぅ！」
（＊＾ω＾）「ペニサス、口では嫌と言っても下の口は正直だお」
僕はこのエロゲでおなじみのセリフを一度でいいから言ってみたかった。
その喜びに打ち震えたその瞬間、とうとう薬の効果が最大限に発揮された。
( 、 *川「内藤君、私を犯して」
普段のペニサスからは想像もつかないセリフが飛び出した。
('、`*川「もう、だめ……内藤君のが入ってきたら
体の中が熱くなってきちゃった……私をめちゃくちゃに犯して」
（＊＾ω＾）（エロゲ的セリフ、キタ――(ﾟ∀ﾟ)――！！！ ）
普段ヘッドフォンか、脳内嫁の口からしか聞いたことのないセリフに
ジュニアは身を更に硬く大きくした。
(////*川「あうっ！！ 私の中で内藤君のがもっと大きくなった！」
（＊＾ω＾）「ならばその極太神槍ロンギヌスの威力、その身で味わうといいお！！ 」
僕は腰の動きを更に早くして激しくペニサスを突き立てる。
（＊｀ω´）「おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！ 」
(////*川「ああああああっ！！ だめ！！ 壊れる、壊れちゃうよぉぉぉぉ！！！ 」
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:09:34.73 TzJBkA/FO
支援支援
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:11:07.15 hhMV76XeO
支援支援
374:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:11:33.50 p776tTCI0
その日、僕は大人の階段を天国に向かって一気に何度も駆け上がりましたお♪
追伸・お父さん、お母さん、僕を男の子に産んでくれてありがとうだお！
375:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:14:38.75 p776tTCI0
(´･ω･`)「ええ、性交です。……何？発音がおかしいだろって？
あってますよ。精力増強剤なんですから。……まぁ、下らん話は後にして。
こいつを一ダースぐらい各家庭に配れば少子化問題なんて一発ですよ。
人間なんて理性のタカが外れたら、ただの性欲人形ですからね」
そういって私は、薬品の入った瓶をもてあそぶ。
(´･ω･`)「大丈夫ですよ。製品名は『清酒 月見蒼寒』。どうみても一級品の日本酒でしょう？
……ああそうだ、配る前に公園の整備をお願いしますよ。
どうもコイツを使うと、青姦がしたくなるようでしてね。
まぁ、人間なんて毛の薄いサルですから本能には逆らえないんでしょうね。
……公園の有料化？少子化が解消されて年金問題が解決するのに
まだ国民から搾り取るおつもりですか？止めておいたほうがいいでしょう。
子供を育てるには金が掛かりますから。なーに、２０年もすれば元が取れますよ。
……はい、では私も子作りをしなければなりませんので失礼しますよ」
私は受話器を置くと、ため息をつく。
(´･ω･`)「……子供が増えれば、国は豊かになる。
これで、この国が救われるのなら、私の夢も捨てたものではないな」
そう呟き机の引き出しから古ぼけた文集を取り出す。
/ ,' 3『どんな夢でも願えば叶えられる。あきらめてはいけない。
子供というのはその力をもっているんだよ』
幼いころに聞いた恩師の言葉を思い出す。
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:17:18.49 TzJBkA/FO
原始時代にタイムスリップ支援
377:(´･ω･`)ショボンは夢を掴むようです
07/09/14 11:19:09.15 p776tTCI0
【しょうらいのゆめ １ねん２組 ショボン】
ぼくは、しょうらいえらいかがくしゃになって、
どんなひととでも、えっちなことをできるくすりをつくりたいです。
(´･ω･`)「荒巻先生、私は夢をかなえることが出来ましたよ」
そういって窓の外に目を向けると大きな満月がきれいに輝いていた。
(´･ω･`)「さて、１０００人斬りまで男が４人女が３人か。腰が持つかな？ 」
そう呟き私は部屋を後にする。
机にはぽつんと残された文集だけが月の光に照らされていた。
～ＥＮＤ～
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:21:47.36 YSk4VHjF0
乙だぜ
お前が今日のＭＶＰだ
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:22:35.59 hhMV76XeO
乙ー
なかなかエロかった
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:22:40.71 p776tTCI0
えー異常です
エロ苦手なのに３人も同時に書くんじゃなかった
ハインとペニサスがすくねぇのはごめんなさいします
これ書いてる途中仕事中なのに勃起したのはここだけの内緒にしてくれ
自分の小説で勃起ってこれがほんとのオナニー小説！！
……正直すまんかった
批評とかくれたらもっと勃起しちゃうぅぅぅぅ
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:22:49.26 BatvkMEJ0
乙
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:24:50.83 TzJBkA/FO
乙
とりあえず勃起した
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:36:30.94 TzJBkA/FO
保守保守
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:44:54.58 TzJBkA/FO
保守
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:44:56.76 YSk4VHjF0
>>380
批評だとぅ？
テメェが更なるエロを目指すならやってやるやらせてください
とりあえずシチュはお前、俺好みで神だろ
ただ、物語重視エロ軽視って感じがしたお
軽視でもいいと思うけど、それならエロ描写を濃くした方が個人的にはいいなぁ、と
あれ、これ感想じゃね？
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:44:58.93 p776tTCI0
つーか今ＩＤで確認したらお題くれたID:TzJBkA/FOとか
ID:hhMV76XeOとか昨日の夜から待っててくれたんだな
お前らの希望したハインとペニサスが短くてすまんかった
あと１０時間も待たせて悪かったな
お前ら愛してるぜ
じゃあな
俺帰ってねるわ
寝る前保守
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:46:48.95 p776tTCI0
>>385
㌧クス
今度は官能小説読みまくって
飛びっきりエロいやつに挑戦するわ
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 11:58:46.60 TzJBkA/FO
>>387それを聞いて更にバッキした
ｗｋｔｋして気長にまている
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:09:35.09 TzJBkA/FO
ほ
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:09:59.04 ep6TVbioO
ここはいい１８禁スレですね、ＮＧがたいへんです。
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:15:47.30 BatvkMEJ0
ほ
392:保守がてら1レス投下 「黄昏」
07/09/14 12:17:48.88 YWfQAyaX0
川 ﾟ -ﾟ)「知っているか？」
夕日が、空と大地をオレンジ色に染め上げる中、俺はクーと一緒に家への道を歩いていた。
その道の途中、彼女がふと立ち止まり、そんな事を聞いてきた。
从 ﾟ∀从「何の事だよ？」
そう聞き返すと、彼女は端正な顔を歪めることなく、こう続けた。
川 ﾟ -ﾟ)「黄昏ってのは、そもそも誰そ彼から来ているんだ」
正直、俺は彼女が何を言いたいのかよく分からなかった。
確かに今は黄昏時だ。だが、それがどうしたのだろうか。
俺は、小さくため息を吐き、ガリガリと後頭部を掻いた。するとクーが、小さく微笑んだ。
川 ﾟ ｰﾟ)「知っていたか？君は困ったと思う状況に出くわすと、必ずといって頭を掻く。
そういう癖は治した方がいいぞ」
从 ﾟ∀从「っせえよｗｗ」
俺達は笑いあいながら、また歩き始めた。
空は燃えるような茜色から、深い海のような紺色に変わり始める。
そこにたゆたうように白い月が昇り、地上を照らす。
その月が沈んで、また太陽が朝を告げる。
俺たちの距離もそんなものでいい。
……読みやすい地の文を書くのって難しいよな
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:21:24.30 OX0/GGkQO
ほ
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:23:42.45 TzJBkA/FO
>>392題消化ｔｈｘ
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:34:13.64 OX0/GGkQO
俺も何か書く。少なめでお題暮れ
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:35:01.35 CFQ1r4rOO
>>395
コスモス
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:36:00.55 txvdH+cJO
>>395雨
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:37:22.45 Iq4vNcneO
夕暮れ
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:38:30.58 OX0/GGkQO
把握した
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:39:19.31 OX0/GGkQO
すまんがここまでで切らせてもらう
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:42:08.71 KRnXKOFL0
ｽﾚﾘﾝｸ(diet板)
自力で二重瞼を目指すスレ Part.55
（＾ω＾）一重の原人が、二重になろうと、毎日鏡を見ながら
涙目になって必死に頑張って努力しているらしいおｗｗｗｗｗｗ
遊びにいくおｗｗｗｗｗｗ
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:42:10.19 PGBBWR9R0
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403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 12:57:00.75 BatvkMEJ0
