ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」at NEWS4VIP
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 - 暇つぶし2ch1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:30:35.87 EjC5R2rN0
長編投下の際の注意

・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ! でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ……あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョンたんの恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ……けど、今はほとんど皆無。別に時事ネタでなくてもいい…気にしないで
・キョン君、過度な性的描写はやめようね~、タンスにエロビデ隠してるのハルにゃんに言っちゃうよ
・台詞や他者への呼称等、その人物に対する統一性は違和感が生じないように推敲が必須だね。もし不安であるのならば、まとめ等を参照すること。
・1レスには最大30行、全角で2048文字まで入るのね。文章構成の参考にして欲しいのね
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな
・次スレは950を踏んだヤツが立てれば立ててくれ!無理なら他のヤツらに頼むってのもありだな…すまん!ごゆっくり~
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集してください、わかりましたか?んん…!もうっ!
・それじゃ、さっさと投下しなさいっ! いい? あたしを退屈させたら罰金だからねっ!


DAT保管庫.    URLリンク(haruhiss.xxxxxxxx.jp)

まとめサイト     URLリンク(www25.atwiki.jp)

DATうpろだ    URLリンク(www.uploader.jp)
雑談所(避難所) URLリンク(yy42.60.kg)
携帯用.       URLリンク(same.u.la)




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:31:20.98 EjC5R2rN0
=====業務連絡===========

・まとめwikiの管理人さんが忙しいから、せめて長編だけでもSS作者は自分でまとめなさいっ!
・「SS作者だけど自分ではまとめられん!」と言うヤツは「まとめ要請とまとめ人たちの報告スレッド」にまとめ要請を書き込んでみるのも一つの手だな。

 まとめ要請とまとめ人たちの報告スレッド
 URLリンク(yy42.60.kg) PC用 
 URLリンク(same.u.la) 携帯用



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:31:29.69 WjPsGxToO
>>1乙!

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:31:40.30 Aa98mJlP0
>>1


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:32:05.25 /18JgYEpO
>>1
乙!

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:32:23.51 yxG4TILBO
>>1乙!

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:33:04.32 DRZWrYJh0
前スレ落下寸前に次スレへの案内乙


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:33:42.66 lngreKap0
>>1乙!

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:33:43.00 Os/px3xIO
>>1乙!

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:33:45.73 Aa98mJlP0
じゃぁ新スレできたことだし、そろそろ埋めるか。
スレリンク(news4vip板)

11:たまご ◆EGG/pk999g
07/05/23 00:34:31.95 EXWezaBj0 BE:47554823-PLT(55586)
>>1


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:34:47.01 7NUYMHv+O
>>1

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:35:04.36 Aa98mJlP0
しっまた、ミスったorz

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:35:55.66 FCYwivYlO
この流れは>>1乙で1000行く!

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:36:06.74 DRZWrYJh0
前スレDAT
URLリンク(www.uploader.jp)

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:37:32.17 o7wwcEYz0
>>1乙!

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:51:56.94 o7wwcEYz0
ほしゅ

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:53:00.69 qRknJBsfO
まとめが見れなくなってる(´・ω・)

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:54:10.08 ZJzKadqX0
>>1

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:55:23.03 hctAnJb00
いちもつ

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 00:56:25.16 yxG4TILBO
最近長門スレが少なくて悲しいのは俺だけ?

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:09:17.41 rUFl3CzkO
谷口「WAWAWAワ~ンダーモモモモーイ~」



佐々木「ギネス記録入りだってさ」
キョン「100週連続ってどんだけ・・・」

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:11:11.60 rUFl3CzkO
国木田「天城~ごぉぉえ~~」



佐々木「ギネス記録入りだってさ」
キョン「谷口と同じく100週連続1位か・・・」
佐々木「でも谷口くんの方が売り上げ枚数二万枚多いよ」
キョン「・・・ありえねぇ」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:16:27.59 rUFl3CzkO
キョン「ガチャガチャまぁわる発狂ちゃんねるしっかり設定して下さい~~」



佐々木「発狂ちゃんねるで連続1位100週ってのもありえないねぇ・・・しかも売り上げ全世界で20億枚って・・・」
キョン「とりあえず印税は競馬に使うわ、フサイチホウオーを先頭に三連単で・・・」



その後、マイクロソフトがキョンに買い取られた。

こうして世界は滅びた。




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:20:12.59 bABnunsH0
>>21
俺も少し

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:25:54.12 WjPsGxToO
>>21>>25
ないんだったら(ry

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:27:21.60 lngreKap0
>>26
作ればい(ry


融合続編投下していい?

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:29:02.64 o7wwcEYz0
>>27
きゃもん!

29:Sing in Silence0-1
07/05/23 01:31:49.63 lngreKap0
じゃあ行きます。

「頭痛ぇ・・・」
学校へと続く坂を上がる俺の脳を、かなり凶悪な頭痛が襲っている。俺の身分が仮にサラリーマンか何かだとしたら、
その頭痛の原因として飲み会をあげることになったとは思うが、生憎俺は高校生だし、呑んでも居ない。
なのに何故か頭が痛い。肩こりか?とも考えたが、肩がこるような重労働をした記憶が無い。
加えて、風邪でもない。
何故なのか?
・・・思い当たる節が無いわけではない。
ある夢を見た翌日には、必ずといっていいほど頭痛になるんだ。初めのころは頭痛なんてなかったんだが・・・そうだな。
融合事件が終結を見てから2日後くらいから謎の頭痛が襲ってくるようになった。
謎の頭痛が謎の夢がトリガーとなって襲ってくるなんて、ある意味本当の”悪夢”だな。
しかし、メカニズムが全く判らんし、ちゃんと頭痛薬を飲めば頭痛も消え去ってしまうのでさほど気にしては居ない。
ただ、ひたすら灰色の空と焦土と化した廃墟、大地が広がり、どこからとなく悲しい歌声・・・そうだな。バンシーが歌っているとでも云おうか。
そんな感じの歌が聞こえてくる夢なので、少々気味が悪い。起きると必ず奇妙な虚無感に襲われるしな。
俺は誰かに呪われたのか、それとも現在進行形で呪われつつあるのか・・・

ま、登校途中にこんなことを考えても仕方が無いわけで。
ひとまず長門にでも相談を持ちかけてみるかと考えながら、いつもの様に心臓破りの坂の攻略に着手した。

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:33:34.47 o7wwcEYz0
支援

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:34:33.10 WjPsGxToO
支援

32:sing in Silence0-2
07/05/23 01:35:32.63 lngreKap0
Sing in Silence 0.「序幕」

融合事件解決から3日。
涼門みるきから分離してチョイデレ長門へと変化を遂げたと思ったら、数日後メランコリー長門へ変化し、その翌日不機嫌ユッキーへと変化した長門さん。
何がそんなに気に入らないのかは知らん。殴られたからではないと自身で言明している。
俺も殴られたくらいで長門がそんなにへこたれるとは思っちゃいないので、本当なんだろう。
じゃあなんで不機嫌なんだ?
長門に訊いても怒られる。他の奴に訊くわけにも行かない。
・・・だから、見守っておくしなかった。
そんなこんなで例の一件から二、三日は大して会話も持ってくれない・・・いや、昔の長門に比べれば圧倒的に言葉を紡いでくれるし、愛想笑いもしてくれるが、
殴られる前の状態にまでは回復していなかった長門さん。
しかしながら、窓際で読書”浴”をしているうちにエネルギーを蓄えたのか、
昨日くらいから再び殴られる前の水準に戻りつつある。嬉しい限りだ。
「何が?」
いや、こっちの話さ。長門。
「そう」
含み笑いをする。これがまた可愛いんだ。長門の一挙手一投足がこれまた可愛くて仕方が無い。
「そ、そう?」
「ついでに長門の弄り方も判ってきた」
「ばか。あとえっち」
「えっちは余計だ」
「えっちじゃないの」
「じゃあお前がいきなりシャツたくし上げて胸に俺の顔押し付けたり、ただ抱きしめてるだけなのに達しちゃうってのはえっちじゃないんだな?」
「え、え、あ・・・うん」
あ、うんってお前。
「じゃ、俺はえっちじゃないよな」
「・・・そ、そう」
顔の変化を悟られまいとして読んでいた分厚い洋書を眼前に持ち上げて顔を隠した。
バレバレだぜ長門さんよ。
「・・・・・・ばか」

33:sing in Silence0-3
07/05/23 01:36:46.38 lngreKap0
そうこうしている内にハルヒがその口元にニンマリと笑みを蓄えつつ部室に突入して来、
その後一分程度の間隔を置いて小泉と朝比奈さんがやってきた。
そして例によってSOS団定例ミーティングが始まる。
「昔の人は”木を隠すなら森の中”と云ったわ。だから明日は北口駅じゃなくて、もっと人の多い埋田に行くわよ!!
喜びなさい!交通費に関しては有希が支給してくれるそうよ!!」
謎の頭痛のせいで絶賛メランコリー状態に突入しかけている俺にとってはまた頭痛の種が増えかねない提案だったが・・・
ま、たまには良いだろうね。
・・・って何で長門が交通費支給係になってるんだ?
「私がこの計画の発案者。藩急藩神HDの株式を持っている。・・・共通回数カードの期限がそろそろ切れそうなので、ここでみんなに放出するというわけ」
なるほどな。しかし良いのか?
「みんなが楽しめるなら、これで良い」
と長門は控えめににこっと笑った。
まったく、団員の鏡みたいな奴だね。
「有希!ただ今を以ってあなたをSOS団副団長補に任命するわ!!」
「・・・ありがたく拝命仕り候」
ハルヒ、俺は?
「あんたは何もしてないでしょ!!ちっとは貢献しなさい!!ヒラ、いえ雑用だわ!!」
・・・・・お前の知らないところで大活躍してたりもするんだけどな。
まぁいいか。いや、”まぁいいか”じゃなくて”もうどうでもいいや”って言ってしまった方がいいかな。
「・・・・・・伊勢国屋・・・あと、古書街にも行きたい」
とは今回の探索立案者であり、埋田までの往復乗車券を提供してくれた資産家の長門有希の弁である。
長門、そういうのは明日のグループメンバーに言ってくれ。
「・・・・・・だめ?」
・・・・・・なんだ、くじに細工でもして俺と一緒に行動できるようにしたいのか?
「・・・・・・」
長門は黙ってしまった。若干顔を赤らめながら。

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:37:21.09 bABnunsH0
支援

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:37:46.05 o7wwcEYz0
支援

36:Sing in Silence0-4
07/05/23 01:38:14.88 lngreKap0
「こら!!団長様がありがたいお話をしてるって時に、コソコソ話はしない!罰として会話の内容すべてこのあたしに向かってぶちまけなさい!
ああ、キョンだと嘘付きそうだから、有希、あなたから言って頂戴!」
「・・・・・・明日の昼ごはん、何処で食べるのか訊いていただけ」
「本当?」
ああ、そうだったと言わんばかりの表情でハルヒは
「そういえば、埋田ってあんまりしらないのよね。どこか美味しい店はある?」
と俺に聞いてきた。
埋田は俺のシマじゃないんだ。長門に訊いてくれ。
「有希、どこか美味しいところ知ってる?」
「うーん・・・・・・一人で行くときはもっぱらナビオ裏の揚子江ラーメンなんだけど、あそこはカウンター席だけだし」
「あら、そこでいいんじゃない?で、そこ美味しいの?」
長門はこくっと頷き
「五目ラーメンが秀逸」
「長門、幾ら位だ?」
「予算は600円あればいける」
安いな。
「・・・・・・安さと美味さで勝負している。はす向かいにある、ネームバリューで釣っている脂ギトギトラーメンの比ではない」
・・・カレーもそうだが、ラーメンにも一家言ありそうだな、長門は。
「・・・・・ちなみに、あれは一●堂ではなく痛風堂」
そうかい。
「さっ!そうと決まれば埋田よ埋田!!色々調べなくっちゃ!」
そう云うとハルヒはパソコンでネットサーフィンを開始した。
・・・・・・やれやれ。

そういや頭痛の件だが、なんだかどうでも良くなっちまった。
変な夢の一つや二つだれだって見るだろうし、第一そんなこと相談したところで長門がどうにかしてくれるわけでもなさそうだ、と考えたからだ。
それに、この俺のグダグダさが後々になってマリアナ海溝の底より深い後悔を生むことになろうとは、この時点でまったく気がつきもしなかったからね。

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:38:26.94 hctAnJb00
支援

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:38:42.31 o7wwcEYz0
支援

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:39:28.97 mw7cOyk1O
>>24
マイクロソフト買収はキツイだろwwww

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:39:40.15 lngreKap0
続きもあるのですが、まとめ段階になってかなりの部分で不具合が出てきたのでひとまずこれだけ投下してみました。
申し訳ない・・・
支援ありがとうございました。

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:40:59.72 o7wwcEYz0
>>40
乙!
長門そのままなのかw
続きwktk!

