14/06/24 06:07:24.19 12vFBiDi0
新作乙です
空飛ぶあの方の着地地点候補が増えてしまった
>ひそひ草
たしかに、祠のメンツが持っていた方がいい気はするな
だが城の状況考えると、片割れは応答無くなった時点で消滅しててもおかしくないんだよな
273:前進と後退の逃避行 1/7
14/06/25 17:44:30.67 5NpPfvjw0
草原がざわりと音を立てる。
夜の闇さえ存在しない地の底にも風は吹くのか。
それとも、睨み合いを続ける男達の気迫に、草といえども身じろぎをせずにいられなかったのか。
赤い羽帽子に水色の髪の賢者、セージ。
青いバンダナに銀の髪のトレジャーハンター、ロック。
今まさに剣を交えんとする彼らの目的は、その実同じ、殺し合いを強いる魔女への叛意。
歯車さえかみ合ったなら、仲間となることも出来ただろう。
―それを知るのは、現実には存在し得ない盗賊だけだったが。
「ピオリム!」
セージの中に居る『フルート』の人格が、落ちた速度を補うべく倍速の呪文を再び唱える。
同時に表に出ている『アルス』の人格が、陸奥守を振りかざし間合いを詰める。
常人には不可能であるはずの二回行動、けれどロックはうろたえない。
ロック自身も魔石を用い、時空魔法の最高峰であるクイックを習得している身だ。
『賢者という職に就く者は魔法を極めている』という知識もある。
多重人格という異常こそ見破れずとも、連続行動それ自体は予測の範疇。
真に警戒すべきは、そこから派生する戦術の方だ。
そう考え、魔法を詠唱していたロックは、あえて身を躱さずににクリスタルソードを構える。
手傷を負うことになったとしても、一刻も早く魔法を完成させるためだ。
「リフレク!」
あらゆる魔法を反射する光の壁が、ロックの眼前に出現する。
「うおおおおおおおおおお!」
一拍遅れて『アルス』の叫びが轟き、踏み込みと同時にすらりと伸びた刀身が振り下ろされる。
脳天を狙う剣閃に、ロックは
「ふっ!」
と短い雄叫びを上げ、腰を落としながらクリスタルソードを跳ね上げた。
ギィン、と澄んだ金属音が周囲に響き渡る。
「ぐぅううううううううッ!」
セージの体を動かすアルスの人格は、ぎりぎりと歯噛みをしながらも、両腕に力を込める。
それでも所詮は非力な賢者の肉体だ。いくら扱い慣れぬ騎士剣を握っているといえど、腕力の絶対量が違う。
ロックが打ち負ける道理はない―はずだった。
「―バイキルト」
「ッ!?」
急激にセージの腕力が増す。
分裂した精神の影に隠れた『セージ』本来の人格が、攻撃力を倍加する呪文を唱えたのだ。
あらゆる悪を断罪する勇者アルスの剛剣を再現するために。
274:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 17:45:22.34 FEuhwplqO
275:前進と後退の逃避行 2/7
14/06/25 17:52:07.32 5NpPfvjw0
「くっ!」
このままでは押し切られると判断したロックは、素早く手首をひねり剣を傾ける。
力の流れを変えられた薄刃は、つややかな水晶の表面を滑り落ち、勢いが余ったのか草を薙ぎ祓いながら地面に突き刺さった。
その機を逃さず、ロックは飛び退いて距離を取る。
「チッ……フルート、セージ、援護を!