ほ
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:10:07.06 TzJBkA/FO
ほ
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:10:09.12 RfNXxJq20
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406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:14:03.52 TzJBkA/FO
ほ
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:33:03.54 TzJBkA/FO
保守忘れちゃらめええ
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:42:13.68 BatvkMEJ0
ほ
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 13:59:29.13 uJUNwX610
保守
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:04:21.67 BatvkMEJ0
ほ
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:07:31.08 OX0/GGkQO
よし、出来た。投下させてもらう
お題
夕暮れ 雨 コスモス
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:08:56.39 OX0/GGkQO
秋雨の降る彼女との帰り道、俺は彼女に告白する事を決めたんだ
何度も何度も頭の中で言葉を選び、推敲し、少しくさい気もするが納得出来るものが出来た
これまで彼女と何度もデートをした
俺の思い違いで無いならばいい雰囲気だと思う
だから俺はますます彼女に惚れていった
振られても良い、俺は俺の気持ちを伝えるだけ―
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:09:46.74 OX0/GGkQO
夕暮れの公園に彼女と一緒に行った
いつの間にか雨も止んでいた
雨上がりで俺達二人しか居ない公園だがどうしても辺りを見回してしまう
誰も居ない事を確認し、彼女の目の前に立つ
彼女は俺の方を不思議そうに見るが、俺はそれをスルーし、一度深呼吸をして彼女に話し掛ける
('A`)｢…なぁクー、話したい事があるんだ｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…なんだドクオ、急に改まって｣
彼女、クーは少し驚きを顔に出したものの、すぐに真剣な表情に戻してくれた
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:12:00.32 OX0/GGkQO
('A`)｢俺達は二人で何度もデートをしてきた、だから言わなくても分かってくれるだろうが…
クー、俺はお前が好きだ。だから…｣
俺はズボンのポケットから一つのしおりを出す
('A`)｢このアイビーを押し花にしたしおりを受け取ってくれ｣
少し考える様子を見せるクー、そして何かに気が付き、笑みを浮かべながらしおりを受け取る
川 ﾟーﾟ)｢なるほど、花言葉か。花が好きな私なら解ると踏んだのか
しかし、こんなくさい告白をするとはな｣
(;'A`)｢これでも、徹夜で考えたんだよ｣
川 ﾟーﾟ)｢ハハ、ドクオらしい。ではそんなドクオに返事をしてやろう｣
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:12:45.99 6K+t2CAHO
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:13:57.68 OX0/GGkQO
ほら、と言って渡してきたのは二つしおり
('A`)｢これはコスモスと…何だ？｣
クーは呆れた顔をしたが、また笑みを浮かべて
川 ﾟーﾟ)｢なんだ、花言葉で告白したのに解らないのか、それはデイジーだよ。その二つの花言葉は｣
川//ー/)｢【貴方と同じ気持ちです】と【乙女の真心】だ｣
(*'A`)｢ということは｣
川 ﾟーﾟ)｢あぁ、ＯＫということだ、それとお前の弁当を私が作ろう。…それが私の【真心】だ｣
仲良く手を繋いで歩く一組のカップル
数年後には再び誓うのだろう
アイビーの花言葉
―【永遠の愛】を―
ＥＮＤ
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:15:27.54 OX0/GGkQO
ということで批評を く れ な い か
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:25:19.60 TzJBkA/FO
ほ
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:27:08.66 hhMV76XeO
乙ー
ふいんき(ryが良い感じで良かったな。
だが、ｸｾｪ!! 臭すぎるうわなにをするやめ(ry
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:36:16.00 OX0/GGkQO
>>419
狙い通りなのだよ
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:46:21.31 TzJBkA/FO
乙
頭が勃起した
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:56:03.55 OX0/GGkQO
保守するか…
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 14:57:25.75 TzJBkA/FO
ふふふ
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:00:48.68 znl7O98XO
だれか頭のうえに電球がついて
ピコーン！ひらめいた！
って感じのAAくれないかな。
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:06:01.90 uQoNltRY0
Ω ﾎﾞｺ-ﾝ
（ ＾ω＾）
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:16:31.60 znl7O98XO
Ω ﾎﾞｺ-ﾝ
（ ＾ω＾） わかったお！！
すみません、底知れぬ違和感を感じるのでこれではなさそうです。
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:18:18.86 UQR/mgvD0
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＼ ;;;;;;;;;;;::::::: :::::::;;;;;;;;;;;;;; ／
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＿ ;;;;;;;;;;:::::: ::::::::;;;;;;;;;; ＿ﾋﾟｺｰﾝ
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／ ;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
('A`)
ノヽノヽ
くく
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:20:38.32 TzJBkA/FO
ワロタｗ
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:21:42.05 hhMV76XeO
>>427ねーよｗｗｗｗｗ
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:24:50.07 TzJBkA/FO
てか昨日の新生活まだまとめられてないのな
早く続きみてえええ！！！
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:27:52.17 F7dXUWyU0
お題を消化したので投下する
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:28:34.77 F7dXUWyU0
旅をすること約１０年。
俺が生まれて約２５年。
ここ最近屋外で眠った回数は…わからない。
('A`)「泊めさせてもらう上に飯まで出してもらえるなんて…感謝するよ。…えっと、」
( ＾Д＾)「タカラ。そう呼んでもらえばいいですから」
('A`)「応。タカラ、ありがとうな」
今日の外は寒かった。太陽を無くして眠る世界の寝息は肌寒く、大地に敷き詰められたアスファルトは昼間の熱を残さない。
そんな大都会のど真ん中、ダンボール一つで寒さを凌ぎ眠るのはいろんな意味で難しい。
寝ている間に荷物を取られるかもしれないし、気がつけば臀部の痛みで目が覚めるかもしれない。
それどころか明日の朝には眠るように死んでいる可能性だってあるのだ。
挙句、都会ゆえに他人には冷たい。まさに絶対零度の世界といっても過言ではなかった。
そこに現れたのは酔狂な奴だった。
このご時勢、人と積極的に関わろうとしている変な奴。
「寒く、ありませんか？」
「さみぃよ。でも仕方ない。金なしじゃ泊めてくれる宿もなし」
「じゃあ、うちに来ます？」
「…？」
「御代は、あなたのお話という事でどうでしょう？」
こうして飯を食わせてもらいながら思う。
コイツは、変な奴だった。
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:31:33.36 OX0/GGkQO
支援か
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:32:14.90 F7dXUWyU0
タカラと名乗った彼は見た感じ好青年で、しかも金持ちで一人暮らしだった。
まず家に俺を上げるなり風呂を入れてくれて、並べてある入浴剤その他は自由に使っていいといわれた。
一ヶ月ぶりだったので遠慮なく風呂に入れさせてもらって、長年の汚れを落としてさっぱりした頃、既に飯は出来上がっていた。
フルコースだ。
生ハムとレタスのカルパッチョに、ジューシーなにおいが鼻腔をくすぐるレアステーキ、
適度に苦く眠気を飛ばす上質なコーヒー、寒さを忘れさせてくれそうなポタージュスープ。
そしてデザートは控えめにオレンジのアイスクリームだった。
何故か魚料理だけが寿司になっていて、そこだけがちょっと不思議だった。
いわく、
(；＾Д＾)「私、魚料理は寿司しか作れなくて…」
とのことだ。どういうわけかまったくわからなかった。
さて、実際に食う段になって、俺は昔習ったテーブルマナーを思い出して綺麗に平らげた。
ミスマッチだと思っていた寿司も、ネタが上質で握りも強すぎず弱すぎずと中々上手いし美味い。
評価を一言でつけるなら、マーベラスといったところだろうか。
味も量も素晴らしいの一言に尽きるし、何より注文するとすぐに暖かいおかわりが飛んで来たのは好感度高めだ。
