FFDQバトルロワイアル3rd PART18at FFFFDQバトルロワイアル3rd PART18 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト272:名前が無い@ただの名無しのようだ 14/06/24 06:07:24.19 12vFBiDi0 新作乙です 空飛ぶあの方の着地地点候補が増えてしまった >ひそひ草 たしかに、祠のメンツが持っていた方がいい気はするな だが城の状況考えると、片割れは応答無くなった時点で消滅しててもおかしくないんだよな 273:前進と後退の逃避行 1/7 14/06/25 17:44:30.67 5NpPfvjw0 草原がざわりと音を立てる。 夜の闇さえ存在しない地の底にも風は吹くのか。 それとも、睨み合いを続ける男達の気迫に、草といえども身じろぎをせずにいられなかったのか。 赤い羽帽子に水色の髪の賢者、セージ。 青いバンダナに銀の髪のトレジャーハンター、ロック。 今まさに剣を交えんとする彼らの目的は、その実同じ、殺し合いを強いる魔女への叛意。 歯車さえかみ合ったなら、仲間となることも出来ただろう。 ――それを知るのは、現実には存在し得ない盗賊だけだったが。 「ピオリム!」 セージの中に居る『フルート』の人格が、落ちた速度を補うべく倍速の呪文を再び唱える。 同時に表に出ている『アルス』の人格が、陸奥守を振りかざし間合いを詰める。 常人には不可能であるはずの二回行動、けれどロックはうろたえない。 ロック自身も魔石を用い、時空魔法の最高峰であるクイックを習得している身だ。 『賢者という職に就く者は魔法を極めている』という知識もある。 多重人格という異常こそ見破れずとも、連続行動それ自体は予測の範疇。 真に警戒すべきは、そこから派生する戦術の方だ。 そう考え、魔法を詠唱していたロックは、あえて身を躱さずににクリスタルソードを構える。 手傷を負うことになったとしても、一刻も早く魔法を完成させるためだ。 「リフレク!」 あらゆる魔法を反射する光の壁が、ロックの眼前に出現する。 「うおおおおおおおおおお!」 一拍遅れて『アルス』の叫びが轟き、踏み込みと同時にすらりと伸びた刀身が振り下ろされる。 脳天を狙う剣閃に、ロックは 「ふっ!」 と短い雄叫びを上げ、腰を落としながらクリスタルソードを跳ね上げた。 ギィン、と澄んだ金属音が周囲に響き渡る。 「ぐぅううううううううッ!」 セージの体を動かすアルスの人格は、ぎりぎりと歯噛みをしながらも、両腕に力を込める。 それでも所詮は非力な賢者の肉体だ。いくら扱い慣れぬ騎士剣を握っているといえど、腕力の絶対量が違う。 ロックが打ち負ける道理はない――はずだった。 「――バイキルト」 「ッ!?」 急激にセージの腕力が増す。 分裂した精神の影に隠れた『セージ』本来の人格が、攻撃力を倍加する呪文を唱えたのだ。 あらゆる悪を断罪する勇者アルスの剛剣を再現するために。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch