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「福島原発は欠陥工事だらけ」 担当施工管理者が仰天告白
週刊朝日2002年9月20日号配信
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福島第二原発の3号機のポンプ事故(89年)後、菊地さんは、6号機の配管も、「全部めちゃ
くちゃだから直すように」と東電本社に直訴した。東電からは一部主要な配管は替えたものの
「ほかはちゃんと見ているから、安全です」という答えが返ってきたという。
東海第二の試運転を前に国の検査があった。だがその前日、電気系統がトラブルを起こし、使え
なくなってしまったという。試験当日は国の検査官を前に、作業員が機械の前で手旗信号で合図し、
電気が通って機械が作動しているように見せかけた。それでもしっかりと「合格」をいただいた
というのだ。まるでマンガのような話だ。本当に、おかしなことを挙げていけばキリがないようだ。
「いかに国の検査が形式的でいい加減なものかということがわかるでしょう。何よりも問題なの
は、いい加減な検査を受けた原発が、いま現在も動いていて、国が安全だとお墨付きを与えてい
るということなのです」
今回の損傷隠しのきっかけは、2年前のGEIIの元技師による内部告発だった。原発に関する
内部告発は、じつは14年前にもあった。
現在、科学ジャーナリストの田中三彦さん(59)がメーカーの不正な工事過程を告発したのだ。
しかし、告発からわずか数日後、東電と日立製作所、そして通産省までもが、
「問題ない処置だった」
と口をそろえ、またもや得意の"安全宣言"を出した。