ピオリム! スカラ!」
セージは舌打ちをしながら、傍から見ればわけのわからぬ一人芝居を繰り広げる。
だが言動はともあれ、その作戦は理にかなったものだ。
壁状に広がった光を見てマホカンタと同義の呪文と判断し、『アルス』による接近戦を軸にするため、速度と防御を上げる。
見よう見真似の拙い剣術であっても、パワーとスピードを兼ね備えていれば十分な脅威となる―
それはロックも知悉していることだ。
ギードがかけたスロウの効果も、上昇補正に相殺され、失われつつある。
なればこそ、ロックが取る戦術は一つ。
魔法で強化するというのなら、その魔法を解除してしまえばいい。
「デスペル!」
波動がセージの体を包み込み、重ねがけされた呪文の効果を全て消し去る。
「なっ……凍てつく波動だと!?」
彼の世界では大魔王にしか出来なかった所業を、こうもあっさりと使われては、『アルス』といえど動揺を隠せない。
そしてその隙を見逃さず、ロックは次の魔法を唱えながら距離を取る。
「くっ!」
『アルス』の人格はおろか、『セージ』の知識をもってしても、ロックが使う魔法系統とその効力を見破ることはできない。
世界が異なる以上当然の話なのだが……相手の行動が予測できないという事が、戦闘時において、それがどれだけ不利か。
それだけは『アルス』にも理解できる。
虚構の勇者は苦し紛れにナイフを投げ、ロックの動きを牽制しようとする。
だが本来接近戦を得意とするロックにとって、狙いの甘い一投など簡単に撃ち落とせるものだった。
「ピオリム~!!」
わずかに遅れて『フルート』の呪文が完成するが、それが効果を発揮するよりも早く、
「ストップ!!」
ロックが紡ぎ上げた時間停止魔法が、セージの体を絡め取らんとする。
しかし賢者として神に選ばれたほどの男が、他人の呪力になすすべもなく縛られるはずもない。
「はぁっ!」
戸惑う『アルス』を押しのけた『セージ』は、タイミングを見計らい、気合と共に僅かな魔力を放出する。
術式の完成そのものを阻むことで、ストップをレジストしたのだ。
物理的な回避行動や魔法発動後の効果抵抗とは異なり、そこには一切の隙が存在しない。
「『アルス』を傷つけさせはしない……」
体勢を崩さぬまま、『セージ』はロックをねめつけ―すぐに『アルス』に交代する。
「『セージ』のためにも、勇者の力、見せてやる!」
己が虚構の存在であることに未だ気付かぬ幻想の勇者は、敵を切り伏せんと大地を蹴る。
「くそっ、わけわかんねーことばっか言いやがって!」
ロックはバックステップで距離を取りながら、苛立ち交じりの愚痴をこぼす。
伸びた草に隠れてはいるが、その脇腹と左足からはじわじわと血が滲み出していた。
この世界において、回復魔法の効力は大きく制限されている。
いかに卓越した魔力を持つギードがケアルガを唱えたところで、これほど派手に動けば、傷口が開くのも当然だ。
276:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 17:53:11.40 FEuhwplqO
277:前進と後退の逃避行 3/7
14/06/25 17:57:46.73 5NpPfvjw0
(少し早いけど、潮時か……?)
放送まで休息を取っていたとはいえ、ロックは城から吹き飛ばされた時に、クイックを唱えてしまっている。
さらにリフレク・デスペル・ストップと、中位から高位の魔法を連発している。
このまま消耗戦にもつれこんでしまえば、逃げ出す事も難しくなるだろう。
ロックはとび色の瞳で周囲を見回す。
ギードの姿はもう見当たらない。
鈍重そうな外見で老齢であるとはいえ、大人をかついで若者に歩調を合わせるぐらいの能力を持っているのだ。
稼いだ時間は数分程だが―
(こいつもこんだけ魔法を連発してるんだ。
疲れてきてるはずだし、そう簡単にギードには追いつけないだろ!)