あまりあがりすぎても変なフラグが立つので勘弁してもらいたかったが。
('A`)「ごっそさん。いやぁ、ここまでしてもらって…なんか悪いな」
( ＾Д＾)「いえいえ。お客さんは全力でお持て成ししろ、というのが家訓でして」
('A`)「それにしたって節度を弁えている。よし、アンタの実家を当ててやろう」
( ＾Д＾)「アハハ、本当ですか？」
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:35:56.68 F7dXUWyU0
俺はじっと、タカラの顔を見る。
少し見つめていると、タカラは照れくさそうに視線を逸らして頬を掻く。
でもなるべく短い時間でこちらに向き直り、俺の視線をまっすぐ、なおかつ柔和に受け止めて微笑んでいる。
('A`)「ホテルかレストラン関係者。しかも主任クラスの人間が身内にいるな。
となれば、普通なら経営者ではなく、経営者と懇意の家計と推測する。
ところがどっこいアンタはしっかりと世渡り術を心得ている。
アレだけのもてなしをしたのは家訓や仕込みだけではなく、俺の『御代』を期待してのことだな。
だとすると答えは大体一つ。経営者でありながら接客・調理にも顔が聞く有名レストランオーナーの一家だろ」
(；＾Д＾)「うわお。完璧です。参りました」
驚き半分感心半分の表情を浮かべて、タカラは軽く手を叩いた。
下手をするといやみな表現になりそうなその仕草も、タカラの温和そうな表情や立ち振る舞いが合わさって上品に見える。
俺は、ちょっとだけ得意げに胸を張った。
('A`)「こう見えても、いろんな人間を見てきたからな。その辺はわかるのさ」
( ＾Д＾)「凄いですね。それならば、さぞかし面白い話が聞けるでしょう」
タカラはその表情に興味を輝かせている。
上流の人間の癖に酔狂で、しかも好奇心旺盛。
中々良い人物であると見える。
だからこそ、その信頼には全力でこたえなければならないと、思った。
頭の中でちょっと整理して、話を切り出す。
('A`)「そうだな。じゃ、正義の味方に憧れた男の話でもしようか」
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:38:30.17 yfNely/y0
|
＼ __ ／
＿ （ｍ） ＿ﾋﾟｺｰﾝ
|ミ|
／ .｀´ ＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（ ＾ω＾）∩＜ 支援
（つ 丿 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
⊂＿ ノ
（＿）
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:38:53.32 zdHyoJjP0
しえん
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:40:04.10 F7dXUWyU0
旅を始める前の出来事。
俺はまだ十代の半分くらい。まだまだ世間知らずのガキだった。
両親はいない。かなり昔、俺が生まれた直後に父が事故にあって他界。
病弱だった母も後を追うようにすぐに死んじゃったそうだ。
そんなわけで俺はじいちゃんの家に預けられて、ちょっとヒネながら成長していったわけだ。
そりゃあヒネくれたさ。
俺には両親がいないからってバカにされた。
授業参観のとき、俺一人後ろにじいちゃんが来てたときは恥ずかしかった。
帰ってから「なんでじいちゃんはお父さんじゃなかったんだ！」って言ったら殴られた。
そして友達もいなかったし、勉強も平均程度にしか出来なかったし、運動も苦手だった。
ただただ、不満だけを垂れ流す毎日だった。
今でこそそれを仕方ないといえるようになったけど、昔は今よりずっとずっと寂しい奴だった。
当時の俺に言えば認めたがらないが、寂しかったんだよ。あの頃の俺は。
両親がいない寂しさで、俺はちょっとずつ不良ぶるようになっていった。
それよりさらに昔、ヒーローに憧れていた事も忘れて、
一番なりたくないものだったはずの不良に、俺はなっていったんだ。
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:43:59.69 F7dXUWyU0
で、だ。高校に入る前の俺には一人の親友がいた。
名前は内藤ホライゾン。どっちかといえばデブだったが、単純な身体機能で言えば同世代の人間よりも抜きん出ていた。
特に走ること…短距離走は当時からオリンピックも狙えると噂されていたのだ。
アイツもアンタみたいな酔狂な人間でな、友達が少ない俺にも親身にしてくれたんだ。
俺は何故そんなことをするのか気になっていたから、仲良くなってしばらく経ってから直接聞いてみたわけよ。
そしたらアイツ、満面の笑みを浮かべてこう言いやがった。
( ^ω^)「僕は正義の味方になりたいんだお！」
ってさ。
当時の俺はそれを斜めから見ていて、その場は適当に切り抜けたけど、その後、アイツを見る目がちょっと変わった。
アイツは、俺が可哀想だから付き合ってるんだな、って。
アイツは、自分がイイモンになりたくて付き合ってるんだな、って。
安っぽい同情から来る偽善なんていらないって、俺は思ってしまったわけだ。
それから俺は、アイツとの付き合いをすっぱりやめてしまったんだ。
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:46:48.09 TzJBkA/FO
支援
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:48:04.89 F7dXUWyU0
そんな感じで卒業間際になって、アイツは事故にあった。
酷い事故だった。飲酒運転の車が信号待ちの内藤に突っ込んでいったそうだ。
一命は取り留めた。運よく内臓関係に強い医者がやってきている病院に搬送されて、しかも胴体部分はほぼ無傷だったんだ。
アイツの脂肪がクッションになったんだって、医者は困ったように笑ってた。
けどな、アイツは、車に轢かれたんだ。
わかるか？ 衝突の衝撃は脂肪で吸収された。
けれど転倒した内藤の足の上を、車が無情に通過していったんだよ。
アイツは、二度と走れない体になったんだ。
俺はまず、激情に駆られて、酔っ払いが捕まっている警察署に行こうとした。
けれどじいちゃんに止められた。
お前があそこに言っても、できる事はない。
そんなことより、見舞いに行ってやれ。
事故を起こした男をぶちのめして、入院している内藤くんが喜ぶと思うか？
お前が信じた少年は、そんな奴だったのか？
違うだろ。だったら、会いに行ってやれ。
俺は、自転車ぶっ飛ばして病院へと向かった。
急ぎすぎて三回こけた。
歩道で通行人に衝突しかけた。
信号が待ちきれずに車に撥ね飛ばされそうだった。
でも病院に着いたときの俺は、不思議と無傷だった。
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:52:06.30 F7dXUWyU0
病室の扉を勢い良く蹴り飛ばして、俺はアイツの顔を見た。
かなり驚いていた。そりゃそうだ。交友がなくなったと思ってた奴がいきなり現れたんだから。
でもアイツは、何故かそこで満面の笑みを浮かべて挨拶したんだよ。
話せなかったことを話した。
他愛もない遊びの話や、学校の話、それからじいちゃんに将棋でやっと勝てた話とか、旅番組を見ていて何処かへ行って見たいと思った話。
内藤は冗談めかして、「ドクオなら日本一周でも世界一周でもできるお」って言ってくれた。
あの事を気にしてたのは俺だけだったらしいと、俺は安心した。
面会時間ギリギリになってから、俺は帰りたくないと内藤に漏らした。
そしたらアイツは、じゃあ最後に一つ、僕の独り言を聞いて欲しいって言ったんだ。
なんていったと思う？
「僕の正義の味方なんて、所詮偽善だお」って。
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:55:59.24 OX0/GGkQO
支援支援
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 15:56:07.28 F7dXUWyU0
一度は安心した俺は、思わず凍りついた。
けれど内藤は、少しだけ哀しそうな顔をして続けていく。
正義の味方になりたいっていうのは、要するに誰かに不幸になって欲しいってことだお。
もしそうやって正義の味方になっても、僕は他人の不幸を喜んで、自分が嬉しいから他人につくすんだお。
それに、ね？ 僕が正義の味方になっても、世の中の不幸な人全てを救えるとは思えないんだお。
だって、僕には走ることしか能がなかったし、もう走ることもできないし。
だから、僕は決めてたんだお。
アイツはそこで言葉を切って、窓の外に視線を移した。
オレンジ色の黄昏がそこにあった。
今日も一日が終わって、世界は眠る。いや、これから目覚めるのかもしれないと、俺はらしくもないことをぼんやりと考えていた。
だから、続きを促す言葉も、ほとんど無意識のうちだった。
変な予感がしていたから、最後まで言うのを躊躇っていたのかもしれない。
これを言い切ったら、俺がここで帰ったら、もう…。
そんないやな予感がしていたのに、俺はいつの間にか、途中で言葉を切った内藤に、最後まで言い切ってしまえと、背中を押していた。
そして、そのときアイツが言った言葉を、俺は一生忘れない。
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:00:08.56 F7dXUWyU0
だから、僕は、誰か一人だけを救いたかったんだお。
偽善でもいい。目的が不純だと言われてもいい。
ただ、ドクオが笑っている顔が好きだったから。
その顔が見れれば、それでよかったんだお。
走ることしか出来ない僕に、ドクオは夢を叶えさせてくれたんだお。
ドクオの隣では、僕は正義の味方になれたんだお。
だから、ありがとう。
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:01:11.03 TzJBkA/FO
一週間ぶりのシャンプーしてくるから支援頼むぜ
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:04:10.72 F7dXUWyU0
それは、お前の台詞じゃないだろう。
そうとも。だからお前は親友だったんだ。
友達がいない俺に、何のためらいもなく話しかけてくれた。
俺の下らない話に真剣になってくれた。
当時の俺が認めなかった寂しいの感情を抱いているとき、お前は駆けつけてくれた。
そうとも。
お前は、とっくに正義の味方だったんだ。
偽善なんかじゃない。例え他の人間が誰も認めてくれなくたって、俺だけは認めてやる。
お前は、本物だったんだ。
最初からずっとずぅっと。
そして幸せものだった。
見たいものを見て、見たくないものをもっと美しいものに変えられる力を、持ってた。
なんてことだ。
俺を救ってくれる人は、
俺の寂しさを消してくれる魔法使いは、
昔俺が憧れたヒーローは、
こんなところに、いたなんて。
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:08:10.53 F7dXUWyU0
考えていると、突然内藤は苦しみ始めた。
咄嗟にナースコールを押して医者を呼んだ。
あわただしく搬送されていく内藤。
俺は、呆然としながらその姿を見送っていた。
一瞬だけ、内藤と目があった。
アイツは、苦しみながら笑っていた。
ダメージが、脳に行っていたらしい。