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:45:52.68 /aVFQYyM0
ハルヒ「ちょっとキョン!あしたのプリン食べたでしょ!?」
キョン「あしたのために、その1!」
キョン「攻撃の突破口をひらくため、あるいは敵の出足をとめるため、左パンチをこきざみに打つこと
    このさい、ひじを左わきの下からはなさぬ心がまえで、やや内角をねらい、えぐりこむように・・・」
ハルヒ「打つべし! 打つべし! 打つべし!(ドスッボキッバキッ!)」
キョン「ハルヒ・・・おまえいい左ジャブ持ってるじゃないか。世界狙うかい?」
ハルヒ「あたしのプリンを食べたの誤魔化すんじゃないわよ! それに、あ●たのジョーなんて今時の
     10代じゃよほどのマニアじゃなきゃ知らないでしょ! バカ!」

保守

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:46:49.29 lngreKap0
>>41
長門は当分新長門さんのままですw

ちょいと説明不足の項があったので補足。長門の持ってる共通回数カード(藩急区間でも藩神区間でも使える回数券みたいなもの)
は一種の株主優待券です。だから「HDの株式を~」っていう下りがあります。


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 01:56:41.71 yxG4TILBO
長門「ゆきりん…フフ…ゆきりん…」
キョン「長門、さっきから何を呟いてるんだ?」
長門「…なんでもない」

ゆきりん保守

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 02:15:30.23 bABnunsH0
ハルヒ「有希」
みくる「長門さーん」
小泉「長門さん」
キョン「長門」

妹「ゆーきりん!」
長門「何」

ゆきりん保守

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 02:33:40.83 lyK/b92kO
保守

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 02:50:40.78 o7wwcEYz0
保守

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 02:55:14.12 yxG4TILBO
やぁ。なにかネタはあるかい?

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 02:56:47.48 lyK/b92kO
>>48
銭湯
妹が暴露
キョンハル

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:19:42.40 yxG4TILBO
いつものように長門が本を閉じるのを合図に俺達は帰り支度を始めていると、勢いよく文芸部室の扉が開かれた。
「みんな!今日は銭湯に行くわよ!」
太陽のように眩しい笑顔で声高らかにハルヒは言い放った。
「今日は帰ったら必要な物を持って駅前に集合!わかったわね!?」
また面倒な事を言ってくれやがった。
「なんで銭湯なんか行くんだ。風呂なんか家で入れば良いじゃないか」
「うるっさいわね!あんたは黙ってなさい!行くったら行くの良いわね!」
「僕は賛成ですね。たまには裸のつき合いというのもいいと思いますので」
「銭湯ですかぁ?恥ずかしいですけど…」
「みくるちゃん!男女は別よ恥ずかしがる事はないわ!」
しかし、お風呂上がりの朝比奈さんも見てみたい気もするし、顔が火照った長門の姿も見てみたい。古泉はいつものようにイエスマンだ。こいつの裸なんか見てもちっとも嬉しくないがな。

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:22:14.37 /aVFQYyM0
ハルヒ「銭湯ってのもたまには良いわね」
みくる「わたし銭湯ってはじめてです~」
長門「・・・ユニーク」
妹「わーいわーい、おっきなお風呂だ~!」
ハルヒ「・・・はいはい、それじゃ湯船に入って、肩までちゃんと漬かるのよ」
妹「すごーいキョン君! ハルにゃんとみくろちゃんのお胸、お湯に浮いてるよ!」
みくる「ふみぃ! 妹ちゃ~ん、そんなに大きな声を出さないでくださぁい!」
ハルヒ「ちょ・・・ちょっと妹ちゃん! 壁の向こうは男湯よ!エロキョンに聞こえるでしょ」
長門「・・・・・・」
キョン「・・・よく一緒に風呂入ってるから、ハルヒの胸がお湯に浮くことくらい知ってる、気にするな!」
ハルヒ「バカっ! 気にするに決まってるでしょ。ここは公共の場よ! そういう話は2人だけの時にして!」
古泉「・・・確かに、多少耳に毒ですので、そうしていただけると助かります」
みくる「ものすごく耳に毒なので、わたしの聞いてないところでしてくださいよぅ~」
長門「・・・・・・」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:27:11.48 DKYEwGfw0
ハァハァ

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:34:29.58 o7wwcEYz0
>>51
みくろwww

いつの間にかブラックに…

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:35:32.95 /aVFQYyM0
古泉「それにしてもあなた、サイズといい太さといい、なかなか立派なモノをお持ちで・・・」
キョン「やめろ古泉! おまえが言うと洒落に聞こえん。それ以上言うと浴槽に沈めるぞ!」
ハルヒ「ああ・・・古泉君? 別にキョンの持ち物の実況なんかしなくて良いわよ」
みくる「・・・そうですよぅ。他の人の目もありますし」
ハルヒ「いつも手でしごいたり舐めたり咥えたりしているから、キョンのモノなんてよく知ってるから!」
みくる「ちょ・・・ちょっと涼宮さんっ! 妹ちゃんもいるんですから!」
長門「・・・・・・さっき出て行った。とりあえず心配はない」
古泉「・・・これは失礼しました。女性陣の皆さんはお聞きになりたいかと思ったもので」


他の客(・・・さっきからいい加減にしろ(`д゚メ)ゴルァ)

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:39:57.87 yxG4TILBO
「長門、お前はどうするんだ?」
「もちろん有希も行くわよね!」
長門は俺に視線を向け、無言で頷いた。俺に答えてどうするんだ?長門。
「じゃあ6時に駅前集合よ!最後に来たら入場料払ってもらうからね!」
こうして俺達はそれぞれの帰路についた。
急がないと全員の金を払う事になっちまいそうだ。朝比奈さんと長門なら見物料として払ってもいいが古泉になんか払いたくない。逆に払ってもらいたいね。
家に帰ると俺はシャンプーやタオルなど必要な物を持ち出した。
家を出ようとすると舌っ足らずの口調で妹が話かけてきた。
「キョン君どこ行くの?」
「銭湯だ。家でお留守番してなさいっ」
妹は行きたいと言い張ったが置いて行く事にした。コーヒー牛乳を買ってきてやろうと思ったが、入場料に消えちまうからしょうがないな。

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:47:43.66 DKYEwGfw0
ねれないぜ!

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:52:49.43 yxG4TILBO
現在の時刻は6時2分。
駅前に到着すると、予想通り全員が到着していた。
「遅いわよキョン!何やってたのよ!?遅刻よ遅刻!」
妹が連れて行けとしつこかったんだ、しょうがないだろ。
「連れて来れば良かったじゃないの」
「連れて来たらいろいろ面倒だぞ」
「まぁ良いわ。行きましょう」
俺達は銭湯に向かって歩き出した。ハルヒの話によると近くに銭湯があるらしい。
ところで未来にも銭湯はあるのだろうか?
「それは、禁則事項です」
何度聞いた言葉だろう?まぁ、期待はしていなかったしな。それに銭湯があるかないかなどそれ程興味も無かった。


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 03:58:15.20 DKYEwGfw0
しえ

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:04:37.70 /aVFQYyM0
ハルヒ「さあ、みんな出てきたわね。それでは銭湯恒例、ビン牛乳の一気飲みよ!」
キョン「やっぱりコーヒー牛乳だな」
古泉「僕もコーヒー牛乳にします」
長門「・・・イチゴ牛乳」
妹「わたしフルーツ牛乳! みくるちゃんもそうしようよ!」
みくる「そうですね・・・妹ちゃん、一緒にフルーツ牛乳にしましょうか?」
ハルヒ「腰に手を当てて、両足のスタンスは肩幅より心持ち広めにね!」
キョン「さあ、いくぞみんな!」
ハルヒ「ちょっとキョン! 団長を差し置いて仕切るとはいい度胸ね。アンタが仕切っていいのは
     ベッドの中でだけっていつも言ってるでしょ!」

他の客「(こいつら・・・風呂の中だけでなく外でまで!)」

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:05:30.43 yxG4TILBO
無言でハルヒの後をトコトコとついて行く宇宙人を眺めていると、古泉が話かけてきた。顔が近いんだよ、離れろ気色悪い。
「いきなり銭湯に行こうと言いましたが涼宮さんは何を考えているのでしょうか?」
「わからん。ハルヒの考えを読むのはお前の役目じゃないのか?」
「確かにそう言いましたが、最近のあなたにはかないませんよ。でもまぁ、僕の考えを話しましょう」
さっさと話せ。
「涼宮さんは今日の部活には参加できませんでしたね。何をしていたかはわかりませんが、きっとそれを寂しく思ったのでしょう。それで思い付いたのが銭湯だったのでしょう」
そうか。そういう事にしておけ。面倒くさい。

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:16:49.67 yxG4TILBO
「なにしてるの?置いていくわよ!キョン!古泉くん!」
ああ、わかったよ。そんなに急がなくても銭湯は逃げないぞ。足がないからな。
「なにバカな事言ってるのよ。さっさと来なさい!」
それから3分程歩くと銭湯に到着した。なかなか大きな銭湯じゃないか。しかしこんな所に銭湯があったとは知らなかったな。もしかしてこれもハルヒが作り出した物なのか?
「それはないでしょう。ここにくる前に機関の者に聞いてきました。どうやら20年前から続いていたようです」
ずいぶんと用意が良いな。しかしそんな情報を知った所でどうするのだろうか。
「そう言われればそんな気もしてきました」
そういうと古泉は肩をすくめた。
「着いたわ。早速入りましょう!」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:22:31.01 VcNdWcDgO
ハルヒか・・・・・
URLリンク(www.avget.jp)

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:28:40.74 yxG4TILBO
「あがったら待ってるのよ!先に帰ったら許さないんだからね」
「わかってるよ」
「もちろんですよ。ごゆっくり」
風呂上がりの朝比奈さんを見ないわけにはいかないからな。
「なにニヤニヤしてるのよ?何か企んでるんじゃないでしょうね!?」
「そんな事はない!断じて」
風呂上がりの朝比奈さんと長門が目当てだからな。企んでないと言えば嘘になるが黙っておこう。
「そうなの。じゃあまた後でね」
「では、お風呂上がりに」
朝比奈さんとハルヒは俺達へ声をかけた。しかし長門は黙って女湯へと消えていった。何か一言聞きたかったが諦めるとしよう。
なぜ古泉と風呂にはいらにゃならんのか未だ納得できないが俺達も行くとするか。漢湯へ。


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:43:50.73 yxG4TILBO
「男同士と言っても裸になるのは少々抵抗がありますね」
「そうだな」
俺は素っ気なく返し、服を脱ぎ始めた。服を着たまま風呂に入るわけにはいかないからな。そんな事を考えながら素早く前を隠した。我ながら早業だ。
古泉を見ると俺同様に前を隠していた。良い心がけだ。お前のブツなど見たくないからな。いや、これは古泉に限る話ではないのだが。
「もう良いようですね。これ以上脱衣場に居る理由はありませんね。行きましょう」
浴場を開けると大学生と思われる青年や、60前後だろうと思える人が何人かいた。思っていたよりは空いてて良かった。
俺と古泉はまず髪や体を洗い、浴槽に浸かった。
「いい湯ですね。心が落ち着きます」
「そうだな。思っていたよりは良い気分だ」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:55:12.93 4Ki8LNsk0
hpsyu

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 04:58:43.72 yxG4TILBO
それは嘘ではなく、でかい風呂に入るのは意外と気持ち良かった。たまにはいいな。こういうのも悪くない。
などと考えていると女湯の方からハルヒの声が聞こえてきた。
「ちょっとみくるちゃん!胸大きいわねぇ!何食べたらそんなに大きくなるのよ!?気にいらないわ!」
「ふぇ!あっ涼宮さんやめてくださいぃー!くすぐったいですよぉ!」
ハルヒの声に続いて朝比奈さんの悲鳴ともとれる声が聞こえてきた。ハルヒ!グッジョブっ!
「あら!有希のは可愛いわね!」
長門の声は聞こえて来なかった。軽く無視したのだろう。そうか。長門のは可愛いのか…それはそれでなかなか良いっ!ハルヒ!ナイスだ!


