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スクエニ社の交渉態度が悪質?大阪府警は「無断使用」と判断
URLリンク(www.sankei.com)
「キャラクターの引用にすぎない」。
大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」の抗弁に対し、大阪府警が出した結論は
「無断使用」だった。知的財産の管理が重要視される現代、著作権は厳格な取り
扱いが求められることを示したといえる。
きっかけは昨年6月、漫画「ハイスコアガール」にアニメ化の話が持ち上がったこと
だった。ゲームソフト販売・開発会社「SNKプレイモア」はこの時点でキャラクターの
無断使用を把握。今年2月に両者の話し合いの場が持たれたが、3月、SNK社は
「刑事告訴を含め、しかるべき法的措置を検討する」という通知書を送るに至った。
一方、スクエニ社は「著作権法上の引用にあたる」と反論。
著作権に詳しい桑野雄一郎弁護士は「(SNK社が)刑事事件化を求めたのは、それ
だけ交渉態度などが悪質だと受け止めたのだろう」と推測する。また書類送検された
16人のうち、スクエニ社の一部社員らは以前から、許諾を取っていないのを気付いて
いたとされる。