数日後、内藤が植物状態になったと、連絡があった。
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:12:11.96 F7dXUWyU0
('A`)「それから何度か見舞いに行っているうちに、俺はアイツが冗談で言った世界一周を始める決心をして、
卒業と同時にじいちゃんに置手紙をおいて出てきたわけだ。
移動手段はほとんど徒歩。時には現地で金を稼いだりして外国語を勉強したり海を越えたり。
そうそう、ハワイも行って来たが、やっぱ行くなら夏だな。冬は冬らしく結構寒いし。
ちなみに、先に世界旅行から初めて、今は日本一周の途中。中々有意義な旅だったぜ」
一通り話し終えた俺は、少し溶けかけたアイスを口に含む。
冷たい感触が熱を持った喉を冷やす。気持ちいい。
一方タカラは、何か深刻そうな表情でブツブツ独り言を言っていた。
なんだろう？ ドクターがどうとか言っているが…。
(；＾Д＾)「…その内臓関係の凄腕医師というのは、もしかしてドクター杉浦の事ではないでしょうか？」
('A`)「おや、知ってるのか？」
意外な名前が出てきたな。
俺は意識を過去からタカラに戻して見つめる。
(；＾Д＾)「父が、彼の手術で助かってますから。
その植物病患者の話は、ドクター杉浦の知り合いであるドクター荒巻の話で聞いたことがあります」
荒巻、といえば、杉浦の後に内藤の脳の手術をしたらしい医者の名前だったっけ。
この二人を知っている辺り、タカラは結構業界の話に精通しているらしい。
('A`)「それで？」
(；＾Д＾)「あ、はい。それが、この十年間昏睡を続けるその患者は足を怪我していたそうなんですが、
昏睡している間に、その…足が、再起不能と診断された足が、修復されているそうです」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:12:36.71 OX0/GGkQO
(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:15:14.16 TzJBkA/FO
スッキリ支援
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:15:44.12 W28CPbJEO
支援
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:16:13.58 F7dXUWyU0
('A`)「………はい？」
なんだそれは。
再起不能の怪我をした植物人間の怪我が、昏睡中に修復？
聞いたことのない話だ。というか、そんなこと実際にありうるのか？
(；＾Д＾)「私にも、詳しい理由は…。ドクター達も首を傾げてましたから。
ただ、ドクター荒巻が言うには、最近瞬きをするようになっているとか、手を握ると握り返してくる、とか…」
何を迷う必要があろうか。
俺は椅子から立ち上がり、荷物であるコートやリュックを背負う。
(；＾Д＾)「どちらへ？」
('A`)「世話になった。俺はもう行くわ」
(；＾Д＾)「何故？」
('A`)「アイツが目覚めかけてるんだろ。だったらそのときは、アイツの隣にいてやらないといけない」
(；＾Д＾)「ですから、何故？」
再び問いかけるタカラに、俺は当たり前の、前々から決めていた事を口にする。
('A`)「アイツには、ありがとうを言っていない。それにこの旅の土産話をすると約束した。
だからだよ。アイツには、返しても返しきれない恩があるからな」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:20:16.50 F7dXUWyU0
タカラは、理解してくれたらしい。
少し待ってくださいと言って奥に戻り、何やら袋を携えて戻ってきた。
('A`)「中身は？」
( ＾Д＾)「携帯食料とカイロです。どちらも必要でしょう？」
そりゃ必要だが、何故そこまで？
俺は視線でそう尋ねると、察しのいいタカラは、何処かで見たような満面の笑みで答える。
( ＾Д＾)「お話の、お釣りです」
この笑みは、俺の心を溶かす力があるらしい。
リュックに袋を縛り、俺は片手を上げて挨拶する。
('A`)「じゃあな。世話になった」
( ＾Д＾)「またのご来訪、お待ちしてます」
('A`)「機会があればな」
俺は扉を閉めた。
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:24:04.98 tHjUy7CL0
支援
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:24:17.22 F7dXUWyU0
('A`)「さて、実家まであと少し。それより病院のほうが近いかね」
時刻は既に真夜中。
俺はやや早足で、南へ向かって歩いていく。
歩きながら、思い出していた。
アイツの笑顔を。アイツの最後の言葉を。
('A`)「…違うな」
最後ではない。
これからきっと、続きが聞けるのだ。
まずは文句を言おう。
それから、土産話をたくさんしよう。
そして最後に、全てに礼を言うのだ。
凍った心を溶かす暖かい言葉で。
捻くれた俺にも届いたまっすぐな言葉で。
ありがとう、と。
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:28:13.96 1w0pT7FJ0
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458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:28:19.28 F7dXUWyU0
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 New! 2007/09/13(木) 16:38:55.85
('A`)黄昏に浸る二人
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 New! 2007/09/13(木) 16:39:17.27
( ＾Д＾) みかん
タイトル：ありがとうを言うために。
fin
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:30:00.08 tHjUy7CL0
乙
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:30:57.39 TzJBkA/FO
乙乙
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:31:50.60 OX0/GGkQO
( ;∀;)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:32:20.91 F7dXUWyU0
ほのぼのを書くつもりが重い話に…。
感想、批評、その他があれば言って欲しい。
463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:46:19.33 tHjUy7CL0
いや、それほど重くないよ。
良い話だった。
464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:47:23.43 TzJBkA/FO
これで内藤が息を引き取ってたら間違いなく重かったろうな。
そんな展開は望まないが
465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:49:08.78 F7dXUWyU0
>>464
やらなくてよかった、とだけ言っておく。
466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:50:56.97 uiRlFNT9O
( ；∀；)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰの一言に尽きる。超乙
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:51:20.81 PDuuFcjY0
なあ、ブーンがドクオみたいな顔して凹んでるＡＡどっかにない？
468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:52:45.37 2vQYAMt80
（ヽ´ω｀）
469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:53:04.19 gO2W2WwqO
( ´ω`)
こんなんか？
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:53:59.72 uiRlFNT9O
>>467
（＾ω＾；）ｒｚ
嘘ごめん
（ ´ω`）
これかな？違うかも試練
471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:54:21.02 nbzR8AIiO
('ω`)
↑こんな感じ？
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:54:47.68 Ug2UUmtA0
('A`)
こうだろ
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:55:37.56 2vQYAMt80
こうも見事に皆違うと面白いな
>>472はもうなんもかも違うが
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 16:58:23.81 TzJBkA/FO
（ヽ'⊿`)
475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:00:47.14 OX0/GGkQO
('w`)
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:01:22.39 V48quzTy0
（ ↑ω↑）
477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:06:07.17 TzJBkA/FO
ワッフルワッフル
478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:08:02.67 txvdH+cJO
( ^A^)
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:08:27.71 PDuuFcjY0
お前らｗｗｗｗｗありがとう
じゃあ>>469へんで
480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:12:00.41 txvdH+cJO
>>479 ( ^A^)……
σ( ^A^ )
481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:16:59.94 OX0/GGkQO
(´ー`)
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:21:24.80 TzJBkA/FO
上げとく
483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:30:18.66 2vQYAMt80
('A`)「デジカメ買ったからクーモデルｷﾎﾞﾝﾇ」
