07/06/14 14:37:12.41 TEXpdgNC0
それから何日たったのだろうか、一日か、二日か実際にはその程度だろう
私は倒れ、ポケモンセンターに運ばれた
栄養失調だとか脱水症状だとかジョーイが言ってたきがするが放っておいてほしかった
体中にチューブが取り付けられ私は無理矢理、生への道を開かれた
ああ、そうか、死ぬ事もできないのか、、、この世はなんと理不尽なんだろう・・・
私はもう体の中にあるかないかもわからない程の水分を搾り出して泣いた・・・
「男がきたよ!」
それは本当に衝撃だった。
あの女、ナツメがそう叫びながら入ってきたのだ
私は耳を疑った、本当に?本当に主にあえる?本当に主がきてくれた?
「うん、あんたとバトルがしたいんだって。私とあんたで」
主が私と?主と私と、ではなく?
なにかおかしいと思った、しかし私にはもう何も残されていない。、
この世で一番嫌いな女の言葉にすがるしかないほど、今の私は追い詰められていた
ジムの控え室につくと私は得体の知れない機械を体中に取り付けられた
頭にはゴーグル、体にはプロテクターのような防具を
「あんたは強すぎるからね、こうやって少し相手にハンデをあげてもいいでしょ?それとも入院してたから力なんかでない?」
女の言う事はよくわからなかった、私が主を傷つけるとでも思っているのだろうか?
ゴーグル越しに見える世界はほんのあり赤く左右の視界が若干狭まる程度、プロテクターもたいした重さもなくハンデにしてはあまり意味がない気がした
それに、『入院していたから力がでない?』私の力を過小評価するのはやめてもらいたい!主に早く会いたい私は女の言う事に素直に従い文句を言う事さえ忘れ控え室を出た
そして・・・
そこには確かに主がいた、笑っていた、私に向かって笑ってくれたいた。
その時の私は確かに喜んでいた
ゴーグルの本当の意味も知らないで・・・