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:07:33.63 yxG4TILBO
俺が女湯から聴こえる声に耳を傾けていると、逆方向から雑音が入ってきやがった。
「女性は入浴中も賑やかなんですね。意外な一面を知りました」
「賑やかなのはハルヒだけだがな」
「ところで質問なんですが」
「なんだ?言ってみろ」
「あなたは女性陣の中で誰が好みなんでしょうか?僕としてもなかなか気になりますね」
「なんなんだいきなり」
「純粋に興味があるんですよ。あなたがどんな人を好きになるのか」
古泉の言葉を聞きながら考えようとすると、ハルヒが大声で話かけてきた。
「ちょっとキョン!古泉くん!いったいなんの話をしてるの!?そんな話はしなくて良いわ!」
どうやら向こうの声が聞こえていたよいに、こちらの声もまる聞こえだったようだ。
ハルヒに返答する気にもならず古泉に答えた。もちろんハルヒにも聞こえるように。
「だとよ。答える事はが出来なくてすまないな」

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:11:43.77 BO/rgGWX0


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:19:59.76 yxG4TILBO
「いえ、我らが団長様の言いつけならしょうがないですね」
と言うと古泉は肩をすくめた。肩をすくめるの好きだな。
「そういえばそうですね。無意識にやっていましたが癖でしょう」
などと会話してるうちに少しのぼせたようなので俺達はあがる事にした。
「そうですね。僕も少々のぼせたようです。先にあがって涼宮さん達を待たせてもらいましょう」
脱衣場に行き、素早く体を拭いて服を着た。抜かりはござらん。
しばらく待っていると女湯からハルヒ達が出てきた。女の風呂は長いな。のぼせないのだろうか?
「お待たせ!いい湯だったわね」
「お待たせしましたぁ。遅くなってしまってすみませぇん」
お風呂上がりの朝比奈さんは顔を赤らめて色っぽかった。朝比奈さん、美しいですね。このまま俺を天国に連れて行ってくれないでしょうか?

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:31:51.32 yxG4TILBO
一方長門は話す代わりに俺を見つめていた。その顔は少し火照っていてとても可愛かった。長門。今すぐ抱き締めたい!
俺が長門に恋におちそうになっているとハルヒが大声を出した。
「お風呂上がりにする事はわかってるわよね!?」
「牛乳ですね?」
「そうよ!さすがに古泉くんね!キョン!あんた遅刻したんだから払いなさいよね!」
なんか納得いかなかったが、遅刻したのは確かだ。たった2分間だがな。
「みんな何にするの?」
「僕はコーヒー牛乳にしましょう」
「俺は普通ので良いな」
「有希は?」
長門が何を飲むのか少し気になる。
「…イチゴ」
長門は短く答えた。イチゴ牛乳か。長門にはピッタリだな。
「私はフルーツ牛乳にしまぁす」
こちらも朝比奈さんにはピッタリですね。
「ハルヒ。お前はどうするんだ?」
「あたしはあんたと同じのにするわ!」
「そうか」

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:48:34.15 yxG4TILBO
俺は人数分の金を払い、牛乳を手にとった。
「みんな!風呂あがりの牛乳と言えば一気に飲みよ!わかったわね!?」
黙って従う事にする。喉も渇いてるしな。他のみんなもどう意見のようだ。
「せーの!」
ハルヒの声に合わせ俺達は腰に手を当てて飲み始めた。高校生5人が同じ格好で牛乳を飲んでいる姿はさぞかし滑稽だったろう。同じように牛乳を飲んでいる大学生から小さな笑い声が聞こえた。
はじめに飲み終えたのがハルヒ、次に古泉、俺、長門、朝比奈さんだった。朝比奈さんは少し苦しそう飲みこんでいた。そんなに必死にならなくて大丈夫ですよ。
「他に何かする事はないかしら?」
まだ何かするつもりなのかコイツは?
「お風呂にも入りましたし、牛乳も飲みました。もうこれと言ってする事はないんじゃないでしょうか?」
「それもそうね!今日は帰りましょう。もう時間も遅いしね。お腹も空いたわ」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 05:59:09.60 Os/px3xIO
頑張るなぁ…
支援

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:06:34.23 yxG4TILBO
既に時刻は8時30分を回っていた。
俺達は駅前へと歩き始めた。そこで解散となる。
「それにしても今日は楽しかったですね」
「そうですねぇ。お風呂も気持ち良かったですし」
「そうね!有希も楽しかったわよね?」
長門は無言で頷いた。今日はあまり長門の声が聞けなかった事を思い出して少し寂しくなった。
「またみんなで行きたいわ!」
「そうだな。みんなでまた行こう」

そうこうしているうちに駅前に到着。
「また明日学校で会いましょう」
もちろんですよ、朝比奈さん。あなたに会いに学校に行っているようなものですから。
「では今日はこれで失礼します」
じゃあな古泉。さらばっ!
「……また、明日」
長門また明日文芸部室で会おう。きっとだぞぉ!
残るはハルヒ。
「キョン…」
「どうしたんだ?また明日な」
「…キョン!」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:07:37.24 Os/px3xIO
支援

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:08:00.88 yxG4TILBO
背中が温かくなった。
首を後ろに向ける。
少しの間状況を把握出来なかった。
どれくらい時間が経っただろうか?俺はようやく理解した。ハルヒに抱き締められていたんだ。
「ど、どうしたんだ?」
ハルヒに声をかけるとハルヒは慌てて離れた。
「な!なんでもないわ!じゃあね!」
「おい!ハルヒ!」
俺の声も耳に入らないようにハルヒは走り出してしまった。
しばらく俺はその場に立ち尽くしていた。こりゃ風邪ひいたな。
「看病してくれよな」


終わり。

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:10:12.98 Os/px3xIO
>>75
GJ!
お疲れさんw

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:21:52.91 yxG4TILBO
疲れたw
しかし何か書きたいネタはあるかい?

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:22:24.23 MfNGFb4d0
最初時間が戻ったりしてアレッて思ったら
二人の人が同時に投下していたことに気が付いた・・・

>>50,55,57,60,61,63,64,66,67,69,70,71,73,75
>>51,54,59
二人ともGJ!!
楽しませてもらいましたっ!!!

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 06:43:27.04 yxG4TILBO
キョン「ゆきりん!」
長門「…はーい」

ゆきりん保守

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 07:02:02.70 Os/px3xIO
「いっちゃん!」
「キョンたん!」



「…長門、物凄くリアルな声真似、やめてもらえませんか?」


「……そう」


朝っぱらから何やってんだ俺、保守

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 07:04:06.33 yxG4TILBO
キョン「長門」
長門「………」
キョン「長門?」
長門「私の事はゆきりんと呼ぶようにお願いしたはず」

ゆきりん保守

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 07:15:00.20 WjPsGxToO
キョン「珍しいな、お前が弁当だなんて」
ハルヒ「今日はそういう気分だったの。あ、そのおかずもらいっ!」
キョン「おい!人のおかずを勝手に取るな!」
ハルヒ「いいじゃない、変わりにあたしのあげるわよ」
キョン「えーっと、じゃあこの卵焼きをもらうか」
ハルヒ「……どう?」
キョン「どうって?」
ハルヒ「味に決まってんでしょ!」
キョン「あぁ美味いよ」
ハルヒ「そ、そう!じゃあこれも食べなさい!あとこれも!それからこれも!
何だったらあたしがあんたの分のお弁当作ってきてあげよーか?でも誤解しちゃだめよ?団員の健康管理は団長の務めなんだから!」

83:おしかけ新妻☆天蓋領域娘九曜
07/05/23 07:36:49.00 JnO61fa10
藤原「ううーー…なんだか身体が…」
九曜「──ダーリン──?──」
藤原「うう…」
九曜「──すごい──熱…──」
藤原「…うぅ…う…」


藤原「…あぁ…冷たくてきもちいー……ん? 氷枕?」
九曜「──zzz…──ダーリン…──」
藤原「…まさかこいつ…一晩中看病してくれてたのか? 裸エプロンで。」
九曜「──zzz…──はやく──よくなって…──」

藤原(は! 何てことだ…! この黒の塊が一瞬でも天使に見えてしまうとは!)

84:おしかけ新妻☆天蓋領域娘九曜
07/05/23 07:37:49.32 JnO61fa10
九曜「──ん…──」
藤原「…よ…よぅ」
九曜「──ダーリン──!──」
がばぁっ
藤原「うわっやめ…」
九曜「──完治の──キス──」
藤原「やめろぉっ」
ドンッ
ドサッ

藤原「…!?」
九曜(ぽろぽろぽろぽろ)
藤原(…な、泣いてる…?)
九曜「──うう…──ダーリン──…ひどい──」(しくしく)
藤原(こ…今度は泣き落としか? その手には引っかからねぇぞ!)
九曜「──うぅ…──…わたし──実家に──帰らせて──頂き──ます──」(しくしく)
藤原「あぁ帰れ! 帰れ! 二度と戻ってくんじゃねぇ!」
九曜「──うう…──」(しくしく)
藤原「とっとと出てけ」

つづく。


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 07:50:44.46 JAkn3mtF0
このパンジー野郎!九曜を泣かせるんじゃねぇ(`д゚メ)ゴルァ

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 07:53:07.06 Os/px3xIO
九曜の実家ってどこですかwww

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 08:02:01.60 Os/px3xIO
保守

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 08:20:15.65 ntr4G11MO
>>77
そして前スレの風邪編に繋がる訳か

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 08:35:01.07 Os/px3xIO
保守

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 08:53:27.67 +12K3fHU0
保守

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:00:46.27 //KSL2Ys0
>>80
古泉……いつから長門を呼び捨てにする関係に…(;´Д`)ハァハァ

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:07:54.24 44/rXQo5O
>>80
それはそれで新しい。

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:09:07.08 Os/px3xIO
言えない…
>>80のセリフはキョンだなんて言えない…

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:28:57.15 Os/px3xIO
保守

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:33:54.91 RpuqZ5XwO


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:54:30.28 4Ki8LNsk0
hosyu

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 09:58:37.17 5VjucxIZ0
>>93
僕は最初からキョンの台詞だと思っていましたが、
言われてみればセリフの前半はキョン風味で後半の敬語は古泉風味ですね。

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 10:06:14.31 lngreKap0
大学行く前にホシュっとく

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 10:08:58.61 ZA4LoKJ7O
最近になってハルヒにはまった保守。

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 10:15:02.06 worimILKO
キョン「ハァ!ルゥ!ヒィー!!」
ハルヒ「キョォァォオンんん!」

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 10:27:24.09 Aa98mJlP0


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 10:47:28.29 Os/px3xIO
ほしゅ

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:14:40.18 Os/px3xIO
保守

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:15:20.41 ASObHbA0O
携帯の電池切れそうだ保守

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:37:30.00 worimILKO


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:49:55.13 lyK/b92kO


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:52:30.66 I4O85rRsO
「ま、待って! 待ちなさいよキョン! 手、繋ごうよ!」
「うるさいな。いいから早く帰るぞ」
「手、繋いでくんなきゃあたし帰らないわよ……?」
「そーか。じゃあまた明日な」
「あーもうっ! 冗談だからもう少し優しくしなさいよ! あんたは冷めすぎなのよ!」
「お前はベタベタしすぎだけどな」


ツン+デレカップル保守

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 11:56:01.04 Os/px3xIO
新しいのキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 12:10:43.27 5VjucxIZ0
>>107
このギャップは珍しいw

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 12:34:00.22 Os/px3xIO
ほっしゅ

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 12:41:19.16 /18JgYEpO
CoCo壱行ってくる
保守

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 12:53:35.91 Os/px3xIO
キョン「なぁ長門、おまえ的にCoCo壱のカレーはどうなんだ?」

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:03:14.65 fDuBEh3E0
長門「問題ない。全てののメニューはすでに私好みの10辛に情報改変済み」

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:03:56.14 uCgoEi/x0
>>107
GJ!!そしてwktk!!