川 ﾟ -ﾟ)「おｋ綺麗に撮れよ」
('A`)「いや折角撮るんだからせめて笑顔plz」
川°∀ )ﾟ
('A`)ｶｼｬｯ
川 ﾟ -ﾟ)「やっぱ今の無し今の無し！！」
(；'A`)「あっ！？ｗｗｗちょｗｗｗおまｗｗｗ消すな消すな」
川 ﾟ -ﾟ)「保守」
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:34:28.48 TzJBkA/FO
>>483ひい、！ば、BA☆KE☆MO☆NO☆
保守
485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 17:50:03.01 gO2W2WwqO
保守
486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:03:44.77 lf4E/ct70
ほ
487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:10:35.45 lf4E/ct70
ほ
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:11:48.30 TzJBkA/FO
ほげええ
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:11:50.52 OMXnGrBd0
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以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
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⑤ポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
⑥URLﾘﾝｸ(www.pointbank.ne.jp)←ポイントバンクのホームぺージに行く。そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー（プリペイド番号）がもらえる。
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:13:26.73 Kf24q1u5O
>>417
今更だけど物申す。かなり非難するよー
さわやか甘酸っぱい話のはずなのに、不快感を抱くのは俺だけだろうか
付き合ってもいない女に「デートした」から「言わなくても分かってくれてる」だぁ？
良い、良いよ、このドクオはまさに毒男だよ、独り善がりもいいところ
気持ちを伝える際、無駄な言葉を並べるのは嫌われがちです。気をつけよう
これでクーがOKする前に「キモいぞ」とか茶化してくれれば良作だったんだがなあ…
クーを都合の良い女キャラでなく味のあるキャラとして使って欲しい
491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:17:49.75 E4xkqImR0
初めて連載をしてみたいんだが
元ネタのないオンラインゲームモノを書くときに、そのゲームの登録ページを作っちゃうのはあり？
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:19:36.61 lFaF284V0
雰囲気作りとしてはアリなんじゃない？
逸れすぎない程度に好きにやるのが一番
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:24:11.48 gO2W2WwqO
>>490
付き合うだけならそれでも良いんじゃね？
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:28:32.60 E4xkqImR0
雰囲気作り把握
流石に話から離れるほど凝るつもりはないぜｗ
ちょろっと一読して、ゲームの雰囲気を掴める程度
後は攻略ページとか作って、まるで本当にそのゲームが存在するかのように振舞いたいなぁ
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:33:27.93 gO2W2WwqO
凝り過ぎて、作り切った時点で創作意欲がなくなりそうだなｗ
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:33:33.78 ep6TVbioO
>>494
YOU作っチャイナYO！
497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:37:43.03 ikvhutVcO
こういうハンタハンタのグリードアイランド的な作り込みは好きだぜ
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:42:21.93 OX0/GGkQO
>>490
批評ありがとう
その｢分かってくれるだろうが｣のところは｢何度もデート｣と｢良い雰囲気｣で違和感消そうとしたんだが…弱かったか
あと茶化すのは、【くささ】を出すために敢えて削ったのが裏目か…
参考になりますた！
…今、元ネタお題無しの自力でサスペンスぽいのを書いてんだが、何か注意すべき点はある？
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:48:46.32 E4xkqImR0
まあ、書いて自己満足で終わる可能性も十分にありえるわけだがｗ
期待しないでくれｗｗｗ
>>498
サスペンスは、本当にトリックが成立するのか注意
ちょっと冷静になるまで待ってみると意外な穴を見つけることがある
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 18:50:24.60 gO2W2WwqO
>>498
緊張感を持続させる
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:03:00.32 TzJBkA/FO
>>498入浴シーンは必須
嘘だよ
シリアスにいくなら事件に関わる人間達の関係を如何に複雑且つ分かりやすくするかどうかってのも重要さね
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:05:51.69 OX0/GGkQO
>>499
難しいトリックは敢えて入れてない、今は。でも衝動的犯行とかにはしない、つーかやっぱりトリックはどっかに入れるよwww
>>500
某ＴＶ番組みたいに結構ほのぼのしてるとこもあるけど、締めるところは締めるように頑張るよ
アドバイスどもでした
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:07:42.09 OX0/GGkQO
>>501
入浴シーン…考えとくよwww
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:10:34.47 hLUN0CbP0
>>503
刑事キャラとか出る？サスペンスにありがちな
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:16:25.22 OX0/GGkQO
>>504
どっさりwww
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:17:10.40 TzJBkA/FO
>>501こんにゃろｗ後半せっかくらしい事を言ったのにｗｗ
507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:20:13.85 TzJBkA/FO
安価ミスったしｗ>>503だあよ
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:20:22.61 txvdH+cJO
サスペンスものは情景とかその場の描写とかがすごく大事な気がします。頑張ってください。
509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:21:21.18 OX0/GGkQO
>>506
ノリボケだよwww
繋がりは分かりやすくしてるつもりw
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:24:13.15 OX0/GGkQO
>>508
緊迫感に関わってくるからね、うん頑張るよ
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:32:22.71 lf4E/ct70
ほ
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:32:28.32 hLUN0CbP0
>>505
ｗｋｔｋｗｋｔｋ
513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:34:00.13 TzJBkA/FO
エロサスペンスは
だ、だ、だだ大好物ううなんだな！！
514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:34:49.09 hhMV76XeO
ほのぼの～な感じの書きたいな。
お題くれ
515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:35:49.89 hLUN0CbP0
>>514
いつもと変わらない日常
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:37:24.88 TzJBkA/FO
>>514ほのぼのレイプ
嘘だよ
そよ風に身を委ねる二人
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:38:45.39 DPpvZx1e0
>>514
秋
518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:38:52.85 ep6TVbioO
>>514
磯の香り
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:39:37.74 hhMV76XeO
ここまで把握
520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:39:41.79 ep6TVbioO
>>510
湯けむり温泉←必須
マジレスすると情景描写。
ミステリーとかもそうだけど、状況がわからないと糞ツマラン。
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:42:18.41 agP8h2lA0
投下します。
522:(*ﾟーﾟ)しぃと(,,ﾟДﾟ)ギコは一緒になるようです
07/09/14 19:42:58.10 agP8h2lA0
(,,ﾟДﾟ)「五月雨の日に結婚しよう。俺はここで待ってるから」
(*ﾟーﾟ)（友達の結婚式から帰る道の途中。川原でそんなことを言われて早三ヶ月）
(；*ﾟーﾟ)（どうして来てくれないんだろう）
ススキの生い茂った川原で一人の女が待ち続けている。
(*ﾟーﾟ)（私、ギコ君に何かしちゃったのかな……）
(*ﾟーﾟ)（髪の毛の色もギコ君が染めてくれた色）