そう判断し、ロックは痛みをこらえながら、魔力を振り絞り詠唱を始めた。
だが―ロックは重要な点を見落としていた。
似たような効果の魔法であっても、魔力消費が同じとは限らないのだ。
「ピオリム! ……バイキルト!」
素早さを引き上げるピオリムに、攻撃力を倍加するバイキルト。
ロックの世界においては、上級魔法であるヘイスガやブレイブに準ずる効果であっても―
セージにとって前者は低位の僧侶呪文であり、後者は中級の魔法使い呪文に過ぎない。
ましてそれらを行使しているのは魔法使いから賢者の道を歩んだ男なのだ。
連発しても消耗は微々たるものだし、例えあと数回打ち消されたところで、その都度唱え直す余裕さえ残っている。
「観念しろ、魔女の手先ッ!」
積み重ねたピオリムによって、ロックとセージの速度はまたもや逆転している。
矢のように奔る『アルス』の剣が間合いに入るまで時間は要らない。
横に薙いだ刃がロックの服もろとも腹の皮を切り裂く。
致命傷には程遠い一撃だが、次に放つ攻撃は確実にロックの急所を捕え、命を狩りうるものになっただろう。
―『アルス』が本物のアルスであったならば、だが。
カタナは刀身が細く、薄く、反身で片刃という特徴を持つが故に、扱いがきわめて難しい武器の一つだ。
最上級の業物である陸奥守といえど、例外ではない。
それでも勇者アルスであれば、かろうじて使いこなせただろう。
ジパング生まれの鍛冶師が鍛え上げた王者の剣は、直刀両刃といえ、カタナに通じるバランスを持っているからだ。
けれど、セージは決してアルスではない。
王者の剣を持つ資格などなく、そもそも剣の戦闘を好まなかった彼が、この日初めて持ったカタナを―
陸奥守をまともに使えるわけがない。
不慣れで未熟な者が、"手を返し、流れるように切り付ける"といった侍の所作など出来はしない。
故に、ロックを斬るために、セージは剣を構え直さねばならなかった。
真の勇者ではないが故に必要となってしまった、その無駄な動きが、ロックの命を繋ぐ時間を生む。
278:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 18:00:20.32 FEuhwplqO
279:前進と後退の逃避行 4/7
14/06/25 18:06:25.19 5NpPfvjw0
「ストップ!」
それが先ほどの魔法だと気付いた『アルス』は、今度は自発的に『セージ』に交代する。
『セージ』もまた当然身構え、打ち消しに挑む。
だが。
(……?)
『セージ』はすぐに異変に気付いた。
発動したはずの、すぐに自分を襲ってくるはずの魔力が、一切感じられないのだ。
一体、何故?
理解できないという焦りと困惑が、『セージ』の思考を混乱させる。
そして、それを見計らったかのように―突如発生した時間停止の縄がセージを縛り上げた!
「!!」
抵抗しようとしたところで、最早間に合わない。
止まった時に捕らわれて、セージの動きが凍りつく。
「へへっ……上手くいったぜ」
ロックはニヤリと笑いながら、腹を押さえ、走り出した。
ロックが仕掛けたのは、俗に言うデルタアタック戦法。
リフレクをかけた自分自身に魔法を唱え、反射した魔法を相手にぶつけたのだ。
これは本来"一度反射した魔法が反射されないことを利用し、相手のリフレクを貫通するためのテクニック"である。
しかしセージが使ったレジスト方法は、魔法発動時にタイミングを合わせて打ち消すという技術だった。
ならば逆に、"魔法発動のタイミングをずらせばセージのレジストを無効化できるはずだ"と、ロックは読んだのだ。
そして、ギャンブルのごとき試みは見事に成功した。
上手くいけば一分近く、セージの認識と行動を止める事ができるだろう。
(―けど、な)
ロックの脳裏を過ぎった楽観的な希望を、左足の痛みが打ち砕く。
与えられたわずかな時間で、セージから完全に逃げ切った上でギードと合流できるだろうか?
自問自答してみたところで『NO』という言葉しか出てこない。
ギードが逃げた方角はセージも知っている。
それにストップで時間を止めたといっても、既にかかっている強化魔法を解除したわけではない。
むしろ速度を上げられていた分、ストップの効果そのものも相応に短くなってしまうはずだ。
280:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 18:06:37.57 FEuhwplqO
281:前進と後退の逃避行 5/7
14/06/25 18:09:32.76 5NpPfvjw0
「うーん……やっぱ、仕方ねえか」
ロックは一人ごちながら、進路を南へと変えた。
ギードとは全く違う方向に逃げれば、セージがどちらを追うかで悩んだり、ギードを諦めてロックを追ってくる可能性が生まれる。
そうなればギードが無事でいる確率はぐんと上がる。
また、『即座にストップが解けて迷いなくロックを追われる』という状況にさえならなければ、ロックも逃げ切れる自信があった。
地形的には一本道の袋小路であるが、何せこの世界は背丈の高い茂みだらけだ。
血痕を残さないよう、必要以上に草を踏みしだかないように気を付ければ、環境に紛れて潜伏することも難しくない。
(俺だって何も知らずに死ぬのはごめんなんだ。
追ってくるのは歓迎するけど、絶対に振り切ってやるぜ!)