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:12:52.40 8Pqj4VVuO
カレーよりカレーうどん食うべし

保守

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:21:05.60 swyW0Lvj0
>>113
するな~w

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:25:07.98 yxG4TILBO
キョン「なぁなぁ長門」
長門「なに?」
キョン「お前好きなヤツ居んのか?」
長門「…何故?」
キョン「いや、お前の好きな人って気になるんだよ」
長門「…言わない」
キョン「どうしてもか?」
長門「言いたくない」
キョン「そうか…」
長門「…言えない」

てきとうに保守

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:26:31.77 yxG4TILBO
>>88
俺の作品を読んでくれた人がいるとは
ありがたい

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:30:21.66 Os/px3xIO
>>118
去年の7月から居る俺は、どんなネタでも読んでますw
プリンスレに来ない日は無かったくらいだぜ…

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:33:37.01 yxG4TILBO
>>119
そうかw駄作とは言え読んでくれる人がいるのは嬉しいなw

もしかして書き込みしないで読んでくれてる人もいるのか?

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:36:47.60 lcvAqZk3O
保守ついでにage

122:サザソのトリビア
07/05/23 13:37:25.38 hLddWUfP0
なにこのテンションorz

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:39:27.31 Os/px3xIO
>>120
ROM専も居るんじゃない?
たまに「保守」しか書き込まない人も見るし。

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:43:01.02 kfJrajlTO
CoCo壱行って北


納豆カレー美味しくないねぇ。

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:45:34.97 yxG4TILBO
やぁ。なにかネタはあるかい?

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:46:18.44 3o0rnfMr0
>>124
カレーに納豆入れてる時点で邪道だと思う
これについて長門さんはどう思いますか?

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:47:58.47 db3cRFsmO
>>119
仲間

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 13:59:43.87 /4oJSetuO
今日の授業1回に1度は寝てる保守

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:16:09.61 ecXrdm3yO
ほす

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:22:06.99 yxG4TILBO
俺はいつものように朝比奈さんに淹れてもらったお茶を飲みながら窓辺で本に目を落としている長門を眺めているとふと気になってしまった。長門、こっち向いてくれないか?
長門は俺の思考を読み込んだようにこちらを向いた。
「…なに?」
「長門、ふと気になったんだがな。お前は普段料理とかするのか?」
「カレーなら…温めるだけ」
それなら俺も食べた事あるな。朝比奈さんと長門と一緒に食べたカレーはいろんな意味で美味しかった。是非また食べたい。しかしそれは料理とは言えないんじゃないか?長門。次は手作りで頼むぞ。
「作り方を知らない」
「そうなのか?是非俺が教えてやろう!と言いたいのだがな。料理は得意じゃないんだ」
長門は少し残念そうに本に目を戻した。その時ハルヒが名乗りをあげた。
「有希、料理出来ないの?器用そうだからなんでも出来ると思ってたけど意外ね!あたしが教えてあげるわ!任せなさい!」

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:24:12.43 Se2rxq5pO
支援

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:35:38.76 yxG4TILBO
「みんな!今から有希の家に行くわよ!」
「なぁハルヒ、長門の手料理は俺も食べてみたいが、今日はもう遅いぞ。幸い明日は土曜日だ。明日にしないか?」
「…それもそうね!明日、9時に駅前集合!いいわね?遅刻したら有希の手料理食べさせてあげないからね!」
俺がそう言うと少し考えた後そう言い放った。何故長門の手料理を食べさせてもらえなくなるのかは知らないが、ハルヒが言うんだからそうなのだろう。
絶対に遅刻するわけにはいかない。今日は寝ないで駅前に行ってやる。
「古泉くん!みくるちゃん!いいわよね!?」
「僕は賛成です。長門が料理を学ぶというのは彼女にとって大きな事の気がします」
「はぁい。あの、役にたつかどうかはわからないですけど…」
古泉がハルヒの意見に反対しないのはいつもの事だ。気に入らん。
朝比奈さんの作った料理なら例え納豆カレーだったとしても美味しくなりますよ。残すヤツがいたら言って下さい。殴り倒してやる。

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:38:05.81 JAkn3mtF0
おい古泉。きさまいつから長門のことを呼び捨てするようになった(`Д´)

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:40:14.76 WjPsGxToO
古泉に若干の違和感

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:43:16.30 lmTFUsI50
若干どころではない件

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:44:54.91 WjPsGxToO
>>135
それは言わないお約束

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:50:26.32 lmTFUsI50
スマン

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:55:57.09 yxG4TILBO
「ハルヒ、長門には聞かなくて良いのか?主役は長門だろう」
「有希!良いわよ!私が手取り足取り教えてあげるわ!」
「私も料理を学びたい。是非お願いする」
「じゃ、決定!遅れないでよね!」
と言った所で長門が本を閉じた。いつも長門が本閉じるのを部活終了の合図にしている俺達は帰り支度をして、着替えるという朝比奈さんを待った後帰る事にした。
足早に帰宅して俺は早めに床についた。長門の手料理が待ち遠しかったからな。
翌日、俺は8時に目覚めた。十分に間に合う時間だ。抜かりはござらん。
俺が駅前に到着したのは8時50分。
俺が最後なのはいつもの事だ。ハルヒは腕を組んで仁王立ちで待っていた。
とにかく俺は長門の手料理にありつける。いやー楽しみだなぁ。

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:57:10.51 yxG4TILBO
スマン。間違えた。見直してから書き込みする事にするよ

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 14:59:57.50 yxG4TILBO
ハルヒのセリフ
良いわよ!→良いわよね!

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:02:32.57 //KSL2Ys0
>>132
>>80の長門古泉の続きかとオモタw

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:13:10.90 yxG4TILBO
「遅いわよ!キョン」
「遅刻はしてないぞ」
「キョン君おはようございます」
「おはようございます。朝比奈さん」
俺が長門を見ると長門は俺に軽く会釈した。いつもの制服姿だな。
「みなさん揃いましたね。さて、どうしましょう」
いつもながら爽やかな笑顔だな、古泉。
「そうね。まずは買い物よ!有希の家に行っても材料が無かったら意味がないわ!」
もっともな意見だ。
俺達はスーパーに向かい買い物をした。ハルヒはカレーを作るのに必要な材料をカゴに入れ、料理のレシピなどが書いてある本を買いあさっていた。その金を払うのは誰なんだ?ハルヒ。お前か?
俺達は会計を済ませ、長門の部屋へ向かった。荷物持ちは俺だ。古泉、お前も一つ持て。
「もちろんですよ。では、お一つお持ちいたしましょう」

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:16:20.28 Os/px3xIO
さて、辛さはどうなるのかwktk
みくるは甘口でも「辛いですぅ~」とか言いそうだからなw

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:16:30.08 FQ72DHc00
支援

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:27:49.44 yxG4TILBO
「長門さんが料理が出来ないとは、僕も驚きました」
「そうだな。しかし前にコンビニ弁当を持って歩いているのを見たことがあるぞ」
「そうなんですか。これからは長門さんも自分で料理をするようになると良いですね。コンビニ弁当では体に良くありませんから」
「そうだな。しかしそれは長門に関係あるのか?」
「わかりませんね。長門さんに訊いてみてはいかがでしょう」
確かにそれは気になったが、訊くのはやめておこう。そこらへんの構造はきっと俺達とは変わらないんじゃないかとと思うからな。いや、はっきりとはわからんが…
しばらくして長門の住むマンションに到着した。
長門が無言でロックを解除して、俺達は無言で招き入れられた。


146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:28:46.73 XiiOwwxTO
しぇーん

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:36:03.95 Os/px3xIO
しえーん

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:39:53.26 yxG4TILBO
何か一言聞かせてくれないか?お前に喋らせるとなんか勝った気になる。というのはどこかで聞いたフレーズである。
もちろんはちみつくまさん、ぽんぽこたぬきさんなどと言わせる気はない。
ハルヒは既に長門の部屋に上がり込んでいる。一方朝比奈さんはいつものように落ち着かないようでオロオロしていた。無理して来なくてもよかったんですよ?
古泉はと言うと…まぁこいつはいいか。
長門、お邪魔させてもらうぞ。
「入って」
俺と古泉はテーブルに座るよう言われた。男である俺達は何も出来ないからな。
テーブルの前に座った俺達に長門がお茶を淹れてくれた。長門の淹れたお茶は久しぶりだな。新鮮な感じがする。いや、けっして朝比奈さんのお茶が飽きたという意味ではないぞ。誤解するな。


149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:41:28.62 FQ72DHc00
>>146-147
かんばーっく


150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:46:29.84 Os/px3xIO
しーえん

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:46:54.13 XiiOwwxTO
>>149
古いな、おっさんか?

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:59:44.36 yxG4TILBO
「…飲んで」
「ありがとう」
「ありがとうございます。長門さん」
「いい」
ハルヒは朝比奈さんと長門を連れてキッチンへと向かった。
キッチンはここから見えるようになっていたので、俺達はハルヒ達の姿を眺めるとしよう。
三人はエプロンを着用し始めた。エプロン姿の朝比奈さんはとても良かった。このまま俺のお嫁さんになってください!
一方長門のエプロン姿はなかなか似合っていた。結婚してくれ!長門!
「さっそくはじめるわよ!有希!とりあえず包丁とまな板を用意して!」
長門は頷いてどこからかまな板と包丁を用意した。一応持っていたんだな。
「エプロン姿のみなさんも新鮮ですね。いい眺めです」
「そうだな」
「みなさんとても似合っていますね。あなたはどなたが好みですか?」


153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 15:59:55.02 +Xjt5C4n0
保守

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:07:46.80 Aa98mJlP0
支援

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:15:48.72 yxG4TILBO
うるさい。バカ。黙れ。どうだっていいでしょ!んな事!と答えたかったがここは黙っておくとしよう。
俺が黙っていると古泉は肩をすくめた。またか古泉、その動作は見飽きたぞ。別にやめろとは言わないがな。
再びキッチンに目を戻すと長門が包丁を手にしていた。どうやら材料を切っているようだ。
「有希!そんな手つきじゃ手を切るわよ!左手は猫の手よ猫の手!」
「…猫?」
長門は助けを求めるように俺に視線を向けた。いや、俺を見られても困るんだが。
とりあえず俺は空中に猫の手を作って見せてやった。すると長門は理解したようで、材料に目を戻した。
ハルヒは何か声をあげて長門に指示をしている。
朝比奈さんはというと、する事がなかったのか俺達にお茶を持ってきてくれた。いつもはメイドさんの姿でお茶を淹れてくれているので、エプロン姿で淹れてくれたお茶はとても美味しかった。
ありがとうございます。少しお話がしたいですね。