(*ﾟーﾟ)（今着てる着物もギコ君が染めたもの）
女が着ている着物には、鮮やかな紅色に染められた舞鶴が描かれていた。
(*ﾟーﾟ)（舞鶴ってどこかで見たことあるような……）
周りの風景が舞鶴と同じ紅色に染まってきて、人々が家に帰る時間。
川原に生えた背丈ほどのススキのおかげで周りに誰もいない、自分ひとりだけが
この世界にいるのではないのかという感覚に陥ってしまう。
(*ﾟーﾟ)（そういえば、ススキって尾花とか五月雨草とも言うんだよね）
(*ﾟーﾟ)（だから……ここで言ってくれたのかな）
523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:43:00.58 hhMV76XeO
支援
524:(*ﾟーﾟ)しぃと(,,ﾟДﾟ)ギコは一緒になるようです
07/09/14 19:43:20.41 agP8h2lA0
思いふけっていると、辺りは既に暗闇に包まれて
ススキだけが稲穂を白く光らせていた。
雨上がりであったなら、水滴が光って幻想的な風景であっただろう。
(,,ﾟДﾟ)「しぃ……？」
一人の男がススキの中から顔を出した。
その顔は、しぃが今の今まで待ち続けた人物。
(*ﾟーﾟ)「ギコ君！！ 」
(；,,ﾟДﾟ)「うわああああああああああ！！！ 」
しぃが男に話しかけたと思うと、男は口から大きな声を発してその場に立ち尽くしていた。
(*ﾟーﾟ)「ギコ君！？ 」
しぃは、ギコが大声を発したことの意味が分からなくて傍に行き
その腕を掴もうとしたが、荒々しくその手を振り払われた。
(；,,ﾟДﾟ)「何でお前がここにいるんだ！！ 」
(；,,ﾟДﾟ)「お前は死んだ筈なのに！！ 」
(*ﾟーﾟ)「え？ 」
(；,,ﾟДﾟ)「俺が、この手で……この手で！！」
525:(*ﾟーﾟ)しぃと(,,ﾟДﾟ)ギコは一緒になるようです
07/09/14 19:43:47.21 agP8h2lA0
２人の顔に一陣の風が吹いた。
９月だというのに、まだ熱く感じられる夜に吹く涼しい風
しぃは、その風を感じることが出来なかった。
(*ﾟーﾟ)（あぁ……思い出した）
(*ﾟーﾟ)（私は、ギコ君に殺されたんだ）
しぃの脳裏には、自分が殺されたときの映像が流れていた。
(*ﾟーﾟ)（この川原で、あの言葉を言われたときに……）
思い出されるのは階段の上から自分を見下ろすギコの冷たい目線
(*ﾟーﾟ)（階段から突き落とされた……？ ）
思い出されるのは自分の体が入った棺に、
舞鶴の刺繍が入った白い布が被せられている光景。
(*ﾟーﾟ)（舞鶴……だから見覚えがあったのかな）
しぃは全てを思い出した。
髪の毛の色が赤く染められている理由が。
着物の舞鶴がなぜ鮮やかな紅色だったのかも……
526:(*ﾟーﾟ)しぃと(,,ﾟДﾟ)ギコは一緒になるようです
07/09/14 19:45:04.23 agP8h2lA0
しばらくの間、沈黙が川原を支配した。
あまりの静けさにギコは不審に思ったのか、硬く閉ざしたまぶたを
ゆっくりと、少しずつ開けていった。
ギコの目に映ったものは、暗闇に浮かぶススキの白い稲穂ばかり
(；,,ﾟДﾟ)「……しぃ？」
川原には風に揺らされたススキの音が聞こえるだけ。
(,,ﾟДﾟ)「幽霊の、正体見たり枯れ尾花……か？ 」
(,,ﾟДﾟ)「……帰るか」
(*ﾟーﾟ)「えぇ、帰りましょう。」
ギコの耳元に長年聞きなれた声が流れる。
(*ﾟーﾟ)「一緒にあの世へ帰りましょう」
終わり
527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:45:08.43 DPpvZx1e0
支援
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:45:43.14 agP8h2lA0
お題
五月雨
舞鶴
雨上がり
以上です。
批判頼みます
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:50:10.79 TzJBkA/FO
乙
双方死亡してたってのが落ちってのはフェイントだった。
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:50:25.70 jXvzC7s60
>>528
ちょっと展開が速すぎるし、緊迫感も足りない感じ。
殺害シーンとかを断片的でもいいから描写すればよかったかなと思う
話としてはテンプレート過ぎるというか、なにかもうひと捻り入れて欲しかった
とにかく乙
タイトルでお題ください
531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:52:06.40 DPpvZx1e0
発想は面白い。
だけど、やや不可解なところが多い気がする。
それと、ギコは死んだ設定？生きてる設定？
もし生きてる設定なら、最後の描写はもう少し多くてもいい気がする。
目の前にいないはずの人間（しぃ）の声が聞こえるなんて非常識。驚きと恐怖を感じるはず。
532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:54:16.11 TzJBkA/FO
>>530川 ﾟ -ﾟ)と('A`)はセックスフレンドなようです
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:55:01.70 gO2W2WwqO
>>530
＼(^o^)／が新選組に入るようです
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:56:28.98 DPpvZx1e0
>>530
（'A`）ドクオがバンジージャンプをするようです
535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:56:47.34 meJ6CSom0
>>530
从 ﾟ∀从はGUTS隊長なようです
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 19:57:15.61 jXvzC7s60
把握
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:00:59.23 agP8h2lA0
>>529
㌧
>>530
やっぱり展開速かったか。いつも余計な事をしてしまう人間だから
色々削ったのが駄目だったか
>>531
ギコは死んだ設定だったんだが生きてる風にも見えるのか
批判ありがとう。
そしてお題を単語で３つ下さい
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:01:57.19 gO2W2WwqO
>>537
卒塔婆
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:03:06.46 DPpvZx1e0
>>537
走馬灯
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:03:11.89 TzJBkA/FO
>>537ハメ撮り
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:03:40.03 agP8h2lA0
>>538-540
把握
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:03:54.48 4uMGBu5C0
>>537
バラの花
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:04:44.65 agP8h2lA0
>>542
ついでに把握
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:08:41.82 TzJBkA/FO
● ●
(('A`)ﾉ ﾊｯ !!
( )
＜ω＞
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:14:56.72 DPpvZx1e0
保守
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:15:02.76 TzJBkA/FO
Ａ Ａ
～"￣￣川 ﾟ -ﾟ)保守
ＵＵ￣ＵＵ
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:15:43.42 B/lfwuO7O
ID:TzJBkA/FOはいつでもいるんだなｗｗｗ
昨日の夜、お前だけが感想をくれたんだ……
ということで
昨日の夜投下したのもっかい投下しちゃうぞー(^o^)／
ボロクソに批評して欲しいです。
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:16:41.51 DPpvZx1e0
はーく
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:17:04.41 B/lfwuO7O
今日は大学とバイトの休みが重なった特別な日。
だから私は昼間から眠るという贅沢を満喫していたの。
なのに。
みゃおーん
みゃおーん
ξう⊿-)ξ「……うるさいわねぇ」
その至福の時を、邪魔された。
犯人は、私の部屋のベランダで雄を誘惑している雌猫の声。
発情期なのかな。猫さんも大変だろうけど、今日は止めて欲しいよ。
てか近いよ。ラブコールは公園らへんで送って欲しい。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「まったく。いやらしい子猫ちゃんだぜ」
付き合っている内藤が持っていた小説の台詞を呟いてみるも、激しい虚しさに襲われる。
明日会ったらとりあえず殴っとこう。
時計を見ると、まだ３時。
おやつの時間じゃん……もう一回寝よ。
そう決めて、再びお布団に潜る。
……だけど。
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:17:37.20 B/lfwuO7O
みゃおーんあはぁん
みゃおーんうふぅん
みゃおーんふぁ……ん
ξ///)ξ（なんでこんなに艶のある声なのよ）
猫の声がどんどんセクシーになっていく。
私もこんなえっちな声出せるのかなぁ……
近々来るであろう内藤とのその時を想像する。
ξ///)ξ（べ、別にえっちなこと想像したんじゃ無いんだからねっ）
いけないいけない。
心を無にするのよ、私。
みゃおーんふぁ……はふ……
ξ- -)ξ
みゃおーんいやぁ……はぁん
ξ#- -)ξ
みゃおーんっらめえええ！！！
ξ#ﾟーﾟ)ξ
みゃおーんぁあっ！！ こんなの初めてぇ！！
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:18:19.77 B/lfwuO7O
ガララッ
ξ#>⊿<)ξ「うるさぁぁい！！！」
我慢出来ずに、窓を開けて力の限りに叫んだ。
……はっ。しまった。
通りを行く人達にぎょっとした目で見られる。
恥ずかしい……
猫相手に自分は何をしているのだろう。
そそくさと窓を閉めようとした。
……したけど。
∧∧
川///)「らめえぇぇ、見られてるぅ！！！
見られてるのにぃぃ！！！ビクンビクン」
なんか変なのが居た。
～∧∧クーは猫のようです～
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:18:49.19 B/lfwuO7O
※※※※
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「で、オナニーしちゃってたと」
∧∧
川ﾟ -ﾟ)「ああ、その通りだ」
目の前には素っ裸に猫耳＆尻尾コスプレの痴女。
私より一回り大きな胸を恥ずかしげもなく揺らしている。
べっ別に羨ましく（ｒｙ
私は今、ベランダで発見した痴女と意思疎通を図っている。
話を三行すると、
発情期
オナニー
気持ち良かった
らしい。
頭が沸いてるみたいね。
こういうお花畑さんには極力関わるなってばっちゃが言ってた。
うん、早々にお帰り願おう。
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:19:13.90 DPpvZx1e0
支援ってえｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:19:14.29 B/lfwuO7O
『なんでうちのベランダに』って質問には電波な答えしか返って来ない。
ということで、さっきから服を着せて追い出そうとしているんだけどね？
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「とりあえず服着なさいよ」
∧∧
川ﾟ -ﾟ)「私は猫だ。猫は服を着ない」
電波って初めて会ったけど、やっぱり会わずに暮らしたかったわ。
尻尾とかどうやって付けてるのかしら。
もしかしてア☆ル？
……ごくり。
ちょっと興味あるけど、とても聞く気にはならない。
さっきまでオナニーしてた下半身をまじまじと見たいとも思わないしね。
そんなことを考えながら痴女を眺めていると、玄関のベルがなった。
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:19:45.81 DPpvZx1e0
支援
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:20:00.22 B/lfwuO7O
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「？ 誰かしら……ちょっと行ってくるけど、
あんたはここに居なさいよ？」
∧∧
川ﾟ -ﾟ)「把握」
ちょっぴり不安だけど、痴女を残して玄関へと向かう。
玄関から声が聞こえてくる。
この間抜けな声は……
『ツーン僕だおー開けちくびー』
ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ（べっ別に嬉しくなんかないんだからねっ！！）
はい、彼氏の内藤です。
とりあえず鏡で最低限の身なりを整え、扉を開ける。
ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ「な……何しに来たのよ」
（ ＾ω＾）「休みだって言ってたから遊びに来たんだおｗｗｗ」
べっ別（ｒｙ
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:20:43.00 TzJBkA/FO
>>547あれは時間帯が悪かっただけさね
多分
558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:20:46.89 B/lfwuO7O
（ ＾ω＾）「とりあえずお邪魔しますお」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「はいいらっしゃ……」
そうだったわ。部屋には痴女が。
ちょうど良いから、内藤にあの電波をどうにかしてもらおうかしら？
―いや、ダメだ。内藤にあの女の裸を見せる訳にはいかない。
とにかく服を着せてからにしよう。
ξ;ﾟ⊿ﾟ)ξ「な、内藤ごめん！！ すぐ終わるからここで待ってて」
（ ＾ω＾）「別に散らかってても気にしないおー」
ξ;>⊿<)ξ「ダメなの！！ ちょっと待っててよ！！」
ついつい声を荒げちゃった。
でもここで止めておかないと、内藤は私より一回り大きなメロンを見てしまう。
そしていずれ私のリンゴと比較して吹き出すんだわ。
（；＾ω＾）「……なんでそんなに必死なんだおツン？
まさか……」
内藤がショックを受けたように呟く。
あれ？なんか変な雰囲気？
559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:21:13.70 B/lfwuO7O
（ ω ）「もしかして……」
（ ；ω；）「浮気してるのかおツン！？
今は浮気相手が来てるから入れてくれないんだお！？」
なんだか盛大に勘違いしてらっしゃる。
非常にコメントに困る。
ξ;ﾟ⊿ﾟ)ξ「違うのよ内藤、そういうんじゃ無くて」
（ ；ω；）「エロゲの女の子達もみんなそう言うんだお！！」
錯乱している内藤を宥めていると、廊下から足音が聞こえてきた。
―まさか。
∧∧
川ﾟ -ﾟ)「おいおい、痴話喧嘩か？」
ξ;>⊿<)ξ「あんたは部屋に居てって言ったでしょ！！」
最悪だ。
内藤は裸の痴女に目をひん剥いている。
でもこれで説明する手間が省けたかな。
ξ;ﾟ⊿ﾟ)ξ「内藤、ごめんね。こ『やっぱりだお』
内藤が私の声を遮る。
560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:21:37.44 DPpvZx1e0
支援
561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:21:40.39 OX0/GGkQO
(>>547ﾟωﾟ)カマッテホシイデースwww支援wwwwww
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:21:47.94 B/lfwuO7O
（ ；ω；）「ツンは猫なんて飼って無かったお！！！
この猫は浮気相手の猫なんだお！！！」
内藤はさらにヒートアップした。
あれれ～？
そっか、ビアンだと思われちゃったか。
でもどちらかというとこの人はタチっぽくない？
Ｍ気味な私のほうがネコだと思うけど。
なんて現実逃避もメンドくさくなってきた。
もう良いや。裸だけどこの痴女に説明させよう。
ξ;-⊿-)ξ「ちょっとあんたからもなんか言ってやって」
痴女に促した。……だけど。
（ ；ω；）「なんで話を逸らすんだお！？ 猫と話さないで僕と話すお！！」
あれれ～？
ξ;ﾟ⊿ﾟ)ξ「……猫？」
_∧∧
川*ﾟ -ﾟ)「……にゃーん」
あれれ～？
こうして、私と猫のクーとの生活は始まった。
563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:22:08.97 TzJBkA/FO
支援したるお
564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:22:35.98 DPpvZx1e0
支援
565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:22:49.24 Cv9Qe+6a0
Ｍ気味ｗｗｗｗｗｗ
支援
566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:23:36.48 B/lfwuO7O
あ ごめんここまで
567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:24:18.18 K8YeLqpy0
>>566
なんという生殺しｗｗｗｗｗ
乙
568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:25:25.82 r2Ov0+NC0
乙＼(^o^)／
長編版に期待／(^o^)＼
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:26:13.85 Cv9Qe+6a0
>566
今すぐ続きを書け
と言いたい位にすっと読める文章だった。乙
割とどうでもいいがツンがブーンを内藤と呼んでるのはわざと？
570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:26:31.88 TzJBkA/FO
>>566改めて乙
前回にも言ったが二宮ひかるの犬姫様って漫画に似てる感じ
あれは飼い犬が女に見えてレイポしちゃう鬼畜漫画だが
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:29:54.92 DPpvZx1e0
そういえばこれ15禁くらいかな？
572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:30:42.47 HHvCS1Wa0
ここはお題がいるのですか？
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:31:03.25 TzJBkA/FO
>>571PG-12
574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:31:05.39 B/lfwuO7O
ありがとー(^o^)／
>>569
ツン→ブーンは意識してないと内藤で書いちゃう……
>>570
二回もありがと
えっちなのは良くないと思います＞＜
575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:31:33.35 DPpvZx1e0
URLﾘﾝｸ(boonnovel.g.hatena.ne.jp)
川 ﾟ -ﾟ) は猫のようです
続きを汲み取れるか分からないけどorz
576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:31:50.25 hhMV76XeO
>>572
あっても、無くてもおｋ。
577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:31:51.50 r2Ov0+NC0
>>574
＼(^o^)／
578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:32:57.50 HHvCS1Wa0
>>576
把握しました。
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:36:38.65 GOjV5RyoO
投下しまーす。
短編というよりある長編の第一話っていう設定で書きました。
掴みはどうか、この先の展開が気になるか、文章に気になった所や変な点がないかについて批評お願いします。
580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:37:02.62 TzJBkA/FO
支援に回る
581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:38:08.81 DPpvZx1e0
晩飯食いながら支援
582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:38:11.04 GOjV5RyoO
7畳程の部屋でブラウン管から発する光だけが彼の顔を青白く照らしていた。
カチャカチャというコントローラーのボタンを押し込む音だけが虚しく響く。
（ ＾ω＾）「新作と聞いて期待してたけどすこぶるぬるいお」
〈ＣＬＥＡＲ〉と表示されている画面に向かって彼は呟いた。