仲間のため。無駄に自分の命を捨てぬため。
そして何より、生き抜いて真実を見つけるという己が目的のために。
苦痛を堪え、ロックは闇の世界を走り抜ける―
【ロック (HP7/8、MP2/3、左足負傷、軽度の疲労)
所持品:キューソネコカミ クリスタルソード 魔石バハムート、皆伝の証、かわのたて
死者の指輪、レッドキャップ、ファイアビュート、2000ギル
デスキャッスルの見取り図
第一行動方針:セージから逃げ切る
第二行動方針:ギード、リルム達と合流する/ケフカを警戒
基本行動方針:生き抜いて、このゲームの目的を知る】
【現在位置:デスキャッスル南西の茂み(分かれ道のあたり)→南へ移動】
282:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 18:09:47.82 FEuhwplqO
283:前進と後退の逃避行 6/7
14/06/25 18:14:03.05 5NpPfvjw0
「くそっ……!」
セージのストップが解けたのは、およそ40秒後だった。
当然ながら、ロックの姿は既に見当たらない。
さらに補足すれば、彼の認識は魔法に捕らわれた時点で途切れているため、
一体何分間動きを止められていたのかすら判別できない。
落ち着いて冷静に耳を澄ませれば、逃げ行くロックの足音を聞き分けることもできたかもしれないが……
そんな精神的余裕は、彼には無かった。
「くそっ、くそっくそっ!
魔女の手先が、卑怯な真似をッ!」
(………)
歯噛みする『アルス』―
その陰で、セージの中に未だ残る人格『ローグ』は、ロックの事を思い返していた。
己が半身達が散々殺意を向けていても、とび色の目に敵意が宿ることはついぞなかった。
あくまでもセージを殺める気は無く、先にこの場を離れた同行者が無事に逃げ延びるまでの時間稼ぎに徹する。
そんな彼と、今のセージ。
『勇者の仲間』に相応しいのがどちらかなど、問うまでもない。
(……いっそ、殺してくれりゃいいんだ)
『ローグ』の呪詛は、誰にも伝わらない。
正気の断片である彼の言葉は良心の呵責に他ならないというのに、半身達は誰も耳を傾けない。
(それもそうだろうな)
と、『ローグ』は自嘲する。
そうしたところで何も解決できないとわかっていても、そうすることしか出来ないのだ。
昼間に見た夢―死してなおセージの心を守ろうとしたギルダーとビアンカの願いも、届かなかった。
ギルダーを、ビアンカを、ジタンを、タバサを、共に過ごした時間はおろか出会った事すら忘れ。
本物のローグを、本物のフルートを、本物のアルスを、生きていると思い込むために、『別人格』という形で偽物を作り上げて。
そして襲ってきたという理由でフィンを、魔物と同行していたという理由でプサンの仲間であろうロックを殺す。
誰も守れなかった無力な自分を、縋る相手すら居ない孤独な自分を否定するために、過去を知る者を消す。
この世界には全てを見守る精霊神は居らず、死者を甦らせる呪文も意味をなさない。
街も城も大地さえもたった一日で跡形もなく壊れ、死体すら残らない。
こんな状況で現実を定義できるのは、生存者の言葉だけだ。
そう、極論すれば―
"セージ以外の語り部がいなくければ、セージが信じる現実こそがただ一つの真実だ"。
そして遠からず、『アルス』と『セージ』はその歪んだ結論に行きつくだろう。
"魔女の手先を倒す正義の勇者一行"という名目で、己を正当化しながら。
(……どうしようもねえよ)
『ローグ』は首を横に振り、ゆっくりと目を閉じた。
他の『偽りの仲間』と異なり、ただ一人彼だけはセージが経験した全ての記憶を保持している。
セージにとって、極めて都合が悪い現実を知っている。
それ故に"遅かれ早かれ自分は消されるだろう"という確信があった。
それを為すのが『セージ』か『アルス』か『フルート』か、別の代替人格かはわからないが。
284:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 18:14:14.34 FEuhwplqO
285:前進と後退の逃避行 7/7
14/06/25 18:16:57.34 5NpPfvjw0
(なんでこうなっちまったんだろうな……)
『ローグ』が考えたところで、答えなど見つからない。
―もしも彼に相談相手が居れば。
そしてその相談相手が【闇】とかつての魔女の目的を知っていたならば、話は別だっただろうが。
【闇】。それはこの殺し合いの世界に溢れる不可視のエナジー。
死者の無念と魔女の思念が生み出した不純物。
セージも、彼の中にいる『アルス』と『フルート』の人格も、
最も正気に近い『ローグ』でさえも気付いていないが、それは確かに存在している。
弱き心を穢し、侵す、猛毒として。