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:20:20.37 FQ72DHc00
支援

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:30:19.71 F/nk4K8XO
携帯から保守

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:37:07.41 yxG4TILBO
「朝比奈さんは普段料理するんですか?」
「あ、お弁当とかは作りますよ。でも時々失敗しちゃうんです」
朝比奈さんがおかずをお弁当箱に詰めている姿は容易に想像できた。朝比奈さんがどう盛り付けるかに悩んでる姿は実に似つかわしいじゃないか。
朝比奈さんについて妄想の海へ船を漕ぎだそうとしているとキッチンから大声が聞こえてきた。
「ちょっとみくるちゃん!サボってるんじゃないわよ!さっさとこっちに来なさい!」
「あ、すみませぇん!今行きまぁす」
朝比奈さんが悪の大魔王に連れ去らてしまった。助けに行くことは出来ないでしょう。すみません!許してください!
俺が冒険の途中で力尽きてしまった勇者の気持ちになり、大きく溜め息をついた。

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:43:12.51 Os/px3xIO
支援

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 16:56:37.29 yxG4TILBO
再び朝比奈さんを見ると、長門が切った野菜の切り屑や皮などを片付けて、包丁とまな板を洗っていた。
どうやらもう野菜は切り終えたようで、長門が鍋を用意していた。

先に言っておくが、作者の料理に対する知識は皆無である。多少違っていても軽く流してもらいたい。

長門はハルヒに言われた通りの順番で野菜を炒めている。古泉、カメラ持ってないか?この姿を是非写真に残したい!
「残念ながら持っていませんね。」
「これからは持ってくるんだぞ」
「はい、そうしましょう。そういえば長門さんは好き嫌いとかあるのでしょうか?」
「そうだな…気になる。肉はあまり好きそうじゃないな」
「それはなんの先入観ですか?直接訊いてみてはどうです?」


161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:02:56.78 Os/px3xIO
支援

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:10:03.04 yxG4TILBO
そうだな。今度訊いて見るとしよう
しばらく古泉と会話をしていると、キッチンの方から良い香りが漂ってきた。その匂いを嗅ぐと途端に腹が減った。
長門の手料理だ、どんな味がするんだろうな。とてつもなく甘いのだろうか?それともとてつもなく辛いのだろうか?
ルーは長門が選んだようだったので、食べてみるまでそれはわからない。極端なのはやめてくれよな、長門。
「完成ね!有希!」
長門はハルヒを見て頷いた。
「お腹へりましたぁ。」
「できあがりましたか。どんな味がするのかとても興味がありますね。早く食べたいです。」
「腹も減ったし食べようぜ」
「そうね!みくるちゃん、食器を用意しなさい」
「はい」
朝比奈さんが人数分の食器を持ってくると長門がよそってくれた。


163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:11:13.61 Os/px3xIO
支援

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:11:18.27 WjPsGxToO
sage

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:23:44.41 yxG4TILBO
ハルヒは全員にカレーが行き渡ったのを確認して口を開いた。
「有希の手料理なんだからね!クラスの男子が泣いて羨むわよ!謹んで味わいなさい!」
「長門さん、いただきますねぇ」
と朝比奈さん。
朝比奈さんはカレーを口に運んだ。…朝比奈さんの動きが止まった。みるみるうちに朝比奈さんの顔は真っ赤になり、汗が吹き出していた。
「お…美味しいですぅ…感動しましたぁ!」
朝比奈さんはお茶口に含んで涙目になりながら答えた。
覚悟しよう。
「長門、いただくぞ」
そう言ってカレーを口に運ぶ。しかし、思っていたよりは辛くなく、俺としてはちょうど良かった。
長門は感想を求めるように俺を見つめている。
「とっても美味しいぞ。今までで食べたカレーの中で一番美味い!」


166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:24:42.63 XiiOwwxTO
支援

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:36:57.41 yxG4TILBO
その言葉を聞くと、長門は一瞬微笑んだように見えたのは気のせいではないだろう。
ハルヒは既に半分以上たいらげている。もっと味わったらどうだ?
「だって美味しいんだもの」
とハルヒ。
「とても美味しいですよ。はじめて作ったとは思えませんね。将来カレー屋を開いてはどうでしょうか?」
古泉は少し過大評価している気がするが、長門がカレー屋を開いたら是非俺も行きたい。市販のルーでどうやったらここまでの味が出せるのか教えてほしいね。
「それは、禁則事項」
長門は教えてくれなかった。まぁ、聞いたところで俺にこの味が出せるとは思ってないが
「ご馳走様。美味しかったよ。ありがとうな」
みんなが食べ終えた頃に朝比奈さんを見てみると、朝比奈さんは涙目になりながらまだ食べていた。その姿はとてもけなげで可愛く思えた。古泉、今すぐカメラを!


168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:41:17.95 Os/px3xIO
支援

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:50:39.27 yxG4TILBO
「ご馳走様でしたぁ。美味しかったです」
朝比奈さんが食べ終えたようだ。どうやら辛いものは苦手らしい。しかし残すのは悪いと思ったのかきちんと完食していた。
カレーを食べ終えた俺達は長門の淹れてくれたお茶をのみながらくつろいでいると、ハルヒは買ってきた料理本を長門に見せていろいろ教えこんでいるようだ。
長門も興味深そうにハルヒの話を聞いている。
そんなこんなでこの日は解散となった。
長門、今度またなんか作ってくれないか?
「…わかった」
「きっとだぞ」
そう言い残し、俺達は長門の部屋を後にした。長門がわかったと言った時、心なしか嬉しそうだった。

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 17:51:12.48 w7C3ymbZ0
ってか携帯厨ココ入ってみw
マジうけるww
URLリンク(pict.or.tp)

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:02:19.41 yxG4TILBO
それからしばらくたった日の事だ。
朝の人が少ないうちに長門が俺を訪ねてきた。
「今日の昼休み、すぐに文芸部にきてほしい」
「見せたい物がある。授業が終わったらすぐに来てほしい」
「わかった。お前の頼みとあっちゃあ断るわけにはいかないな」
そう告げると長門は背を向けて歩いて行った。その足取りは軽いようだった。
俺は昼休みになるのを待って、チャイムが鳴るのと同時に文芸部室へ急いだ。
扉を開けると既に長門が待っていた。四角い包みを2つ抱えて。
「お弁当…あなたに食べてほしい」
「俺にか?」
「…そう。あなたに、食べてほしい」
長門は少し照れるように言った。その顔は少し不安げで、抱き締めたら壊れてしまうのではないかと思う表情をしていた。


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:04:19.70 Os/px3xIO
支援

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:06:41.63 y9pDH93qO
wktk支援

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:08:29.78 WjPsGxToO
まぁ本当は書きながら投下はよろしくないんだけどな

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:13:01.29 yxG4TILBO
「ああ。ありがとう。嬉しいよ」
そう答えると、長門は微笑みながら俺にお弁当を手渡した。俺はとても嬉しい気持ちになった長門の弁当食べれるというのもあるが、それだけではない。長門に人間らしい一面ができた事が何より嬉しかった。


いつか。長門が俺達と同じ普通の人間として生活できる日が来ることを願いながら、長門と一緒に弁当を食べ始めた。あれからいろいろ練習したのか、それはとても美味しかった。
その一時が幸せだった。きっと長門も同じ事を思っているに違いない。


終わり

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:32:00.50 yxG4TILBO
ほしゅ

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:40:30.80 Os/px3xIO
乙!

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:41:45.98 +Xjt5C4n0


179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 18:48:54.29 yxG4TILBO
不評だったかorz
次はもっと良い作品を書いてみせる

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:08:05.89 yxG4TILBO
保守

181:以下、VIPにかわりまして名無しがお送りします。
07/05/23 19:08:08.69 voRQryn70
保守

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:12:34.78 lngreKap0
夕飯は素麺保守

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:14:08.33 I4O85rRsO
「眠いな」
「あ、じゃあ放課後に屋上で昼寝するわよ!」
「いや、SOS団があるだろ」
「そんなの臨時休業よ! あんたのためなら……」
「みんなに迷惑がかかるだろ。普段通りだ」
「……バカ」

ツン+デレカップル保守

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:19:42.70 qZfzYjsCO
>>179
空気さえ読んでたら書きながらもアリだと考える。時間帯的にもね。
ただ昨日みたいに、他に投下してる人が居るのに書き落とすなどは自重した方がいいが。

あとカレー出来るの早すぎじゃね?いやレトルトだとこんなもんか……

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:25:44.28 EHrGM6wN0
落下早い保守

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:29:57.13 +QdGaPrK0
古泉「ハッピーバースデー! イヤッホーーーウ!」
みくる「おめでとう」
キョン「気持ちはありがたいが、そもそも俺、今日誕生日じゃないんだけど」
古泉「まあいいじゃねえかそんな小さいこと! まあなんだかんだでハッピーバースデーイヤッホーーーウ!」
キョン「いやそこ一番大事なトコだろ!? だから近所迷惑だから! うわ、シャンパンやめろ! 絶対暇だったからやってるだけだろ!」
ハルヒ「そう邪険にしないでよ。プレゼントも持ってきたことだし。はい、プレゼント」
キョン「……何これ?」
ハルヒ「ペアを組む準備体操で一人あまってるキョンの隠し撮り写真」
キョン「なんで隠し撮りでわざわざこんなシーンを…?」
みくる「ふふ、そういえば毎回あまってる人っていますよね」
キョン「失礼な、俺は毎回そんなんじゃないですから」
古泉「ぐふ、それ僕」
キョン「……」
古泉「それ…僕。準備運動はもちろんキャッチボールの時も」
キョン「(さっきからやけに湿っぽいな、あの人)」
ハルヒ「とはいえ私もよ!」
キョン「だったら人の撮るなよ!」
みくる「かく言う私もですわ。いつも余るから体育の先生と組んでるんですよ!」
キョン「名にこのカミングアウト大会!?」
みくる「もちろん長門さんもよね!」
長門「………(こくん)」
キョン「すごいメンツが俺の部屋にそろってる!」

元ネタは某ギャグ漫画。保守

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:33:03.09 snUGQeX60
>>186
ミツルギktkr!

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:34:13.64 yxG4TILBO
>>184
昨日のってなんの作品だ?

レトルトじゃない。しばらく話をして時間を潰した設定になってるんだ。

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:46:45.50 Os/px3xIO
保守

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 19:54:05.78 lngreKap0
保守

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:00:56.70 snUGQeX60
保守

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:01:35.72 LSzBTsph0
>>188
>>50>>51がほぼ同時に同じようなネタを書いた事じゃないか?
まあオマイの方が早かったから悪いってわけでもないかも知れんが、
再読み込みしてお互いどうするか決めてから書き込んだ方がいいな。

昼はともかく、夜は気をつけたほうがいい。

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:08:23.71 yxG4TILBO
>>192
わかった。これからは気をつける。わかりやすい説明ありがとう

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:20:07.62 +Xjt5C4n0
保守

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:22:42.12 yxG4TILBO
キョン「一万年と二千年前から愛してる」
キョン「八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった」
長門「私はあなたを一億と二千年後も愛してる」
長門「あなたを知ったその日から私の地獄に音楽は絶えない」


てきとうに保守

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:34:05.39 +Xjt5C4n0
保守

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:34:34.05 mw7cOyk1O
>>195
長門の部分しっくりくるな

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:35:52.27 qZfzYjsCO
>>192
わざわざ言い直してくれてありがとう。でも俺が言ってるのは前スレのことなんだ。
過ぎたことだからもういいけどね。

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:40:22.93 db3cRFsmO
まぁ昼とかは適度に保守がわりになるからむしろ推奨

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:48:25.37 mw7cOyk1O
ハルヒ曲目当てで楽譜買ったんだがでしょでしょの「こーたえがー」の後の間奏が
カットされててむかついた的保守

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:49:06.14 yxG4TILBO
保守

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:59:25.55 +Xjt5C4n0
保守

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 20:59:28.41 Aa98mJlP0
保守

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:02:49.69 +QdGaPrK0
谷口はずっと友達よでワロタwwww
保守
URLリンク(www.youtube.com)

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:09:21.53 DKYEwGfw0
ねたちょーだい

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:14:22.15 WjPsGxToO
>>205
梅雨
ハルキョン
みくる成分
鶴屋さん成分

適当に挙げてみた。ごめん、適当過ぎるなw

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:17:05.61 GGCxfaHk0
>>205
カレー南蛮

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:21:08.30 bABnunsH0
>>205
ジューン・ブライド

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:22:57.36 n19u4mX30
なんか知らないけど最近ここを見ると
腹が満たされる気がする

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:28:41.82 xjI2Th70O
死ねよ

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:41:29.91 Aa98mJlP0
保守

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:42:32.64 DKYEwGfw0
>>206
じゃ一番上の梅雨で!

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:47:47.32 WjPsGxToO
>>212
まさか採用されるとは…
wktkして待ってますんでw

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 21:57:47.02 +QdGaPrK0
保守

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:12:38.73 lngreKap0
もう蚊が出た保守

216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:27:05.79 lyK/b92kO
wawawa忘れ保守~♪

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:32:09.35 +QdGaPrK0
ハルヒ「ちょっとキョン! あたしのプリン食べたでしょ!?」
キョン「え、あ、すまん。あれお前のだったのか」
ハルヒ「団長である私の食料に手を出すとはいい度胸じゃない。罰として、今日帰りに私にパフェをおごりなさい」
キョン「やれやれ。つまみ食いのつもりが、高い物になっちまったな……」

ハルヒ「あ~、食べた食べた。おいしかったから3杯も食べちゃったわ!」
キョン「とんだ散財だぜ。これで今月はなにも買えないな」
ハルヒ「じゃ、今日はこれで帰るわ。今後、気をつけなさいよ」
キョン「分かったよ。高い授業料だった」

キョン「さて、俺も帰るか」
谷口「キ、キョン……」
キョン「た、谷口!? どうしたんだ、その怪我は!? ボロボロじゃないか」
谷口「遅かったか……。やられちまったな、キョン」
キョン「やられたって、何が?」
谷口「あのプリンは、涼宮の罠だったんだ」
キョン「罠?」

保守

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:37:22.92 +QdGaPrK0
谷口「そうだ。あのプリンは、涼宮一味がお前にわざと食べさせるために配置してあった罠だったんだ」
キョン「どういうことだ、谷口。おい、しっかりしろ!」
谷口「要するに、お前がプリンをつまみ食いした罪悪感につけこんでパフェをおごらせようという、涼宮の罠だったってことさ」
キョン「な、なんだって!? それで、あんなこれみがしな場所にプリンがスプーン付でおいてあったのか!」
谷口「たまたま真実を知ってしまった俺が、お前に真相を知らせようとしたんだが……。SOS団一味に捕まって拷問を受けたってわけさ」
キョン「SOS団が、こぞって俺をハメようとしたって言うのかよ!?」

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:38:14.63 EEUxYP3C0
なんという陰謀wwww

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:40:57.67 Aa98mJlP0
キョン以外黒いって珍しいパターンだなw

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:41:10.46 +QdGaPrK0
キョン「許せねえ……。パフェのために俺を罠に落としいれ、唯一無二の俺の親友、谷口をこんな目に遭わせるなんて!」
谷口「キョン、俺はもう、ダメだ。最期に、お前に、本当のことを伝えられて……良かっ……た………」
キョン「た、谷口いいぃぃぃ!!」

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:41:27.49 WjPsGxToO
谷口カワイソス(´・ω・`)

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:45:38.85 snUGQeX60
>>221
佐々木「キョン……唯一無二って僕の立場は一体……」

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:45:48.07 H2in110P0
谷口「ああ・・・・・あいつはおいしそうなプリンをターゲットの手の届くところに置くんだ」
キョン「・・・・・・・お、おい・・・・」
谷口「そして、つい食べてしまう。俺も気づいたら開いてたチャックにプリンがあって・・・・グフッ」
キョン「谷口!?大丈夫か!?つかなんでチャック?」
谷口「はぁはぁ・・・食べた後涼宮は言ったんだ『あたしのプリン食べたわね!こっちこい!』って」
キョン「・・・・」

谷口「ストレス発散させろって言われてボコられたんだ・・・・。国木田もやられた」
キョン「国木田は無事なのか?!」
谷口「あいつはノートを開いたらプリンがあったそうだ・・・そのあと涼宮に
『亀田の真似』とかで噛み付かれて・・・バンソ-コーだらけの姿で泣きながら帰っていったよ・・・・グホァッ!」

谷口「WAWAWA・・・・・わs・・・・・・・」
キョン「谷口ィィィッ!死ぬなあああ!!!」

適当に書いてみた

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:46:20.63 +QdGaPrK0
古泉「やれやれ。僕の詰めが甘かったようですね。逃げられた挙句、あなたにプリンの件を話されるとは」
キョン「古泉、お前らが、本当にお前らが俺を罠にはめ、谷口をやったのか!?」
古泉「だとしたら、どうだと言うんですか?」
キョン「決まっている、谷口の仇をうつんだ!」

長門「………無駄なあがき。思いとどまるべき。あなたでは我々には勝てない」
みくる「ごく普通の一般人のキョンくんに、私たちと戦う力があるんですか?」
キョン「長門、朝比奈さん」

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:47:56.36 +QdGaPrK0
>>223
佐々木はキョン的には、親友じゃなくて友人ということで。

>>224
よし、続きはキミに任せた!

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:48:42.11 H2in110P0
嫌だ!目に付いたからパクっただけだ!

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:50:26.68 +0zcodo10
こいつらVIPを馬鹿にしてるぜwwwwwww
しかも違反アイコン登録しまくりwwww

URLリンク(miyakon.sakura.ne.jp)
URLリンク(www.tirno.net)

突撃するときは
「みやこ豚wwwwwwwwwwwww」
と言ってくれw

URLリンク(tasiro.simurgh.be)
↑田代砲もwwwww

還付無きにまでしとめろよw
ウイルスもありだからさww

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:51:43.98 eYgpxhlxO
wktk

230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:54:16.63 wUu++U8r0
みくる「キョン君、こんな時間に呼び出してごめんね」
キョン「いや、朝比奈さんからの呼び出しならば、たとえ夜中の2時にでも来ますよ」
みくる「ありがとうキョン君・・・私ね、未来に帰ることになりました。最後にキョン君だけにお別れがしたくて」
キョン「ちょ・・・ちょっと、あまりに急じゃないですか。いつ帰るんです」
みくる「あと30分くらいかな・・・いきなり帰還命令が出ちゃって。最優先事項でキャンセル出来ないの」
キョン「今からでも遅くない! ハルヒや長門や古泉たちも呼び出しましょう。黙っていくなんてダメです!」
みくる「いいの・・・私がこの時代を去ったら、記憶操作がされて、私がここにいた痕跡は消えちゃうから・・・」
    それに・・・最後にキョン君に、聞きたいことがあるんだ」
キョン「・・・何です? 何でも聞いてください!」
みくる「キョン君、涼宮さんのこと好きですよね?」
キョン「なっ・・・なんでそうなるんですか。俺は別にハルヒのことが好きだとか嫌いだとか・・・」
みくる「ふふっ・・・キョン君って本当に素直じゃないんだから。涼宮さんもね・・・
    あなたたちがいつまで経ってもそんなことだから、私はキョン君のことを諦める事が出来ませんでした」
キョン「朝比奈さん・・・済みません・・・」
みくる「約束してください。ちゃんと、涼宮さんに告白するって。約束してくれないと、心残りで未来に帰れません
    絶対ですよ。振られた私の最後のお願い、聞いてくれなかったら怒っちゃいますよ」

キョン「・・・こんな夢をみたので、俺、勇気を出してハルヒに告白します。朝比奈さん、ありがとうございました」
みくる「変な夢で人をダシにして告白しないで下さ~い! もう勝手にしやがれですっ! 知りません!」

みくる「キョン君の夢の中の私、あながち想像の存在じゃないんですよ・・・さようなら、私の初恋・・・」

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:55:13.27 WQhC5+ya0
五分後に投下します。支援お願いいたします。

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:57:28.11 H2in110P0
wktk

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:58:19.25 pz9UC/Qn0
>>231
おk

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:58:30.61 +QdGaPrK0
キョン「何故こんなことをしたのか、まずは聞かせてもらおうか」
古泉「涼宮さんの力のことは、あなたもよくご存知ですよね。涼宮さんは周囲の環境情報を自分に都合の良いように書き換えることができる」
キョン「ああ、よく知ってるさ」
古泉「でしたら、彼女の機嫌を損なうということがどういうことかも知っていますよね」
キョン「遠まわしな言い方はやめて、単刀直入に言ったらどうだ? パフェを食べたがっていたハルヒの機嫌をとるためにこんなことをしたっていうのか?」
古泉「大当たりです。まさに、その通りです」
キョン「ふざけるな! そんなことのために谷口を……!」
古泉「世界の命運と、たった一人の男子高校生の命。どちらが重要かは言うまでもないことでしょう」
キョン「世界の命運とたった一人の男子高校生の命だと!? てめぇらの血は何色だ!?」

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 22:59:19.67 +QdGaPrK0
>>231
支援了解。よろしく。

236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:00:01.04 DRZWrYJh0
待機完了。支援用意。

237:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:01:04.71 WQhC5+ya0
それではまいります。今までのお話はURLリンク(www25.atwiki.jp)

238:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:02:06.31 WQhC5+ya0
 2

 翌日。グズグズしていた天気がひっくり返ったように空は晴れ、マフラーなしでも耐えられ
る程度には温度計も炭化水素を膨張させているらしかった。俺は通常通り登校し、吉崎と同時
に教室に入って何とか事なきを得て席に着く。
「おはよ」
 文字数最小限で挨拶するハルヒは見た目いつも通りだった。……が、
「キョン、先に言っとくけど今年のバレンタインは中止にするわ」
 さらっと言って、別段虫の居所が悪そうでもなく窓の外に目をやる。
 中止? それじゃやる予定あったのか?
「そんなんどっちだっていいでしょ。ともかく、決定事項だからね。今月は何か他のことをす
るわよ」
 一人腕組みして納得しきった風に頷き、俺は介入の余地もなくぽかんとハルヒの不敵な顔を
見つめ、用件は終わりよとばかり挑戦的な目で見られると前を向くより他なくなる。
 何なんだ。昨日のあれはお前の中でどう処理されたんだ? さっぱり解らん。俺のほうは誰
の助力も仰げず首を傾げて天地がひっくり返らんばかりだ。古泉が今までいかに俺の思索過程
で重要な役割を占めていたかを痛感する。まるで自立してない子ども状態だと思いつつも、ま
んま俺は子どもだったと思い直す。とは言え自分では少なくともガキではないつもりで、チー
プな表現をすれば微妙な年頃というやつなのだろう。十七といえば人生で最も輝かしい時代と
誰かが言ってそうだしな。

 結局ろくすっぽ考えが進展しないままに昼休みとなった。
 昼食時も俺は呻吟の様相を露呈していたらしく、しかして昼食の席を構成する三分の一、国
木田が生春巻きを頬張りつつ、
「キョン、えらくぼーっとしてるけど何かあった?」
 そうか、考えがまとまらない時の俺はマヌケ面にしか見えんのか。初耳だ。こりゃ今後改善
の余地ありだ。