同時にポケットが振動を始める。彼はポケットから携帯を取り出すと受信したばかりのメールを確認する。
〈ドアの前に夕飯をおいておきました 母ちゃん〉
その内容を把握すると彼はヘッドフォンをはずして一息つく。
いはゆる引きこもり、彼は今年で弱冠２０を迎えようとしていた。
（ ＾ω＾）はＧの名を受け継ぐ者のようです 番外編
583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:38:27.85 B/lfwuO7O
支援
584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:38:57.09 GOjV5RyoO
ピザを頬張りつつゲーム雑誌を器用にめくってめぼしい作品をチェックしていく。
彼、内藤ブーンの母親は二か月程前から息子のためにご飯を作る事をやめた。
朝、パートに出る前にブーンの部屋の前に1000円札を置いておく。彼は日に一度だけ食糧を調達しに外に出る。
といっても家の2軒隣りのスーパーへだが。
夜は部屋の前にインスタント食品やたまに宅配物が用意された。
他必要事項は全てメールですまされる（例えば新作ゲームを買ってきてくれだとか）
（ ＾ω＾）「…………」
数年前に彼からわき出たたった一滴の正義感が彼をこの現状に至らしめた。
しかし彼には不満などなかった。
585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:40:39.29 B/lfwuO7O
しえしえ
586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:40:42.60 r2Ov0+NC0
Ｇと聞くとゴキブリしか思い出せない俺は＼(^o^)／
587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:41:00.52 GOjV5RyoO
おかげで好きなゲームに一日中心血を注ぐこともできるし、外の情報は大抵はネットで得ることができる。
（ ＾ω＾）「ノーゲム、ノーライフ」
それが内藤ブーンのモットーである。
いや、彼について一つ間違った事を述べてしまった。
先程彼に不満はないと述べたそれだ。
（ ＾ω＾）「……ゲプ」
ブーンはゲップをしながら一つの事を思い浮かべた。
彼は生ある人間をもとめていた。
それは決して引きこもりの孤独感や寂しさから逃れるためではない。ゲーマーとしての最も純粋で切実、単純な願い。彼は強敵に餓えていた。
588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:41:38.36 GOjV5RyoO
いい加減ＣＰＵの規則的な動きにうんざりしていたのだ。
指定されたプログラムに沿って忠実に冷静に反復される行動。
そこに理念などあるはずもなく独創性も学習もない。
プレイヤーの顔色を伺う如くあくまで規則に乗っ取っていた。
かたや意気込むブーンに対してＣＰＵはゲーム自身には何の執着もなく、勝利よりも秩序を優先している。てんで意欲を感じない。
まるでベルトコンベアから延々流れてくる缶詰の仕分けを数時間経て、死んだ魚の様な目で帰宅する母を彷彿とさせ、いい加減うんざりしていたのだ。
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:42:41.03 B/lfwuO7O
支援
590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:42:42.22 GOjV5RyoO
もう一つの理由としてブーンのゲーマーとしての美徳の確立も働いていた。
勝ち負けよりも、自分の培ってきた技術のすいを両手に、あらんかぎりの勝利への願いを更に両手に託しぶつかり合う事にロマンを感じていた。
ぶつかり合う相手としてＣＰＵは不適格である。
そういった愚痴を反芻させながら仕方なく憎むべき相手を倒し続けているとあっと言う間に雀がチュンチュン、日が昇るのを知らせた。
それから七時間経つと彼は札を握り締めて外へ出掛けた。
しかし、今日ばかりは彼の行き先はスーパーではない。
591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:42:55.10 TzJBkA/FO
寄生ブーン支援
592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:43:19.91 DPpvZx1e0
支援
593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:43:28.34 B/lfwuO7O
しえ
594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:44:41.74 GOjV5RyoO
('A`)「ちくしょー！」
ﾄﾞｸオはゲーム台を叩き、向かいの台に座るショボンに叫んだ。
(´･ω･`)「これで9戦9勝だね。昼ご飯まで後1勝だよ」
('A`)「あーあ、こんなことなら十回連続で勝てたら昼飯奢るなんていうんじゃなかったぜ」
厳めしい顔で溜め息をつくとコイン投入口に9個目のコインを入れる。
両手のひらで顔を叩き気合いを入れる。
(´･ω･`)「おっ！今回は随分くらい付いてくるね」
('A`)「うおおお！」
と奇声にも似た声をあげてスティックをがむしゃらに動かし、血走った目はしきりに画面で動くキャラクターを追っている。
彼にとって奢りまでリーチが掛かったこの状況ではなりふりかまっていることはできなかった。
595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:45:05.30 GOjV5RyoO
('A`)「ふんがふんがー！」
(´･ω･`)「ふぅ…」
ドクオの勝利まで後一歩と迫った状況でショボンは溜め息をついた。
別に負けを悟った者の崇高なる諦めの示しでもなくやる気をなくした訳でもない、単純にドクオに向けられた溜め息である。
(´･ω･`)（感情的にならなきゃ僕にだってひけをとらないのになぁ）
ショボンは落ち着いた様子でスティックを返しボタンをタッチする。
(;'A`)「しまっ―！？」
「スティックを反転させてから３０度斜めに押し込みＡ連打」
('A` )「えっ！？」
（ ＾ω＾）ﾆﾔﾘ…
596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:45:54.99 GOjV5RyoO
(´･ω･`)「いやあ驚いたよ」
ショボンはゲームセンター内にあるパンの自販機にお金をいれた。
勿論出てきたサンドイッチはドクオに渡される。
(;'A`)「へ、へへ…俺だってたまにはやるさ」
(´･ω･`)（手を抜いたつもりはなかったんだけどな…）
('A`)「飲み物は三矢サイダーで」
(´･ω･`)「わかったよ」
（窮鼠猫を噛む、ってやつか…）
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:46:12.83 DPpvZx1e0
支援
598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:46:23.37 B/lfwuO7O
これはクールなブーン
599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:49:11.70 GOjV5RyoO
( 'A`)
('A` )
(´･ω･`)「ん？何をキョロキョロしているんだい？」
('A`)「いや…何でも」
ショボンはどこか腑に落ちなかったが、気にしないでパンを頬張るとまたゲームに興じる事にした。
彼らが夢中になっているのは対戦型のアーケードゲームで、自分の作成したキャラクターを格闘させて勝ち負けを競うものだ。
この町ではこのゲームのランキングがそのまま自分自身のステイタスとなる。
だからこうやってせっせと日々訓練にいそしむのであった。
このゲームセンター『バーボンハウス』には日夜町中のつわものが集まっている。
彼らが共通して胸に抱く思いは一つ、
キングオブゲーム…いはゆるＧの名を手に入れる事。
ただそれだけであった。
おしまい
600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:49:31.89 GOjV5RyoO
以上です
601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:50:21.07 DPpvZx1e0
>>600
乙ー！
602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:50:42.76 B/lfwuO7O
>>600
ゴキブリの人？
>>575
遅くなったけどどもです
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:51:32.91 TzJBkA/FO
乙
正直すねかじりブーンが家に居た主ゴキブリからＧの名を受け継ぐまでの物語かと予測してた。
604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:51:43.62 GOjV5RyoO
>>602はい。
605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:52:52.91 r2Ov0+NC0
乙＼(^o^)／
606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:56:12.96 GOjV5RyoO
批評お願いします。
後お題ください。
607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:56:43.11 nkhwne6B0
変なことを聞くんだが、50メートルの人間の手に6メートルの人間は乗れるだろうか？
608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:58:42.83 DPpvZx1e0
>>606
そして、今は
>>607
腕力とか骨強度による
609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:58:53.33 gO2W2WwqO
二十歳って弱冠か？
610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:59:13.16 GOjV5RyoO
>>60750メートルの人が八頭身として考えてみたけど余裕な気がする
611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 20:59:36.60 gO2W2WwqO
>>606
高気圧
612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 21:02:12.89 Cv9Qe+6a0
>609
弱冠＝20歳の意味。
古代中国の成人式が由来
613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/09/14 21:02:36.01 B/lfwuO7O
>>606
句点が少ない？
修飾の長い地の文だから、もすこし区切ると読みやすいと思う