"自分以外の全存在を時間圧縮によって否定することで、忌まわしき過去と運命を消し去る"
それが魔女アルティミシアが長年抱いていた目的だった。
黒いクリスタルによって復活し、仮面の男との記憶を取り戻したところで、死の運命もろとも世界を拒んだ感情は消えない。
漏れ出てた憎しみは魂の残滓と結びつき、【闇】となり、そして今セージの身体と精神を蝕んでいる。
常軌を逸した現実逃避と、そこから生じた異常な攻撃性は、その結果だ。
決して、セージという男に元から狂人となる素質があったわけではない。
けれど『ローグ』には、そんな外部要因があることなど知る由もない。
ただ仲間の死と己が無力さに打ちひしがれ、一人で気が触れた挙句、
悪人どころか罪なき人間まで身勝手極まりない理由で殺そうとしているようにしか見えない。
それなのに、そんな救いようのない愚者が自分自身であるということだけは認識してしまっている―
(俺は……何のためにここにいるんだ……)
せめて『セージ』の足を引っ張ってロックに有利になるように立ち回ることができたなら、ここまで無力感に襲われることもなかっただろう。
だが、そんな真似さえできなかった。
二度目のストップが通じたのは、ロックの小細工があったからこそ。
"自分が唱えた呪文は反射できない"マホカンタと、"自分が唱えた呪文を敵に向けて反射できる"リフレクの差が、セージの認識を潜り抜けた結果だ。
ロックが何の工夫もしなければ、『ローグ』の願いなど顧みられることもなく―セージは、確実に相手を殺していたのだ。
(もう、救われなくてもいい……
だから誰か、俺達を―……俺を、殺してくれ……)
セージという男に残された無力な良心の嘆願は、しかし、誰に聞き入られることもない。
彼自身たる欠片達にさえも。
【セージ(MP1/2、多重人格)
所持品:ハリセン、ナイフ、ギルダーの形見の帽子、イエローメガホン
英雄の薬、厚手の鎧、般若の面、釘バット(FF7)、グラディウス、聖なるナイフ、マテリア(かいふく)
陸奥守、マダレムジエン、ボムのたましい
基本行動方針:『アルス』:ロックとギードを殺す/魔物や悪人を倒したい/城へ向かいたい
『ローグ』:セージに死んでほしい
『フルート』:皆と一緒にいたい/城へ向かっているつもり
『セージ』:特にない/『アルス』の意見に従う
最終行動方針:『ローグ以外共通』:みんなと一緒に魔女を討伐する、目の前の状況に対処】
【現在位置:デスキャッスル南西の茂み(分かれ道のあたり)】
286:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 21:56:20.98 ASHVmfoY0
うお!?わずか3日で新作が!?乙です!
ロックが予想以上に健闘してるな…まさか魔法でセージを出し抜くとは思わなかったわ
しかし、裏フルート無しだとセージはここにきてガッカリマーダーになりかねんなw
287:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/25 23:13:06.45 q0rlt+530
乙です乙です!ラッシュ期到来か?
いろんな設定が存分かつ細やかに活かされていて、短い場面ながら濃密な話だった。
ロックは南に向かったってことは、南西の祠組に合流かな?(誰かが空から降ってこなければ)
もうどうしようもない所まで崩壊してしまったセージが、いまだにギルダーの帽子とかハリセンとか持ってるのがなんか泣ける
288:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/28 23:39:55.12 3B+5r2X30
乙
289:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/06/29 17:27:53.84 MfUzizOD0
ドラクエモンスターズスーパーライトの招待コードです!
招待コード入力で最高ランクのssゲット!!!!
招待コード w573VLs8
290:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/07/04 08:06:26.21 XCmLqUvXO
乙
班長の胃が痛くなりそうな展開が続く……
291:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/07/05 19:01:29.54 ZWWY3aPuO
乙です
班長の場合は眉間の皺が増えそうだ
ゲーム的な事は置いといてロックは遊撃や撹乱ポジションが活きるからな
流石盗トレジャーハンター
292:名前が無い@ただの名無しのようだ
14/07/12 11:03:09.38 DggxIyKf0
乙~