15/07/27 20:43:19.81 4XELnlbo.net
■インスリンとグルカゴンの同時分泌
代表的な機会は、以下の2通り。
ひとつは、BCAAなどのインスリン分泌刺激作用を持つ特殊アミノ酸を食べたとき。
糖の移動は、肝貯蔵グリコーゲン →(末梢血を介して)→ 骨格筋グリコーゲン。
もうひとつは、血糖が下がって諸臓器(主に脳)へのエネルギー供給が不足してきたとき。
インスリン基礎分泌で血糖消費 → 血糖下がってきた
→ コルチゾール分泌 → グルカゴン分泌 → 肝糖新生亢進
このとき、肝アミノ酸プールに糖原性アミノ酸が満ちていれば、肝内だけで糖新生が進む。
肝アミノ酸プールが干上がっているときは、筋を異化して糖原性アミノ酸を肝に輸送する。
糖新生の原料(糖原性アミノ酸)の移動は、骨格筋 → 肝臓。
筋肉が溶かされるので、筋肉痛、倦怠感、脱力感などが起こる。