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:02:13.79 lngreKap0
支援

240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:02:21.88 Os/px3xIO
支援

241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:02:51.38 +QdGaPrK0
支援

242:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:03:08.06 WQhC5+ya0
「別に。もうすぐ二年も終わりだと思っただけだ」
 ハルヒ相手でもないので口からデマカセだったが、余計な魚の鱗が投げたつもりもない釣り
針に挟まった。
「おうおう感傷に浸ってたのか? 朝比奈さんに鶴屋さんのお二人が卒業しちまうもんな」
 センチメンタルとは生涯無縁そうに見える谷口の言葉が鼓膜を妙な具合に振動させる。
 卒業。……そう。来月の今ごろは朝比奈さんも鶴屋さんもこの学校にはいないのだ。二人と
もここからそう遠くない大学へ進学するようなことを言っていた気がするが。朝比奈さん、あ
なたはまだ未来へお帰りにはならないのでしょうか。まるで先に月へ帰還することが前提であ
る契約書を提示されたかぐや姫の老夫婦のごとき心境だ。
 いつか別れは来る。
 それは何も未来人相手じゃなくたって、ここにいる谷口国木田の凸凹コンビやコンピ研元部
長氏に元生徒会長、阪中、そして他のSOS団員だってそうだ。学校があれば、入学と卒業があり、
誰もがいつかやって来て、またいつか出ていく。そこに待ったはない。
 本気で谷口の言った感傷とやらに浸かりかけた俺は首を振った。今さら振り返って何をどう
しようというのか。SOS団を取り巻く種々の騒動がハイライトを終えたということは、すでに俺
も体感として解っていることだ。仮にいつどこでどんな別れが訪れてもおかしくはないが、だ
からと言って湿っぽくクサっているのは性に合わない。
「そういうお前にとっても手痛い損失なんじゃないか」
 俺が言うと谷口はこいつなりに本気で憂慮する風情のマンガめいた般若顔で、
「あぁそうだな。今現在の北高ランク勢力図は、学年の高さがそのまま質の位を表してる。三
年生がまるまる出て行っちまったとして、その損失を新しい一年が補填できるかどうか」
 不純なのか健全なのか解らん理由で上級生を欽仰する谷口だった。こいつくらい風通しのい
い脳内回路をしてればちったぁマシかもしれんな。脳味噌とっかえるのは御免こうむるが。

243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:03:51.37 lngreKap0
支援

244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:04:18.86 Os/px3xIO
支援

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:04:23.17 pz9UC/Qn0
支援支援

246:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:04:26.61 WQhC5+ya0

 そんなこと言いつつも午後の授業中、俺の頭は回想モードへシフトしてしまうのだった。
 普通と退屈に満ちていて、確固たる物理法則によって支えられているとわざわざ信じるまで
もなかった高校入学までの日常。それがハルヒと会ってすべて一変した。この二年の主だった
出来事を年表にして並べたら当事者の一人である俺も苦笑しちまうかもしれない、アホらしく、
それでいて最高に楽しい不思議の見え隠れする毎日。傲岸不遜にわが道を突っ走り、しかし誰
よりも団員を大切に思ってる絶対無二の団長。空気を希釈するような笑みを常としつつも、い
つ終わるとも知れない、速記者が腱鞘炎になりそうな解説ばっかりする副団長。すべてを春色
に変えて、幸福そのものを象徴せんとばかり献身な専属メイド兼副々団長兼プロモーターであ
る先輩。今やしっかりと自分の意識を持って、人としての喜びに触れることができただろう文
芸部部長にして、もっとも多くの危機を共に乗り切った大切な仲間。姉と同じようで違うこと
が他の団員ならばはっきりと解る、遅れてきた六人目の友、文芸部副部長。
 頭を疑うような正体を持つ、二度とはめぐり会えるはずもない五人と過ごした、部室での放
課後。
 そう、俺に必要なのはあるがままを受け入れる準備だけだった。
 SOS団が来年も存続するのはハルヒを見るまでもなく未来年表に記された既定事項なのかも
しれないが、今のメンバーで放課後を迎えることは、あとそう何度もないのだろう。
 ひとつ上の学年の先輩が学校の門を出て行く時、俺たちは笑ってられるだろうか。


「本当は準備ができているのではありませんか?」
 放課後、部室。かちりと碁石を置いて古泉は言った。俺は何も言ってないはずだがな。
「おかしいですね。僕はこれでも超能力者なのですが」
 クスッと新種の笑みを見せて副団長は言葉を継ぐ。有希との日々が始まってからこっち、こ
いつはたまにこうしてくつろいだ笑いをする。

247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:05:03.36 ecXrdm3yO
支援

248:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:05:28.66 WQhC5+ya0
「あなたが何を考えているのか。今、特別不思議なことが起こってはいないことも勘案すれば
選択肢はそう多くありません」
 訪問販売であれば四割近い成功率で業績を伸ばせそうな口調で古泉は言う。シラを切りたか
ったが、それよりも引っかかるのはお前の言葉だ。
 確かにお前とその後ろ盾が奔走するような事態にはなってない。だが、お前のもう一つの役
職から見たらそんな穏やかでばかりいられん空気が昨日は去来したんだよ。そっちは無視か。
 そう言うと古泉はまたしれっと目を閉じて、
「僕に言わせれば、それこそ副団長として今すべき気遣いは、何もないように思えますが」
 二年の腐れ縁によってこちらから望まずとも鍛えられちまった観察眼を持ってしても何が言
いたいんだかさっぱり解らない。意図的に適当なことを言ってるんじゃないかとすら思えてくる。
 などと思っていると、二人きりだった部室の戸が開いて長門姉妹が一対のチェス駒のように
して入室した。
 古泉と有希はそれが万国共通の挨拶法であるかのように視線を交わし、微笑がデフォルトで
ある長身の方がさっき見せたくつろぎの表情。それに呼応するかのように有希はぱちりと瞬き。
気のせいなどではなく嬉しそうである。……やれやれ。世に言うバカップルというのは、四六
時中ベタベタして総毛が逆立ちするような言霊を互いにつぶやき合うものとばかり思っていた
が、どうだろう、ここにその反例があることを俺はローカルな電波か何かに乗せて発信したい。
「……」
 そして物言わぬもうひとつの視線が有希と線対称に俺に向けられていて、
「よ。掃除は終わったか」
 と挨拶すると、
「問題ない」
 若干ひねたような由梨の言葉は無機質に響く。こいつも最初に比べれば飛躍的に女子高生的
生活に溶け込んでいるな。何より、孤高のオーラを放っていた長門有希に家族と呼べる存在が
できたことが喜ばしい。二人して日夜どんなディナーを囲んでるのか知らんけど。
 長門姉妹がそれぞれに座って読書を開始する間、俺は半時ほど無心でいることができ、そ
れを元の乱心状態に戻すのはハルヒではなかった。

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:05:37.10 lngreKap0
支援

250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:06:35.90 Os/px3xIO
支援

251:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:06:29.65 WQhC5+ya0
 かちり、とまたドアが開き、現れた先輩に俺はどきりとする。
「こんにちはー……」
 朝比奈さんは若干慎重に思える手つきでもって入室した。真っ先に目が合った相手が俺であ
った。部室の扉が開くと条件反射よろしく振り向いてしまう癖のせいかもしれない。
 国宝認定でもまだ足りないくりっとした二つの瞳をわずかに揺らせ、朝比奈さんは俺からそ
っと……視線をそらした。ように見えた。
 どこか申し訳なさそうにして古泉の後ろを通り、制服姿のままヤカンを持ってとんぼ返り、
そのまま廊下に出てぱたんと扉が閉まった。
 ちょっと待て。何だったんだ。今避けられたように思ったのは気のせいか?
 気づけば俺は古泉との碁を中座して彼女を追いかけていた。廊下に出て水道場まで駆ける。
 途中で見慣れた後ろ姿に追いついた。
「朝比奈さん」
「わわっ!」
 軽く肩を叩いただけなのに、朝比奈さんは素足でコンニャク踏んづけた時でもこうはいかな
いってくらいに驚いた。
「あっ、キョンくん……」
 朝比奈さんはヤカンを落とさずに済んだことに安堵したのか、空いた手でカーディガンの胸
元をなで下ろして、
「どうしたんですか?」
 見られるほうの心拍を強制的に上昇させるような、どこか艶っぽい吐息と共に彼女は俺を見
上げた。俺の網膜が間違った映像を送ってきてたのか、さっきのように面を伏せることもない。
「あぁいや、その」
 追いついたはいいがうまく言葉が出てこなかった。慌てるとジッパーが締まらないとか、一
気に詰め込んだ食べ物が急には飲み込めないとか、そんな感覚。
 何だろう。朝比奈さんとうまく距離が取れない。今までの俺はどんな風にしてこの人に接し
ていたんだっけ? 北高男子垂涎の的たる現役の天使様と?

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:07:43.70 Os/px3xIO
支援

253:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:07:53.62 WQhC5+ya0
「お水、汲んできますね」
 エサをすくう金魚のように俺が口をパクパクさせていると、朝比奈さんはまた前を向いて階
段を下りてしまった。何となくまた追いかけるのははばかられ、俺は一体どうしてマヌケに廊
下で突っ立ってんだと自分にツッコミを入れて、やるかたなく元来た道を戻る。
 再び部室に入ると、宇宙人姉妹と超能力者トリオによる数年前からそのまんまだったんじゃ
ないかってくらいの静寂が滞留していた。
「あなたの番ですよ」
 古泉は俺がトイレ行ってたような何でもなさで言った。この件には完全不干渉を貫いてるの
か。だとしたら理由は何だ。それとも普通になっていく日常に慣れちまうことを無意識で拒否
してる俺の単なる思い込みか?
 何だか頭が空回ってる感じがして、俺は側頭部をノックして碁石を手に取った。例えば変に
なってるのが俺のほうだったら、こうして見聞きしてるものもすべてダウトなんだから、本当
は何でもないのだと言われてもそこに不思議はない。何が気になってるんだ俺は? 昨日の朝
比奈さんの意外な態度か。それとも卒業式が静なる足音を立てて近付いてきてるからか。
「はぁいみんな!」
 ハルヒがドアを壊さない範囲内で最大の音量を立てつつ登場した。が、今はこいつの傍若無
人な振る舞いが心地いい気すらしてくる。ほら、テスト勉強中ボウリングなんかでストライク
出すような爽快感がさ。
 ハルヒは最短距離で団長机に向かうとスイッチをつけ鞄を放り、そろそろスプリングがイカ
レてもおかしくない勢いで回転式の団長専用椅子に座って、
「みんな。日曜日は春を先取りすべくみんなで市内を巡るから、予定入れたりしないこと」
 いつ決めたんだか知らんが今日は金曜日である。二日前ならば休日に予定を入れるものがい
てもおかしくないが、この二年間異議申し立てを行った人物は皆無で、またそんな急な割り込
みにも誰も何も嫌な顔ひとつしないのは、この団の人員がお人よし揃いなのか無関心揃いなの
か、鈍感揃い踏みなのかは判断しかねる。

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:08:41.51 pz9UC/Qn0
長門は俺の嫁支援

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:08:47.90 n19u4mX30
しえ

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:08:49.68 Os/px3xIO
支援

257:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:08:55.48 WQhC5+ya0
 もはや不思議探しという単語は登場していないが、そこに俺はツッコんだりしない。解って
るのさ。不思議は無理して探し出すまでもないってことを、そこにいる団長様もな。
 そうだ。多くのことはもう過ぎ去った時間の中にある。だからといって俺は後ろ髪引かれた
り未練をのこしたりはしていない。
 じゃぁ何が気になってるんだ? まだ何かあるように思えて仕方ないのはどうしてだ。
「あ、涼宮さんこんにちは」
 急に耳元でお湯をかけられたように驚いた俺は声のしたほうを見た。朝比奈さんが水を汲ん
で戻ってきたところであり、やはり彼女は普段通りに周囲をパステル調に染める笑みを浮かべ
つつ、とことことコンロに近付く。
「みくるちゃんも。明後日はいつも通り駅前に九時ね」
「あ。はぁい、わかりました」
 ハルヒと朝比奈さんの間にいかなる障壁も隔たりも違和も見られない。普段通りに仲良くし
てる二人を眺めていると、いい加減脳内回廊をループするのが馬鹿馬鹿しくなって、俺は肩の
力を抜いて緑茶が振舞われるのを待つことにした。今だけは。

 今年の冬も去年に負けず劣らず寒かったが、それでは体感時間はどうなのかと言うと、心な
しか加速しだしている感じがしていた。いや、毎朝鳥類になっちまうかのような肌寒さにはと
っくにうんざりしていたが、去年と比べてつつがない日々が過ぎていくことに身体は慣れ、頭
は何かを主張している。
 このままでいいのか。
 帰りの坂道を二人組みの三両列車のようにして下りつつ、これがこのまま終着駅へ入線する
ことを拒んでいる俺がどこかにいるのだった。
「それじゃあね、明後日遅刻しないこと!」
 ハルヒが乾いた空気を存分に振動させて今日を終える挨拶をする。

258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:09:54.83 Os/px3xIO
支援

259:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:09:56.93 WQhC5+ya0
「はーい」
 にこにこと朝比奈さんが手を振って、
「それでは日曜日に」
 古泉がそつなく返答し、
「……」「……」
 無言のハーモニーを供として姉妹が顎をわずかに引き、
「キョン?」
「……ん」
 俺だけが残されていた。ハルヒが瞳越しに宇宙塵の観察でもしてるような眼差しを俺に向ける。
 他団員も同様に、セリフを忘れた役者を見る共演者の眼差しを一点に集める。
「あぁすまん、たまには一番乗りしてやるとも」
「どうだかね。何度聞いたかしら、その文句」
 それこそ何度やったか解らないハルヒとの痴話も耳を素通りしそうになる。
「それじゃ解散!」
 待ってくれ。と、喉元まで言葉が出かかった。
 いっそのこと声になってくれたほうがよかったかもしれない。


「キョンくんお風呂あいたよ」
 目に映るのは天井。耳に入ってきたのは妹の声。
「んー」
「キョンくん? どしたの?」
 さあな。俺にも解らん。
 俺は寝返りを打って本棚にぶしつけな視線を送る。
「お風呂、入んないの?」
 卒業といえば、他ならぬこの妹も間もなく小学校を巣立つのである。本当にいつの間にか、
身長が何センチか伸びたようだし、心なしか口調が以前より落ち着いているし、無闇に俺の
部屋に押し入ったりすることがなくなってきた。

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:10:53.46 Os/px3xIO
支援

261:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:10:59.24 WQhC5+ya0
「シャミ、キョンくんほっといてあたしと遊ぼう?」
 俺の足許で南国風の毬藻と化していたシャミセンを抱き上げた妹は、それきり何を言うでも
なくドアを閉めて出て行った。
「あぁもう」
 俺は飛び起きると上着を羽織って、部屋を出る。隣のハンガーに引っかかった先輩特製のマ
フラーに一度手が伸び、やがて空をつかんで下ろされた。

 真冬の夜はわざわざ寒いと感想を漏らすまでもなく、いややっぱり寒いもんは寒い。
 わずかにでも吐いた息は水分を早速と白い色に変えてたちまち消え、街灯が心細い抵抗を見
せる見慣れきった住宅地は闇の成分が濃く感じられる。
 何しに出てきたんだと即行セルフツッコミを入れ、すぐに引き返すのは馬鹿の右肩に小さく
算用数字の二を書き入れるようなものだと思い、とりあえず近場のコンビニまで歩くことにす
る。真冬の夜に散歩するような人物は決まって頭がどうかしている人間であり、俺は紛れもな
くどうかしているのだった。
 結局何も装備をしていない首周りから容赦なく冷気が入り込む。そりゃ九時近くともなれば
朝に向けて空気は冷え続ける一方で、見上げると天蓋には感嘆の呟きが漏れそうになるくらい
星が散りばめられていた。
 雰囲気的に、古泉が街灯のどれかからひょっこり現れてもおかしくなかったし、むしろ俺は
そんな展開を望んで外に出たのかもしれなかったが、あいつが俺の願望どおりに登場したこと
など今まで一度もなく、かと言ってテレパシーのごとく駆けつけられても体感温度が四度ほど
下がることもまた請け合いだったので、俺は沈黙と孤独による無為なそぞろ歩きを続行する。
 モノローグするまでもなく、歩けど歩けど夜の街は静かだった。前進することしか知らない
歩兵よろしく、しかし前に進んでるという心境にもならず俺は歩き続け、
「何やってんだ、俺は」
 気づけば駅前の変わり者専用ベンチがある公園まで遠路を踏破してしまっていた。
 現在の心理状態を如実に物語る到達地点であり、またここに来たのは数ヶ月ぶりであった。

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:11:59.28 Os/px3xIO
支援

263:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:12:32.92 WQhC5+ya0
 一体何がしたいんだ。この公園は四次元につながる引き出しでもなければ、夜間限定の出会
いを求める癒しのスポットでもない。そんな無人の敷地に立つ俺はアホ以外の何者でもなく、
今すぐ引き返して風呂に入って寝るべきだと理性が今さらのように主張した。
 が、意に反して身体は出勤帰りに屋台に立ち寄るサラリーマンのごとく園内に向かい、ベン
チはいくつもあるのに座ったのはかつて長門有希と待ち合わせ朝比奈さん(小)を起こし朝比
奈さん(大)と何度か話した指定席だった。
 未成年でなくとも煙草を吸うつもりなんぞないが、状況的にマッチを擦るカットだろうと思
った。……せめて缶コーヒーでも買ってくるかな。
 などと思って首を巡らせると、遥か左方より誰かのものと思しき影が近付いてくるのが解っ
た。さて何者だろう。こんな人もまばらな真冬の公園を散歩する奇特な野郎は。
 奇特ではなく奇怪だったりしたら即行逃げようと思いかけた時、どうやら人影は一人でなく
二人であるらしいことに気がつき、やがてシルエットが輪郭をはっきりと浮き立たせ、
「長門……?」
 姉妹が季節はずれの亡霊めいた雰囲気で歩いてきた。それぞれ両手にコンビニかスーパーの
ビニール袋を持って、制服の上に色違いのダッフルコートを着ている。
 有希と由梨は擬音化できない歩みでもってこちらにやって来て、半歩手前で立ち止まった。
 種類の違う処理を施した瞳がマイクロ単位で揺れ、両者が線対称に首を傾げ、
「……あなたも」
「……散歩?」
 姉妹続けて一つのセンテンスを繰るのだった。
「まぁそんなとこ……つうかそのまんまだが」
 お前ら二人はどうなんだ。「も」って言ったが、こんな真冬に散歩するのか。
 そう言うと有希が眼鏡越しに由梨を見て、妹は袋を掲げて
「買い物のついで」

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:12:59.67 sV7U4Cu/0
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265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:13:05.49 Os/px3xIO
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266:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:13:34.87 WQhC5+ya0

 何ともシュールな光景であった。高校生男子が同級生の姉妹に公園で出くわす、くらいなら、
まだ全国探せばありそうなシチュエーションだが、真冬の夜ともなるとまず他に例は見られな
いんじゃないだろうか。
「今日は天気がよかったから」
 有希が星のひとつを成分分析するかのように見つめて言った。……まぁ、言葉としちゃあな
がち間違ってないさ。晴れてれば散歩したくもなる。
「夜間に女子があんまり出歩くもんじゃないぜ」
 この辺の治安が悪いような話はそう聞かないが、それだってよからぬことをしでかす輩とい
うものは均等にどこにでも現れるだろうしな。この姉妹が世界中の警察官を束にしてかかって
も効かないくらい強いとしてもだ。
 そう言うと有希と由梨は二秒ほど俺を見てから頷いた。
「ごめん」
「解っていた」
 前者が姉、後者が妹。こういう小さなところに違いがあるのであるこの姉妹は。
「あなたも」
 有希が言う。
「あまり長居しないほうがいい。寒いから」
 そうだな。それじゃ早々になるが解散するとしよう。
 有希は再び頷いて立ち上がり、俺と由梨もそのようにする。
「じゃぁな」
 俺が手を振ると、姉妹は来た道と反対、マンションの方角へ歩き出す。
 送るべきか半瞬迷い、その場合晩餐に呼ばれたりするのだろうかと妙な考えが沸いたのでや
めておくことにした。これが朝比奈さんであったりしたら100%送り届けるんだろうけども。

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:14:13.11 Os/px3xIO
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268:to you ◆Etq65eJh4c
07/05/23 23:14:39.07 WQhC5+ya0
 ……。
 また胸中の靄が復活しそうになる。
 遠ざかる微妙に色合いの違うショートカットを見やりつつ、螺旋階段を上り下りしそうにな
る俺に、片方が引き返して戻ってきた。
 黒髪のほう、由梨である。普通に歩いてこちらにやってくる姿を、有希は振り返って何でも
なさそうに見つめている。
 由梨は再び俺の前に来ると、持っていたコンビニ袋をがさがさとやって中から何やら取り出し、
「これ」
 缶コーヒーだった。
「あげる」
 半ば勝手に手が動いて受け取る。……温かい。
「じゃあ」
 それだけ言って由梨は姉の元へと戻っていく。先ほどの俺の心境を読んだかのようなプレゼ
ントより、それ自体を渡してきた由梨が何となく俺を呆然とさせた。
 棒立ちを続けた俺は二人の長門が見えなくなるあたりで我を取り戻して、今だ残るスチール
缶の温度と共に家へと戻ることにした。
「ありがとよ」
 遅すぎる謝辞を言って。



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:15:17.37 Os/px3xIO
支援

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:15:28.80 WQhC5+ya0
今日はここまでです。おかげさまでさるに引っかかりませんでした。感謝いたします。
蛇足おまけURLリンク(up2.viploader.net)
URLリンク(up2.viploader.net)

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:17:43.14 Os/px3xIO
>>270
乙!
全く先が読めないこの展開。
続きwktk!


挿絵GJ!

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:26:41.76 Os/px3xIO
あげほ

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:36:13.67 +QdGaPrK0
保守

274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:39:13.64 yxG4TILBO
ネタはあるかい?

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:40:42.58 pyD2VaaW0
さっきもう上げたでしょ

276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:45:00.85 +QdGaPrK0
「一休さ~~ん」 「は~い」
 チャッチャッチャッチャチャラチャッチャ
 すきすきすきすき すきっすき あ い し て る

ハルヒ「キョン……私ね、実は……」
キョン「分かってる。何も言うな。何も……」

 すきすきすきすき すきっすき 一休さん
 とんちはあざやかだよ いっきゅうひん
 どきょうは満点だよ いっきゅうひん

キョン「プリンが、食べたいんだろ? いいぜ。食わしてやるよ。はい、あーん」
ハルヒ「あ~~ん」

 いたづらきびしく いっきゅうひん
 だけどけんかはからっきしだよ さんきゅうひん

ハルヒ「おいしいわ」
谷口「よおよお、お二人さん。熱いねえ」
キョン「た、谷口!」

 あ~~~あ あ~~~あ

谷口「ナ ム サ ン ダ !」
キョン「うるさいよ、お前」

 とんちんかんちん とんちんかんちん
 気にしないー 気にしないー 気にしないー

古泉「よそでやってくれませんか?」

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:45:36.04 yxG4TILBO
いや、別の人。被ったら書きづらい

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:46:23.44 n19u4mX30
そこはにょろ~んで(ry

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:48:20.07 pyD2VaaW0
あ 普通に返された…
こっちこそごめん。言い方がちゅるやさん風だったからつい…

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:49:58.33 //KSL2Ys0
にょろーん

281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:50:05.41 WjPsGxToO
少し休めばいいと思うよ

282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:51:57.74 //KSL2Ys0
実際ここ2日ほどずっとVIPに篭ってるよなw
そろそろ勉強しろwwww

283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:53:07.06 yxG4TILBO
学校行ってないもの…

284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
07/05/23 23:56:54.51 WjPsGxToO
>>283
行きなさいよ……


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